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評価結果 利用者調査とサービス項目を中心とした評価手法

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令和05年度(2023年度) 就労継続支援B型
法人名称
一般社団法人アプローズ
事業所名称
アプローズ南青山
評価機関名称 一般社団法人 Ricco lab.

第三者評価結果の構成  見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。

事業者の理念・方針、期待する職員像

理念・方針
事業者が大切にしている考え(事業者の理念・ビジョン・使命など) ■理念
障害のある方や就労困難な方が地域で暮らし、働き、自らの夢をかなえることを支援するため、
法人自らも絶えず創造、挑戦し、ともに成長し続ける。

■ビジョン
1)福祉施設から、質が高く、価値のある商品を世に生み出す。
2)障害のある方や支援する職員が、自らの仕事に誇りを持ち、いきいきと働ける環境をつくる。
3)花を購入することによって、企業や個人のお客様が楽しく手軽に社会貢献できる仕組みをつくる。
 (花を通じたウェルフェアトレードの普及) 
期待する職員像
職員に求めている人材像や役割 各々の職責のもと、課題の解決に向け自らの頭で考え、行動する力のある人材を求めます。 
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感) 障害者スタッフのもつ個々の可能性に気付き、成長を促すことにより、社会参加への一助となります。
こうした支援を使命として感じてもらえたら嬉しいです。 

全体の評価講評 詳細はこちらから

特によいと思う点
  • 花に特化した特色ある仕事を通して、障害のある方がいきいきと働ける場を提供し、顧客にとっても気軽にできる社会貢献の機会となっている
  • 職業指導員と福祉職がお互いに専門的な視点を軸に日々情報共有をすることで、充実感を得られる環境になっている
  • 利用者の心身の安定のために事業所が最適な状態になるよう常に改善に取り組んでいる
さらなる改善が望まれる点
  • ウェブサイトでの情報提供の仕方について、利用者と事業所のマッチングを意識して、利用者目線で充実を図ることが期待される
  • 「作業」をツールの一つとして活用し、利用者の自立に向かった取り組みが一層前進することが期待される
  • BCP(事業継続計画)を作成中であり、完成後には職員へ周知し、訓練等に繋げて活用していくことを期待する

事業者が特に力を入れている取り組み 詳細はこちらから

 利用者の声を大切にして多方面に活躍できる場をつくり、充実感向上に取り組んでいる

 外部機関の企画への参加で、新たな可能性や未来への希望を持つきっかけをつくっている

利用者調査結果詳細はこちらから

調査概要

  • 調査対象:登録利用者全員
  • 調査方法:アンケート方式  
    郵送によるアンケート調査
  • 利用者総数: 25人
  • 共通評価項目による調査対象者数: 25人
  • 共通評価項目による調査の有効回答者数: 17人
  • 利用者総数に対する回答者割合(%): 68.0%
  • 調査項目: 共通評価項目
※読み上げソフトをご利用のかたへ
パーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。
有効回答者数/利用者総数
17/25
4~17は選択式の質問のため、該当項目のみ掲載しています。
1.利用者は困ったときに支援を受けているか
はい
71%
どちらともいえない
24%
無回答・非該当
6%
 
いいえ:0%
2.事業所の設備は安心して使えるか
はい
59%
どちらともいえない
24%
いいえ
12%
無回答・非該当
6%
3.利用者同士の交流など、仲間との関わりは楽しいか
はい
47%
どちらともいえない
41%
無回答・非該当
12%
 
いいえ:0%
16.【就労継続支援B型】
事業所での活動が働くうえでの知識の習得や能力の向上に役立っているか
はい
53%
どちらともいえない
47%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
17.【就労継続支援B型】
工賃等の支払いのしくみは、わかりやすく説明されているか
はい
53%
どちらともいえない
47%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
18.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか
はい
71%
どちらともいえない
24%
いいえ
6%
 
無回答・非該当:0%
19.職員の接遇・態度は適切か
はい
65%
どちらともいえない
18%
いいえ
18%
 
無回答・非該当:0%
20.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
はい
76%
どちらともいえない
12%
無回答・非該当
12%
 
いいえ:0%
21.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
はい
41%
どちらともいえない
24%
いいえ
6%
無回答・非該当
29%
22.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか
はい
71%
どちらともいえない
18%
いいえ
12%
 
無回答・非該当:0%
23.利用者のプライバシーは守られているか
はい
59%
どちらともいえない
29%
いいえ
12%
 
無回答・非該当:0%
24.個別の計画作成時に、利用者の状況や要望を聞かれているか
はい
71%
どちらともいえない
29%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
25.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか
はい
59%
どちらともいえない
24%
無回答・非該当
18%
 
いいえ:0%
26.利用者の不満や要望は対応されているか
はい
65%
どちらともいえない
12%
いいえ
12%
無回答・非該当
12%
27.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
はい
53%
どちらともいえない
18%
いいえ
18%
無回答・非該当
12%
評点のレーダーチャートを表示する


サービス分析結果

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は、 実施できていない場合はで表示されます。
  1. サービス情報の提供
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
4/4
  1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】詳細はこちら
  • 花に特化した事業所として特色あるサービスを提供しており、広域から通所している
  • コンパクトなサイズで印象的なパンフレットを利用者が手作りし、活用している
  • 見学時には関係者からも聞き取りを行うとともに、事業所情報の開示に留意している
評点の内容 詳細はこちらから
  2. サービスの開始・終了時の対応
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
7/7
  1.サービスの開始にあたり利用者等に説明し、同意を得ている
サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を利用者の状況に応じて説明しているサービス内容や利用者負担金等について、利用者の同意を得るようにしているサービスに関する説明の際に、利用者や家族等の意向を確認し、記録化している
  2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
サービス開始時に、利用者の支援に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している利用開始直後には、利用者の不安やストレスが軽減されるように支援を行っているサービス利用前の生活をふまえた支援を行っているサービスの終了時には、利用者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 実作業に即した形でプログラムを組み、約2週間の実習を受け入れている
  • 契約書等では分かりづらい点を別途資料にまとめ、本人にも分かりやすく伝えている
  • 個人情報の取扱い、画像使用、連絡手段の入手等について、書面で同意を得ている
評点の内容 詳細はこちらから
  3. 個別状況に応じた計画策定・記録
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
10/10
  1.定められた手順に従ってアセスメントを行い、利用者の課題を個別のサービス場面ごとに明示している
利用者の心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し、把握している利用者一人ひとりのニーズや課題を明示する手続きを定め、記録しているアセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
  2.利用者等の希望と関係者の意見を取り入れた個別の支援計画を作成している
計画は、利用者の希望を尊重して作成、見直しをしている計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している計画を緊急に変更する場合のしくみを整備している
  3.利用者に関する記録が行われ、管理体制を確立している
利用者一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある計画に沿った具体的な支援内容と、その結果利用者の状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
  4.利用者の状況等に関する情報を職員間で共有化している
計画の内容や個人の記録を、支援を担当する職員すべてが共有し、活用している申し送り・引継ぎ等により、利用者に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
【講評】詳細はこちら
  • 社会性や基礎的な技術、商品別の製作技術についての評価基準を示している
  • フェイスシートの記載内容や面談結果等を踏まえ、個別支援計画書を策定している
  • 記録システムでの記録や朝夕のミーティング、会議等で利用者の状況を共有している
評点の内容 詳細はこちらから
  4. サービスの実施
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
22/22
  1.個別の支援計画等に基づいて、利用者の望む自立した生活を送れるよう支援を行っている
個別の支援計画に基づいて支援を行っている利用者一人ひとりに合わせて、コミュニケーションのとり方を工夫している自立した生活を送るために、利用者一人ひとりが必要とする情報を、提供している周囲の人との関係づくりについての支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 多角的な視点から個別支援計画書を策定し、その計画に基づいて支援をしている
  • 研修や日々の振り返りを通して、コミュニケーションスキルの向上に取り組んでいる
  • 対人関係スキルの向上のため、日々利用者から話を聞く環境を整えている
  2.利用者が主体性を持って、充実した時間を過ごせる場になるような取り組みを行っている
利用者一人ひとりの意向をもとに、その人らしさが発揮できる場を用意している事業所内のきまりごとについては、利用者等の意向を反映させて作成・見直しをしている室内は、採光、換気、清潔性等に配慮して、過ごしやすい環境となるようにしている【食事の提供を行っている事業所のみ】<BR>利用者の希望を反映し、食事時間が楽しいひとときになるよう工夫している
【講評】 詳細はこちら
  • 細かな情報共有で状態に合わせた最適なその人らしさを発揮できるよう支援している
  • 気軽に出された利用者の声から新たな道具が導入されている
  • 利用者の特性やその時の様子に合わせて過ごしやすい環境になるよう配慮している
  3.利用者が健康を維持できるよう支援を行っている
利用者の健康状態に注意するとともに、利用者の相談に応じている健康状態についての情報を、必要に応じて家族や医療機関等から得ている通院、服薬、バランスの良い食事の摂取等についての助言や支援を行っている利用者の体調変化(発作等の急変を含む)に速やかに対応できる体制を整えている【利用者の薬を預ることのある事業所のみ】<BR>服薬の誤りがないようチェック体制を整えている
【講評】 詳細はこちら
  • 健康状態の把握への取り組みと、状態の改善に向けた支援を行っている
  • 事前に健康状態についての情報を得てから支援を行っている
  • 細やかな職員間の情報共有によって急な体調不良にも対応している
  4.利用者の意向を尊重しつつ、個別状況に応じて家族等と協力して利用者の支援を行っている
家族等との協力については、利用者本人の意向を尊重した対応をしている必要に応じて、利用者の日常の様子や施設の現況等を、家族等に知らせている必要に応じて家族等から利用者・家族についての情報を得て、利用者への支援に活かしている
【講評】 詳細はこちら
  • 本人の同意なしに家族との情報交換をしないこととしている
  • 本人の同意のもと家族の利用しやすい媒体で情報共有をしている。
  • 通所では見えない様子を情報として得ることで新たな支援に結び付いている
  5.利用者が地域社会の一員として生活するための支援を行っている
利用者が地域の情報を得られるよう支援を行っている利用者が地域の資源を利用し、多様な社会参加ができるよう支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 地域の情報は見やすい場所への掲示とミーティングの伝達を組み合わせている
  • 地域社会とつながりが持てるよう利用者が主体的に参加できる企画を実施している
  12.【就労継続支援B型】就労の機会の提供や、知識の習得及び能力向上のための支援を行っている
自発的に働きたいと思えるような取り組みを行っている働くうえで、利用者一人ひとりが十分に力を発揮できるよう支援を行っている工賃等のしくみについて、利用者に公表し、わかりやすく説明している受注先の開拓等を行い、安定した作業の機会を確保できるよう工夫している商品開発、販路拡大、設備投資等、工賃アップの取り組みを行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 就活セミナーやアビリンピックへの参加、プレゼント企画で働く意欲が向上している
  • 利用者一人ひとりの状態把握をもとに力が発揮できる環境の提案をしている
  • 安定した工賃確保のため受注先、販売先、新商品の開発に取り組んでいる
  評点の内容 詳細はこちらから
  5. プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.利用者のプライバシー保護を徹底している
利用者に関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、利用者の同意を得るようにしている個人の所有物や個人宛文書の取り扱い等、日常の支援の中で、利用者のプライバシーに配慮した支援を行っている利用者の羞恥心に配慮した支援を行っている
  2.サービスの実施にあたり、利用者の権利を守り、個人の意思を尊重している
日常の支援にあたっては、個人の意思を尊重している(利用者が「ノー」と言える機会を設けている)利用者一人ひとりの価値観や生活習慣に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 「仕事第一」にしつつ、個々に合った利用ができるよう、寄り添い対応している
  • 倫理綱領の配布や内部研修等により、利用者を尊重する姿勢等の浸透を図っている
  • SNS禁止のルールを廃止する等、それぞれが考えて対応できるように働きかけている
評点の内容 詳細はこちらから
  6. 事業所業務の標準化
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうかを定期的に点検・見直しをしている職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
  2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や利用者等からの意見や提案を反映するようにしている
【講評】詳細はこちら
  • 技術指導にあたる職員も福祉分野の基本的な理解を持てるよう、研修を実施している
  • 接遇マニュアルに職員としての基本事項を明示し、必要に応じて手順書を整備している
  • 利用者の意見を基に資材を有効活用するようにし、工賃アップ等の成果に繋がっている
評点の内容 詳細はこちらから

事業者のコメント

*以下の項目は事業者によって、自ら更新される情報です。
評価者 修了者No.H0201062   修了者No.H0301076   修了者No.H1701066    
評価実施期間 2023年10月1日~2024年3月28日

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