はじめに
体に何らかの障害があり、その障害の軽減を目的として直接体に装着する福祉用具を義肢・装具といいます。 義肢装具というと皆さんは、余り馴染みがないかもしれません。 治療用のものから、スポーツなどで障害の軽減やパフォーマンス向上を目的とするものなど様々です。私のところに相談に来る方の中には、脳卒中などで手足が麻痺してしまったよう場合も増えています。リハビリテーションに関わる義肢装具はまだ、これからの分野といってよいでしょう。最近ではパラリンピックでの義足のアスリートも話題になっています。義肢や装具についても多くの皆さんに関心をもって頂きたいと思っております。
今回、福ナビでは、義肢装具の基本的な事柄を紹介します。
著者紹介
早川 康之(はやかわ やすゆき)氏
北里大学医療衛生学部 理学療法学専攻 義肢装具士
義肢装具の製作施設で7年間、義肢装具士養成の専門学校で7年間勤務。 大学・大学院で、主に片麻痺者の短下肢装具の適合に関して研究。主に動作解析(歩行分析)の観点から考察を行っている。 (*所属は、執筆当時のものになります)
目次
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平成16年09月24日掲載 |
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平成16年10月01日掲載 |