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初めての赤ちゃん

 お子さんの良いところはどこですか?
 かわいいっ!と思う時ってどんな時ですか?

 赤ちゃんは生まれながらにして、それぞれの個性を持って誕生します。
 激しく泣く子・穏やかな子・よく眠る子・眠りが浅くてぐずることの多い子・気性の激しい子 等など、それはもって生まれた気質であり個性であると言われています。

 赤ちゃんが誕生するとよく「どっちに似ている」なんて言いますね。
 ご両親の良いとこ取りをして生まれてきた子もいるでしょう。あまり似て欲しくないところが似ちゃったなんて言いながら、それがまた逆に愛しかったり。でもみんな可愛い。

赤ちゃん

生まれてきてくれただけで、愛おしく大切な存在です。
 赤ちゃんは、愛されるために生まれてきたのだと言われます。

 さあ、育児が始まります。大人が気持ちよいと感じる場所で 赤ちゃんと生活出来れば最高ですね。

 赤ちゃんと毎日お話してください。よく「まだ何にもわからないのに何を話すの」と言われますが、赤ちゃんはちゃんとわかっています。言葉は出ないけれど動作や表情、声で答えてくれます。愛してくれる人がそばにいると、赤ちゃんは安心して自己表現します。ですから、目覚めている時はやさしく顔を見て話してみましょう。
 おむつを替える時等は、「おしっこ出たかな」「オムツ替えようね」「きれいになったね」「気持ちいいねぇ」等。
 ミルクを飲む時は 「おなかすいたねミルク飲もうね」「おいしいね」「ゴックンゴックン飲んでね」「ごちそうさま」等。
 眠くなった時は「お眠むしようね」「ねんね、ねんね」「いい子、いい子」「起きたらお散歩に行こうね」等。その時、その場に合った愛情のこもった言葉がけなら何でもいいと思います。

赤ちゃん


 周囲の大人たちの優しいまなざし、声、そして抱っこされたぬくもりや、心地よさ、感触は、赤ちゃんの心と身体に刻まれ、やがて第二の個性として育っていきます。
 がんばり過ぎず、焦らず、時には息を抜きながら、赤ちゃんと向き合って下さい。沢山の幸せが見つかる事でしょう。

福祉保健局 少子社会対策部 保育支援課 前澤尚子

※ 当コラムは保育園勤務経験者などの方々に、子育てのヒントとなる小話などをいただいて掲載しています。