4.車いすの選び方(2)
2.利用目的による選び方
旅行や外出など屋外での長距離の移動に用いる場合や、屋内でトイレやお風呂、ベッドへの移動に用いる場合など様々です。一般に長距離の移動には座り心地を重視し、短距離の移動で頻繁に乗り降りをする場合は、乗り降りのしやすさを重視するのがよいでしょう。フットプレートから足を下ろしたとき、足がしっかりと床に着くほうが乗り降りには安全です。





また、車いすのトラブルで非常に多いのは、タイヤの空気漏れやパンクです。
そのため、パンクの心配のないチューブレスのタイヤもあります。
(写真はチューブレスタイヤ)
3.介助量による選び方
介助用車いす

また、介助用車いすを屋外で多く利用する場合、ハンドブレーキまたは、キャリパーブレーキと呼ばれるブレーキを握りの部分に取り付けたほうがよいでしょう。これは自転車と同様に、走行中の車いすの減速や停止をするためのものです。特に坂道の多い地域では、坂道の下りの介助者の負担が大変大きいですし、暴走するととても危険です。標準で装備されている車いすもありますが、多くは追加部品となっています。
ハンドブレーキ

