2.ベッドの構造
介護用ベッドには主に3つの機能があります
背上げ機能
足上げ機能
マット面上下機能
「背上げ機能」「脚上げ機能」のことをギャッチ機能といいます。
特に、マット面の上下機能は、本人のベッドからの移乗や介護者が介護をしやすく調整できるという点で重要な機能であるといえます。

足上げ機能・背上げ機能

マット面上下機能
ベッドの背上げ機能を利用することによって身体が下がってずれてしまいます。そのため、もとの位置に戻して、きちんと座りなおさなければ背中が曲がり、身体に強い圧迫を受けることになります。これは、ベッドの最大の欠点とも言えます。
●ワンポイントアドバイス
マットレス面全体が斜めに傾く(ティルト)機能を備え、身体への圧迫を軽減させるベッドや、寝ていてベッドから落ちやすい人には、ベッドの高さが15cm程度まで下がる低床型のベッドもあります。