評価結果
基本情報
事業者の理念・方針・期待する職員像
事業者が大切にしている考え(理念・ビジョン・使命など)
・子どもたちを中心として、関係するすべての人の最善の理念を追及し、生活の向上をはかり、社会全体の福祉の向上に
寄与すること
・自己決定のできる子どもに育つよう、自由に考え、工夫して遊べるように、自由に空間を考えて遊ぶ玩具の提供を心掛け
強制や押し付けをせず、禁止言葉を少なくしていくようにしていく
・子どもたちの事を第一に考えた保育を行い、登園を楽しみにし、保護者が安心して預けられる
・子どもたちの意思の尊重
・3つの「P」を大切に(P・・利用者のプライド、パーソナリティ、プライバシー)
・誇りの持てる職場
職員に求めている人材像や役割
・コミュニケーションを大切にできる職員
・職員同士、協力し合える仲間であってほしい
・1人で保育は出来ないということを理解し、同じ目標に向けて仲間とともに支え合う人材を求めている
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)
・子どもたちを第一に考えられる職員
・尚徳の保育に納得をし、気持ちよく働ける職員
・職員同士認め合い、支え合える関係を作れる職員
全体の評価講評
特によいと思う点
海外の文化に親しむことが出来るように、ネイティブ講師による英語教室や、献立に世界の料理などを取り入れています。また、外国籍の子が多いことにも配慮し、絵本などで他国を知る機会も設けています。さらに、年齢・性別など互いの違いを知ることを目的に肌の色が違う人形を設置しています。そのほか、国内各地の文化にふれる機会として、献立に郷土料理を取り入れています。土地柄から、外国籍の子どもを多く預かっています。そのような状況もあり、普段の自然な交流が、子どもの国際感覚を育むものになっています。
保護者とコミュニケーションを図る手段として、アンケートを活用しています。行事や園運営に係る意向調査とは別に、「1年間で成長を感じたこと」など子どもの姿を園と保護者で共有することを目的としたテーマを設けている点が特徴的です。また、保育士体験は通年希望に応じて実施しており、乳児は寝かしつけ、幼児は散歩から食事までを体験してもらっています。クリスマス会のタイミングで希望を募ったところ、多くの保護者が参加し、好評を得ました。双方向に理解を共有するための仕掛けを含む点が積極的になっています。
園長のサポート役として、保育アドバイザーを配置しています。保育アドバイザーは、同ビル内の本部に配置し、自治体とのやり取りなどをサポートしています。なお、保育アドバイザーは保育士の資格や経験を持っており、具体的なアドバイスや業務支援も行うことができます。また、急な欠勤などがあった際には保育補助として一時的にシフトに加わることもできます。このような体制を整備することで保育の質を担保するとともに、効率的な運営を実現しています。
さらなる改善が望まれる点
園のホームページにおいて、「施設概要・運営理念・給食・健康・園生活の様子」などのコンテンツを設けています。特に、「園だより・保育日誌・月のまとめ」では園内および各クラスにおける取り組みや出来事を伝えています。ただし、「みんなの写真一覧」は在園児保護者への限定公開であり、利用希望者は閲覧することができません。そして、その他のコンテンツを含め、写真の使用は一切ありません。子どもを被写体としないまでも、保育室内の風景や散歩環境、給食など人物以外の写真を掲載することは可能であると思われます。
本園は都心のビル内にあり、園庭がありません。そのため、夏季は水遊びを含めて外遊びの実施が困難な状況にあります。また、子どもが地域にふれる機会も、近所の店舗での買いものや図書館で本を借りる経験をしている程度にとどまっています。そのような状況を反映して、利用者調査の設問「自然とのふれあいや社会との関わりを目的にした行事や戸外活動の機会が充実していると思いますか」において「はい」の回答率が66.7%となっています。子どもの活動と交流の範囲を広げる方策を検討し、保護者にアピールすることが期待されます。
毎年、法人研修やキャリアアップ研修を記載した「研修一覧表」を作成しています。そして、職員が受講した研修内容は、研修報告書に記録し、回覧することにより他の職員と共有しています。また、育成の成果については、職員面談で確認するとともに、個人面談記録に記録しています。ただし、「研修一覧表」は研修内容を列挙したもので、職員個別の意向や求める能力などは反映されていません。今後、キャリアパス制度を整備するとともに、それに沿った職員個別の人材育成計画を作成することが期待されます。
事業者が特に力を入れている取り組み
令和5年度時点で定員の充足率が6割程度となっており、次年度には定員変更を予定しています。そのため、特に幼児クラスにおける保育室の使い方や保育の方法について、暫定的に合同で過ごす場面が多くなっています。一方で、本園は認定こども園ですが、認可保育所との違いを意図したカリキュラムやクラスの編成を確認することができませんでした。そのような中で、園長以下職員は、園の特徴作りに努めるとともに、数年後の地域に根付いた姿をイメージしながら園児の獲得に尽力しています。
法人職員または保育職員として守るべき法や規則について、就業規則や「法人における教育・保育の考え方」を整備しています。また、法人組織図・各種マニュアル・保育スタッフの心得チェックリストをファイリングし、毎年職員に配布しています。関係書類は、事務所キャビネットに保管するとともに、園長が中心となって法人内研修を実施し、職員の理解を深めています。加えて、年2回の反省評価表で理解度を確認し、必要が認められた際は、園長による面談などにより支援しています。職員自己評価でも、職員の高い理解度が確認されました。
「一人一人の子どもの気持ちを十分に受け止め、愛情関係や信頼関係を築く」こと、そして「月齢や発達段階に応じて、人や物への関心や関わりが広がるように援助する」こと大切にしています。そのような中、支援を要する子どもや外国籍の子どもの保育ニーズが高まっています。そのため、一人ひとりの発達や家庭の状況を踏まえた対応を強く意識しています。あわせて、不適切保育について会議を行い、保育についての振り返りを行いました。関連するテーマを取り上げた書籍を購入しながら、組織的に理解を深めています。
利用者調査結果
調査概要
- 調査対象:調査対象は、在園児の保護者全員を対象とし、複数のお子さんが通っている場合は最年少児について、1世帯1回答のご回答をいただきました。
[調査対象世帯数:49世帯(在園児58名)] - 調査方法:アンケート方式
園より保護者全員に調査票を配布して頂きました。回収については、評価機関への郵送、または園内に設置した回収箱への投函により提出して頂くようにしました。 - 有効回答者数/利用者家族総数:27/49(回答率 55.1% )
「現在利用している保育園を総合的にみて、どのように感じていらっしゃいますか」との質問に対して、「大変満足」33.3%、「満足」48.1%、「大変満足」と「満足」を合わせて81.5%の回答率となっています。「どちらともいえない」11.1%、「不満」3.7%、「大変不満」0%、無回答が3.7%でした。園のサービスに対する保護者の満足度が高いことが確認されました。個別設問では、問2「園活動への興味や関心を示し、学びや遊びを楽しんでいるか」、問6「安全対策が十分とられれていると思うか」について「はい」の回答率が92.6%で最も高く、問12「子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか」では「はい」の回答率が55.6%と最も低くなっています。
アンケート結果
1.運動や休息の配分は、子どもの発達の状態や在園時間に応じて工夫されているか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の74.1%を占め、「どちらともいえない」が11.1%、「いいえ」が3.7%、「無回答+非該当」は11.1%という結果でした。
2.園での活動は、子どもの教育や心身の発達に役立っているか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の88.9%を占め、「どちらともいえない」が11.1%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。自由記述では、園の取り組みや教育プログラムについて多様な意見が寄せられました。
3.園での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の92.6%を占め、「どちらともいえない」が7.4%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。自由記述では、子どもが園での学びや遊びを楽しむ様子について満足を示す声が複数寄せられました。
4.提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の88.9%を占め、「どちらともいえない」が11.1%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。自由記述では、提供される給食やおやつについて多様な意見が寄せられました。
5.園の生活の中で、身近な自然や社会と十分関わっているか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の66.7%を占め、「どちらともいえない」が25.9%、「いいえ」が7.4%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。自由記述では、自然や社会との関りについて改善を期待する声が複数寄せられました。
6.保育時間の変更が急きょ必要になった場合、開園時間内において、園の可能な限り、柔軟に対応されていると思うか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の59.3%を占め、「どちらともいえない」が11.1%、「いいえ」が7.4%、「無回答+非該当」は22.2%という結果でした。自由記述では、特筆するべき意見はありませんでした。
7.安全対策が十分取られていると思うか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の92.6%を占め、「どちらともいえない」が7.4%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。自由記述では、特筆するべき意見はありませんでした。
8.園の活動に保護者が参加しやすいよう、工夫されているか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の85.2%を占め、「どちらともいえない」が11.1%、「いいえ」が3.7%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。自由記述では、特筆するべき意見はありませんでした。
9.子どもの教育・保育について家庭と園に信頼関係があるか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の85.2%を占め、「どちらともいえない」が7.4%、「いいえ」が7.4%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。自由記述では、家庭との情報共有など信頼関係について多様な意見が寄せられました。
10.施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の88.9%を占め、「どちらともいえない」が7.4%、「いいえ」が3.7%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。自由記述では、室内の清掃など衛生管理について多様な意見が寄せられました。
11.職員の接遇・態度は適切か
この項目では、「はい」と答えた方が全体の88.9%を占め、「どちらともいえない」が7.4%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は3.7%という結果でした。自由記述では、特筆するべき意見はありませんでした。
12.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の81.5%を占め、「どちらともいえない」が7.4%、「いいえ」が7.4%、「無回答+非該当」は3.7%という結果でした。自由記述では、子どものけがや体調不良時の対応について多様な意見が寄せられました。
13.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の55.6%を占め、「どちらともいえない」が29.6%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は14.8%という結果でした。自由記述では、子ども同士のトラブルへの対応や報告について満足を示す声が複数寄せられました
14.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の81.5%を占め、「どちらともいえない」が14.8%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は3.7%という結果でした。自由記述では、子ども尊重した対応について多様な意見が寄せられました。
15.子どもと保護者のプライバシーは守られているか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の88.9%を占め、「どちらともいえない」が7.4%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は3.7%という結果でした。自由記述に、寄せられた意見はありませんでした。
16.教育・保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の77.8%を占め、「どちらともいえない」が14.8%、「いいえ」が7.4%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。自由記述では、保育方針や指導内容についての説明や機会について多様な意見が寄せられました。
17.利用者の不満や要望は対応されているか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の66.7%を占め、「どちらともいえない」が14.8%、「いいえ」が3.7%、「無回答+非該当」は14.8%という結果でした。自由記述では、特筆するべき意見はありませんでした。
18.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の63%を占め、「どちらともいえない」が7.4%、「いいえ」が18.5%、「無回答+非該当」は11.1%という結果でした。自由記述に、寄せられた意見はありませんでした。
組織マネジメント分析結果
◆事業評価結果
7つの「カテゴリー」の下に、それぞれ「サブカテゴリー」「評価項目」「標準項目」を設定して評価しています。
評価項目ごとに、標準項目の実施状況を、実施できている場合は
で、実施できていない場合は
で表しています。
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)を周知している
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、職員の理解が深まるような取り組みを行っている
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、利用者本人や家族等の理解が深まるような取り組みを行っている
2. 経営層(運営管理者含む)は自らの役割と責任を職員に対して表明し、事業所をリードしている
- 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任を職員に伝えている
- 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任に基づいて職員が取り組むべき方向性を提示し、リーダーシップを発揮している
3. 重要な案件について、経営層(運営管理者含む)は実情を踏まえて意思決定し、その内容を関係者に周知している
- 重要な案件の検討や決定の手順があらかじめ決まっている
- 重要な意思決定に関し、その内容と決定経緯について職員に周知している
- 利用者等に対し、重要な案件に関する決定事項について、必要に応じてその内容と決定経緯を伝えている
【講評】
各種アンケートを実施し、保護者の意向を把握しています
利用者のニーズは、アンケート(0・1・2歳児)・行事後アンケート・個人面談(年1回+希望者)により把握しています。アンケートは、0・1・2歳児の保護者に対して実施し、2ヶ月に1回保護者アンケートを行い、共通の話題ができるようにしています。なお、保護者から出た意見は園内に掲示し共有しています。保護者間の会話促進にもつながっています。
年2回の職員面談などで職員の意向を把握し、休憩場所の確保に取り組んでいます
年2回の職員面談や日々のコミュニケーションなどで職員の意向を把握しています。そして、休憩室のほかに休憩スペースを確保できるよう取り組んでいます。また、地域の福祉のニーズは、私立園長会により把握し、会議などで報告で職員に伝えています。園の予算と実績は、理事長・経理が管理し、サーバー内に保管しています。
1. 事業所を取り巻く環境について情報を把握・検討し、課題を抽出している
- 利用者アンケートなど、事業所側からの働きかけにより利用者の意向について情報を収集し、ニーズを把握している
- 事業所運営に対する職員の意向を把握・検討している
- 地域の福祉の現状について情報を収集し、ニーズを把握している
- 福祉事業全体の動向(行政や業界などの動き)について情報を収集し、課題やニーズを把握している
- 事業所の経営状況を把握・検討している
- 把握したニーズ等や検討内容を踏まえ、事業所として対応すべき課題を抽出している
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画及び単年度計画を策定している
- 課題をふまえ、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画を策定している
- 中・長期計画をふまえた単年度計画を策定している
- 策定している計画に合わせた予算編成を行っている
2. 着実な計画の実行に取り組んでいる
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた、計画の推進方法(体制、職員の役割や活動内容など)、目指す目標、達成度合いを測る指標を明示している
- 計画推進にあたり、進捗状況を確認し(半期・月単位など)、必要に応じて見直しをしながら取り組んでいる
【講評】
法や規則についての関係書類をファイリングし、毎年職員に配布しています
法人職員または保育職員として守るべき法や規則について、就業規則や「法人における教育・保育の考え方」を整備しています。また、法人組織図・各種マニュアル・保育スタッフの心得チェックリストをファイリングし、毎年職員に配布しています。関係書類は、事務所キャビネットに保管するとともに、園長が中心となって法人内研修を実施し、職員の理解を深めています。加えて、年2回の反省評価表で理解度を確認し、必要が認められた際は、園長による面談を行い支援しています。
苦情解決制度を整備し、保護者の意見や要望に対応しています
苦情があった際には、主任が受け付けし、園長が解決にあたっています。そのような体制や役割について重要事項説明書で、保護者に伝えています。意見や要望については、意見・苦情対応マニュアルに沿って対応し、「利用者に直接・玄関の掲示板に掲示」などで回答しています。また、職員の子どもに対する適切な関わり方について保育士業務マニュアルに示すとともに、「不適切保育」をテーマとした研修を実施し、理解を深めています。
「子育てひろば」を開催し、地域の子育て世代を支援しています
地域貢献の取り組みとして子育て支援事業「子育てひろば」(木曜以外の毎日)を実施しています。具体的な内容として、園児との交流・保護者相談・身体測定などを企画し、ホームページや園見学の際に周知しています。また、実績はありませんが、ボランティアなどを受け入れる際は、実習生マニュアルに沿って、園長が対応することとしています。今後は、ボランティアの受け入れも進めていきたいと考えています。
1. 社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理などを周知し、遵守されるよう取り組んでいる
- 全職員に対して、社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などを周知し、理解が深まるように取り組んでいる
- 全職員に対して、守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などが遵守されるように取り組み、定期的に確認している。
1. 利用者の意向(意見・要望・苦情)を多様な方法で把握し、迅速に対応する体制を整えている
- 苦情解決制度を利用できることや事業者以外の相談先を遠慮なく利用できることを、利用者に伝えている
- 利用者の意向(意見・要望・苦情)に対し、組織的に速やかに対応する仕組みがある
2. 虐待に対し組織的な防止対策と対応をしている
- 利用者の気持ちを傷つけるような職員の言動、虐待が行われることのないよう、職員が相互に日常の言動を振り返り、組織的に防止対策を徹底している
- 虐待を受けている疑いのある利用者の情報を得たときや、虐待の事実を把握した際には、組織として関係機関と連携しながら対応する体制を整えている
1. 透明性を高め、地域との関係づくりに向けて取り組んでいる
- 透明性を高めるために、事業所の活動内容を開示するなど開かれた組織となるよう取り組んでいる
- ボランティア、実習生及び見学・体験する小・中学生などの受け入れ体制を整備している
2. 地域の福祉ニーズにもとづき、地域貢献の取り組みをしている
- 地域の福祉ニーズにもとづき、事業所の機能や専門性をいかした地域貢献の取り組みをしている
- 事業所が地域の一員としての役割を果たすため、地域関係機関のネットワーク(事業者連絡会、施設長会など)に参画している
- 地域ネットワーク内での共通課題について、協働できる体制を整えて、取り組んでいる
【講評】
運営に係るリスクは、同ビル内に設置している法人東京支部と検討し対策を講じています
運営に係るリスクとして、「園児の定員割れ」「職員不足」「配慮が必要な子どもへの支援」などを挙げています。これらのリスクについては同ビル内に設置している法人東京支部と検討しています。そして、対策として、家庭支援センターなどにチラシを配布して園の周知を図っています。また、安全管理のため、今年度より園内の磁石系の玩具を回収しています。そのほか、提出された事故報告書は看護師が年2回集計し、職員会議で共有しています。
有事の際に備えて、地震や感染症を想定した事業継続計画を作成しています
災害や深刻な事故などに遭遇した場合に備え、直下型地震や感染症を想定した事業継続計画(BCP)を作成しています。復旧期間を2週間と定め、3日の防災備蓄品を備えています。危機管理の方法やBCPの内容について、新年度会議で職員に伝え、入園面談などで利用者に説明しています。また、事故・感染症・侵入・災害などが発生した際は、事故報告書、インシデント、日報などに記録しています。その上で発生要因を報告書にて会議で分析するとともに、再発防止策を回覧して利用者に報告しています。
特定個人情報取扱規定・文章取扱規定に沿って情報を管理しています
情報の収集・利用・保管・廃棄については、特定個人情報取扱規定・文章取扱規定で定めています。また、職員誓約書を取り交わして情報管理や文書管理の遵守を求めています。個人情報や機密性の高い情報を含む文書は、事務所内キャビネットに保管しています。それらの文書を保管文書一覧表に一覧としてまとめ、持ち出しノートで所在や活用状況を把握しています。個人情報の利用目的や開示請求の方法については、重要事項説明書に明示しています。
1. 事業所としてリスクマネジメントに取り組んでいる
- 事業所が目指していることの実現を阻害する恐れのあるリスク(事故、感染症、侵入、災害、経営環境の変化など)を洗い出し、どのリスクに対策を講じるかについて優先順位をつけている
- 優先順位の高さに応じて、リスクに対し必要な対策をとっている
- 災害や深刻な事故等に遭遇した場合に備え、事業継続計画(BCP)を策定している
- リスクに対する必要な対策や事業継続計画について、職員、利用者、関係機関などに周知し、理解して対応できるように取り組んでいる
- 事故、感染症、侵入、災害などが発生したときは、要因及び対応を分析し、再発防止と対策の見直しに取り組んでいる
1. 事業所の情報管理を適切に行い活用できるようにしている
- 情報の収集、利用、保管、廃棄について規程・ルールを定め、職員(実習生やボランティアを含む)が理解し遵守するための取り組みを行っている
- 収集した情報は、必要な人が必要なときに活用できるように整理・管理している
- 情報の重要性や機密性を踏まえ、アクセス権限を設定するほか、情報漏えい防止のための対策をとっている
- 事業所で扱っている個人情報については、「個人情報保護法」の趣旨を踏まえ、利用目的の明示及び開示請求への対応を含む規程・体制を整備している
【講評】
保育観(方針・理念の共感)などを重視しながら職員の採用に取り組んでいます
職員の採用に際して、保育観(方針・理念の共感)などを重視しながら、ホームページ・求人広告・職員紹介・学校訪問などにより、求職者の応募を促しています。また、職員の育成や将来の人材構成を見据え、職員面談(年1~2回)などで職員の意向を把握しています。そして、新人職員を対象とした接遇研修のほか、リーダー職員に向けた、全国保育協議会の教育・保育施設専門講座などの研修の機会を設けています。
法人研修やキャリアアップ研修を記載した研修一覧表を作成し職員の育成を図っています
毎年、法人研修やキャリアアップ研修を記載した研修一覧表を作成しています。そして、職員が受講した研修内容は、研修報告書に記録し、研修報告書を回覧して他の職員と共有しています。また、育成の成果については、年2回実施している個人面談で確認し、個人面談記録に記録しています。そのほか、職員の指導を担当する園長・主任・フロアリーダーに対して、保育士業務マニュアル・保育スタッフの心得チェックリストを整備しています。
主任を2名配置することで、フロアリーダーとの縦の管理体制を強化しています
職員が役職関係なく話し合える環境づくりに取り組んでいます。職員の意識については、園長と年2回実施している職員面談で把握に努めるとともに、有給の取得促進や、時間外手当(1分単位)を設けるなど、働きがいや意欲向上につなげています。さらに、福利厚生の具体的な内容として、退職金制度(WAM、横浜市年金共済)などを取り入れています。そのほか、今年度より主任を2名配置し、フロアリーダーと縦の管理体制を築いています。
1. 事業所が目指していることの実現に必要な人材構成にしている
- 事業所が求める人材の確保ができるよう工夫している
- 事業所が求める人材、事業所の状況を踏まえ、育成や将来の人材構成を見据えた異動や配置に取り組んでいる
2. 事業所の求める人材像に基づき人材育成計画を策定している
- 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)が職員に分かりやすく周知されている
- 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)と連動した事業所の人材育成計画を策定している
3. 事業所の求める人材像を踏まえた職員の育成に取り組んでいる
- 勤務形態に関わらず、職員にさまざまな方法で研修等を実施している
- 職員一人ひとりの意向や経験等に基づき、個人別の育成(研修)計画を策定している
- 職員一人ひとりの育成の成果を確認し、個人別の育成(研修)計画へ反映している
- 指導を担当する職員に対して、自らの役割を理解してより良い指導ができるよう組織的に支援を行っている
4. 職員の定着に向け、職員の意欲向上に取り組んでいる
- 事業所の特性を踏まえ、職員の育成・評価と処遇(賃金、昇進・昇格等)・称賛などを連動させている
- 就業状況(勤務時間や休暇取得、職場環境・健康・ストレスなど)を把握し、安心して働き続けられる職場づくりに取り組んでいる
- 職員の意識を把握し、意欲と働きがいの向上に取り組んでいる
- 職員間の良好な人間関係構築のための取り組みを行っている
1. 組織力の向上に向け、組織としての学びとチームワークの促進に取り組んでいる
- 職員一人ひとりが学んだ研修内容を、レポートや発表等を通じて共有化している
- 職員一人ひとりの日頃の気づきや工夫について、互いに話し合い、サービスの質の向上や業務改善に活かす仕組みを設けている
- 目標達成や課題解決に向けて、チームでの活動が効果的に進むよう取り組んでいる
1. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その1)
【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】
前年度において、「利用者の定員割れ」を重要課題の一つと掲げていました。その背景として、コロナ禍で出生率の減少や、近隣での園開園があったことが挙げられます。そのような課題に対して「乳児の定員割れ解消に向けたひととき保育や子育てひろばの拡大」を目標として掲げていました。そこで、主任を子育てひろばの担当として配置し、0・1歳児クラスのホール活動を充実させました。また、ホームページの更新強化や、近隣の子ども支援センターにパンフレットを置いてもらうなど広報活動に取り組みました。そうした取り組みにより、結果は、12月の段階で、0・1歳児の定員を満たすことができました。
【評語】
| 目標の設定と取り組み | 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った |
|---|---|
| 取り組みの検証 | 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った |
| 検証結果の反映 | 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた |
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している
園児の獲得に向けて広報活動に取り組んでいます。ビルの1階に園名と園児募集のポスターを掲示するとともに、昨年度まで月2回の子育てひろばについて、木曜日以外毎日開催に変更しています。こうした取り組みにより定員割れは解消しましたが、今後も継続的に広報を強化していく予定です。また、法人として今後病児保育も取り入れたいと考えており、実現した暁には相乗効果を高めていくことが期待されます。
2. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その2)
【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】
前年度において、「職員の充足」を重要課題の一つと掲げていました。その背景として、法人内異動や退職があり職員不足があったことが挙げられます。そこで、法人東京支部と連携しながら採用活動に取り組みました。採用活動の成果は出ませんでしたが、保育士資格を持つ本部職員のヘルプにより職員体制を確保することができています。また、来年度には、アルバイトの学生からの紹介で1名内定しています。
【評語】
| 目標の設定と取り組み | 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った |
|---|---|
| 取り組みの検証 | 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った |
| 検証結果の反映 | 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた |
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している
職員の充足に向けて採用活動に取り組みましたが、成果は出ませんでした。そこで、同ビル内に本部に勤務している有資格者の職員のサポートを受けることで保育体制を整備しています。今後、法人東京支部と相談しながら職員体制の変更を検討しています。年間を通して必要人員を算出し、計画的に配置していくことが期待されます。
サービス分析結果
【講評】
園の情報は、パンフレットやホームページを通して提供しています
園の情報を提供する媒体として、入園のしおり・パンフレットを発行し、「保育理念・保育目標・デイリープログラム・年間行事予定・園内マップ」などの内容を紹介しています。また、ホームページには、おたより・写真・保育日誌・「うちの園のいいところ」などのコンテンツを設けて、毎月更新しています。利用希望者などの多様なニーズに配慮して、園見学などの際に配布しているパンフレットはポケットサイズになるように3つ折りにするなど工夫しています。今後は、HPの内容の充実を図っていきたいと考えています。
行政や関係機関、園外施設などを通して、園の情報を地域に届けています
園の情報は、行政や関係機関などに提供し、新宿区保育園入園案内にも関連する情報が掲載されています。また、新宿区入園係、保育指導課、近隣の子育て支援センターなどの関係機関や、新宿区子ども総合センター、北新宿子ども家庭支援センターなどの園外施設を通じて園の情報を地域に届けています。そのほか、園が入っているビルの1階エントランスに、園のポスターを掲示し、子ども園があることをアピールしています。
見学会では、英語プログラムや園児を主体とした活動内容などについて伝えています
見学者対応は、主に園長、主任が担当し、見学会は平日の10時または14時から、希望に応じて開催しています。そのほか、子育てひろばなどの場面でも保育内容を紹介しています。見学会では、保育目標や、幼児は週1回英語プログラムを導入していること、一斉活動を強要することなく遊び中心で、主体性を発揮できるような活動内容であることなど、園の特長について分かりやすく説明しています。
1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
- 利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している
- 利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている
- 事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している
- 利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】
入園説明会では、園紹介の動画などを使用して保育内容を分かりやすく伝えています
入園が決まった利用者には、入園のしおり、児童票、生活状況調査票などの資料を用意し、入園が決まり次第、自宅に郵送しています。また、入園説明会を3月中頃に開催し、園紹介の動画や写真、しおりなどを用いて、保育内容を分かりやすく伝えています。その際、サービス内容については重要事項説明書で、プライバシーの保護については個人情報取扱方針同意書で同意確認を得ています。その上で、サービス内容に対する保護者の意向を入園面談で把握し、児童票などに記録しています。
慣れ保育期間は、降園時にていねいに説明する時間を設け、保護者の安心を深めています
サービスの開始にあわせて、アレルギーや既往歴などの子どもの健康状態を健康状況、生活状況調査票で把握し、あわせて入園前の生活状況について2~3週間分の記録提出を求めています。また、子どもの不安やストレスが軽減されるように、1~2週間を目安に慣れ保育期間を設けています。その期間中には、降園時にていねいに説明して、保護者の保育に対する理解や安心を深めています。子どもに対しては、タオルなどの持ち込みを受け入れています。
卒園前の退園や転園児には、行事のお知らせを送るなど継続的な支援を行っています
卒園前に退園や転園をする園児には、メッセージカードをプレゼントしています。転園先には、必要に応じて、児童票の写しを提供し、園児の情報を引き継いでいます。さらに、退園・転園後も、行事の際にお知らせのはがきを郵送するなど継続的な支援を行っています。
1.サービスの開始にあたり保護者に説明し、同意を得ている
- サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を保護者の状況に応じて説明している
- サービス内容について、保護者の同意を得るようにしている
- サービスに関する説明の際に、保護者の意向を確認し、記録化している
2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
- サービス開始時に、子どもの指導・援助に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している
- 利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように配慮している
- サービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】
連絡帳は全クラス毎日取り交わし、手書き・母国語で対応しています
子どもの心身状況や生活状況などを把握するため、0・1・2歳児クラスでは、保育日誌に子ども一人ひとりについての記録欄を設け、全クラス連絡帳を毎日取り交わしています。連絡帳は手書きでやり取りをしており、外国籍の子どもの場合は母国語で対応しています。そのほか、保健日誌、個別指導計画も作成しています。子どもの個別の保育目標については、個別指導計画に、家庭や保護者の個別のニーズや支援方針は、家庭状況調査票に記録しています。そして、児童票において、0歳児は毎月、1~5歳児は年4回ごとに集約しながら記録しています。
指導計画は、ニーズを把握した上で個別の状況に配慮しながら作成しています
「全体的な計画」は、2023年3月に主に「地域行事、小学校への連携」などの項目について更新し、それに基づき、年・月・週を単位として指導計画を作成しています。指導計画の作成にあたり、「生活リズム、就学への準備」など把握したニーズに対して、午睡時間を見直し、ひらがな学習ワークを取り入れるなど、状況に応じて配慮しています。個別の指導計画は0・1・2歳児クラスおよび、個別支援の必要性、就学支援の充実などを対象に、具体例を盛り込み作成しています。指導計画を見直す際は、クラス会議で検討し変更を決定しています。
職員会議などの定例会議や、日報などを活用し、子どもや保護者の状況を共有しています
保育目標の達成状況や指導計画の推進状況は、クラス会議で評価しています。職員間で子どもに関する情報を共有するために、月1回園長・主任・常勤職員が参加して職員会議を開催しています。加えて、リーダー会議・クラス会議・乳幼児会議・離乳食会議・行事の係などの定例会議を開催しています。日々の子どもや保護者の状況については、日報を活用するとともに回覧などで情報共有しています。子ども一人ひとりに対する理解を深めるために、職員会議で0歳児クラスにおける子どもとのかかわり方をテーマに、事例を持ち寄り話し合う機会を設けています。
1.定められた手順に従ってアセスメント(情報収集、分析および課題設定)を行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している
- 子どもの心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し把握している
- 子どもや保護者のニーズや課題を明示する手続きを定め、記録している
- アセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
2.全体的な計画(教育課程を含む)や子どもの様子を踏まえた指導計画を作成している
- 指導計画は、全体的な計画(教育課程を含む)を踏まえて、養護(生命の保持・情緒の安定)と教育(健康・人間関係・環境・言葉・表現)の各領域を考慮して作成している
- 指導計画は、子どもの実態や子どもを取り巻く状況の変化に即して、指導の過程を踏まえて作成、見直しをしている
- 個別的な計画が必要な子どもに対し、子どもの状況(年齢・発達の状況など)に応じて、個別的な計画の作成、見直しをしている
- 指導計画を保護者にわかりやすく説明している
- 指導計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している
3.子どもに関する記録を適切に作成する体制を確立している
- 子ども一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある
- 指導計画に沿った具体的な指導・援助内容と、その結果子どもの状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
4.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
- 指導計画の内容や個人の記録を、指導・援助を担当する職員すべてが共有し、活用している
- 子どもや保護者の状況に変化があった場合の情報について、職員間で申し送り・引継ぎ等を行っている
- 子ども一人ひとりに対する理解を深めるため、指導事例を持ち寄る等話し合う機会を設けている
1.子ども一人ひとりの発達の状態に応じた指導・援助を行っている
- 発達の過程や生活環境などにより、子ども一人ひとりの全体的な姿を把握したうえで指導・援助している
- 子どもが主体的に周囲の人・もの・ことに興味や関心を持ち、働きかけることができるよう、環境を工夫している
- 子ども同士が年齢や文化・習慣の違いなどを認め合い、互いを尊重する心が育つよう配慮している
- 特別な配慮が必要な子ども(障害のある子どもを含む)の教育・保育にあたっては、他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう指導・援助している
- 発達の過程で生じる子ども同士のトラブル(けんか・かみつき等)に対し、子どもの気持ちを尊重した対応をしている
- 小学校教育への円滑な接続に向け、小学校と連携をとって、指導・援助している
【講評】
保育室を自由に行き来でき、玩具や教材をいつでも使えるような環境設定に努めています
環境面において、「駅から近い」といった特徴があり、ホールの絵本コーナーなど、環境設定に努めています。保育室では、生活目的に応じた「着替え・お昼寝」のコーナーや、遊びに応じた「ままごと・絵本・制作・廃材」のコーナーを設けています。子どもは他クラスやホールを自由に行き来するとともに、いつでも使える道具棚を設置して玩具や教材を自ら選択して使えるようにいます。また、子どもの前で次の活動準備をはじめて興味を引き出し、主体的な活動につながるよう工夫しています。
ネイティブ講師の英語教室や、世界の料理などを取り入れ、海外の文化に親しんでいます
年上の子どもに憧れる気持ちを持ち、年下の子どもを思いやる気持ちを育むことを目的に異年齢交流を行っています。一方、海外の文化に親しむことが出来るように、ネイティブ講師による英語教室や、献立に世界の料理などを取り入れています。また、外国籍の子が多いことにも配慮し、絵本などで他国を知る機会も設けています。さらに、年齢・性別など互いの違いを知ることを目的に肌の色が違う人形を設置しています。そのほか、国内各地の文化にふれる機会として、献立に郷土料理を取り入れています。
子ども同士のトラブルは可能な限り見守り、かみつきなどの予防に努めています
配慮が必要となる子どもにはフリー保育士を加配し、パーソナルスペースを確保しています。また、専門機関と連携するほか、専門家の助言を受けながら適切な支援に努めています。子ども同士のけんかやトラブルは、可能な限り見守る方針で、かみつきなどについては、子ども同士の距離を取り密集しないようにするなど予防に努めています。トラブル発生時は事故報告書を作成し、乳児・幼児会議、フリー会議において再発防止策を検討しています。そのほか、就学支援として、学校見学に行き、保護者には就学に向けた情報提供をしています。
2.子どもの生活が安定するよう、子ども一人ひとりの生活のリズムに配慮した教育・保育を行っている
- 登園時に、家庭での子どもの様子を保護者に確認している
- 発達の状態に応じ、食事・排せつなどの基本的な生活習慣の大切さを伝え、身につくよう指導・援助している
- 休息(昼寝を含む)の長さや時間帯は子どもの状況に配慮している
- 降園時に、その日の子どもの状況を保護者一人ひとりに直接伝えている
【講評】
連絡帳は毎日取り交わし、当日の様子はポジティブな内容で伝えるように配慮しています
全クラス連絡帳を毎日取り交わしています。保護者との連絡については冊子を活用しています。登園時には毎回保護者へ降園時間と送迎者などを確認し、必要な情報を周知簿に記録し、職員間で引き継いでいます。連絡帳には健康状態、当日の様子を記載するとともに、降園時には、毎回当日の様子をポジティブな内容で報告しています。また、フォトフレームなども活用しています。連絡帳では良い点を伝えていくようにしているため、保護者は育児日誌のように活用している方が多くいます。
基本的な生活習慣の習得は無理のないように進め、子どもの気持ちに配慮しています
子どもの発達段階に応じた支援の方法を全体的な計画に示した成長発達の目安や、年齢別に身に付けたい基本的な生活習慣チェックシートなどに示しています。子どもが生活習慣を身に付けていく過程において、まずは自分でできたことを認めてあげることを大切にしています。年齢があがるにつれ、発達状態に応じて声かけを行うようにし、失敗していても子どもの気持ちを傷つけることのないよう、言葉かけに配慮もしています。
5歳児クラスの夏季以降は就学に向けて午睡を取らない生活に切り替えています
午睡時間は、乳児クラスで12時~14時30分、幼児クラスでは13時~14時30分と設定しています。寝具は、レンタル布団などを使用しています。なお、午睡時間に眠れない子がいた場合は、空いた保育室などで過ごせるよう配慮しています。また、3・4歳児は保護者と相談の上で午睡時間を調整し、5歳児クラスの夏季以降は就学に向けて午睡を取らない生活に切り替えています。
3.日常の教育・保育を通して、子どもの生活や遊びが豊かに展開されるよう工夫している
- 子どもの自主性、自発性を尊重し、遊びこめる時間と空間の配慮をしている
- 子どもが、集団活動に主体的に関われるよう指導・援助している
- 子ども一人ひとりの状況に応じて、子どもが言葉(発声や喃語を含む)や表情、身振り等による応答的なやり取りを楽しみ、言葉に対する感覚を養えるよう配慮している
- 子どもが様々な表現を楽しめるようにしている
- 戸外・園外活動には、季節の移り変わりなどを感じとることができるような視点を取り入れている
- 生活や遊びを通して、子どもがきまりの大切さに気付き、自分の気持ちを調整する力を育てられるよう、配慮している
【講評】
夏祭りやあそぶ会などのプログラムの内容は、子どものアイデアを取り入れています
子どもの集団活動として、「英語・リズム・ホール活動」を行っています。また、子どもたち同士の話し合いなど、子どもが自分の意見を発表する機会を設けています。その発展した機会として、「夏まつり・あそぶ会・おおきくなぁれ」などのプログラムを取り入れています。プログラムの開催に向けて、子どものアイデアを基に内容を決めていくことで、子どもの主体性が発揮されるよう取り組んでいます。なお、集団での活動をしたくない子どもがいた場合、別で遊べる環境をつくるなど配慮しています。
多様な遊びや活動を通して、感性や表現する力などを育んでいます
子どもが言葉に興味を持てるよう乳幼児期の子どもには積極的な声がけを、5歳児の子どもはひらがなワークを取り入れています。また、子どもたちと話をする際は、質問形式の会話を心がけています。そのほか、制作やぬりえ、ブロックなどの空間認識活動、感触遊びなどを行い、美しさに対する感性や、感じた事などを表現する力を育んでいます。加えて、粘土を使った造形活動、ブロックなども取り入れ、好きなあそびをいつでも出来る環境づくりに努めています。
散歩では公園を訪れ、遊具遊びを楽しむほか、植物や昆虫などに出会っています
散歩に週3~4回程度出かけて公園などを訪れています。公園や散歩の途中では、固定遊具での遊びや、虫探しなどをして過ごしています。さくら・銀杏・どんぐり・ヒメリンゴ・季節の花などの植物にふれたり、カタツムリ・てんとう虫・かぶと虫などの生き物に出会ったりしています。また、園内ではメダカを育て、蝶は芋虫から蛹を経て成虫になるまでの過程を観察しています。そのほか、夏場は保育室内で、たらいに水をはり、水遊びや魚釣り、感触遊び(氷の中におもちゃを入れる・スライムづくり・寒天遊び)などを楽しんでいます。
4.日常の教育・保育に変化と潤いを持たせるよう、行事等を実施している
- 行事等の実施にあたり、子どもが興味や関心を持ち、自ら進んで取り組めるよう工夫している
- みんなで協力し、やり遂げることの喜びを味わえるような行事等を実施している
【講評】
行事では、特に、夏祭り・あそぶ会・おおきくなぁれに力を入れて取り組んでいます
子どもの成長や保育の成果を発表する機会として、「夏まつり・あそぶ会・おおきくなぁれ」や、季節や文化・伝承に親しむ機会として、「子どもの日・七夕・お月見・クリスマス会・新年お祝い会・節分・ひなまつり」などを行い、特に、夏まつり・あそぶ会・おおきくなぁれに力を入れて取り組んでおり、それらの行事については内容決めから子どもたちが加わることで、興味や関心を高め、主体的に楽しめるようにしています。加えて、行事の振り返りとして、行事の後は絵を描き、自分たちの発表を動画で観ています。
行事への保護者の理解を得るため、年度末・年度初めに年間行事予定表を配布しています
行事の準備・実施にあたり、保護者の理解や協力を得るために、年間行事予定表を3月(在園児)、4月(新入園児)に配布しています。また、行事ごとの目的は、園だよりやクラスごとのおたより、掲示などにより伝えています。保護者が参加・見学できる行事として、夏まつり、あそぶ会、おおきくなぁれを開催するとともに、保護者が参加しない活動についても、フォトフレーム、日々だよりなどでその様子を伝えています。保護者参加の行事については、アンケートを実施して保護者の声に耳を傾けています。
子どもの誕生日はプログラムで盛り上げ、メッセージカードをプレゼントしています
子どもの誕生日は各クラスでお祝いし、個別のインタビュー、歌でお祝いするなどのプログラムで楽しめるようにしています。さらに、写真とメッセージカードをプレゼントするとともに、誕生児が主役になって喜びを感じられるよう、ホールで、月ごとに誕生児の写真掲示などを行っています。
5.在園時間の異なる子どもが落ち着いて過ごせるような配慮をしている
- 在園時間の異なる子ども同士が楽しく遊べるよう配慮をしている
- 在園時間の長い子どもが安心し、くつろげる環境になるよう配慮をしている
- 在園時間が長くなる中で、保育形態の変化がある場合でも、子どもが楽しく過ごせるよう配慮をしている
【講評】
子どもが安心してくつろげるよう、木製の棚を揃え、掲示物などは控えめにしています
子どもが安心してくつろぎ、落ち着いて過ごせるように木製の棚を揃えるとともに、保育室には掲示物やキャラクターを使用しないなど、環境づくりに配慮しています。また、フリーの職員や担任も声掛けですぐに動けるよう、職員体制を整えています。子どもが疲れた際には身体を休めることができるよう、小さなスペースを作り、落ち着ける場所を用意しています。
延長保育の時間帯は職員体制を整え、個別にスキンシップをとれるよう配慮しています
18時30分~20時30分を延長保育時間として設定しています。それに合わせて、17時30分から合同保育を行っています。合同保育は、1歳児~5歳児は17時30分~ホールで、0歳児は0歳児保育室で行い、子どもたちのリクエストに応じた遊びや玩具を用意しています。補食は自宅での夕食までの間食として、夕食は子どもたちが食べやすいような丼ぶり系のものを提供しています。延長保育の時間帯は、正規職員2名に加え、常勤パート1名(18時30分まで)を配置し、個別にスキンシップをとれるよう配慮をしています。
6.子どもが食事を楽しめるよう配慮している
- 子どもが楽しく、落ち着いて食事をとれるような雰囲気作りに配慮している
- 園で提供する食事は、メニューや味付けなどに工夫を凝らしている
- 子どもの体調(食物アレルギーを含む)や文化の違いに応じた食事を提供している
- 食についての関心を深めるための取り組み(食材の栽培や子どもの調理活動等)を行っている
- 保護者や地域の多様な関係者との連携及び協働のもとで、食に関する取り組みを行っている
【講評】
自由な席で食べられるようにし、異年齢保育はくじびきで決めるなど工夫しています
食事の環境は、席やグループを固定せず、楽しく食事ができるようにすることを心がけ、各クラス、行事食やバイキングはホールなどでとれるようにしています。その際、自由な席で食べられるようにし、異年齢保育はくじびきで決めるなど工夫しています。5歳児は配膳まで自分で行い、3・4歳児は量を調節できるように伝えるなど配慮するとともに、幼児クラスでは職員が一緒に食べるなど寄り添っています。
食物アレルギーのある子どもには除去食・代替食を提供し、誤食の防止に努めています
給食には、子どもたちの好きなメニューや郷土料理を取り入れています。行事食の際は、行事内容に沿ったメニューで盛り上げ、ワンプレートにするなど工夫しながら提供しています。食物アレルギーのある子どもには、食物アレルギー児対応マニュアルに沿って、除去食または代替食を提供し、他児から距離を置く、乳児は一人用のテーブルをつけるなどの配慮に加え、配膳する際は、アレルギー別に食器やトレーの色を変え、誤食の防止に取り組んでいます。
食育活動では食材に触れ、栽培することなどを大切に取り組み、調理体験も行っています
食育活動では、食材に触れ、栽培をすることなどを大切にして取り組んでいます。食文化や栄養に関する知識と関心を深めることを目的とし、食べ物に関する図鑑を見たり、郷土料理や国での違いなどを学んだり、栄養のうたなども取り入れています。また、ゴーヤ・きゅうり・しいたけ・枝豆・さつまいも・トマト・ナスを栽培し、収穫した野菜は、ゴーヤミックスジュース、さつまいもの食べ比べなどで取り入れています。また、2歳児から野菜洗いを経験するとともに、5歳児クラスになると、クッキー作り、茶巾絞りなどの調理体験も行っています。
7.子どもが心身の健康を維持できるよう指導・援助している
- 子どもが自分の健康や安全に関心を持ち、病気やけがを予防・防止できるように指導・援助している
- 医療的なケアが必要な子どもに、専門機関等との連携に基づく対応をしている
- 保護者と連携をとって、子ども一人ひとりの健康維持に向けた取り組みを行っている
【講評】
子どもが健康や安全に関心を持てるよう、防災訓練や健康指導などを実施しています
子どもが自身の健康や安全に関心が持てるよう、防災訓練では、防災頭巾や避難靴を身につけて避難する練習を、防犯訓練では、警察協力による不審者対応訓練を実施しています。そのほか、交通安全指導として、散歩前や散歩中に職員から約束事を確認しています。また、保健指導では、うがい、手洗いの歌を取り入れ、歯磨き指導では、区の保健師による歯磨き指導や、看護師から絵本を用いたお話を聞いています。さらに、子どもの自身の意識を高めるために、怪我の報告など声がけを行いて、事故・怪我の防止に努めています。
定期健診や歯科検診などを実施し、子どもの健康状態を把握しています
子どもの健康状態を把握するため、内科医による0歳児健診(毎月)、全園児健診(年2回)および嘱託医による歯科検診(全園児年2回)を実施しています。与薬は基本的に行っていませんが、園で起きたケガに対する処方、熱性けいれん、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎の場合は、与薬指示書の提出とともに薬を預かっています。
毎月保健だよりを発行し、保護者と連携して子どもの健康維持に取り組んでいます
保護者と連携して子どもの健康維持に取り組むために、毎月保健だよりを発行し、季節による感染症のお知らせ、健康管理の方法などについて伝えています。また、感染症の流行やSIDSの発生を予防するために、職員は、感染症、アレルギー対応、熱中症などに対する研修などに参加し理解を深めています。感染症が発生した場合は、玄関掲示板、一斉メールにより保護者に情報提供しています。午睡時は看護師による視診、保育者の午睡チェックで子どもの健康状態を確認し、記録しています。このような取り組み内容は、入園面談で看護師が説明しています。
8.保護者が安心して子育てをすることができるよう支援を行っている
- 保護者には、生活形態や子育ての考え方の違いなど、個々の事情に配慮して支援を行っている
- 保護者同士が交流できる機会を設けている
- 保護者と職員の信頼関係が深まるような取り組みをしている
- 子どもの発達や育児などについて、保護者との共通認識を得る取り組みを行っている
- 保護者の養育力向上のため、園の教育・保育の活動への参加を促している
【講評】
共育てを基本方針とし、保護者の意向や価値観に合わせた対応ができるよう努めています
保護者に対し、共育てを基本方針として対応しています。なお、具体的な接遇方法について、「保護者対応:話の聴き方(傾聴のポイント)、保護者対応チェックリスト、保護者とよりよい関係を築くための工夫、クレーム対応のポイント・言葉選び・NG」を整備するとともに、接遇研修や会議などで職員の理解を深めています。また、就労状況確認書・行事アンケート、個別面談を通して、子育てに関する保護者の価値観や就労状況や日常的なサービスに係る保護者の意向を確認しています。直近では、行事の改善に取り組みました。
保護者会は保護者参加の行事に合わせて行うなど、参加しやすいように工夫しています
職員一人ひとりを知ってもらうために、保護者アンケートには職員も参加し、結果を掲示しています。また、今後はアンケート結果を参考に、保護者同士で話し合う時間も増やしていきたいと考えています。そのほか、個別面談を年1~2回、保護者会を4月、2月の年2回実施しています。なお、保護者会は、保護者参加行事に合わせて行うなど工夫しています。
子育ての考え方や互いの理解を深めるため、保育士体験や個別相談を実施しています
子育ての考え方について互いの理解を深めるために、保護者会で共有するほか、個別相談を行い、食事、午睡などのテーマで意見を交換しています。そのほか、保護者の養育力向上に向けて栄養士との個別相談を開催し、育児に役立つ情報を伝えています。また、保育士体験は通年希望に応じて実施しており、乳児は寝かしつけ、幼児は散歩から食事までを体験してもらっています。クリスマス会のタイミングで希望を募ったところ、多くの保護者が参加し、好評を得ました。
9.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
- 地域資源を活用し、子どもが多様な体験や交流ができるような機会を確保している
- 園の行事に地域の人の参加を呼び掛けたり、地域の行事に参加する等、子どもが職員以外の人と交流できる機会を確保している
【講評】
地域資源や子育てひろばを活用し、多様な経験と交流の機会を模索しています
年長児は、行事に必要な物を近所の店舗に買いに行っています。また、近隣公園でのイベントに参加しているほか、本を借りに継続して図書館を訪れています。今後は、図書館から絵本の読み聞かせに来てもらう予定です。加えて、5歳児が小学校の見学行っています。そのほか、職員以外の人との交流として、クリスマスの演奏に地域の方を招待しているほか、子育てひろばを活用し、園児との交流の機会も再開させたいと考えています。
【講評】
子どもの羞恥心に配慮し、身体測定は男女別に実施しています
個人情報については入園説明会の際にプライバシーポリシーを説明し、プライバシーの保護については、個人情報取扱方針同意書で同意確認を得ています。また、子どもの羞恥心に配慮し、着替えをする際には、下着1枚にならず上は上、下は下と順番に着替えるよう指導するとともに、身体測定は男女別に行っています。加えて、性別の違いを意識する取り組みとして、5歳児クラスを対象に看護師がプライベートゾーンの大切さを説明しています。そのほか、乳児のおむつ交換は、別室へ行き行っています。
子どもと保護者の多様な価値観や意向に対応できるよう努めています
子ども一人ひとりを尊重する姿勢を子どもの権利マニュアルに示すとともに、年始スタートの会議を実施し、職員の理解を深めています。その際に、不適切保育につながるような言動について学び、子どもたちの主体性を活かせるような声かけを取り入れました。また、子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮するために、個別面談などで日常的なサービスに係る保護者の意向を確認し、給食では、分量や苦手なものについて配慮しています。さらに、多様な文化に配慮し、宗教食を取り入れているほか、戸外活動では日除けに薄手の長袖を着るようにしています。
不適切保育などの事案に備え、チェックリストの活用やレポート提出を行っています
虐待や育児困難などの事案については、虐待防止対応マニュアルに則って対応しています。虐待防止および適切な対応に備え、職員は、不適切保育につながるような言動をしないよう、保育内容を振り返っています。加えて、全国保育士会「人権擁護のためのセルフチェックリスト」の活用により職員自らの行動を振り返ることを促しています。そのほか、虐待に関するニュースなどが報道された際は、職員間での回覧に加え、レポート提出により意識を高めています。
1.子どものプライバシー保護を徹底している
- 子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、保護者の同意を得るようにしている
- 子どもの羞恥心に配慮した指導・援助を行っている
2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、子どもの意思を尊重している
- 日常の教育・保育の中で子ども一人ひとりを尊重している
- 子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮した指導・援助を行っている
- 虐待防止や育児困難家庭への支援に向けて、職員の勉強会・研修会を実施し理解を深めている
【講評】
業務の標準化を図るため、保育指針などを配付し、会議で理解の普及に努めています
業務の標準化を図るため、法人として「運営の手引き、保育実践マニュアル、健康管理マニュアル」を整備するとともに、園で独自に、「お散歩コース、公園での遊び方マニュアル」などを作成しています。業務の実施状況は、会議での報告で、主任、フロアーリーダーが中心となり確認しています。そのほか、職員に「保育指針、不適切保育」を配布し、会議で話し合うことで、マニュアルに対する理解の普及を図っています。また、業務水準の向上を図るために、BCPなどについて、年1回見直しています。
1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
- 手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている
- 提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうか定期的に点検・見直しをしている
- 職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や保護者等からの意見や提案、子どもの様子を反映するようにしている
事業者のコメント
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【講評】
園の理念について記載した「職員のしおり」を全職員に配布しています
園の保育理念を「・快適な環境の中で、園と家族と一貫したリズムで、気持ちよく過ごす・一人一人の子どもの気持ちを十分に受け止め、愛情関係や信頼関係を築き、月齢、発達段階に応じた人や物への関心や関わりが広がるようにする・落ち着いた環境のもと、自然とのふれあいも大事にしながら友だちとの関わりの中で遊ぶ楽しさを味わい、ルールを覚え意欲を育つように援助する・楽しみながら、ちからいっぱいからだを動かして遊ぶようにする」と定めています。園の理念について、職員の理解を深める取り組みとして、全職員にファイルを配布しています。
本部に保育アドバイザーを配置し園長業務をサポートしています
園長は、「職員の意欲向上」を最も重要な役割だと考えています。その役割と責任について、園長の服務規律に記載し、会議などで職員に伝えています。また、園長のサポート役として法人東京支部に保育アドバイザーを配置しています。保育アドバイザーは、同ビル内の本部に配置しており、業務補助のほか、自治体とのやり取りなどをサポートしています。
園の重要な案件は園長・主任・フロアリーダーが参加するリーダー会議で検討しています
法人の重要な案件を検討する場として、理事長・理事・監事・園長が参加する理事会や法人内園長会を設けています。また、園の重要な案件は、園長・主任2名・フロアリーダーが参加するリーダー会議で検討しています。直近では、「職員のしおりの内容」や「来年度の行事について」検討しています。これらの内容は、職員会議で職員に伝えています。