2.車いすの操作
1.自分で動かす場合
車いすを駆動するには、ハンドリムを手で握り、肘を伸ばす腕の力で駆動輪を回します。
車いすを減速したり停止するには、回転しているハンドリムを強く握り、手との摩擦で制動します。

ハンドリムの後方をしっかり握り、前に押し出すようにして回転させます。
坂道・スロープの場合


レバーブレーキは車いすへの乗り降りの際に、車いすが動かないようにするためのもので、自動車のパーキングブレーキのようなものです。


操作がしやすいように長くしたり、介助の際にじゃまにならないように短くしたり、調節できるものもあります。
2.介助者が動かす場合
車いすを介助して動かすには、介助者は握り(ハンドグリップ)を握り、後方から押して車いすを駆動します。また、段差の乗り越えを介助する場合、ティッピングレバーを足で押え、握りを後下方に引いて自在輪(キャスター)を持ち上げます。




