評価機関としての調査結果
調査時に観察したさまざまな場面の中で、調査の視点に基づいて評価機関が選定した場面
利用者全員が昼食が食べ終わり、利用者Aさんの協力を得ながら、職員Bさんが片付けをおこなっている。職員Bさんが、重ねた数枚のお盆と消毒液、布巾を「お願いします」と利用者Cさんに渡した。利用者Cさんは、自分の席で裏側まで丁寧に拭き始める。すべて拭き終わった。その様子をみた職員は、コップが入ったカゴを持参し、Cさんに拭くことを依頼した。コップの拭くことが終わると職員Bさんに視線を送るが、みずから足早にキッチンに運び「はい」と渡した。職員Bさんが、”ありがとう”と伝えると、微笑みを浮かべた。
選定した場面から評価機関が読み取った利用者の気持ちの変化
昼食準備中の事業所内では、利用者Aさんがテーブルふきなど様々な手伝いをおこなっている。利用者CさんはAさんにありがとうとお礼を伝えている。食事を終えると職員Bさんから、「お願いします」とお盆の消毒をCさんは依頼された。微笑んで受け取り、丁寧に裏まで拭き進める様子から仕事ができることのうれしさが伺えた。その後もまたコップふきを依頼され、丁寧に拭いた。終えたCさんは、一旦視線を職員Bさんに送り、みずから足早にキッチンに運んだ。足早に行動し「はい」と渡した姿から仕事を終えた喜びと伝えたいとの思いが伺えた。職員Bさんから「ありがとう」とお礼を伝えられ、Cさんの浮かべた微笑みは、利用者ニーズが実現されたことによる満足感の表れと見受けられた。
「評価機関としての調査結果」に対する事業者のコメント
入居者の生活全般について、詳細に感想を述べていただいており、とても良い評価で嬉しいです。
1.家族への情報提供はあるか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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2.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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3.職員の接遇・態度は適切か |
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4.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか |
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5.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか |
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6.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか |
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7.利用者のプライバシーは守られているか |
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8.個別の計画作成時に、利用者や家族の状況や要望を聞かれているか |
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9.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか |
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10.利用者の不満や要望は対応されているか |
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11.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか |
はい 56%
どちらともいえない 33%
無回答・非該当 11%
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