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評価結果 利用者調査と事業評価(組織マネジメント項目・サービス項目)の評価手法

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令和06年度(2024年度) 認可保育所
法人名称
宗教法人妙法寺
事業所名称
奥戸保育園
評価機関名称 株式会社 福祉規格総合研究所

第三者評価結果の構成  見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。

事業者の理念・方針、期待する職員像

理念・方針
事業者が大切にしている考え(事業者の理念・ビジョン・使命など) 1)基本的生活習慣の自立
2)健康的な身体づくり
3)思いやりの心を育てる 
期待する職員像
職員に求めている人材像や役割 経験年数に応じて、指示を仰ぐだけではなく、各立場を理解したうえで、積極的な提案や遂行 
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感) 独自の得意分野を見極め、その成長を促し、発表の場を設ける 

全体の評価講評 詳細はこちらから

特によいと思う点
  • 園の理念に基づいた保育を実践するため、保育改善計画および人材育成計画を策定して職員育成に力を入れている
  • IICTの活用を定着させ、多様な情報発信と職員間の共有化を実現している
  • 食事に必要なルールを伝えながら、食べることを楽しみ、豊かな経験が得られるように工夫している
さらなる改善が望まれる点
  • 非常勤職員のトレーニング等について、今後の課題としている
  • 地域との交流については、今後も実施方法を検討していく
  • 安全管理の確実な実施に向けて、安全計画の周知を徹底していく

事業者が特に力を入れている取り組み 詳細はこちらから

 主活動のほかに自由遊びを取り入れ、子どもの主体性を大切にした保育を実践している

 都が推進するプログラムでの経験や知見を活かして、環境整備に力を入れている

 行事を以前のように再開し、子どもが保護者や異年齢で交流する機会を確保している

利用者調査結果詳細はこちらから

調査概要

  • 調査対象:調査日時点の利用者の全世帯を対象とした。利用者総数は93名であった。
  • 調査方法:アンケート方式  
    アンケート方式により実施した。調査票提出による回答の場合は、事業所より調査票と返信用封筒を配付してもらい、記入後は評価機関宛に直接郵送してもらった。Web回答の場合は回答期限までに入力して送信してもらった。
  • 利用者総数: 93人
  • 利用者家族総数(世帯): 76世帯
  • 共通評価項目による調査対象者数: 76人
  • 共通評価項目による調査の有効回答者数: 37人
  • 利用者家族総数に対する回答者割合(%): 48.7%
  • 調査項目: 共通評価項目
※読み上げソフトをご利用のかたへ
パーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。
有効回答者数/利用者総数
37/93
1.保育所での活動は、子どもの心身の発達に役立っているか
はい
95%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
2.保育所での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか
はい
92%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:3%  
無回答・非該当:0%
3.提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか
はい
92%
いいえ
8%
 
どちらともいえない:0%  
無回答・非該当:0%
4.保育所の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか
はい
81%
どちらともいえない
8%
無回答・非該当
8%
 
いいえ:3%
5.保育時間の変更は、保護者の状況に柔軟に対応されているか
はい
73%
どちらともいえない
14%
無回答・非該当
11%
 
いいえ:3%
6.安全対策が十分取られていると思うか
はい
92%
どちらともいえない
8%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
7.行事日程の設定は、保護者の状況に対する配慮は十分か
はい
81%
どちらともいえない
11%
いいえ
8%
 
無回答・非該当:0%
8.子どもの保育について家庭と保育所に信頼関係があるか
はい
86%
いいえ
8%
 
どちらともいえない:5%  
無回答・非該当:0%
9.施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか
はい
92%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:3%
10.職員の接遇・態度は適切か
はい
92%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:5%  
無回答・非該当:3%
11.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
はい
86%
どちらともいえない
8%
 
いいえ:3%  
無回答・非該当:3%
12.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
はい
76%
どちらともいえない
22%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:3%
13.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
はい
89%
 
どちらともいえない:3%  
いいえ:5%  
無回答・非該当:3%
14.子どもと保護者のプライバシーは守られているか
はい
78%
どちらともいえない
14%
 
いいえ:3%  
無回答・非該当:5%
15.保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか
はい
84%
どちらともいえない
14%
 
いいえ:3%  
無回答・非該当:0%
16.利用者の不満や要望は対応されているか
はい
78%
無回答・非該当
14%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:3%
17.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
はい
59%
どちらともいえない
8%
いいえ
8%
無回答・非該当
24%
評点のレーダーチャートを表示する

組織マネジメント分析結果     ←クリックすると詳細が表示されます。

サービス分析結果

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は、 実施できていない場合はで表示されます。
  1. サービス情報の提供
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
4/4
  1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】詳細はこちら
  • 園の情報発信はホームページやパンフレット、SNS等を活用している
  • 園の情報は、行政や関係機関の求めに応じて都度提供し、連携を図っている
  • 希望者の都合に合わせた見学を実施している
評点の内容 詳細はこちらから
  2. サービスの開始・終了時の対応
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
6/6
  1.サービスの開始にあたり保護者に説明し、同意を得ている
サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を保護者の状況に応じて説明しているサービス内容について、保護者の同意を得るようにしているサービスに関する説明の際に、保護者の意向を確認し、記録化している
  2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
サービス開始時に、子どもの保育に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように配慮しているサービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 新入園児説明会で園の基本的なルールや重要事項等を説明している
  • 子どもの状態や保護者の就労状況に応じた慣らし保育を実施している
  • 退園や転園等でサービスを終了する場合でも、関係性の継続に努めている
評点の内容 詳細はこちらから
  3. 個別状況の記録と計画策定
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
13/13
  1.定められた手順に従ってアセスメント(情報収集、分析および課題設定)を行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している
子どもの心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し把握している子どもや保護者のニーズや課題を明示する手続きを定め、記録しているアセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
  2.全体的な計画や子どもの様子を踏まえた指導計画を作成している
指導計画は、全体的な計画を踏まえて、養護(生命の保持・情緒の安定)と教育(健康・人間関係・環境・言葉・表現)の各領域を考慮して作成している指導計画は、子どもの実態や子どもを取り巻く状況の変化に即して、保育の過程を踏まえて作成、見直しをしている個別的な計画が必要な子どもに対し、子どもの状況(年齢・発達の状況など)に応じて、個別的な計画の作成、見直しをしている指導計画を保護者にわかりやすく説明している指導計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している
  3.子どもに関する記録を適切に作成する体制を確立している
子ども一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある指導計画に沿った具体的な保育内容と、その結果子どもの状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
  4.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
指導計画の内容や個人の記録を、保育を担当する職員すべてが共有し、活用している子どもや保護者の状況に変化があった場合の情報について、職員間で申し送り・引継ぎ等を行っている子ども一人ひとりに対する理解を深めるため、事例を持ち寄る等話し合う機会を設けている
【講評】詳細はこちら
  • ICTのシステムを活用して、子どもの記録や指導計画等をデータで管理している
  • 0・1・2歳児は、毎月個別の計画を作成して保育にあたっている
  • 必要な情報を職員間で共有するために、各種会議、ノート、SNS等を活用している
評点の内容 詳細はこちらから
  4. サービスの実施
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
36/36
  1.子ども一人ひとりの発達の状態に応じた保育を行っている
発達の過程や生活環境などにより、子ども一人ひとりの全体的な姿を把握したうえで保育を行っている子どもが主体的に周囲の人・もの・ことに興味や関心を持ち、働きかけることができるよう、環境を工夫している子ども同士が年齢や文化・習慣の違いなどを認め合い、互いを尊重する心が育つよう配慮している特別な配慮が必要な子ども(障害のある子どもを含む)の保育にあたっては、他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう援助している発達の過程で生じる子ども同士のトラブル(けんか・かみつき等)に対し、子どもの気持ちを尊重した対応をしている【5歳児の定員を設けている保育所のみ】<BR>小学校教育への円滑な接続に向け、小学校と連携をとって、援助している
【講評】 詳細はこちら
  • 児童票・日誌等により全体的な子どもの姿を把握して保育を展開している
  • 子ども同士のトラブルは、互いに相手の気持ちを理解できるように支援している
  • 配慮が必要な場合は担当職員を配置して個別に支援し、同年齢の子どもと過ごしている
  2.子どもの生活が安定するよう、子ども一人ひとりの生活のリズムに配慮した保育を行っている
登園時に、家庭での子どもの様子を保護者に確認している発達の状態に応じ、食事・排せつなどの基本的な生活習慣の大切さを伝え、身につくよう援助している休息(昼寝を含む)の長さや時間帯は子どもの状況に配慮している降園時に、その日の子どもの状況を保護者一人ひとりに直接伝えている
【講評】 詳細はこちら
  • 家庭と園とで子どもの様子を共有して、一日を見通した保育が行えるようにしている
  • 無理なく基本的な生活習慣が形成できるように、発達の状況に合わせて援助している
  • 子どもの生活リズムや体調に配慮しながら休息の時間を設けている
  3.日常の保育を通して、子どもの生活や遊びが豊かに展開されるよう工夫している
子どもの自主性、自発性を尊重し、遊びこめる時間と空間の配慮をしている子どもが、集団活動に主体的に関われるよう援助している子ども一人ひとりの状況に応じて、子どもが言葉(発声や喃語を含む)や表情、身振り等による応答的なやり取りを楽しみ、言葉に対する感覚を養えるよう配慮している子どもが様々な表現を楽しめるようにしている戸外・園外活動には、季節の移り変わりなどを感じとることができるような視点を取り入れている生活や遊びを通して、子どもがきまりの大切さに気付き、自分の気持ちを調整する力を育てられるよう、配慮している
【講評】 詳細はこちら
  • 基本的生活習慣の自立を目指して、健康な身体づくりや思いやりの心を育んでいる
  • 幼児クラスでは、外部講師によるジャズ体操、英語教室を取り入れている
  • 身近な自然と触れ合い、季節の変化を感じられるように働きかけている
  4.日常の保育に変化と潤いを持たせるよう、行事等を実施している
行事等の実施にあたり、子どもが興味や関心を持ち、自ら進んで取り組めるよう工夫しているみんなで協力し、やり遂げることの喜びを味わえるような行事等を実施している子どもが意欲的に行事等に取り組めるよう、行事等の準備・実施にあたり、保護者の理解や協力を得るための工夫をしている
【講評】 詳細はこちら
  • 行事については完成度を求めるのではなく、子どもの主体性を尊重して行っている
  • お泊り保育では、5歳児が協力して調理活動や宿泊体験を行っている
  • 年間行事予定は年度初めに配布して、保護者が行事に参加しやすいように配慮している
  5.保育時間の長い子どもが落ち着いて過ごせるような配慮をしている
保育時間の長い子どもが安心し、くつろげる環境になるよう配慮をしている保育時間が長くなる中で、保育形態の変化がある場合でも、子どもが楽しく過ごせるよう配慮をしている
【講評】 詳細はこちら
  • 園内の危険個所をまとめて職員に周知し、子どもが安全に過ごせるように取り組んでいる
  • 落ち着いた環境で生活できるように、時間帯や子どもの人数に応じた体制を整えている
  • 一日を通して保育内容や子どもの様子を把握して、保護者との情報共有を行っている
  6.子どもが楽しく安心して食べることができる食事を提供している
子どもが楽しく、落ち着いて食事をとれるような雰囲気作りに配慮しているメニューや味付けなどに工夫を凝らしている子どもの体調(食物アレルギーを含む)や文化の違いに応じた食事を提供している食についての関心を深めるための取り組み(食材の栽培や子どもの調理活動等)を行っている保護者や地域の多様な関係者との連携及び協働のもとで、食に関する取り組みを行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 毎月給食検討会議を開催し、食事の時間が楽しくなるように工夫している
  • 食物アレルギーがある場合は個別対応献立表を作成して保護者と事前に確認している
  • 保育の中で食材に触れたり、子どもが栄養バランスについて学ぶ機会を設けている
  7.子どもが心身の健康を維持できるよう援助している
子どもが自分の健康や安全に関心を持ち、病気やけがを予防・防止できるように援助している医療的なケアが必要な子どもに、専門機関等との連携に基づく対応をしている保護者と連携をとって、子ども一人ひとりの健康維持に向けた取り組み(乳幼児突然死症候群の予防を含む)を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 子どもが安全に過ごせるように安全点検・避難訓練・衛生管理を実施している
  • 定期的に健康診断・身体測定を行い、子どもの健康状態を保護者・嘱託医と把握している
  • 乳幼児突然死症候群を予防するため、午睡中の子どもの様子を確認している
  8.保護者が安心して子育てをすることができるよう支援を行っている
保護者には、子育てや就労等の個々の事情に配慮して支援を行っている保護者同士が交流できる機会を設けている保護者と職員の信頼関係が深まるような取り組みをしている子どもの発達や育児などについて、保護者との共通認識を得る取り組みを行っている保護者の養育力向上のため、園の保育の活動への参加を促している
【講評】 詳細はこちら
  • 必要な保護者が利用できるように1時間の延長保育を実施している
  • 保護者が参加する行事や、保育参観など保護者が保育園生活を知る機会を増やしている
  • 毎日の様子はICTのシステムを活用し、連絡帳や活動報告を定時配信している
  9.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
地域資源を活用し、子どもが多様な体験や交流ができるような機会を確保している園の行事に地域の人の参加を呼び掛けたり、地域の行事に参加する等、子どもが職員以外の人と交流できる機会を確保している
【講評】 詳細はこちら
  • 地域の警察や消防、清掃局の協力を得て、地域社会に触れる機会を作っている
  • 中学生や実習生の受け入れ等を通して、職員以外の人々と交流する機会がある
  評点の内容 詳細はこちらから
  5. プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.子どものプライバシー保護を徹底している
子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、保護者の同意を得るようにしている子どもの羞恥心に配慮した保育を行っている
  2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、子どもの意思を尊重している
日常の保育の中で子ども一人ひとりを尊重している子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮した保育を行っている虐待防止や育児困難家庭への支援に向けて、職員の勉強会・研修会を実施し理解を深めている
【講評】詳細はこちら
  • 子どもに関する情報を外部とやり取りする際には、事前に保護者に承諾を得ている
  • 日常の生活のなかで子どもの羞恥心や気持ちに配慮した支援に努めている
  • 職員による不適切な言動がないように振り返りの機会を設けている
評点の内容 詳細はこちらから
  6. 事業所業務の標準化
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうか定期的に点検・見直しをしている職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
  2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や保護者等からの意見や提案、子どもの様子を反映するようにしている
【講評】詳細はこちら
  • 保育を行うにあたり、注意事項をまとめたものを書面にして全体に周知を図っている
  • 職員から出された意見や提案を反映したサービスの基本事項や手順の見直しをしている
評点の内容 詳細はこちらから

事業者のコメント

*以下の項目は事業者によって、自ら更新される情報です。
評価者 修了者No.H0202012   修了者No.H1401021   修了者No.H1801026    
評価実施期間 2024年9月26日~2025年3月3日

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