※印刷してご活用いただけます。

令和04年度（2022年度）

認可保育所

法人名称

サンフラワー・Ａ株式会社

事業所名称

ひまわりベビールーム小竹向原

評価機関名称

ヒューマン・ブラザーズ　株式会社

第三者評価結果の構成　　見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。

事業者の理念・方針
全体の評価講評
事業者が特に力を入れている取り組み
利用者調査結果
組織マネジメント分析結果
サービス分析結果
事業者のコメント

理念・方針
事業者が大切にしている考え（事業者の理念・ビジョン・使命など）	「サンフラワー・Ａ株式会社　法人理念」おうち生活の基盤づくりにつながる「育つ」「食す」「集う」サービスを提案し続けます「保育理念」身近な大人との愛着関係を基盤に、「受容性」から「好奇心・探求心」へ、さらに「主体性」を持って成長する子を育みます「保育方針」保育園に集うたくさんの親や子どもが、小さな社会体験と生活体験を重ねながら、地域の一員として様々な人々と共に暮らす知恵と力を身につけます。そのためにひまわりの保育園は「出会う」「見る」｢聴く」「触る」「体験する」「語り合う」「認め合う」場をつくります「保育目標」　「和と輪と話を実践する子ども」　・心の安定を基盤に、主体的に活動する子ども　・好奇心・探究心旺盛で、五感を使い生き生きと遊ぶ子ども　・互いの違いを認め合い、尊重し協力し合う子ども
期待する職員像
職員に求めている人材像や役割	利用者の立場や気持ちに寄り添うサービスを提供できる人材として、笑顔・礼儀・前向きさが大事と考える。保育の専門性とともに、相手との価値観の違いを理解した上で理由も含めて発信する力も必要と考えている。又、コロナ禍での役割として、ひまわりの保育と安全面を考慮した新しい保育サービス・保育情報の提供を工夫し、保育実践する主体性・行動力が求められる。児を観る視点から姿を共有し、育ちの見通しを持った保育環境を整えていく。チーム・各人の保育を振り返り、今後の保育に反映・計画を見直す保育の質の向上を目指している。役割については、グレード制にもとづく能力要件表を使用している。
職員に期待すること（職員に持って欲しい使命感）	法人の理念・使命を踏まえて、専門性のある技術や知識を保育園に通う親子や地域の子育て支援に活かす。保育所保育指針を理解し、発達過程や子どもの姿を捉えて、環境を通して養護と教育を一体的に行う。ひまわりの保育の考え方を理解し、園としての方向性（あるべき状態）にベクトルを合わせて新チームでの保育を行っていく。コロナ禍における規制のある保育・職場環境下でも（自助・互助）といったお互いを労い・声を掛け支え合うチームワーク。

このページの一番上へ

地域の社会資源としての役割を踏まえ、園見学・育児講座を通じて、地域の子育て家庭の悩みや相談に応えるなどの支援に努めています
子どもの発達を踏まえた環境構成の工夫や、基本的生活習慣の自立に向けた細やかな援助に取り組んでいます
保護者が抱えている育児に関する悩みなどを細やかに把握し、子どもの発達課題への援助や育児支援の充実につなげています

保育実践における子どもの姿や体験を、児童票や発達指標等に使っている言葉を用いて紹介することにも一考の余地があると考えられます
現在実施している育児講座を、食事や遊びなどのテーマごとに、子どもの月齢や発達の見通しを意識して体系化することに期待が寄せられます
写真と保育者の考察とともに作成する記録等を、保育の継承や検証に活用できるように整理・蓄積することに一考の余地があると考えられます

このページの一番上へ

該当データがありませんでした。

このページの一番上へ

調査対象：在園児人の保護者を調査対象として、アンケート調査を実施しました。園の依頼から、複数の子どもを入園されている保護者には、それぞれの子どもに対しての保育や対応をアンケート評価してもらいました。
調査方法：アンケート方式
調査票は保育園から保護者に第三者評価の趣旨説明を行った上で、アンケート用紙を配布し、保護者から評価機関に直接回答していただきました。
利用者総数： 23人
利用者家族総数（世帯）： 23世帯
共通評価項目による調査対象者数： 23人
共通評価項目による調査の有効回答者数： 18人
利用者家族総数に対する回答者割合（％）： 78.3％
調査項目：共通評価項目

※読み上げソフトをご利用のかたへパーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。	有効回答者数/利用者総数 18/23

1．保育所での活動は、子どもの心身の発達に役立っているか	はい 100% どちらともいえない：0% いいえ：0% 無回答・非該当：0%
2．保育所での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか	はい 100% どちらともいえない：0% いいえ：0% 無回答・非該当：0%
3．提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか	はい 89% どちらともいえない 11% いいえ：0% 無回答・非該当：0%
4．保育所の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか	はい 56% どちらともいえない 22% いいえ 11% 無回答・非該当 11%
5．保育時間の変更は、保護者の状況に柔軟に対応されているか	はい 72% どちらともいえない 6% 無回答・非該当 22% いいえ：0%
6．安全対策が十分取られていると思うか	はい 67% どちらともいえない 33% いいえ：0% 無回答・非該当：0%
7．行事日程の設定は、保護者の状況に対する配慮は十分か	はい 72% どちらともいえない 22% 無回答・非該当 6% いいえ：0%
8．子どもの保育について家庭と保育所に信頼関係があるか	はい 83% どちらともいえない 11% いいえ 6% 無回答・非該当：0%
9．施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか	はい 94% いいえ 6% どちらともいえない：0% 無回答・非該当：0%
10．職員の接遇・態度は適切か	はい 83% どちらともいえない 17% いいえ：0% 無回答・非該当：0%
11．病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか	はい 83% どちらともいえない 17% いいえ：0% 無回答・非該当：0%
12．子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか	はい 56% どちらともいえない 6% 無回答・非該当 39% いいえ：0%
13．子どもの気持ちを尊重した対応がされているか	はい 100% どちらともいえない：0% いいえ：0% 無回答・非該当：0%
14．子どもと保護者のプライバシーは守られているか	はい 89% どちらともいえない 11% いいえ：0% 無回答・非該当：0%
15．保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか	はい 89% どちらともいえない 6% いいえ 6% 無回答・非該当：0%
16．利用者の不満や要望は対応されているか	はい 94% 無回答・非該当 6% どちらともいえない：0% いいえ：0%
17．外部の苦情窓口（行政や第三者委員等）にも相談できることを伝えられているか	はい 44% どちらともいえない 6% 無回答・非該当 50% いいえ：0%

このページの一番上へ

評点のレーダーチャートを表示する

グラフの見方

このグラフは、「評点の状況」を大項目ごとにまとめています。
「評点の状況」は、大項目に属する標準項目の実施状況を数値化してグラフに置き換えていますので、標準項目の実施状況が良好なほど、グラフが外側に広がります。
グラフの形状から、その施設・事業所によるサービス向上の取り組みの実践状況について、項目ごとの強み弱みを見ることができます。また、同じサービス種別の施設・事業所全体の平均との比較もできます。

※令和04年度以降のグラフには平均値が表示されません（評価実績件数が確定していないため）

組織マネジメント分析結果

←クリックすると詳細が表示されます。

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は

、実施できていない場合は

で表示されます。

1. リーダーシップと意思決定

1. 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

7/7

1. 事業所が目指していること（理念・ビジョン、基本方針など）を周知している

事業所が目指していること（理念・ビジョン、基本方針など）について、職員の理解が深まるような取り組みを行っている

事業所が目指していること（理念・ビジョン、基本方針など）について、利用者本人や家族等の理解が深まるような取り組みを行っている

2. 経営層（運営管理者含む）は自らの役割と責任を職員に対して表明し、事業所をリードしている

経営層は、事業所が目指していること（理念・ビジョン、基本方針など）の実現に向けて、自らの役割と責任を職員に伝えている

経営層は、事業所が目指していること（理念・ビジョン、基本方針など）の実現に向けて、自らの役割と責任に基づいて職員が取り組むべき方向性を提示し、リーダーシップを発揮している

3. 重要な案件について、経営層（運営管理者含む）は実情を踏まえて意思決定し、その内容を関係者に周知している

利用者等に対し、重要な案件に関する決定事項について、必要に応じてその内容と決定経緯を伝えている

【講評】詳細はこちら

事業課題の意図を浸透させて各専門職が協力して課題の取り組みを推進しています
保育方針を実現するため、全階層職員の目的思考と協働関係を醸成するようにしています
保護者や情報を受け取る側の立場から、情報発信の再確認が期待されます

2. 事業所を取り巻く環境の把握・活用及び計画の策定と実行

1. 事業所を取り巻く環境について情報を把握・検討し、課題を抽出している

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

6/6

1. 事業所を取り巻く環境について情報を把握・検討し、課題を抽出している

利用者アンケートなど、事業所側からの働きかけにより利用者の意向について情報を収集し、ニーズを把握している

福祉事業全体の動向（行政や業界などの動き）について情報を収集し、課題やニーズを把握している

2. 実践的な計画策定に取り組んでいる

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

5/5

1. 事業所が目指していること（理念・ビジョン、基本方針など）の実現に向けた中・長期計画及び単年度計画を策定している

課題をふまえ、事業所が目指していること（理念・ビジョン、基本方針など）の実現に向けた中・長期計画を策定している

2. 着実な計画の実行に取り組んでいる

事業所が目指していること（理念・ビジョン、基本方針など）の実現に向けた、計画の推進方法（体制、職員の役割や活動内容など）、目指す目標、達成度合いを測る指標を明示している

計画推進にあたり、進捗状況を確認し（半期・月単位など）、必要に応じて見直しをしながら取り組んでいる

【講評】詳細はこちら

事業環境の変化を踏まえた事業計画が園内で共有しやすいように工夫・改善をしています
利用者や社会ニーズの変化に焦点をあてた新たな課題の設定が期待されます
職員がトライしたい目標設定や成果を振り返る方向にしていくことが期待されます

3. 経営における社会的責任

1. 社会人・福祉サービス事業者として守るべきことを明確にし、その達成に取り組んでいる

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

2/2

1. 社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理などを周知し、遵守されるよう取り組んでいる

全職員に対して、社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理（個人の尊厳を含む）などを周知し、理解が深まるように取り組んでいる

全職員に対して、守るべき法・規範・倫理（個人の尊厳を含む）などが遵守されるように取り組み、定期的に確認している。

2. 利用者の権利擁護のために、組織的な取り組みを行っている

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

4/4

1. 利用者の意向（意見・要望・苦情）を多様な方法で把握し、迅速に対応する体制を整えている

苦情解決制度を利用できることや事業者以外の相談先を遠慮なく利用できることを、利用者に伝えている

2. 虐待に対し組織的な防止対策と対応をしている

利用者の気持ちを傷つけるような職員の言動、虐待が行われることのないよう、職員が相互に日常の言動を振り返り、組織的に防止対策を徹底している

虐待を受けている疑いのある利用者の情報を得たときや、虐待の事実を把握した際には、組織として関係機関と連携しながら対応する体制を整えている

3. 地域の福祉に役立つ取り組みを行っている

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

5/5

1. 透明性を高め、地域との関係づくりに向けて取り組んでいる

透明性を高めるために、事業所の活動内容を開示するなど開かれた組織となるよう取り組んでいる

ボランティア、実習生及び見学・体験する小・中学生などの受け入れ体制を整備している

2. 地域の福祉ニーズにもとづき、地域貢献の取り組みをしている

地域の福祉ニーズにもとづき、事業所の機能や専門性をいかした地域貢献の取り組みをしている

事業所が地域の一員としての役割を果たすため、地域関係機関のネットワーク（事業者連絡会、施設長会など）に参画している

【講評】詳細はこちら

地域や保護者、職員間で信頼される倫理行動を促すように取り組んでいます
保護者の意向や子どもの状態に適切に対応するための仕組みが整備されています
地域の中にある園として、地域住民との交流や地域の保護者を支援しています

4. リスクマネジメント

1. リスクマネジメントに計画的に取り組んでいる

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

5/5

1. 事業所としてリスクマネジメントに取り組んでいる

事業所が目指していることの実現を阻害する恐れのあるリスク（事故、感染症、侵入、災害、経営環境の変化など）を洗い出し、どのリスクに対策を講じるかについて優先順位をつけている

リスクに対する必要な対策や事業継続計画について、職員、利用者、関係機関などに周知し、理解して対応できるように取り組んでいる

事故、感染症、侵入、災害などが発生したときは、要因及び対応を分析し、再発防止と対策の見直しに取り組んでいる

2. 事業所の情報管理を適切に行い活用できるようにしている

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

4/4

1. 事業所の情報管理を適切に行い活用できるようにしている

情報の収集、利用、保管、廃棄について規程・ルールを定め、職員（実習生やボランティアを含む）が理解し遵守するための取り組みを行っている

情報の重要性や機密性を踏まえ、アクセス権限を設定するほか、情報漏えい防止のための対策をとっている

事業所で扱っている個人情報については、「個人情報保護法」の趣旨を踏まえ、利用目的の明示及び開示請求への対応を含む規程・体制を整備している

【講評】詳細はこちら

利用者視点でリスク回避する職員の意識を高めて安全性を確保するようにしています
情報管理規定に基づいて個人情報を取り扱うように職員に周知しています
非常時や感染症予防等の安全管理活動により、子どもの安全性を高めるようにしています

5. 職員と組織の能力向上

1. 事業所が目指している経営・サービスを実現する人材の確保・育成・定着に取り組んでいる

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

12/12

1. 事業所が目指していることの実現に必要な人材構成にしている

事業所が求める人材、事業所の状況を踏まえ、育成や将来の人材構成を見据えた異動や配置に取り組んでいる

2. 事業所の求める人材像に基づき人材育成計画を策定している

事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望（キャリアパス）が職員に分かりやすく周知されている

事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望（キャリアパス）と連動した事業所の人材育成計画を策定している

3. 事業所の求める人材像を踏まえた職員の育成に取り組んでいる

指導を担当する職員に対して、自らの役割を理解してより良い指導ができるよう組織的に支援を行っている

4. 職員の定着に向け、職員の意欲向上に取り組んでいる

事業所の特性を踏まえ、職員の育成・評価と処遇（賃金、昇進・昇格等）・称賛などを連動させている

就業状況（勤務時間や休暇取得、職場環境・健康・ストレスなど）を把握し、安心して働き続けられる職場づくりに取り組んでいる

2. 組織力の向上に取り組んでいる

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

3/3

1. 組織力の向上に向け、組織としての学びとチームワークの促進に取り組んでいる

職員一人ひとりの日頃の気づきや工夫について、互いに話し合い、サービスの質の向上や業務改善に活かす仕組みを設けている

【講評】詳細はこちら

職員のスキルアップと園内外の知識を保育サービスの向上につなげるようにしています
職員のキャリアパスの支援を強化して、職員の成長実感を高めるようにしています
職員の専門性発揮した主要な活動成果を、今後の保育実践に活用する工夫が望まれます

7. 事業所の重要課題に対する組織的な活動

1. 事業所の重要課題に対して、目標設定・取り組み・結果の検証・次期の事業活動等への反映を行っている

1. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている（その１）

【前年度の重要課題に対する組織的な活動（評価機関によるまとめ）】

【課題・目標】園運営に関する業務への参画と役割意識を持ち、業務整理（時間の使い方）・業務の効率化を図る。コロナ禍1年目で行事等が中止となる中で、例年の行動基準や手順書がそのまま使用はできないこともあり、都度職員会議でねらいを共有しながら保育運営、行事を実施した。【取り組みの成果】 5月～年間見通し表を作成した。職員の年間・月間スパンの担当業務の可視化をしたことで・係と行事の年間見通し表を活用する状態を確立・園運営の手引書・行動基準の確立ができた。 5月～年間見通し表を作成したことで、可視化された職員個人の担当業務が表で把握でき、お互いの月間作業の時間の使い方・週間でのTODO管理を行える職員もでてきた。個人のスキルにもよるが、半数以上の職員がタスク管理を意識するようになった。【振り返りと今後の方向性】昨年度の5月～年間見通し表の活用は継続し、個人のスキルとしてスケジュール・todo管理の苦手な職員へは職員面談で、成長ステップを確認しながら、助言やフォローをしていく。⇒2022年度園のビジョンとした「他者を認め合いながら、各々の『自分で～』（あるべき状態）を実現する」に繋げている。 【評語】

目標の設定と取り組み	具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った
取り組みの検証	目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った
検証結果の反映	次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた

【講評】

目指す園運営の実現に向けて、園の運営を適切にマネジメントできるようにするための課題を実行計画に設定し、コロナ禍に対応した行事や係業務の計画を再検討して、職員の係制度にうまく組み込むことで、リーダー層と職員が主体となって、行事の企画や準備のほか、時間コストを意識した主要業務の改善を重ね、チーム内の目的意識を深めたり、各職員の役割の徹底につなげています。取組みの成果の確認と検証は実施した行事内容の振り返りだけでなく、職員の業務タスク管理の状態でも把握しています。また事業計画の策定プロセスの中で振り返りが行われ、継続的な課題設定のもとで、取組みテーマを変えてさらに展開していくようにしていますので、事業課題の目的に基づいたPDCAサイクルが回っているといえます。

2. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている（その２）

【前年度の重要課題に対する組織的な活動（評価機関によるまとめ）】

【課題・目標】他者理解の視点と真・報連相（目的思考）での語り合いを通して、自己実現へ向けて自走力を養えるようサポートする。職員間の報連相でのコミュニケーションは大方図れているが、G3 ⇔G２間では双方の齟齬が生じる・一方的なコミュニケーションと感じる職員もおり、個別の職員面談でビジョンに向けた取り組みの進捗と併せて、組織的な役割分担・業務の確認とフォローが必要であった。【取り組みの成果】毎月の職員面談は役割分担として、パートナー制を取りＧ３がクラスリーダーの面談にあたった。横の繋がり結束力やお互いを労いながらサポートする、語り合う時間をコンスタントにとりながら、修了児を送り出せたこと・新入園児を迎える準備への気持ちの切り替えが職員の中に見られた。結束力は普段の児の情報交換や対話でも感じれた。【振り返りと今後の方向性】横の繋がり結束力やお互いを労いながら、こどものことを語り合えるチームに新しい職員が入ることで、風土を維持しながら、入職者を育てる役割を担うG2を育成することも今後の園運営継続の為に必要となってくる。コロナ禍での行事や取り組みに対して創意工夫・主体的に実践する職員を育成していく。 【評語】

目標の設定と取り組み	具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った
取り組みの検証	目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った
検証結果の反映	次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた

【講評】

目指す保育の実現に向けて、個々の職員が園の運営に貢献する役割を認識して、求められる能力を高めるための課題を実行計画に設定し、毎月リーダー層による職員面談をパートナー制のもとで実践して、個々の活動成果の確認と次までの行動計画を一緒に考えることで、互いの信頼関係づくりにつなげています。成果の検証は面談の対話の状態や職員の評価表で把握しています。また事業計画の策定プロセスの中で振り返りが行われ、継続的な課題設定のもとで、取組みテーマを変えてさらに展開していくようにしていますので、事業課題の目的に基づいたPDCAサイクルが回っているといえます。

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は

、実施できていない場合は

で表示されます。

1. サービス情報の提供

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

4/4

1．利用希望者等に対してサービスの情報を提供している

利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている

利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している

【講評】詳細はこちら

園や区のホームページで園の基本情報が入手できるようになっています
インターネット等による情報発信の充実を今後の課題と考えています
園や保育の様子を知ることができるよう、園見学を行っています

2. サービスの開始・終了時の対応

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

6/6

1．サービスの開始にあたり保護者に説明し、同意を得ている

サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を保護者の状況に応じて説明している

2．サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている

サービス開始時に、子どもの保育に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している

サービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている

【講評】詳細はこちら

入園時の個別面談において園の重要事項の説明を行っています
保育開始に必要な家庭や子どもの情報を記録しています
入園時の負担軽減やサービス終了時の不安軽減に努めています

3. 個別状況の記録と計画策定

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

12/12

1．定められた手順に従ってアセスメント（情報収集、分析および課題設定）を行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している

子どもの心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し把握している

2．全体的な計画や子どもの様子を踏まえた指導計画を作成している

指導計画は、全体的な計画を踏まえて、養護（生命の保持・情緒の安定）と教育（健康・人間関係・環境・言葉・表現）の各領域を考慮して作成している

指導計画は、子どもの実態や子どもを取り巻く状況の変化に即して、作成、見直しをしている

個別的な計画が必要な子どもに対し、子どもの状況（年齢・発達の状況など）に応じて、個別的な計画の作成、見直しをしている

3．子どもに関する記録が行われ、管理体制を確立している

指導計画に沿った具体的な保育内容と、その結果子どもの状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している

4．子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している

申し送り・引継ぎ等により、子どもや保護者の状況に変化があった場合の情報を職員間で共有化している

【講評】詳細はこちら

子どもの成長発達を把握する仕組みが整えられています
全体的な計画をもとに保育計画が策定され実践につなげられています
子どもの心情の把握に努め計画案や振り返りの質の向上につなげています

4. サービスの実施

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

35/35

1．子ども一人ひとりの発達の状態に応じた保育を行っている

発達の過程や生活環境などにより、子ども一人ひとりの全体的な姿を把握したうえで保育を行っている

子どもが主体的に周囲の人・もの・ことに興味や関心を持ち、働きかけることができるよう、環境を工夫している

子ども同士が年齢や文化・習慣の違いなどを認め合い、互いを尊重する心が育つよう配慮している

特別な配慮が必要な子ども（障害のある子どもを含む）の保育にあたっては、他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう援助している

発達の過程で生じる子ども同士のトラブル（けんか・かみつき等）に対し、子どもの気持ちを尊重した対応をしている

【５歳児の定員を設けている保育所のみ】<BR>小学校教育への円滑な接続に向け、小学校と連携をとって、援助している

【講評】詳細はこちら

子どもの発達の状態の把握に努めています
子どもの主体性を育む環境構成の工夫に努めています
子どもの状況に応じた一人ひとりの援助を心がけています

2．子どもの生活が安定するよう、子ども一人ひとりの生活のリズムに配慮した保育を行っている

発達の状態に応じ、食事・排せつなどの基本的な生活習慣の大切さを伝え、身につくよう援助している

【講評】詳細はこちら

登降園時には、保護者と子どもの様子を伝え合っています
生活習慣の確立に向けた援助は子どもの状況を踏まえ、保護者と連携を図り進めています
休息は子どものペースで取れるよう努めています

3．日常の保育を通して、子どもの生活や遊びが豊かに展開されるよう工夫している

子ども一人ひとりの状況に応じて、子どもが言葉による伝え合いを楽しみ、言葉に対する感覚を養えるよう配慮している

戸外・園外活動には、季節の移り変わりなどを感じとることができるような視点を取り入れている

生活や遊びを通して、子どもがきまりの大切さに気付き、自分の気持ちを調整する力を育てられるよう、配慮している

【講評】詳細はこちら

子どもが自発的・自主的に遊びを選んで取り組める環境の工夫に努めています
集団活動に主体的に参加し、言葉の感覚を身につけられるよう援助に努めています
子どもの発達に応じた表現活動や運動遊びのほか戸外活動を行っています

4．日常の保育に変化と潤いを持たせるよう、行事等を実施している

行事等の実施にあたり、子どもが興味や関心を持ち、自ら進んで取り組めるよう工夫している

子どもが意欲的に行事等に取り組めるよう、行事等の準備・実施にあたり、保護者の理解や協力を得るための工夫をしている

【講評】詳細はこちら

行事が子どもの成長のためのものして行うための本質的な見直しが始まっています
季節の行事が様々な活動を関連させて行われています

5．保育時間の長い子どもが落ち着いて過ごせるような配慮をしている

保育時間が長くなる中で、保育形態の変化がある場合でも、子どもが楽しく過ごせるよう配慮をしている

【講評】詳細はこちら

保育時間が長い子どもたちの健康・情緒に配慮、異年齢の成長の機会となっています

6．子どもが楽しく安心して食べることができる食事を提供している

食についての関心を深めるための取り組み（食材の栽培や子どもの調理活動等）を行っている

【講評】詳細はこちら

子どもの発達や意欲を踏まえた食事の介助に努めています
子どもたちがさまざまな食の体験ができる食事を提供しています
子どもの状況に応じた食事への介助の基準を定め実践し、食育活動を行っています

7．子どもが心身の健康を維持できるよう援助している

子どもが自分の健康や安全に関心を持ち、病気やけがを予防・防止できるように援助している

保護者と連携をとって、子ども一人ひとりの健康維持に向けた取り組み（乳幼児突然死症候群の予防を含む）を行っている

【講評】詳細はこちら

応答的なやりとりを通じて保健意識を育めるよう取り組んでいます
医療機関との連携体制が整えられ、保護者に保健情報を提供しています
保育士・看護師が連携を図り子どもの健康維持に努めています

8．保護者が安心して子育てをすることができるよう支援を行っている

【講評】詳細はこちら

保護者が安心して保育園を利用することができるように配慮しています
保護者同士が親交を深め、保護者が保育園の生活を体験する機会を設けています
保護者と手を携えて子どもの育ちを支える関係づくり努めています

9．地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている

園の行事に地域の人の参加を呼び掛けたり、地域の行事に参加する等、子どもが職員以外の人と交流できる機会を確保している

【講評】詳細はこちら

散歩で地域住民と関わり、コロナ禍の状況を踏まえ地域活動の再開が予定されています

5. プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

5/5

1．子どものプライバシー保護を徹底している

子どもに関する情報（事項）を外部とやりとりする必要が生じた場合には、保護者の同意を得るようにしている

2．サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、子どもの意思を尊重している

虐待防止や育児困難家庭への支援に向けて、職員の勉強会・研修会を実施し理解を深めている

【講評】詳細はこちら

個人情報やプライバシーの保護に努め、羞恥心に配慮しています
子ども一人ひとりの心情に寄り添った保育実践に努めています
虐待防止のための仕組みを整え、保育士に注意を促しています

6. 事業所業務の標準化

サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況

5/5

1．手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている

手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている

提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうか定期的に点検・見直しをしている

職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している

2．サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている

提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている

提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や保護者等からの意見や提案、子どもの様子を反映するようにしている

【講評】詳細はこちら

各種マニュアルを整え、業務の標準を示しています
業務標準の最適化に向けた取組が行われています
業務水準向上への取り組みが活性化しています

このページの一番上へ

＊以下の項目は事業者によって、自ら更新される情報です。

このページの一番上へ

評価者	修了者No.H0404093 修了者No.H1001023 修了者No.H1901083
評価実施期間	2022年7月19日～2023年3月20日

評価結果を見るときに
	第三者評価制度の説明
	画面の見方
	関連する情報

他年度の評価結果
	令和5年度評価結果
	令和3年度評価結果
	令和2年度評価結果
	令和元年度（2019年度）評価結果

評価結果詳細
	全体の評価講評
	事業者が特に力を入れている取り組み
	事業評価結果
		組織マネジメント分析結果
		サービス分析結果
	利用者調査結果
	事業者のコメント

第三者評価結果の構成 見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。

第三者評価結果の構成　　見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。