車いすの選び方・使い方

1.車いすの種類としくみ

車いすは、大きく分けて手動のものと、電動のものに大きく分かれます。

ここでは、手動の車いすについてお話します。手動車いすとは、人の力を利用して動かす車いすのことです。 手動の車いすには自走用と介助用のものがあります。
自走用車いすは、利用者本人が腕の力などを利用して、車いすを走行するもので、介助用車いすは、介助者が後方から押すことで車いすを動かすものです。
一般的な自走用車いすの構造および各部の名称を図1に示します。

車いす各部の名称
 図 1 車いす各部の名称

いすとして体を支える部分には、以下のものがあります。

(シート)
背もたれ
肘あて
フットプレート(足底を乗せます)
レッグプレート(ふくらはぎを支え足部がフットプレートから後ろに落ちることを防ぎます)
スカートガード(衣服がタイヤに巻き込まれることを防ぎます)


車いすを走行する部分は、以下のものがあります。

駆動輪(移動するときに駆動力を伝える車輪です)
自在輪(キャスター、前輪)
ブレーキ(乗り降りの際にタイヤが動かないようにロックします

駆動輪はさらにタイヤとハンドリム(手でこぐときに持つところ)から構成されます。タイヤの直径は22インチのものが多く、24インチ、20インチのものもあります。介助用車いすはこの駆動輪が16インチと小さく、ハンドリムはついていません。一般に車輪の直径が大きいほうが乗り心地がよく、段差を乗り越えやすいです。

介助するための部分には、以下のものがあります。

握り(介助者が操作するときに使います)
ティッピングレバー(段差などで自在輪(キャスター)を上げるときに、介助者が足で押さえます )


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