
評価機関としての調査結果
調査時に観察したさまざまな場面の中で、調査の視点に基づいて評価機関が選定した場面
午後のリビングに利用者が集まっています。TVに流れるカラオケ映像を見つめたり、歌を口ずさむ人、うつむいている方や、うたた寝をしている方もいます。しばらくすると入浴の時間になり、入浴準備をする職員と入れ替わり管理者がリビングにやってきました。明るい口調で言葉をかけると、皆笑顔になっています。管理者はAさんに入浴を促しますが、Aさんは「お風呂はいい」と入浴を拒否します。「本当に入らないの?」と勧めますが、拒否をするAさんに対し、無理強いせずに、別の方を先に入浴させることにしてAさんの様子を見守っていました。
選定した場面から評価機関が読み取った利用者の気持ちの変化
昼食後のリビングに利用者が集まっています。カラオケ映像を見ながら歌を口ずさむ方、うつむき加減の方やうたた寝をする方もおり、ゆったりとした時間が過ぎています。入浴の時間になり、リビングにいた職員が入浴の準備のため、浴室へ行くと入れ替わりで管理者がリビングに入ってきました。明るくはきはきとした口調でリビングの利用者へ声をかけながら、テキパキと作業を進めています。その様子を見ながらAさんがフフッと笑い出します。「どうしたの?何かおかしい?」と聞く管理者に「何もおかしいことはないけどおかしい」とAさんは笑顔で答えます。管理者がAさんに「じゃあ〇〇さんお風呂行きましょうよ」と入浴を促しますが、「お風呂はいいのよ」と入浴を拒否します。そのあともお風呂に誘うよう声をかけますが、入りたくないAさんに対して管理者は無理強いせず、「じゃあ〇〇さん先に入りますよ」と別の方を先に入浴させることをAさんに確認していました。Aさんは入浴は拒否するものの、終始笑顔で管理者とコミュニケーションを取っており、とても楽しそうな様子が見てとれました。日頃からの良好な関係性が窺われ、管理者との信頼関係ができていることが窺われました。
「評価機関としての調査結果」に対する事業者のコメント
弊社では、利用者一人ひとりがしたい事を尊重できるように職員が日々配慮しています。利用者が楽しいと思える環境を作る為には、まず職員自身も楽しめるよう工夫をするよう指導しております。
その方にあった支援は人それぞれ違いますが、共同生活を通じた楽しみ方として「みんな何をしたいですか?」と声掛けをして、ニーズに合ったレクリエーションや外出を提供するように心がけています。
利用者調査については、多くの評価を頂き、有り難く感じております。頂いた貴重な意見をもとに改善点や検討事項を見つけ、今後の業務、利用者様への支援の向上に努めていきたいと思います。
1.家族への情報提供はあるか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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2.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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3.職員の接遇・態度は適切か |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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4.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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5.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか |
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6.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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7.利用者のプライバシーは守られているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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8.個別の計画作成時に、利用者や家族の状況や要望を聞かれているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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9.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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10.利用者の不満や要望は対応されているか |
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11.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか |
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