評価結果
基本情報
事業者の理念・方針・期待する職員像
事業者が大切にしている考え(理念・ビジョン・使命など)
1)保育理念:『安心』と『楽しい』を基本に『遊びと生活』の中で『生きる力』を育む
2)経営理念:個のホスピタリティを大切にする
3)基本方針1:多様なニーズに応えることができる柔軟性を大切にする
4)基本方針2:ケアマインド、保育マインドに溢れた心の豊かさを育む
5)基本方針3:省察を怠らず、次に活かす
職員に求めている人材像や役割
子どもが好きで大切で、丁寧に子どもと関われる保育者
子どもを取り巻く環境や背景も考えながら適切に関われる保育者
子どもの保護者や他の職員にもホスピタリティを持って接することができる保育者
CoMaMoRiの一員として、自分の意見や考え、アドバイスを運営者に発案してくれる保育者
上記を基本に、様々な個性や性格、年齢層など、多様性のある保育人材を求めている
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)
子どもが心身ともに健康で安心して過ごせるように、安全、衛生面に十分に配慮する
子どもが十分に遊びこめるよう環境を工夫し、一緒に楽しむ
子どもの生きる力と人権力を育めるよう、丁寧な関わりを大切にする
省察を大切にし、人として、保育者として豊かに成長する
全体の評価講評
特によいと思う点
一時保育を利用する目的は多様化し個々のニーズを理解するため子どもと一緒に面談し、要望に沿った保育サービスを提案していきます。月単位や不定期、時間単位のスポット預かりだけでなく、託児所内にはコワーキングスペース(ママルーム)もあります。コワーキングスペースは無料でWi-Fiが利用でき、電子レンジや冷蔵庫等の設備もあって園内で仕事と育児が一緒に行える環境を提供しています。また、「東京都ベビーシッター利用支援事業」の一時保育事業も運営し託児所と居宅サービスの組合せなど利用者ニーズに対応していくように努めています。
一時保育を利用の子どもは、日々変わり組合せも変化することが多いため、一人ひとりの発達や家庭での過ごし方、心身の状態を把握するツールとして職員はアプリで、前回利用時の状況や特記事項、緊急時の対応、保護者との連絡方法の情報をタイムリーに確認出来る体制となっています。職員は保育士資格を有し、資格がない人は居宅訪問型保育基礎研修を受講し、救急蘇生法の外部研修も受けています。アレルギーに関することや健康面の情報共有は最も重要と考え、事前の園見学や面談時に園での過ごし方の詳細を文書で具体的に説明をしています。
少人数体制において職員間で共通の目的を共有できるよう、代表は定期的に法人の理念や個人の想いを伝え、日々の業務においても率先垂範して園をリードしています。職員の働きやすい環境づくりにも配慮し、それに応える職員がこれまでに定着し、付いてきています。気になることがあればすぐに相談できる距離に代表がいて、スピーディーに意思決定が行われています。経験の長い人には担当を任せるなどし、徐々に組織的な動きも見え始めています。園に対するニーズは高く、ますます地域にとって必要な施設となっていくことと考えられます。
さらなる改善が望まれる点
現在はピアノを使って朝の会は行っていますが、今後は曲やピアノに合わせて身体を動かすリトミックを取り入れ、子どもの表現力や音楽的な感覚を身に付け、 音楽に合わせて動くダンスで、表現遊びや音楽を通したゲームなどを取り入れたいと考えています。音楽を取り入れ、保育活動のさらなる充実をはかるために、保育の全体的計画や年間目標、週案などに内容の詳細を立案し、日々の保育活動へ展開して、音楽を取り入れた活動の効果や子どもの変化について振り返りを行い活動の幅をさらに広げられるような取組みに期待します。
一時保育は異年齢児の子どもが時間や形態の異なる中で共に生活するため、保育活動に工夫が必要となります。活動例として季節毎に行う製作活動は、職員手製の材料キットを準備していつでも子どもが楽しめるように努めています。今後は一時保育の特性をふまえた食育活動の充実をはかることを課題としています。都心の住宅街でも取組め、低年齢児でも参加できるようなプランター栽培等、生き物の成長や収穫の喜びを得られる体験活動を通し、子どもが食への関心を広げていけるような食育活動を計画的に推進していくことに期待します。
今回の評価では、将来に向けての「計画的な取り組み」の点でいくつか課題がみえました。中長期計画は今回の受審をきっかけに代表が策定しましたが、その過程において職員や保護者からの声は含まれていませんでした。事業計画の内容については中長期計画の内容を十分に反映できてなく、2つのつながりが欲しいところです。また、職員のキャリアパスは整備されておらず、非常勤職員が中心ではありますが、何かしらの方針は示すべきだと考えられます。このように園として、職員としての将来像をそれぞれ明確にし、着実な実行が期待されます。
事業者が特に力を入れている取り組み
園の利用形態が多様であるのと同様、職員の働き方も多様になっています。代表以外の職員は全員が非常勤職員となっており、ダブルワークの人から主婦まで様々な人たちが集まっています。それぞれの能力を発揮できる場面があり、また協働する気持ちを持ち、全体で一体となって取り組んでいる様子がうかがえました。職員の多くは紹介で採用されていることからも、働きやすい環境になっているといえます。今後は若い保育士の採用も出来たらいいと考えているということです。
毎日の散歩コースには里山の雰囲気を味わえる「目白の森」や「目白庭園」、複合遊具が配置された区立「椎名町公園」があります。子どもは森の遊歩道で木の実を拾ったり、鳥のさえずりを聞き、夏は蝉を探しに出かけます。公園内には大きなケヤキや桜の木があって地域住民の憩いの場所となっています。子どもの希望を取り入れながら、砂場や滑り台、鉄棒を使って太陽の光をいっぱい浴びて体を使った遊びを楽しみます。雨の日は歩いて数分の図書館で沢山の絵本にかこまれて過ごし、都心では恵まれた自然と安心した環境の中で戸外活動を充実させています。
利用者調査結果(月極保育用利用者調査)
調査概要
- 調査対象:利用者家族2世帯を調査対象にアンケートを実施し、結果2名から回答が得られました。
- 調査方法:アンケート方式
利用者調査はアンケート方式で行いました。アンケートは事業所の協力の下、利用者調査票と当社指定の封筒を利用者へ配布してもらいました。回収物の開封は全て当社内で行い、匿名性を確保しました。 - 有効回答者数/利用者家族総数:2/2(回答率 100.0% )
利用者家族2世帯に対し、有効回答2件で100.0%の回答率となりました。 総合的な評価では、「大変満足」が2名(100.0%)という結果になっています。事業所に対する総合的なコメントを見ると、「誠実に対応していただいています。」「ゆっくり少しずつ人との距離を縮めていく娘の特性を尊重し、丁寧に温かく受け入れてくれました。」との回答がありました。
アンケート結果
1.保育施設での活動は、子どもの心身の発達に応じたものとなっているか
2.保育施設での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか
3.【保育施設からの食事提供を受けている方のみ】
提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか
4.保育施設の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか
5.保育時間の変更は、保護者の状況に柔軟に対応されているか
6.安全対策が十分取られていると思うか
7.行事日程の設定は、保護者の状況に対する配慮は十分か
8.子どもの保育について家庭と保育施設に信頼関係があるか
9.施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか
10.職員の接遇・態度は適切か
11.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
12.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
13.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
14.子どもと保護者のプライバシーは守られているか
15.保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか
16.利用者の不満や要望は対応されているか
17.外部の苦情窓口(行政等)にも相談できることを伝えられているか
利用者調査結果(時間預かり(一時預かり)保育用利用者調査)
調査概要
- 調査対象:利用者家族6世帯を調査対象にアンケートを実施し、結果2名から回答が得られました。
- 調査方法:アンケート方式
利用者調査はアンケート方式で行いました。アンケートは事業所の協力の下、利用者調査票と当社指定の封筒を利用者へ配布してもらいました。回収物の開封は全て当社内で行い、匿名性を確保しました。 - 有効回答者数/利用者家族総数:2/6(回答率 33.3% )
利用者家族2世帯に対し、有効回答2件で100.0%の回答率となりました。 総合的な評価では、「大変満足」が2名(100.0%)という結果になっています。事業所に対する総合的なコメントを見ると、「誠実に対応していただいています。」「ゆっくり少しずつ人との距離を縮めていく娘の特性を尊重し、丁寧に温かく受け入れてくれました。」との回答がありました。
アンケート結果
1.保育施設での活動は、子どもの心身の発達に応じたものとなっているか
2.保育施設での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか
3.【保育施設からの食事提供を受けている方のみ】
提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか
4.保育施設の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか
5.保育時間の変更は、保護者の状況に柔軟に対応されているか
6.安全対策が十分取られていると思うか
7.行事日程の設定は、保護者の状況に対する配慮は十分か
8.子どもの保育について家庭と保育施設に信頼関係があるか
9.施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか
10.職員の接遇・態度は適切か
11.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
12.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
13.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
14.子どもと保護者のプライバシーは守られているか
15.保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか
16.利用者の不満や要望は対応されているか
17.外部の苦情窓口(行政等)にも相談できることを伝えられているか
組織マネジメント分析結果
◆事業評価結果
7つの「カテゴリー」の下に、それぞれ「サブカテゴリー」「評価項目」「標準項目」を設定して評価しています。
評価項目ごとに、標準項目の実施状況を、実施できている場合は
で、実施できていない場合は
で表しています。
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)を周知している
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、職員の理解が深まるような取り組みを行っている
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、利用者本人や家族等の理解が深まるような取り組みを行っている
2. 経営層(運営管理者含む)は自らの役割と責任を職員に対して表明し、事業所をリードしている
- 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任を職員に伝えている
- 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任に基づいて職員が取り組むべき方向性を提示し、リーダーシップを発揮している
3. 重要な案件について、経営層(運営管理者含む)は実情を踏まえて意思決定し、その内容を関係者に周知している
- 重要な案件の検討や決定の手順があらかじめ決まっている
- 重要な意思決定に関し、その内容と決定経緯について職員に周知している
- 利用者等に対し、重要な案件に関する決定事項について、必要に応じてその内容と決定経緯を伝えている
【講評】
保護者の意向は個別に代表が話しをする中で把握しています
園の利用形態は一時利用から月極、短時間、ベビーシッターなど様々な選択肢があり、保護者には見学時や登録時に説明し、意向を把握しています。はじめのうちは慣れるまで1日1時間の利用から受け入れるなど、柔軟な対応をしています。保護者会などは開いていないため、保護者とは個別に話しをする中で意向の把握に努めています。職員には年1回以上アンケートを実施して、働き方など意向を把握しています。面談もしています。職員からは人手のこと、休みのことなど希望が挙げられています。
区内の連絡会等に参加して、地域の保護者からの多様な要望があることをつかんでいます
豊島区で開かれる認可外保育施設連絡会や保育課が実施する研修などに参加する中で、地域の情報を収集しています。今年度は代表が2回参加して、制度についての説明を受けたり、グループディスカッションでは不適切保育をどう防ぐかについて話し合っています。豊島区内には多くの保育園がありますが、保護者からは子どもをまだ保育園に入れたくない、リフレッシュの一時利用がしたい、アットホームな手厚い施設がいいなど多様な要望があるということです。園の経営状況については適宜、顧問の税理士が確認しています。
中長期計画を策定したのに伴い、今後は着実な実行体制の確立が望まれます
今回の第三者評価受審をきっかけに、代表がイメージしていたビジョンを中長期計画として一覧にまとめました。今年度から3年後、5年後、そして7年後に向けて制度上と運営上の目標と計画を立てています。重点項目を職員育成として、担当職員を配置して3年後までの内容を共有しています。職員の質を高めることで、任せられる範囲を拡げていきたいと考えています。また事業計画も策定されていますが、中長期計画とのつながりという点では来年度以降の課題といえます。計画を策定したことで、進捗状況の振り返りなどは今後行っていきたいとしています。
1. 事業所を取り巻く環境について情報を把握・検討し、課題を抽出している
- 利用者アンケートなど、事業所側からの働きかけにより利用者の意向について情報を収集し、ニーズを把握している
- 事業所運営に対する職員の意向を把握・検討している
- 地域の福祉の現状について情報を収集し、ニーズを把握している
- 福祉事業全体の動向(行政や業界などの動き)について情報を収集し、課題やニーズを把握している
- 事業所の経営状況を把握・検討している
- 把握したニーズ等や検討内容を踏まえ、事業所として対応すべき課題を抽出している
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画及び単年度計画を策定している
- 課題をふまえ、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画を策定している
- 中・長期計画をふまえた単年度計画を策定している
- 策定している計画に合わせた予算編成を行っている
2. 着実な計画の実行に取り組んでいる
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた、計画の推進方法(体制、職員の役割や活動内容など)、目指す目標、達成度合いを測る指標を明示している
- 計画推進にあたり、進捗状況を確認し(半期・月単位など)、必要に応じて見直しをしながら取り組んでいる
【講評】
法や倫理等についてはマニュアルに記載しているほか研修等を通じて浸透を図っています
職員に守って欲しい法や倫理等については、業務マニュアルなどに記載しています。入社時に説明するほか、社内研修でも定期的に触れる機会を設けて浸透を図っています。また、保育士倫理綱領をアプリで職員に共有し、勉強会を開く予定もしています。職員は保育士資格を保有している人か、保有していない人には居宅訪問型基礎研修の受講を義務付けており、それらの過程において保育において守るべきことや子どもの人権等について学んでいます。今回の職員自己評価では全員が法や倫理とを理解し遵守していると回答しています。
重要事項説明書に外部の相談窓口等を記載し、説明することが望まれます
保護者からの苦情に対しては、代表が窓口となり対応することがしおりに記載されていますが、重要事項説明書には記載がありませんでした。社内の窓口のみならず、区役所等の外部の相談窓口を示し、保護者に説明することが望まれます。苦情等への対応方法についてはマニュアルが用意されていて、該当事案が発生した場合には記録に残すことにしています。虐待防止の取り組みとして、社内では少人数によるグループディスカッションで不適切な保育とは何かを話し合い、全員が自分の考えを発言できるようにして意識を高めています。
SNSを適宜更新して、園や子どもの様子を発信しています
法人及び園の情報はホームページで公表し、日々の活動の様子についてはSNSで適宜更新して発信しています。SNSには散歩の姿などを載せていますが、顔は写らないよう配慮しています。第三者評価は今回が初めての受審となり、今後は定期的に行っていく予定をしています。ボランティアや実習生の受け入れ実績はこれまでにはありませんが、問い合わせがあれば小中学生の職場体験は受け入れたいと考え、体制を整えています。地域貢献の取り組みとして以前は親子参加できるハロウィンイベントを開いたことがありましたが、現在は行っていません。
1. 社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理などを周知し、遵守されるよう取り組んでいる
- 全職員に対して、社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などを周知し、理解が深まるように取り組んでいる
- 全職員に対して、守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などが遵守されるように取り組み、定期的に確認している。
1. 利用者の意向(意見・要望・苦情)を多様な方法で把握し、迅速に対応する体制を整えている
- 苦情解決制度を利用できることや事業者以外の相談先を遠慮なく利用できることを、利用者に伝えている
- 利用者の意向(意見・要望・苦情)に対し、組織的に速やかに対応する仕組みがある
2. 虐待に対し組織的な防止対策と対応をしている
- 利用者の気持ちを傷つけるような職員の言動、虐待が行われることのないよう、職員が相互に日常の言動を振り返り、組織的に防止対策を徹底している
- 虐待を受けている疑いのある利用者の情報を得たときや、虐待の事実を把握した際には、組織として関係機関と連携しながら対応する体制を整えている
1. 透明性を高め、地域との関係づくりに向けて取り組んでいる
- 透明性を高めるために、事業所の活動内容を開示するなど開かれた組織となるよう取り組んでいる
- ボランティア、実習生及び見学・体験する小・中学生などの受け入れ体制を整備している
2. 地域の福祉ニーズにもとづき、地域貢献の取り組みをしている
- 地域の福祉ニーズにもとづき、事業所の機能や専門性をいかした地域貢献の取り組みをしている
- 事業所が地域の一員としての役割を果たすため、地域関係機関のネットワーク(事業者連絡会、施設長会など)に参画している
- 地域ネットワーク内での共通課題について、協働できる体制を整えて、取り組んでいる
【講評】
災害対策はマニュアルを作成し、避難訓練を定期的に実施するなど万全を期しています
想定されるリスクとして、園内での事故、災害の優先順位を高くして対策をしています。事故に関してはこれまでに起きておらず、日々の保育を職員が子どもと1対1の体制で中心に活動することで防ぐことができています。災害に備えては、消火避難訓練を月1回、大規模地震の避難訓練を年1回実施しています。また、職員の帰宅ルートも確認しておき、万が一に備えています。備蓄品の充実も図っています。地震、火災、台風などへの対応方法を災害時マニュアルにまとめ、研修で職員全員が確認することで対応できるようにしています。
ヒヤリハットの作成を促し、事故防止につなげています
コロナ禍において事業継続計画(BCP)を策定しました。今後は定期的な見直しをしていくこととしています。事故防止の取り組みとしては、ヒヤリハットの作成を職員に促しています。小さな出来事でも作成するよう伝え、その内容、今後の改善点、経過報告を記入できる書式となっています。作成したものは研修等で職員間で共有し、各自が確認することで事故防止につなげています。
非常勤職員は手書きによる書類が中心で、それらは事務室内で保管しています
保護者から提出してもらう書類はデータもあれば、手書きによる書類もあります。入手した書類は事務室で、鍵のかかる書庫で管理し、データに関してはクラウド形式で保存しています。代表以外の職員は非常勤職員で、子どもの記録はすべて手書きによる書類となっています。そのため、パソコンは代表のものともう1台の計2台と少なく、管理がしやすい状態です。また、職員には必要な情報だけを伝えるようにすることで、情報漏洩を防いでいます。なお、非常勤職員と情報管理に関する誓約書を取り交わしていないため、今後は対応することを検討しています。
1. 事業所としてリスクマネジメントに取り組んでいる
- 事業所が目指していることの実現を阻害する恐れのあるリスク(事故、感染症、侵入、災害、経営環境の変化など)を洗い出し、どのリスクに対策を講じるかについて優先順位をつけている
- 優先順位の高さに応じて、リスクに対し必要な対策をとっている
- 災害や深刻な事故等に遭遇した場合に備え、事業継続計画(BCP)を策定している
- リスクに対する必要な対策や事業継続計画について、職員、利用者、関係機関などに周知し、理解して対応できるように取り組んでいる
- 事故、感染症、侵入、災害などが発生したときは、要因及び対応を分析し、再発防止と対策の見直しに取り組んでいる
1. 事業所の情報管理を適切に行い活用できるようにしている
- 情報の収集、利用、保管、廃棄について規程・ルールを定め、職員(実習生やボランティアを含む)が理解し遵守するための取り組みを行っている
- 収集した情報は、必要な人が必要なときに活用できるように整理・管理している
- 情報の重要性や機密性を踏まえ、アクセス権限を設定するほか、情報漏えい防止のための対策をとっている
- 事業所で扱っている個人情報については、「個人情報保護法」の趣旨を踏まえ、利用目的の明示及び開示請求への対応を含む規程・体制を整備している
【講評】
職員は保育士からの紹介で構成されています
職員の採用はホームページや、以前は求人広告を使っていたということですが、現在は保育士からの紹介によるものがほとんどとなっているということです。代表以外は非常勤職員となっており、ダブルワークをしていたり、主婦の人たちとなっています。経験が長い人もいますが、これから人材を増やしていくために研修体制を質の高いものにしていく必要があると代表は考えており、今年度は新たに研修担当を配置して取り組みを始めたところです。
キャリアパスや人材育成計画は今後の組織体制に応じて必要性を検討する段階でした
園としてのキャリアパスおよび人材育成計画は現時点では作成されておらず、将来に向けて必要に応じて検討するという段階でした。一方で、これまでに職員の研修受講履歴は重要事項説明書に記録されており、代表以外の非常勤職員も複数の研修を受講していることを確認できました。ただし、職員一人ひとりの個別育成計画は作られておらず、新たに研修担当が配置されたことで今後の取り組みに期待がもてる状況となりました。
非常勤職員一人ひとりの事情に合わせた働き方ができることで職員から好評を得ています
非常勤職員が中心の職場で、各自の予定を配慮したシフトを組めていることで働きやすい環境となっています。子育て中の人もいて、お互いに事情を理解して助け合う気持ちがあり、職員自己評価では「無理のないシフトで働きやすい」「理解してもらえる」といった意見がみられました。代表はできる限り情報を共有できるように出勤時にはコミュニケーションをとり、アプリを使って情報を適宜発信することで、職員関係が良好となっています。
1. 事業所が目指していることの実現に必要な人材構成にしている
- 事業所が求める人材の確保ができるよう工夫している
- 事業所が求める人材、事業所の状況を踏まえ、育成や将来の人材構成を見据えた異動や配置に取り組んでいる
2. 事業所の求める人材像に基づき人材育成計画を策定している
- 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)が職員に分かりやすく周知されている
- 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)と連動した事業所の人材育成計画を策定している
3. 事業所の求める人材像を踏まえた職員の育成に取り組んでいる
- 勤務形態に関わらず、職員にさまざまな方法で研修等を実施している
- 職員一人ひとりの意向や経験等に基づき、個人別の育成(研修)計画を策定している
- 職員一人ひとりの育成の成果を確認し、個人別の育成(研修)計画へ反映している
- 指導を担当する職員に対して、自らの役割を理解してより良い指導ができるよう組織的に支援を行っている
4. 職員の定着に向け、職員の意欲向上に取り組んでいる
- 事業所の特性を踏まえ、職員の育成・評価と処遇(賃金、昇進・昇格等)・称賛などを連動させている
- 就業状況(勤務時間や休暇取得、職場環境・健康・ストレスなど)を把握し、安心して働き続けられる職場づくりに取り組んでいる
- 職員の意識を把握し、意欲と働きがいの向上に取り組んでいる
- 職員間の良好な人間関係構築のための取り組みを行っている
1. 組織力の向上に向け、組織としての学びとチームワークの促進に取り組んでいる
- 職員一人ひとりが学んだ研修内容を、レポートや発表等を通じて共有化している
- 職員一人ひとりの日頃の気づきや工夫について、互いに話し合い、サービスの質の向上や業務改善に活かす仕組みを設けている
- 目標達成や課題解決に向けて、チームでの活動が効果的に進むよう取り組んでいる
1. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その1)
【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】
【目標の設定と取り組み】
事故を防ぎ、子どもを安全に守るために、園として安全管理、安全確認を徹底することを目標としました。具体的には、軽度なけがでもすぐに報告書を書き、いつでも確認できるようにしました。月1回の避難訓練では、小さなことでも気づきが得られるようにディスカッションをしました。毎日のデイリープログラムで安全確認のチェックをつけ、意識を高めました。
【取り組みの検証】
少人数であることもあり、ケガやヒヤリハットの発生が少なかったため、行政の研修やHPなどから得た情報を活用し、周知が必要だと考えられることはアプリで都度周知することが大切だと考えました。
【検証結果の反映】
研修ではニュースで知った事故などを挙げて対策をどうするかを考えるようにしていくこととしました。
【評語】
| 目標の設定と取り組み | 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った |
|---|---|
| 取り組みの検証 | 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った |
| 検証結果の反映 | 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた |
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している
子どもの命を預かり施設として「安全」をキーワードに職員の意識を高めるよう、取り組んでいました。ヒヤリハットの作成や、避難訓練からのディスカッション、毎日の安全チェックなど具体的な活動を取り入れることで職員の意識を高められたといえます。少人数のため、内部での事例が少ないところは研修やHPなどから情報を集めて活用するなどの工夫もみられました。これまでに特に目立った事故等は起きていないことから、取り組みの成果が表れているといえます。
2. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その2)
【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】
【目標の設定と取り組み】
職員は非常勤のため、毎日勤務するわけではなく、久しぶりに勤務する場合もあります。そのような時でも、また初めて会う子どもに対しても適切なかかわりができるようにするために、情報共有の円滑化を目標としました。具体的には、クラウド上で子どものデータを共有をできるようにしたり、保育ノートの活用方法を工夫しました。
【取り組みの検証】
データに関しては更新できていないこともあり、保育ノートであれば日々記録をつけていて見返すことができました。しかし、一時預かりの場合は前回の利用まで遡るのに時間を要することが新たな課題として出てきました。
【検証結果の反映】
久しぶりに入る職員が、事前にいつでも前回の保育ノートを確認できるようにすることを次の目標としました。
【評語】
| 目標の設定と取り組み | 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った |
|---|---|
| 取り組みの検証 | 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った |
| 検証結果の反映 | 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた |
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している
非常勤職員が中心の職場ならではの課題として、情報共有を取り上げていました。久しぶりに入る職員が前回の情報を確実に把握できるよう、データを活用したり、保育ノートを活用しています。しかし、一時利用の場合は前回からの空き期間が長くなると、遡るのに時間を要することが次の課題となりました。改善に向けて新たな方法を模索しています。
サービス分析結果
【講評】
ホームページとSNSによる情報発信により利用希望者に園の様子を伝えています
独自のホームページを作成し、利用案内、保育理念、保育の様子、利用者の声などを載せています。これに加えてSNSでは日頃の保育の様子を随時更新して、利用希望者が実際に利用した場合のイメージができるようにしています。また、法人ではベビーシッター事業も展開しているため、東京都のベビーシッター利用支援事業の事業所一覧に掲載されています。パンフレット等については特に用意していないということでした。
利用希望者には見学を勧め、ニーズに合わせた利用方法を説明しています
利用希望者からの問い合わせは電話やメールによるものが多く、その他では豊島区のホームページを見たという人からもあります。利用形態が複数あるため、希望者のニーズを聞き取り、それに合わせてどのような利用方法があるかを丁寧に説明しています。その後、興味を持った人には見学を勧めています。利用中の子どもがいる時間帯に来所してもらい、「新しい友達がきたよ」など声をかけ、雰囲気を感じてもらえるようにしています。当園での受け入れが難しい場合には、行政の他のサービスを紹介しています。
1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
- 利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している
- 利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている
- 事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している
- 利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
- 事業所のサービス利用が困難な場合には、理由を説明したうえで、行政機関等相談先に関する情報の提供をしている
【講評】
登録に際して所定の契約書類を取り交わし一人ひとりの保護者のニーズを把握しています
見学を経て、利用を希望する保護者には登録手続きへと進みます。しおりを書面で渡して重要なところを口頭で説明し、さらに重要事項説明書と個人情報取扱同意書も説明しています。利用形態によって料金は異なるため、保護者のニーズに応じて説明内容を変えています。保護者には児童票に園に対する要望や教育方針などを記入してもらい、登録時の面談で話した内容なども記録しています。初めての利用で不安を感じる保護者に寄り添い、一人ひとりのニーズに合わせて利用を開始しています。
利用開始時は保護者の希望に応じて利用方法や時間を決めています
子どもに関する情報は問い合わせ時から意識して聞き出し、見学時のヒアリングでさらに深めています。そして実際に利用開始後にはよく観察し、すぐに応えるようにしています。特に慣らし保育などは実施せず、希望に応じて保護者と一緒に過ごしてもらい徐々に利用時間を延ばしていくなど、柔軟に対応しています。歩ける子と、歩けない子がいた場合には、エリアを分けて安全に配慮しています。落ち着かない場合には抱っこをしたり、気分転換に散歩に出かけたりしています。このように活動内容は子どもの様子に合わせ、安心して過ごせるようにしています。
保育園への転園などを理由に利用が終了する場合、継続性に配慮した支援をしています
利用が終了する場合、その多くは保育園の利用が決まったことが理由に挙げられます。保育園に行っても集団生活に馴染めるように、外遊びの機会に他園の子どもと交わる経験をしたりと、活動を工夫しています。そして転園後も、土曜保育やベビーシッターなどでいつでもまた利用できることを保護者に伝えて安心感をもってもらうようにしています。
1.サービスの開始にあたり保護者に説明し、同意を得ている
- サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を保護者の状況に応じて説明している
- サービス内容について、保護者の同意を得るようにしている
- サービスに関する説明の際に、保護者の意向を確認し、記録化している
2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
- サービス開始時に、子どもの保育に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している
- 利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように配慮している
- サービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】
利用方法は様々で、利用していく中で職員は子どもの様子を把握していきます
子どもの心身の状況などについては、登録時に児童票を保護者に渡して記入してもらいます。出生時の健康状態からアレルギーの有無、既往歴、教育方針、気をつけて欲しいこと、くせ・こだわりなどの項目があります。利用方法は様々で、まずは一時利用から始めてもらうなど、子どもの様子を徐々に把握していきます。それらを保育ノートに記録して職員間で共有し、次の利用時に活かしています。年間登録制となっており、1年間で更新する際に変わったことがないかを確認し、児童票の再提出を依頼しています。特に変更がない場合は提出不要としています。
月極利用の子どもには個別カリキュラムを作成し、必要に応じて見直しています
年齢別の年間目標を立て、月極の子どもについては個別カリキュラムと、概ねの週案、日案を作成しています。週別の活動内容はコマモリだよりに、室内と室外に分けて記載して保護者に渡しています。活動内容は保護者からのヒアリングと、子どもの様子をよく観察して、必要に応じて見直しています。個別カリキュラムには保育目標と保育内容、食育、歌・リズム遊び、安全教育、イベントについて、3~4か月単位の内容が書かれています。一時利用の子どもについては、都度保護者から状態を確認して活動内容を選んでいます。
保育ノートをつけることでいつでも見返すことができ、子どものことを把握できています
子どもの記録は保育ノートや児童票、成長記録につけています。保育ノートは複写式で、月極も一時利用もどちらの利用も共通で付けています。保育に入る前に職員は前回の子どもの様子を把握するために、保育ノートを参照しています。また、日頃から子どもの様子をアプリを通じて共有しているため、職員が久しぶりの勤務の場合でも問題なく対応できています。子ども一人ひとりのことを把握するために、園内では研修でディスカッションを取り入れており、そこで意見を出し合う中で理解を深めています。
1.定められた手順に従ってアセスメント(情報収集、分析および課題設定)を行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している
- 子どもの心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し把握している
- 子どもや保護者のニーズや課題を明示する手続きを定め、記録している
- アセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
2.全体的な計画や子どもの様子を踏まえた指導計画を作成している
- 指導計画は、全体的な計画を踏まえて、養護(生命の保持・情緒の安定)と教育(健康・人間関係・環境・言葉・表現)の各領域を考慮して作成している
- 指導計画は、子どもの実態や子どもを取り巻く状況(保護者の意向を含む)の変化に即して、保育の過程を踏まえて作成、見直しをしている
- 個別的な計画が必要な子どもに対し、子どもの状況(年齢・発達の状況など)に応じて、個別的な計画の作成、見直しをしている
- 指導計画を保護者にわかりやすく説明している
- 指導計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している
3.子どもに関する記録を適切に作成する体制を確立している
- 子ども一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある
- 指導計画に沿った具体的な保育内容と、その結果子どもの状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
4.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
- 指導計画の内容や個人の記録を、保育を担当する職員すべてが共有し、活用している
- 子どもや保護者の状況に変化があった場合の情報について、職員間で申し送り・引継ぎ等を行っている
- 子ども一人ひとりに対する理解を深めるため、事例を持ち寄る等話し合う機会を設けている
1.子ども一人ひとりの発達の状態に応じた保育を行っている
- 発達の過程や生活環境などにより、子ども一人ひとりの全体的な姿を把握したうえで保育を行っている
- 子どもが主体的に周囲の人・もの・ことに興味や関心を持ち、働きかけることができるよう、環境を工夫している
- 子ども同士が年齢や文化・習慣の違いなどを認め合い、互いを尊重する心が育つよう配慮している
- 特別な配慮が必要な子ども(障害のある子どもを含む)の保育にあたっては、他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう援助している
- 発達の過程で生じる子ども同士のトラブル(けんか・かみつき等)に対し、子どもの気持ちを尊重した対応をしている
- 【5歳児が利用している保育施設のみ】
小学校教育への円滑な接続に向け、小学校と連携を図っている
【講評】
異年齢の子どもが一緒に過ごし共に成長していけるような空間づくりに努めています
異年齢の関わりで子どもたち同士が刺激を受けながら成長していきます。年上の子は年下の子に、手助けし頼られ、年下の子は年上の子の出来る姿に憧れ、自分でもやりたいという意欲を持ちます。個別対応についても、保護者との会話や連絡帳、職員間のアプリで成長と発達段階を把握し、おもちゃや絵本がいつでも自ら選べるよう配慮しています。職員は異年齢保育と個別対応を組合せ「楽しい」空間となるよう努め、利用者調査では「様々な年の友達と遊べる」「子どもとの話などから成長を感じる」などの声も寄せられています。
自主性を重んじて子どもが自ら好きな遊びが出来る環境作りに努めています
おもちゃは発達年齢に応じたものが豊富に準備されていて、定期的に点検し衛生的に管理されています。子どもが興味を持って自ら手にすることができるよう棚に収められ、室内遊びで違うおもちゃやで遊びをしている時は、コーナーを分けて遊び込めるようにしています。乳児は幼児とは分けて、室内に設置されたサークル内で、安全を考慮してクッションマットを使用し、自由に動けるように配慮しています。同じ遊びをすると時は、無闇に大人が入らず、遊びの中で子ども同士が関わり合いを持てるように見守ります。
子ども同士のトラブルは成長発達をみて気持ちに寄り添い対応しています
発達に伴う子ども同士のトラブルについて職員は、子どもの手が出そうな時以外は、すぐに仲裁をせず子どもたちの様子を見守ります。危険がないように気を付け、気持ちを言葉で表現できない年齢の子どもには職員がその気持ちを代弁して寄り添っていきます。かみつきなどが起きた時には、傷の処置と心のケアをして、何故そのようなことが起きたのかを状況を確認しながら、子どもの発達や気持ちを考えて保育環境を整備をしていきます。連絡帳や迎えの時には保護者には状況を報告しています。ヒヤリハットも記録し再発の防止にも努めています。
2.子どもの生活が安定するよう、子ども一人ひとりの生活のリズムに配慮した保育を行っている
- 登園時に、家庭での子どもの様子を保護者に確認している
- 発達の状態に応じ、食事・排せつなどの基本的な生活習慣の大切さを伝え、身につくよう援助している
- 休息・午睡等の長さや時間帯は子どもの状況に配慮している
- 降園時に、その日の子どもの状況を保護者一人ひとりに直接伝えている
【講評】
事前準備は職員専用アプリと保護者メールで連携し、共有します
子どもの情報は、職員間の専用アプリを使って前回の利用時の状況とあわせて確認します。保護者からのメールでは現在の発達状況、例えば食事、排泄、日常生活習慣などをあらかじめ知ることができ、保育の見通しがつきます。伝達漏れや情報のばらつきがない体制作りは、保護者との信頼関係を構築する上で最も重要事項と考えています。登園時には体調面等をヒアリングと視診で把握し、保育ノート(連絡帳)で前日の様子、午睡時間の希望等、職員間で情報共有して子どもが楽しく園で過ごせるように努めています。
家庭と連携し基本的な生活習慣が身につくように支援しています
一時保育の利用形態は短時間や前回利用から間隔が開いたり、単発預かりなど様々です。基本的生活習慣の援助については、子どもが戸惑いや不安を抱かないように注意して、保育所でも生活習慣の連続性が保てるよう、家庭で今できること、援助が必要なことを連絡帳や口頭で詳細に確認していきます。例えば「トイレトレーニング」についてもトイレ習慣をつける段階であれば、トイレに定期的に誘導するまでに止まり、その時の様子を保護者に伝えていきます。小さなことでもできた時は、一緒に喜び意欲的に取り組む気持ちになるよう努めています。
降園時は保護者との対話を大切にして子どもの一日の様子を説明します
降園時には一日の様子を保育ノート(連絡帳)を渡し、口頭で説明をします。預かり時間の長短に関わらず園での体調、遊び、食欲、睡眠時間など、伝達漏れ等が起きないように引継ぎ時の伝達や職員専用アプリなどで情報共有をし、子どもが帰宅した後の生活がスムーズに流れるよう、保護者との連携に努めています。稀に朝の登園時に同時受入れや初めて利用の子どもが泣いて、家庭での様子を聞きそびれた場合もあり、後から電話確認もあるため、登園、お迎えの混雑時の対応方法についての課題を改善するよう職員間で話し合っています。
3.日常の保育を通して、子どもの生活や遊びが豊かに展開されるよう工夫している
- 子どもの自主性、自発性を尊重し、遊びこめる時間と空間の配慮をしている
- 子どもが人と関わる力を養えるよう援助している
- 子ども一人ひとりの状況に応じて、子どもが言葉(発声や喃語を含む)や表情、身振り等による応答的なやり取りを楽しみ、言葉に対する感覚を養えるよう配慮している
- 子どもが様々な表現を楽しめるようにしている
- 子どもの心身の発達が促されるよう、戸外・園外活動(外気浴を含む)を実施している
- 生活や遊びを通して、子どもが自分の気持ちを調整する力を育てられるよう、配慮している
【講評】
恵まれた自然の中で戸外活動を通し四季の移り変わりに触れていきます
毎日の散歩コースには里山の雰囲気を味わえる「目白の森」や「目白庭園」、複合遊具が配置された区立「椎名町公園」があります。子どもは森の遊歩道で木の実を拾ったり、夏は蝉を探しに出かけます。公園内には大きなケヤキや桜の木があって地域住民の憩いの場所となっています。子どもの希望を取り入れながら、砂場や滑り台、鉄棒を使って太陽の光をいっぱい浴びて体を使った遊びを楽しみます。雨の日は歩いて数分の図書館で沢山の絵本にかこまれて過ごし、都心では恵まれた自然と安心した環境の中で戸外活動を充実させています。
季節の製作活動は職員手製の材料キットを使って楽しみます
子どもだけでは自発的に材料を集めて作品を作ることができないため、職員が必要な材料を一人ひとりにキットとして準備して月2回季節に合わせた製作を行います。近隣の森で集めた木の実やあらかじめカットされたリボン、装飾品が組みこまれ上手くいかない箇所は職員の助けをかりながら最後まで作りあげます。お迎えにきた親にその完成品を自ら手渡し、親が作品を見て驚き、そして褒めてもらうと嬉しそうな笑顔になります。もの作りの楽しさを知り想像力や思考力を養うことをねらいとしています。活動の様子はホームページやSNSで紹介されています。
多くの対話や絵本の読み聞かせ、紙芝居などをとりいれて言葉の発達を促します
言葉による感覚や発達を促すため積極的に子どもとの対話を大切にしています。乳幼児期は喃語にうなずいたり、真似をして笑顔をみせたりしながら言葉の発達を徐々に促します。子どもの表情やしぐさから先回りをしないで、一緒にその喜びや、嬉しいといった感情のキャッチボールをして「嬉しいね」「素敵だね」「よかったね」などの会話をしていきます。日頃から朝の会などを通して挨拶も大切にしています。おままごと遊びや絵本の読み聞かせ、紙芝居などで多くの言葉を聴き、言葉の意味を理解して感覚をみがいて発達を促すように努めています。
4.日常の保育に変化と潤いを持たせるよう、行事等を実施している
- 行事等の実施にあたり、子どもが興味や関心を持ち、自ら進んで取り組めるよう工夫している
- みんなで協力し、やり遂げることの喜びを味わえるような行事等を実施している
- 子どもが意欲的に行事等に取り組めるよう、行事等の準備・実施にあたり、保護者の理解や協力を得るための工夫をしている
【講評】
イベントは子どもたちが一体感を楽しめるように工夫しています
イベントの知らせはイラスト入りのチラシを作製し掲示して、子どもが興味を持つようにしています。クリスマス会ではピニャータ(紙で作られた型枠の中にキャンディなどのお菓子を入れ、それを上から吊し、くす玉割りのように型枠を割って楽しむ遊び)をみんなで作り、順番に棒のようなもので叩いて割っていくゲームは、子どもたちが大きな声を出して友だちを応援し、園内が一体となって盛り上がりました。少人数の一時保育所では運動会のような大がかりな行事は難しくても、工夫をこらして家庭でも楽しめるイベントを用意しています。
少人数で家庭でも行える行事を中心に企画しています
行事については普段の生活や活動の積み重ねの延長線上にあるという考えで、家庭でも楽しめるような節分、ひな祭り、ハロウィン、クリスマス会などを企画し計画的に行っています。コロナ禍で保護者は行事参加は出来ませんでしたが、今後は保護者の行事への関心や意見、保護者の要望などを取り入れて、園での行事参加などの展開についても検討し、保育園で親子が一緒に楽しむ時間を共有するような企画の立案にも期待します。
5.在園時間の異なる子どもが落ち着いて過ごせるような配慮をしている
- 在園時間の異なる子ども同士が楽しく遊べるよう配慮をしている
- 在園時間の長い子どもが安心し、くつろげる環境になるよう配慮をしている
- 在園時間が長くなる中で、保育形態の変化がある場合でも、子どもが楽しく過ごせるよう配慮をしている
【講評】
お迎えを待つ子どもが静かにゆったりとした雰囲気の中で過ごせるように配慮しています
在園時間が長い子どもが疲れて、不安を感じたりしないように、ゴロゴロしながら過ごしたい様子の時は見守り、布団を準備して好きな時に休めるようにしています。子どもが自然に落ち着いて安心して過ごすことが出来るよう職員が子どもに寄り添い、絵本の読み聞かせや紙芝居、製作や塗り絵などをして過ごします。一時保育で過ごす生活環境の変化が、子どもに過度の不安や負担にならないように、子どもにとって園での時間が様々な経験を通して学び、楽しめる場所となるように配慮しています。
在園時間が異なる子ども同士の活動は時間等を調整し楽しく過ごせるよう配慮しています
一時保育の子どもは利用時間や登降園が違う場合があります。午前中は散歩など戸外活動が中心で、登園時間が遅い子どもは室内で絵本を読んだり、ブロック遊び等をして過ごします。一人ひとりの利用状況にあわせて臨機応変に保育を展開し、例えば製作活動は利用時間を考慮して活動が行えるタイミングを見計らって対応しています。少人数保育のメリットを生かして、子どものペースを大切にし無理なくすごせるように努めています。利用者調査では「園がセカンドハウスのような存在」という声も寄せられています。
6.子どもが安全な環境のもと食事を楽しめるよう配慮している
- 子どもが安全に食事をとれるよう配慮している
- 子どもが楽しく、落ち着いて食事をとれるような雰囲気作りに配慮している
- メニューや味付けなどに工夫を凝らしている
- 子どもの体調(食物アレルギーを含む)や文化の違いに応じた食事を提供している
- 食についての関心を深めるための取り組み(食材の栽培や子どもの調理活動、保護者や地域の多様な関係者との連携等)を行っている
【講評】
一人ひとりに寄り添い楽しい食事空間と、食の大切さやマナーを伝えています
絵本などを通して食材の名前や、食べ物を粗末にはしていけないこと、もったいないことを発達年齢にあわせて伝えています。小規模保育所なので、職員が子どもひとり一人に寄り添うことが出来、食べるペースや食欲を観察し、無理に食事をとらないように配慮しています。また、食器の使い方、良く噛むこと、食事中のマナーについては大切な決まりごととして伝えます。今後は食育体験の充実をはかる計画で都心の限られたスペースでプランター栽培等を行い植物の成長や手入れ、収穫を通して子どもの食への関心が広がるように考えています。
持参する弁当についてはルールを決めて誤飲誤嚥等の事故防止の協力を求めています
食事は子ども用福祉食の提供か、持参弁当かを選ぶことができます。福祉食の食器はイラスト付きで、メニューは和食が中心で、家庭では作れない多くの食材を使用していると好評です。持参弁当については、食事中の事故防止として入園のしおりに「提供できない食品」についてとして、具体的に記載し説明と協力を求めています。例えば丸ごとのミニトマト、葡萄、硬い豆、初めて食べる食材、月齢発達にあっていない大きさや硬さ、調理方法と判断された時は相談の上、提供できないこともあるとして園でのルールに理解が得られるよう働きかけています。
食物アレルギーをもつ子どもの食事はマニュアルに基づいて安全重視で提供されます
食事をとる時は机、椅子の清拭や手洗いを基本とした感染防止と、アレルギーを持つ子どもの誤食防止を重視し、一人一つのテーブルで適切な距離を保ちつつ子ども同士の顔が見えるよう配慮しています。食物アレルギーをもつ子どもは、医師の記載した生活管理指導表を提出してもらい事前に面談をします。半年に1回程度、治療や経過などについて定期面談で情報を共有をします。情報は連絡帳や職員の専用ラインで日々確認し、ルールに沿った食事提供を行い、事故発生時については園独自で作成した緊急時対応マニュアルに基づき対応する体制です。
7.子どもが心身の健康を維持できるよう援助している
- 子どもが自分の健康や安全に関心を持ち、病気やけがを予防・防止できるように援助している
- 子どもの体調変化(発作等の急変を含む)に速やかに対応できる体制を整えている
- 保護者と連携をとって、子ども一人ひとりの健康維持に向けた取り組み(乳幼児突然死症候群の予防を含む)を行っている
- 子どもの入退所により環境に変化がある場合には、入所している子どもの不安やストレスが軽減されるよう配慮している
【講評】
子どもの健康に関する情報は保護者、職員間で共有し子どもの健康を見守ります
一時保育の特性上、日々違う子どもを受け入れ子どもの組合せも変わった中で異年齢児の保育活動をしていきます。多様なニーズに応えるためには、責任をもって安全に受入れることを大前提とし、健康面の情報提供は最も重要と考え事前見学と利用にあたって注意事項等を具体的に説明をしています。園は「認可外保育施設指導監査基準」を満たした施設で、指導基準に沿って入園前4ヵ月以内の健康診断の提出と入所後、半年に一度健康診断の結果を提示してもらいます。職員間の連携と情報共有は密に行い途切れのない支援を行うよう努めています。
午睡中の睡眠時チェックはオリジナルの保育ノートに記載し報告しています
園での様子はオリジナルで作成した複写式の保育ノート(連絡帳)に記載し保護者に日々報告します。園は「東京都ベビーシッター利用支援事業」の一時保育事業も行い、一時保育と併用利用する子どもがいるため共通の様式としています。軽度な怪我でも記載し職員間で確認するようにしています。複写の一部は園の保存資料として保管しています。また、午睡時間の有無や長さだけではなく、睡眠中の事故が起きないよう体位も含めた「午睡時のチェック表」に0歳児だけでなく1・2歳児も含めて5分毎に観察し、記録して報告しています。
急な体調不良の対処方法に手助けとなる情報をホームページで紹介しています
家庭で子どもが急な体調変化を起こした時、経過観察をするのか、受診するかを悩む保護者の目線にたって、ホームページに「東京都こども医療ガイド」や日本小児科学会監修「こどもの救急」のリンクが紹介されています。家族の不安を取り除き体調変化の対処方法や受診の目安が分かるよう、フローチャートが掲載されています。園で体調が悪くなった時は、利用開始時に確認しておいた連絡方法で状況を説明し対処しています。職員は保育の質を高めるため外部研修に参加して心肺蘇生法や応急手当の方法を学び、子どもの安全管理を重視して保育にあたります。
8.保護者が安心して子育てをすることができるよう支援を行っている
- 保護者には、子育てや就労等の個々の事情に配慮して支援を行っている
- 保護者同士が交流できる機会を設けている
- 保護者と職員の信頼関係が深まるような取り組みをしている
- 子どもの発達や育児などについて、保護者との共通認識を得る取り組みを行っている
- 保護者の養育力向上のため、保育施設の保育の活動への参加を促している
【講評】
多様な働き方や要望に細やかに応えるため多彩なサービスを提案している一時保育所です
0~5歳児の定員5名の一時預かり託児ルームで月単位や不定期、時間単位のスポット預かりの託児に加え、保護者が利用できるコワーキングスペースも託児所内に設けています。直近1年間で延べ約400名の利用があり、コワーキングスペースも週4名程度の利用があります。園は「東京都ベビーシッター利用支援事業」の一時保育事業も行い、託児所と居宅サービスの組合せやコワーキングスペース利用等、保護者の働き方にカスタマイズの対応をしています。職員の多くは保育士資格を保有し、資格がない人は居宅訪問型保育基礎研修を受講しています。
コワーキングスペース託児ルームは親子で通える保育園で仕事と子育てが学べます
利用日は月〜土曜日の9〜17時(8〜9、17〜19時相談可能)で利用料金については文書で説明され、保育料と保護者利用料を支払い、プランを選択できるようになっています。コワーキングスペースは無料でWi-Fiが利用でき、電子レンジや冷蔵庫等の設備もあって仕事と育児を同時にできる環境を提供しています。親になって数か月の保護者には授乳やおむつ替え、食事介助等を保育士のアドバイスやサポートで一緒に行えます。子育ての悩み相談をしたり、年齢の違う一時利用の子どもの姿を見ることで将来の子どもの姿に重ねることもできます。
多様なニーズが実現するよう職員間は円滑に情報共有が出来るように努めています
一時保育を利用する目的は多様化し、個々のニーズを理解するため対話コミュニケーションを重視して信頼関係を築き、要望を叶えられるよう支援していきます。職員は育児経験豊富な40代の保育士も多く、経験と専門的知識に基ずき、年齢構成の変わる保育現場で、子どもの興味を引出し、伸び伸びと遊び楽しめる環境を準備しています。一時保育にとって職員間の円滑な情報共有の体制は重要で、課題について話合い、職員専用アプリや連絡帳の閲覧をタイムリーに行えるような仕組みに改善した結果、保育活動の組立を余裕をもって出来るようになりました。
9.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
- 地域資源を活用し、子どもが多様な体験や交流ができるような機会を確保している
- 保育施設の行事に地域の人の参加を呼び掛けたり、地域の行事に参加する等、子どもが職員以外の人と交流できる機会を確保している
【講評】
公園や図書館、区民広場、園庭解放など地域の資源を積極的に活用しています
施設内が小規模で限られたスペースのため、地域の資源は積極的に利用しています。里山の雰囲気を味わえる「目白の森」や複合遊具が配置された区立の「椎名町公園」や「目白庭園」など、様々な散歩コースがあります。外国から転居してきた子どもは目白庭園の優雅に泳ぐ鯉に大喜びします。美しい日本の四季折々の風景を園の周辺で身近に触れることができ、地域住民との触れ合いは挨拶を通して多くの大人との接点を持つことを心がけています。
保育専門学生の企画する読み聞かせの会に参加し交流の場をひろげています
地域交流として近隣の保育専門学校で学生の読み聞かせの会に園児と職員が参加しています。将来保育活動に従事する学生にとっては、子どもの目をみて話しかけ、反応を見て直接子どもと触れ合う機会は貴重で、次世代育成の視点からも大切な交流を行っています。その他では、建築関係の人たちから大学の調査や卒論テーマの取材で来園したり、保育士から同様の事業を展開したいという相談で見学に来た人がいたということです。
【講評】
外部への情報提供については登録時に保護者に説明し、同意を得ています
子どもの情報を緊急時などには外部に提供することがあることを、登録時に個人情報取り扱い同意書を用いて説明し、保護者に署名を得ています。そこには利用目的、第三者提供、開示請求の3点について記載されています。実際にもしも活動中にケガ等により通院が必要になった場合には、保護者に連絡し許可を得てから行くこととしています。子どもの人権については研修を開いて職員に学ぶ機会を設け、意識を高めています。羞恥心に関しては、絵本を通じて子どもに教え、男女の違いについても伝えています。
職員全員がベビーシッターであり、子ども一人ひとりと丁寧に関わっています
職員全員がベビーシッターであることから、当園での勤務以外では子どもと1対1で日頃から接しており、また当園においても1対1か、またはそれに近い人数で接しているため、子ども一人ひとりを尊重する姿勢を持ち保育にあたっています。子どもが外に出たくない時には、興味を持ちそうな遊びをしようと話しかけてみたり、前向きに行動できるような声掛けを行っています。生活習慣について、例えば午睡の時間は保護者に家庭での様子を聞いてから判断しています。子どもの最善の利益を考え、配慮しています。
1.子どものプライバシー保護を徹底している
- 子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、保護者の同意を得るようにしている
- 子どもの羞恥心に配慮した保育を行っている
2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、子どもの意思を尊重している
- 日常の保育の中で子ども一人ひとりを尊重している
- 子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮した保育を行っている
- 虐待防止や育児困難家庭への支援に向けて、職員の勉強会・研修会を実施し理解を深めている
【講評】
業務マニュアルに一通りのことがまとめられており、研修で読み合わせをしています
職員の日常業務については、代表が作成した業務マニュアルに一通りのことがまとめられています。職員からの意見や、保護者からの要望等に応じて都度、見直して最新の状態にしています。入社時の研修会では読み合わせを行い、業務に入ってから他の職員と異なることがないようにしています。経験の長い職員は見ないでもできるレベルにまで浸透しています。その一方で、久しぶりに勤務する職員がいる場合には、事前に読み直してもらってから業務にあたってもらうようにしています。
1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
- 手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている
- 提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうか定期的に点検・見直しをしている
- 職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や保護者等からの意見や提案、子どもの様子を反映するようにしている
事業者のコメント
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【講評】
ホームページに代表の想いと法人の理念を掲載し、関係者に周知しています
代表が子育てする中で直面した問題を解決するために決意して、現在の地で保育事業を始めています。ホームページに4つの理念を掲載し、働く仲間や保護者にその想いを発信しています。また、保育室内にも理念を掲示して、訪れる人に見てもらうようにしています。職員に向けては毎年6月に開く全体の定例研修会の際に代表自らその想いを伝え、浸透を図っています。見学の問い合わせをしてきた保護者には、代表から利用にあたってのポイントなどを伝えることで、事業の特徴を理解してもらえるようにしています。
保護者の気持ちに寄り添うこと、子どもの人権を守ることを大切にしてリードしています
代表の役割については業務マニュアルに記載して、職員が確認できるようになっています。代表は職員にホスピタリティをもってもらえるように伝え、そして個々の保護者に寄り添う施設でありたいと考えて、日々の業務にあたっています。子どもの人権についても大切にしたいと考え、13項目を取り上げて定例研修会では読み合わせを行い、職員の理解を深めています。また、組織としては風通しのいい関係性を築いていきたいと考えて、日頃から職員とのコミュニケーションを積極的にとっています。
職員の意見を聞いたりして、重要な意思決定は代表がしています
職員体制は常勤が代表1名のみで、あとは非常勤職員となっています。そのため、組織内の日常における重要な意思決定は基本、代表が判断しています。必要時にはミーティングを都度開き、例えば行事や研修案について職員から意見を聞き、決定しています。法人としては株主総会で重要な事案を決定しています。これまでに施設の移転や事業の目的変更などを行っています。決定事項については、職員間ではアプリを使って共有し、保護者にはメールやアプリ、時にはハガキを書いて共有しています。