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● 目次 ●

  • 第2回
    成年後見制度の活用に向けた東京都の取組について(東京都福祉保健局)

※この特集記事は平成18年に掲載されたものです。


<世田谷区成年後見支援センター>
〒154-0004
東京都世田谷区太子堂4丁目3番地1号
電話:03-5429-2211
ファックス:03-5429-2214
http://www.setagayashakyo.or.jp/service/seinen-koken
世田谷線「三軒茶屋駅」から徒歩1分
東急田園都市線「三軒茶屋駅」から徒歩2分
事業所写真
事例
[事例1] これまで精神障害の子どもの面倒をずっと見てきていた親が、急に要介護の状態になったことで、はじめて課題が顕在化したというケースです。担当のケアマネからセンターに連絡がありましたが、地域とのつながりがほとんどなかったため、親族についても把握できない状況でした。子も収入がなく、後見人への報酬も払えないため、センターがこの親の法人後見を実施しました。子も様々なサポートが必要な状況であり、あわせて、親の後見人が子にも対応するようにしています。

[事例2] 90歳代の親と障害をもつ70歳代の子の事例。親は、社協の提供している有償家事援助サービス(介護保険外)を利用していましたが、家事援助者が親の金銭管理に疑問を持ち、地域福祉権利擁護事業のサービスにつなげました。しかしその後、判断能力の著しい低下がみられたため、センターへ連絡がはいりました。

センターの運営を社協が実施していることもありましたが、地域福祉権利擁護事業などのサービスからスムーズに引き継がれたケースです。


相談の多くは地域のケアマネや区のケースワーカーなどからの連絡によるものであり、地域の関係者・機関とも連携をはかりながら対応をすすめています。

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