福祉サービス事業所の働きやすい職場宣言実現について -第5回-
5.まとめ
仕事を継続していく中で、問題や壁に突き当たることが必ずあります。そのような時に問題解決に向けて、解決できる方法について考えを巡らすと思います。そのような考えを巡らす中で大きな比重を占めるのは、自分はどのように考えるのか、相談できる職員の存在や法人の方針はどのようになっているのか、また、働く職場環境はどのようになっているのか、などが大きく関ってくると思います。単純に他社と比較することもできますが、働きやすい職場宣言を通して働く職員の目線で考えることの大切さを知りました。当法人は職員の「幸せ」を常に願っており、職員の人生を豊かなものになるように、これからも目指して行きます。
最後になりますが、本会運営体制の軸「保育の質の確保・向上の中心は人材」であり、職員が安心して保育・学童に従事し常に保育・育成に向かって取り組む姿勢を支え、法人経営が健全に行われていることが不可欠と考えております。適切な保育室整備、職員の動線、必要な備品・玩具等の充実には職員の意見を反映しております。また、職員の経験年数や年齢に応じてバランスよく必要人数を配置することにより、職員の保育への意欲や自己啓発の取り組みを支え保育の質向上へ繋いでおり、更に職員が安心して子どもに接することができるよう社会保障や雇用条件等整備しており、外部・内部研修に参加できる余剰配置職員を採用し、地域子ども子育て実態を共有し、子育て支援連携・情報交換を通して保育技術や知識を確保しております。
