福祉サービス事業所の働きやすい職場宣言実現について -第3回-
1.はじめに
販売や飲食などの接客業、教師などの教育関係や医師・看護師などの医療職。これらは総じて「感情労働」とされる職業ですが、福祉の仕事も当然この中に分類されます。
対利用者はもちろんのこと、対スタッフ、対上司、対外部関係者等々、業務におけるほぼ全ての時間が人との関わりに終始する福祉の現場は、常に緊張感と隣り合わせです。
そんな中、職員の負担軽減やモチベーションアップのための働きやすい職場づくり推進は、福祉事業所に課されたミッションであるとともに、その追求は翻ってサービスの質の向上に直結しているとも言えるでしょう。
TOKYO働きやすい福祉の職場宣言事業所の一つである当園の取組について、一部ではありますがその内容を紹介させていただきます。