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義肢・装具について

2.装具について

2.装具

装具は、病気や事故などで手足の機能が麻痺するなど、機能障害がある場合に障害の軽減のために用いたり、骨折などの治療のために使用するものです。手足が欠損した場合に装着する義肢(義手・義足)とは区別されます。下肢の機能障害のための靴や、扁平足用の足底板、腰痛用のコルセットなども装具です。また、関節サポーターも装具に含まれます。

関節サポーター(下肢装具・治療用) 装具は装着する部分によって

● 上肢装具(手や腕など)
● 下肢装具(足など)
● 体幹装具(首、胴など)

に分類されます

軟性コルセット(体幹装具・治療用)また、装着する目的により、

● 治療のための治療用装具
● 治療用仮装具(治療のために簡単に使われるもの)
● 更生用装具(治療後に機能障害が残った場合に使用)

にも分けられます。

金属支柱下肢装具(再生用)靴べら式(短下肢装具・治療用)急性期の腰痛症の治療のために用いられるコルセットは治療用の体幹装具、片麻痺の方が外出の際に楽に安全に歩くことを目的に足に装着する装具が更生用の下肢装具となります。 装具は同じ疾患でも治療目的や使用者の身体状況・能力によってさまざまなものが用いられます。義肢と同様に、ご使用に関しては担当の医師にご相談ください。

義肢・装具はご使用される方を中心に多くの医療スタッフと連携を取って医師の指示のもとに、義肢装具士が採型、採寸、適合を行います。お困りの際には、総合病院や整形外科医にご相談ください。近年、リウマチや外反母趾用の靴と称したものが、一般の靴販売店で販売されていますが、必ずしも専門の知識を持った方が適合しているとは限りません。ご購入の際には十分にご注意ください。