特集:福祉における「経営」を考える

5 経営基盤の確立 その3 財務・コスト

これまでの措置制度下における「決められたお金を、決められたとおりに使い切る」 という発想から、まずはコスト意識を持つという初歩的なところから意識改革を行っていく必要があります。

さらに、財務諸表(貸借対照表・事業活動収支計算書・資金収支計算書)のデータを活用し、経営指標(人件費率・委託率等)を分析することにより、自施設の経営課題を読み取る力が求められます。


ゼロベースでの見積もりなど予算作成手法の工夫・改善
予算執行計画の策定、毎月の収支管理の実施徹底
業務内容に応じた多様な雇用形態の職員の活用
競争入札による物品調達
アウトソーシングの活用
ITを活用した業務の効率化