1 はじめに
「地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律」が平成26年6月25日に公布されたことに伴い、介護保険法の一部改正が行われました。
その趣旨は「医療と介護を必要とする状態の高齢者が、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、在宅医療と介護サービスを一体的に提供するために、在宅の医療機関と介護サービス事業者の連携を推進」するとのことです。
また、それらを受け、医療・介護を総合的に確保するため、「地域における医療及び介護を総合的に確保するための基本的な方針」が示されました。医療介護の連携は、昔からの課題であり、その円滑な実施のためには多くのハードルがあります。