評価結果

標準の評価

基本情報

【法人名称】

株式会社WITH

【事業所名称】

うぃず杉並和泉保育園

【サービス種別】

認可保育所

事業者の理念・方針・期待する職員像

事業者が大切にしている考え(理念・ビジョン・使命など)

・今、この瞬間を全力で楽しむ(自主性と意欲)
・笑顔を忘れない(思いやりの心)
・多くの体験をする(健康な心と身体)
・多様性を認める
・心を開ける環境づくり 

職員に求めている人材像や役割

・素直さ、誠実さ、向上心
・子ども・保護者・職員同士など他人を型にはめず、許容する範囲の広さ
・他人を変えようとするのではなく、自分が変わろうと努力し諦めない粘り強さ
・チームを意識できる行動

職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)

・自分たちが子どもたちの人生のあり方に関わっていることを意識すること
・自分ではなく、子どもたちにとって何が一番良いのかを考えられるようにすること

全体の評価講評

特によいと思う点

子どもの「やりたい気持ち」を優先して年齢にあった支援を行っています。4・5歳児クラスでは、小学校に上がっても座って話が聞けることを目標とした「オリジナルドリル」や、自分の意志を相手に伝える「子ども会議」を行っています。子ども会議では、自分の気持ちを伝える力を身につけることを目的とし、マナー・約束事・人間関係などさまざまなテーマについて意見交換しています。行事の出し物の内容や衣装、グループ決めなどについても、子どもたちの話し合いにより決めています。

子育てや就労などの事情に配慮した支援を行うため、家庭連絡票や個別面談の記録により、子育てに関する保護者の価値観や就労状況を確認しています。また、行事アンケートや送迎時の会話により、日常的なサービスに係る保護者の声に耳を傾けています。そうした中で、今年度は運動会の様子を撮影した動画をライブ配信しました。今回の利用者調査では保育参観や個別面談を含め、保育アプリを活用したコミュニケーションや情報提供を好意的に受け止められる声が多く寄せられており、取り組みの成果を挙げています。

安定した運営基盤の整備に向けて、「職員の幸せ、働きがいを追求し、さらに社会貢献へ結びつけるための取り組み」の必要性を捉えています。そこで、職員の育成や将来の人材構成を見据えて15層で設定したキャリアパスシートを作成し、昇級の要件を明らかにしています。また、スキルアップ支援制度の活用により、ピアノやダンスなど職員自身が選んだテーマで外部講習を受ける際に、参加費の補助を受けることが出来るようにしています。さらに、年1回職員アンケートの実施や法人本部に相談窓口を設置するなど働きやすい環境を整えています。

さらなる改善が望まれる点

子どもの体験の幅を広げるために、図書館へ絵本を借りに出かけるほか、近隣保育園の園庭での5歳児同士の交流やボランティアによる読み聞かせなどを実施しています。ただし、今年度は感染症の影響により、計画していた通りの交流が出来ませんでした。今後の感染症の流行が収束した際には、職業体験の受け入れを行って高校生と一緒に遊んだり、子育て支援センターの行事に参加したりして、子どもが職員以外の人とふれあう機会の充実を図ろうとしています。

保護者と職員の信頼関係を深めるために、保育参観(年1回)や運営委員会(年1回)などの機会を設けています。また、降園時はホワイトボードでの活動報告や写真の掲示を通じて活動の様子を伝えています。ただし、利用者調査における設問「戸外活動の機会の充実」について「はい」、と答えた方は56.9%となっている一方で、職員の自己評価では「そう思う」の回答割合が高くなっており、差異が生じています。条件が整えば優先的に散歩に出かけるようにしており、保護者の関心の高い外遊びについて、積極的に見える化を進める価値が認められます。

園の研修として、OFFJT研修・園内研修・外部研修などを計画しています。OFFJT研修では階層別・職種別の研修や保育専門研修があるほか、職員が自由に受けることが出来るWEB研修(動画)なども整備しています。一方で、ここ数年は感染症の影響により、行事の開催が計画通りにできていなかったため、職員の経験を十分に積めていない状況です。今後は園内研修を充実させることで、職員の保育力を向上させていきたいと考えています。

事業者が特に力を入れている取り組み

園長は日頃のコミュニケーションや面談を実施する中で、各職員の不安や疑問の解消に努めています。また、職員間で子どもに関する情報を共有するために、園長・主任・トップリーダー・クラスリーダー・栄養士・看護師が参加してリーダー会議を毎月実施しています。加えて、クラス会議も月1回程度実施しています。さらに、日々の子どもや保護者の状況については、毎日10~20分の職員ミーティングで共有しているほか、申し送りには早遅ノート・申し送りノート・メッセンジャーアプリを活用するなど、連携を図っています。

子どもの成長や保育の成果を発表する機会として、「運動会・生活発表会」や、季節や文化・伝承に親しむ機会として、「こどもの日・七夕・ハロウィン・クリスマス・正月・節分・ひな祭り」などを行っています。また、行事への興味や関心を高めるため、季節や行事にあわせて園内を装飾したり、本の読み聞かせや紙芝居を行うなど工夫しています。なお、子どもの「やりたい気持ち」を大切にし、生活発表会などの行事については子どもたちで内容を決めています。そのほか、行事の振り返りとして思い出描画を行っています。

給食の献立は本部の栄養士会議で検討し、全園に展開しています。食材は和食の基本である米をはじめ、味の土台となる出汁・麦茶・ひじき・切干大根など化学調味料、保存料、着色料を使用しない商品を提携した農家から取り寄せています。また、毎月、日本各地の郷土料理が献立に入っており、10月には喜多方ラーメン(福島)、11月には納豆汁(秋田)を提供しました。また、提供の際にはその地域を紹介したランチョンマットが添えられ、食べながらその地域や文化について知る機会にもなっています。

利用者調査結果

調査概要

  • 調査対象:調査対象は、在園児の保護者全員を対象とし、複数のお子さんが通っている場合は最年少児について、1世帯1回答のご回答をいただきました。
    [調査対象世帯数:60世帯(在園児74名)]
  • 調査方法:アンケート方式  
    園より保護者全員に調査票を配布して頂きました。回収については、評価機関への郵送、または園内に設置した回収箱への投函により提出して頂くようにしました。
  • 有効回答者数/利用者家族総数:51/60(回答率 85.0% )

「現在利用している保育園を総合的にみて、どのように感じていらっしゃいますか」との質問に対して、「大変満足」45.1%、「満足」45.1%、「大変満足」と「満足」を合わせて90.2%の回答率となっています。「どちらともいえない」5.9%、「不満」0%、「大変不満」0%、無回答が3.9%でした。

アンケート結果

1.保育所での活動は、子どもの心身の発達に役立っているか

はい 46名 (90%)
どちらともいえない 5名 (10%)

この項目では、「はい」と答えた方が全体の90.2%を占め、「どちらともいえない」が9.8%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。自由記述では、学習的な活動内容について満足を示す声が多く寄せられました。

2.保育所での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか

はい 48名 (94%)
どちらともいえない 3名 (6%)

この項目では、「はい」と答えた方が全体の94.1%を占め、「どちらともいえない」が5.9%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。自由記述では、子どもが園生活を楽しんでいる様子について満足を示す声が多く寄せられました。

3.提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか

はい 48名 (94%)
どちらともいえない 3名 (6%)

この項目では、「はい」と答えた方が全体の94.1%を占め、「どちらともいえない」が5.9%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。自由記述では、給食の献立や調理方法について満足を示す声が多く寄せられました。

4.保育所の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか

はい 29名 (57%)
どちらともいえない 12名 (24%)
いいえ 10名 (20%)

この項目では、「はい」と答えた方が全体の56.9%を占め、「どちらともいえない」が23.5%、「いいえ」が19.6%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。自由記述では、戸外活動の頻度や内容について改善を期待する声が多く寄せられました。

5.保育時間の変更は、保護者の状況に柔軟に対応されているか

はい 36名 (71%)
どちらともいえない 5名 (10%)
いいえ 1名 (2%)
無回答・非該当 9名 (18%)

この項目では、「はい」と答えた方が全体の70.6%を占め、「どちらともいえない」が9.8%、「いいえ」が2%、「無回答+非該当」は17.6%という結果でした。自由記述では、保育時間の変更に対する柔軟な対応について満足を示す声が多く寄せられました。

6.安全対策が十分取られていると思うか

はい 34名 (67%)
どちらともいえない 15名 (29%)
いいえ 2名 (4%)

この項目では、「はい」と答えた方が全体の66.7%を占め、「どちらともいえない」が29.4%、「いいえ」が3.9%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。自由記述では、多様な意見が寄せられました。

7.行事日程の設定は、保護者の状況に対する配慮は十分か

はい 46名 (90%)
どちらともいえない 5名 (10%)

この項目では、「はい」と答えた方が全体の90.2%を占め、「どちらともいえない」が9.8%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。自由記述では、WEB会議システムを用いた行事参加について満足を示す声が多く寄せられました。

8.子どもの保育について家庭と保育所に信頼関係があるか

はい 45名 (88%)
どちらともいえない 5名 (10%)
いいえ 1名 (2%)

この項目では、「はい」と答えた方が全体の88.2%を占め、「どちらともいえない」が9.8%、「いいえ」が2%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。自由記述では、職員とのコミュニケーションの取りやすさについて満足を示す声が多く寄せられました。

9.施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか

はい 46名 (90%)
どちらともいえない 3名 (6%)
いいえ 1名 (2%)
無回答・非該当 1名 (2%)

この項目では、「はい」と答えた方が全体の90.2%を占め、「どちらともいえない」が5.9%、「いいえ」が2%、「無回答+非該当」は2%という結果でした。自由記述では、多様な意見が寄せられました。

10.職員の接遇・態度は適切か

はい 49名 (96%)
どちらともいえない 2名 (4%)

この項目では、「はい」と答えた方が全体の96.1%を占め、「どちらともいえない」が3.9%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。

11.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか

はい 47名 (92%)
どちらともいえない 1名 (2%)
いいえ 1名 (2%)
無回答・非該当 2名 (4%)

この項目では、「はい」と答えた方が全体の92.2%を占め、「どちらともいえない」が2%、「いいえ」が2%、「無回答+非該当」は3.9%という結果でした。自由記述では、多様な意見が寄せられました。

12.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか

はい 31名 (61%)
どちらともいえない 8名 (16%)
無回答・非該当 12名 (24%)

この項目では、「はい」と答えた方が全体の60.8%を占め、「どちらともいえない」が15.7%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は23.5%という結果でした。

13.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか

はい 48名 (94%)
どちらともいえない 3名 (6%)

この項目では、「はい」と答えた方が全体の94.1%を占め、「どちらともいえない」が5.9%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。自由記述では、満足を示す声が複数寄せられました。

14.子どもと保護者のプライバシーは守られているか

はい 45名 (88%)
どちらともいえない 1名 (2%)
いいえ 1名 (2%)
無回答・非該当 4名 (8%)

この項目では、「はい」と答えた方が全体の88.2%を占め、「どちらともいえない」が2%、「いいえ」が2%、「無回答+非該当」は7.8%という結果でした。

15.保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか

はい 41名 (80%)
どちらともいえない 8名 (16%)
いいえ 2名 (4%)

この項目では、「はい」と答えた方が全体の80.4%を占め、「どちらともいえない」が15.7%、「いいえ」が3.9%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。

16.利用者の不満や要望は対応されているか

はい 36名 (71%)
どちらともいえない 9名 (18%)
無回答・非該当 6名 (12%)

この項目では、「はい」と答えた方が全体の70.6%を占め、「どちらともいえない」が17.6%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は11.8%という結果でした。自由記述では、多様な意見が寄せられました。

17.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか

はい 30名 (59%)
どちらともいえない 8名 (16%)
いいえ 7名 (14%)
無回答・非該当 6名 (12%)

この項目では、「はい」と答えた方が全体の58.8%を占め、「どちらともいえない」が15.7%、「いいえ」が13.7%、「無回答+非該当」は11.8%という結果でした。

組織マネジメント分析結果

◆事業評価結果
7つの「カテゴリー」の下に、それぞれ「サブカテゴリー」「評価項目」「標準項目」を設定して評価しています。
評価項目ごとに、標準項目の実施状況を、実施できている場合はで、実施できていない場合はで表しています。

【講評】
職員に運営理念の浸透を図るとともに、ガーディアンレターで保護者にも伝えています

法人の運営理念を「保護者には安心保育と子どもと共に歩む喜びを」、運営方針を「子ども達にはその基礎となる教育を」と定めています。また、園の保育目標を「思いやりの心・健康な体・自主性と意欲」と定めています。これらのビジョンや理念について、職員に対しては入職時研修や四半期ごとに行う園長面談を実施する際に伝えています。一方保護者に対して、入園案内や保護者会の際に「Guardian Letter」を用いて説明しています。

法人本部およびエリア園長と連携しながら、園長が運営と保育全般を統括しています

園長の主な業務内容は、施設運営および保育全般の統括です。その役割と責任について、「役職分担表・園長昇格要件」に記載し、人事制度説明会や法人研修などで職員に伝えています。法人本部所属のエリア園長は、直接園を巡回し、園長への助言を行うほか、年1回職員の面談を実施するなど、園運営をサポートしています。さらに、入社式や人事制度説明会などの機会や園の巡回訪問(年1回)に際して、代表取締役から職員に直接メッセージを届けています。

重要な決定事項を職員会議で職員に、保育アプリや園内掲示で保護者に周知しています

関係者に対して周知した重要な案件の例として、「コロナ禍での行事開催のあり方・職員が感染症にり患した場合の特別有休の付与」などがあります。そのような法人内で共有する事例については、法人本部の運営会議やエリア園長会議で検討し、園長会議と園内職員会議で周知しています。また、園の裁量権に委ねられる範囲の議題については、エリア園長と相談をしつつ園長・主任を中心に検討しています。一方、保護者に対して周知したサービス変更の例として「行事の実施方法の変更」があります。そのような連絡は、保育アプリや書面で周知しています。

1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)を周知している
  • 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、職員の理解が深まるような取り組みを行っている
  • 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、利用者本人や家族等の理解が深まるような取り組みを行っている
2. 経営層(運営管理者含む)は自らの役割と責任を職員に対して表明し、事業所をリードしている
  • 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任を職員に伝えている
  • 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任に基づいて職員が取り組むべき方向性を提示し、リーダーシップを発揮している
3. 重要な案件について、経営層(運営管理者含む)は実情を踏まえて意思決定し、その内容を関係者に周知している
  • 重要な案件の検討や決定の手順があらかじめ決まっている
  • 重要な意思決定に関し、その内容と決定経緯について職員に周知している
  • 利用者等に対し、重要な案件に関する決定事項について、必要に応じてその内容と決定経緯を伝えている
【講評】
法人本部が主導して利用者と職員の意向を把握し、サービスと業務の改善を図っています

利用者のニーズは、個別面談・行事アンケート・運営委員会などで把握し、職員会議で共有しています。そのうえで対策を検討し、「行事のオンライン配信」などに取り組んでいます。今年度の運動会は保護者にオンラインでその様子を配信しました。また、職員のニーズは社内アンケートやエリア園長による個人面談により把握し、法人本部にて集約し、さらに職員にフィードバックしています。直近では、「福利厚生の充実・給与の見直し・持ち帰り仕事の禁止・サービス残業の禁止」などに取り組みました。

園の取り巻く環境を把握する中で職員の定着や園児の獲得を重点課題として捉えています

地域の福祉のニーズは、私立園長会や法人本部から得た情報を基に把握し、職員会議・申し送りノートを活用して職員に伝えています。具体的な取り組みとして、地域の商店街のおまつりに参加したり、スーパーなどの店内に子どもたちが書いた絵を展示することを検討しています。福祉事業全体の動向を把握するため、保育業界団体に参加しているほか、新聞や保育・教育雑誌などから情報を収集しています。以上のように事業環境を分析した結果、法人全体で「職員の定着」や「園児の獲得」を優先度が高い課題として捉えています。

計画の作成に際しては利用者ニーズや運営上の課題に対する対策を反映させています

中・長期の取り組みについて、3年を単位とした計画を立てています。中・長期の計画は法人本部を中心に作成し、単年度の計画は園長を中心に作成しています。計画の作成にあたって、把握した利用者ニーズや運営の中で生じた問題点や課題に対する対策を反映させています。これらの計画を推進するために、「園児の入所率や見学者数」などの目標を設定し、進捗・達成状況を職員会議で共有するとともに、年度末には事業計画報告書を作成しています。なお、計画の見直しは、職員会議・運営委員会・人事委員会で検討しています。

1. 事業所を取り巻く環境について情報を把握・検討し、課題を抽出している
  • 利用者アンケートなど、事業所側からの働きかけにより利用者の意向について情報を収集し、ニーズを把握している
  • 事業所運営に対する職員の意向を把握・検討している
  • 地域の福祉の現状について情報を収集し、ニーズを把握している
  • 福祉事業全体の動向(行政や業界などの動き)について情報を収集し、課題やニーズを把握している
  • 事業所の経営状況を把握・検討している
  • 把握したニーズ等や検討内容を踏まえ、事業所として対応すべき課題を抽出している
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画及び単年度計画を策定している
  • 課題をふまえ、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画を策定している
  • 中・長期計画をふまえた単年度計画を策定している
  • 策定している計画に合わせた予算編成を行っている
2. 着実な計画の実行に取り組んでいる
  • 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた、計画の推進方法(体制、職員の役割や活動内容など)、目指す目標、達成度合いを測る指標を明示している
  • 計画推進にあたり、進捗状況を確認し(半期・月単位など)、必要に応じて見直しをしながら取り組んでいる
【講評】
研修を通してコンプライアンスへの理解を深め、後日学びの成果を確認しています

法人職員または保育職員として守るべき法や規則について、「就業規則・保育者基本マナーマニュアル」を整備しています。資料は事務室内のキャビネットに閲覧できる状態で保管するとともに、OFFJT研修やWEB研修を通じて職員の理解を深めています。加えて、各マニュアルに半年に1度目を通すとともに、研修の理解度を確認しています。なお、WEB研修用の動画は仕事の合間などに受講できるようテーマ別に短時間でまとめています。理解が不足していると評価された職員に対しては、面談を設けて個別に支援しています。

職員が子どもに適切に関われるよう、人権研修やセルフチェックを実施しています

苦情解決の仕組みについて入園説明会・運営委員会・園内掲示物で保護者に伝えています。苦情があった際には主任が受け付けし、園長が解決にあたっています。また日頃対面する中で受け付けた意見や要望へは「保育者基本マナーマニュアル」に沿って対応し、利用者全体に対して掲示や保護者会で、個別の回答は面談で行っています。一方、職員の子どもに対する適切な関わり方についても同マニュアルに示すとともに、子どもの人権研修や人権の擁護のためのセルフチェックを実施しています。虐待が疑われた際は、自治体や専門機関と連携して対処しています。

地域の親子を対象とした離乳食講座や保育所体験を企画しています

ボランティアを受け入れる際は「ボランティア受け入れの流れ」に沿って、主に園長が対応しています。ボランティアには散歩に同伴する機会などを用意しています。希望があればいつでも受け入れを行う準備を整えています。地域貢献の取り組みとして「離乳食講座・保育所体験」を計画しています(感染症の状況を踏まえて実施)。希望者にはメッセンジャーアプリへの登録を案内し、イベントの情報を提供しています。また、健康管理のアドバイスを得られるサービスを一定期間無料で利用できるようにしています。

1. 社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理などを周知し、遵守されるよう取り組んでいる
  • 全職員に対して、社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などを周知し、理解が深まるように取り組んでいる
  • 全職員に対して、守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などが遵守されるように取り組み、定期的に確認している。
1. 利用者の意向(意見・要望・苦情)を多様な方法で把握し、迅速に対応する体制を整えている
  • 苦情解決制度を利用できることや事業者以外の相談先を遠慮なく利用できることを、利用者に伝えている
  • 利用者の意向(意見・要望・苦情)に対し、組織的に速やかに対応する仕組みがある
2. 虐待に対し組織的な防止対策と対応をしている
  • 利用者の気持ちを傷つけるような職員の言動、虐待が行われることのないよう、職員が相互に日常の言動を振り返り、組織的に防止対策を徹底している
  • 虐待を受けている疑いのある利用者の情報を得たときや、虐待の事実を把握した際には、組織として関係機関と連携しながら対応する体制を整えている
1. 透明性を高め、地域との関係づくりに向けて取り組んでいる
  • 透明性を高めるために、事業所の活動内容を開示するなど開かれた組織となるよう取り組んでいる
  • ボランティア、実習生及び見学・体験する小・中学生などの受け入れ体制を整備している
2. 地域の福祉ニーズにもとづき、地域貢献の取り組みをしている
  • 地域の福祉ニーズにもとづき、事業所の機能や専門性をいかした地域貢献の取り組みをしている
  • 事業所が地域の一員としての役割を果たすため、地域関係機関のネットワーク(事業者連絡会、施設長会など)に参画している
  • 地域ネットワーク内での共通課題について、協働できる体制を整えて、取り組んでいる
【講評】
感染症対策や災害対策に対して消毒の徹底や緊急搬送訓練に取り組んでいます

運営に係るリスクとして「感染症」「災害」「定員割れ」などを挙げ、各リスクに対して「感染症対策の徹底」「緊急搬送訓練の実施」「選ばれる保育園プロジェクトの実施」などの対策を打ち出しています。感染症対策として、マニュアルに基づき園内の設備や玩具の消毒を徹底しています。緊急搬送訓練では、給食時の誤嚥や午睡中のSIDSの発生、プールでの溺水などを想定した訓練を毎月実施し、事故への対応力の強化を目指しています。また、園長は応急手当指導員の資格を取得しています。

地震・風水害・感染症を想定した事業継続計画を作成し、職員や保護者に周知しています

震度6弱以上の地震・風水害・感染病を想定し、事業継続計画(BCP)を作成しています。BCPでは、災害発生時には法人本部を対策本部とすることとしています。震災に対しては、3日間の防災備蓄品を備えています。危機管理と事業再開のプロセスを職員会議で確認するとともに、利用者には保護者会で説明しています。一方、事故や侵入が発生した際は、事故報告書・ヒヤリハット報告書を作成しています。その上で、発生要因を分析するとともに、再発防止策を検討しています。保護者にも、保護者会・運営委員会・保育アプリなどで報告しています。

機密情報にはアクセス制限や閲覧制限を設け、適切な情報管理に努めています

情報の収集・利用・保管・廃棄の方法について、個人情報保護規程で定めています。その内容について、情報管理研修などを通じて理解を深めています。また、秘密保持誓約書を取り交わして情報管理や文書管理の遵守を求めています。個人情報や機密性の高い情報を含む文書は、鍵付き書庫に保管しています。電子データにはパスワードを設定するなどのアクセス制限を設けています。文書類を閲覧する際は許可制とし、事務室外に持ち出すことを禁止しています。一方、機密文書を破棄する際は、専門業者に委託して溶解処理を行っています。

1. 事業所としてリスクマネジメントに取り組んでいる
  • 事業所が目指していることの実現を阻害する恐れのあるリスク(事故、感染症、侵入、災害、経営環境の変化など)を洗い出し、どのリスクに対策を講じるかについて優先順位をつけている
  • 優先順位の高さに応じて、リスクに対し必要な対策をとっている
  • 災害や深刻な事故等に遭遇した場合に備え、事業継続計画(BCP)を策定している
  • リスクに対する必要な対策や事業継続計画について、職員、利用者、関係機関などに周知し、理解して対応できるように取り組んでいる
  • 事故、感染症、侵入、災害などが発生したときは、要因及び対応を分析し、再発防止と対策の見直しに取り組んでいる
1. 事業所の情報管理を適切に行い活用できるようにしている
  • 情報の収集、利用、保管、廃棄について規程・ルールを定め、職員(実習生やボランティアを含む)が理解し遵守するための取り組みを行っている
  • 収集した情報は、必要な人が必要なときに活用できるように整理・管理している
  • 情報の重要性や機密性を踏まえ、アクセス権限を設定するほか、情報漏えい防止のための対策をとっている
  • 事業所で扱っている個人情報については、「個人情報保護法」の趣旨を踏まえ、利用目的の明示及び開示請求への対応を含む規程・体制を整備している
【講評】
法人本部で採用活動に取り組み、キャリア支援や福利厚生の充実をアピールしています

職員の採用をはじめ、人事権は法人本部が有しています。安定した雇用の実現に向けて、オンラインによる会社説明会の開催やメッセンジャーアプリを用いた応募者とのコミュニケーション、インターンシップの導入、OB会の開催などに取り組んでいます。また、求人専用サイトにはキャリアアップを支援する仕組み、福利厚生などの利点を分かりやすく説明しています。なお、スキルアップ支援制度の活用により、ピアノやダンスなど職員自身が選んだテーマで外部講習を受ける際は、参加費の補助を受けることが出来るようにしています。

リーダーの育成を視野に入れながら、職層に応じて学びの機会を設けています

トップリーダーの育成とチームマネジメントの強化を目指した園全体の研修計画を策定しています。OFFJT研修では階層別・職種別研修や保育専門研修を設定するとともに、WEB研修(動画)など職員が主体的に学べる環境を整備しています。また、今年度から法人機能として「支援児部会」を発足し、担当者が各園を巡回して職員を支援しています。加えて、職員会議やクラス会議において意見交換を行う際に職員一人ひとりの気づきや工夫を活かせるよう、経験年数の少ない職員から順番に意見を聞くようにしています。

職員の意欲を把握するとともに、福利厚生の充実を図って働きやすい環境を整えています

職員の育成や将来の人材構成を見据えて15層で設定したキャリアパスシートを作成し、昇級の要件を明らかにしています。園長は「人事要件シート」や職員アンケートの結果に基づいて個人面談を実施し、職員一人ひとりの評価を行っています。一方、職員の意欲を引き出すために、働きやすい環境づくりに取り組んでいます。特に女性職員が多い点に配慮し、産休・育休制度を利用しやすい環境を整えています。加えて、良好な人間関係を育むために、福利厚生の一環として職員運動会やバスツアーを企画しています。

1. 事業所が目指していることの実現に必要な人材構成にしている
  • 事業所が求める人材の確保ができるよう工夫している
  • 事業所が求める人材、事業所の状況を踏まえ、育成や将来の人材構成を見据えた異動や配置に取り組んでいる
2. 事業所の求める人材像に基づき人材育成計画を策定している
  • 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)が職員に分かりやすく周知されている
  • 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)と連動した事業所の人材育成計画を策定している
3. 事業所の求める人材像を踏まえた職員の育成に取り組んでいる
  • 勤務形態に関わらず、職員にさまざまな方法で研修等を実施している
  • 職員一人ひとりの意向や経験等に基づき、個人別の育成(研修)計画を策定している
  • 職員一人ひとりの育成の成果を確認し、個人別の育成(研修)計画へ反映している
  • 指導を担当する職員に対して、自らの役割を理解してより良い指導ができるよう組織的に支援を行っている
4. 職員の定着に向け、職員の意欲向上に取り組んでいる
  • 事業所の特性を踏まえ、職員の育成・評価と処遇(賃金、昇進・昇格等)・称賛などを連動させている
  • 就業状況(勤務時間や休暇取得、職場環境・健康・ストレスなど)を把握し、安心して働き続けられる職場づくりに取り組んでいる
  • 職員の意識を把握し、意欲と働きがいの向上に取り組んでいる
  • 職員間の良好な人間関係構築のための取り組みを行っている
1. 組織力の向上に向け、組織としての学びとチームワークの促進に取り組んでいる
  • 職員一人ひとりが学んだ研修内容を、レポートや発表等を通じて共有化している
  • 職員一人ひとりの日頃の気づきや工夫について、互いに話し合い、サービスの質の向上や業務改善に活かす仕組みを設けている
  • 目標達成や課題解決に向けて、チームでの活動が効果的に進むよう取り組んでいる
1. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その1)

【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】

前年度において、「コロナ禍での行事の実施」を重要課題の一つと掲げていました。感染症の影響により、行事に対して実施方法や内容に制限がかかる中で、保護者の参加方法について見直しを図りました。具体的な取り組みとして、運動会や生活発表会はクラスごとで、個人面談や進級説明会についてはオンラインで実施しました。そうした取り組みにより、保護者参加の行事を無事に開催することができました。保護者から一定の理解を得ることができ、園として目標をほぼ達成できたと自己評価しています。今後は継続してオンラインによる実施を行うとともに、感染終息後には、保育参加を保護者が希望する日に実施するなど、保護者支援を進めていきたいと考えています。

【評語】
目標の設定と取り組み 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った
取り組みの検証 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った
検証結果の反映 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している

感染症の影響により、行事に対して保護者の参加方法について見直しを行っています。運動会や生活発表会はクラスごとで開催したほか、オンラインを活用した個人面談や進級説明会を行っています。子どもの様子や園の取り組みが見えづらい中で保護者に対して保育の見える化を進められたことが評価されます。

2. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その2)

【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】

前年度において、「地域との交流」を重要課題の一つと掲げていました。近隣にある保育園や幼稚園と、職員間の交流や園庭利用などに取り組む予定でしたが、感染症の影響により難しい状況にありました。そこで、園の玄関前にある花壇の活用について、地域の花屋に相談しました。花屋の協力を得て、夏にひまわりを植えたところ、園の前を行き来する人の目にも止まり、地域と園の交流を図るきっかけが生まれるようになりました。園としては交流が十分にできなかったため、目標は未達成だったと自己評価しています。今後は、子育て支援センターでの行事の参加や近隣にある保育園や幼稚園との交流など、地域との交流を進めていきたいと考えています。

【評語】
目標の設定と取り組み 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った
取り組みの検証 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った
検証結果の反映 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している

地域との交流が制限される中で、園の前にある花壇を活用した取り組みを行いましたが、想定した取り組みを実施することはできませんでした。今後の取り組みとして、近隣の保育園や幼稚園との交流などを進めるとともに、感染症の影響により対面での交流に制限がかかることも考えられることから、オンラインを活用した交流を進めていくことも一つだと考えられます。

サービス分析結果

6. サービス分析のプロセス
【講評】
各リーフレットやホームページには、必要な情報をわかりやすく表現しています

事業所の情報を提供する媒体として、法人が発行する「Guardian Letter」というリーフレットに保育方針や「安全・健康・英語・まなび・うんどう・こころ」をテーマにした取り組み、保護者サービスについて写真付きで掲載しています。また、園が独自に作成しているリーフレットには、「園として大切にしていること・年間行事予定・近隣公園情報」などの内容を紹介しています。ホームページには、園の紹介ムービー・施設概要・空き情報のほか、写真アルバムがあり、随時更新しています。

園の情報は区のホームページや保育園案内アプリにも掲載されています

園の情報は行政や関係機関などに提供し、区の保育所案内アプリ「すぎぽよ」や「保幼ナビ」にも情報が掲載されています。「すぎぽよ」には、園の所在地、電話番号、定員、開所時間、小学校区などが記載されているほか、空き情報が随時更新されています。また、園のリーフレットを地域の医療機関へも配布しています。

園見学は年間を通して受け入れており、希望者の要望に合わせて柔軟に対応しています

見学者対応は、主に園長が担当します。園の説明会や見学会は平日15時30分から開催していますが、時間は希望者の要望に合わせて柔軟に対応しています。見学はリーフレットに沿って園内を案内しながら、保育理念、保育をする上で大事にしていること、緊急搬送訓練、園庭などについて説明しています。そのほか、就学に向けた保育を実施していることもアピールしています。

1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
  • 利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している
  • 利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている
  • 事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している
  • 利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】
入園が決まった利用者には説明会を実施し、重要事項を説明し同意を得ています

入園が決まった利用者には、入園のしおり・重要事項説明書・児童票・生活状況調査表・緊急連絡簿などを用意し、入園前健康診断後に保護者へ配布しています。入園説明会は、3月の第1土曜日に年齢別に分けて開催しています。また、重要事項説明と個別面談を二手に分けて実施することで、長時間にならないように配慮しています。サービス内容の保護者への同意は、重要事項説明同意書および個人情報同意書で確認を得ています。その上で、サービス内容に対する保護者の意向を個人面談で把握しています。

入園時には慣れ保育の期間を設け、迎えの際にはその日の様子を丁寧に説明しています

サービスの開始に向けて、アレルギーや既往歴などの子どもの健康状態を健康記録表により把握するとともに、入園前の生活状況について出生から入園前までの記録の提出を求めています。また、子どもの不安やストレスが軽減されるように、乳児の場合は2週間ほどを目安に慣れ保育を実施しています。その期間は保護者の保育に対する理解や安心も深めるため、迎えの際にその日の様子を丁寧に説明しています。なお、慣れ保育期間中はバスタオルなどの持ち込みの相談にも応じています。

退園・転園後しばらくの間保育アプリなどを使用できるようにするなど支援しています

卒園前に退園や転園をする園児には、制作帳・卒園アルバムをプレゼントをしています。また、保育アプリや写真販売サービスなどは、一定期間使用できるように配慮しています。転園先への情報提供については、児童票の移行や個人情報の引き継ぎが必要な際は行政と相談の上対応しています。

1.サービスの開始にあたり保護者に説明し、同意を得ている
  • サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を保護者の状況に応じて説明している
  • サービス内容について、保護者の同意を得るようにしている
  • サービスに関する説明の際に、保護者の意向を確認し、記録化している
2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
  • サービス開始時に、子どもの保育に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している
  • 利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように配慮している
  • サービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】
子どもの個別の保育目標は個別支援計画に記載し定期的に見直しています

子どもの心身状況や生活状況などを把握するため、0~2歳児クラスにおいては保育日誌に子ども一人ひとりについての記録欄を設けるとともに、保育アプリ内の連絡帳を使って毎日取り交わしています。子どもの個別の保育目標については月間個別指導計画に、家庭や保護者の個別のニーズや支援方針は面談記録や早遅ノートに記録しています。そして、児童票において、2歳児は2カ月ごと、3~5歳児は3カ月ごとに集約しながら記録しています。

就学を控えた時期には子ども会議を取り入れるなど、状況に応じて配慮しています

指導計画は全体的な計画を基に、年・月・週・日を単位として作成しています。就学を控えた時期においては、午睡時間の短縮、文字の書き方、子ども会議を取り入れるなど、状況に応じて配慮しています。個別の指導計画は0~2歳児クラスおよび特別に配慮を要する子どもなどを対象に作成しています。また、保護者へは全体的な計画を進級説明会で、個別の指導計画を個人面談でわかりやすく説明しています。なお、指導計画を見直す際は、クラス会議・リーダー会議を通じて行っています。

定例会議のほか毎日のミーティングを開催し、子どもの情報を職員間で共有しています

職員間で子どもに関する情報を共有するために、園長・主任・トップリーダー・クラスリーダー・栄養士・看護師が参加してリーダー会議を毎月実施しています。またクラス会議も月1回程度実施しています。日々の子どもや保護者の状況については、毎日10~20分の職員ミーティングで共有しています。申し送りには早遅ノート・申し送りノート・メッセンジャーアプリを活用し、職員は、捺印・サインすることで閲覧状況の確認をしています。

1.定められた手順に従ってアセスメント(情報収集、分析および課題設定)を行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している
  • 子どもの心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し把握している
  • 子どもや保護者のニーズや課題を明示する手続きを定め、記録している
  • アセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
2.全体的な計画や子どもの様子を踏まえた指導計画を作成している
  • 指導計画は、全体的な計画を踏まえて、養護(生命の保持・情緒の安定)と教育(健康・人間関係・環境・言葉・表現)の各領域を考慮して作成している
  • 指導計画は、子どもの実態や子どもを取り巻く状況の変化に即して、作成、見直しをしている
  • 個別的な計画が必要な子どもに対し、子どもの状況(年齢・発達の状況など)に応じて、個別的な計画の作成、見直しをしている
  • 指導計画を保護者にわかりやすく説明している
  • 指導計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している
3.子どもに関する記録が行われ、管理体制を確立している
  • 子ども一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある
  • 指導計画に沿った具体的な保育内容と、その結果子どもの状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
4.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
  • 指導計画の内容や個人の記録を、保育を担当する職員すべてが共有し、活用している
  • 申し送り・引継ぎ等により、子どもや保護者の状況に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
1.子ども一人ひとりの発達の状態に応じた保育を行っている
  • 発達の過程や生活環境などにより、子ども一人ひとりの全体的な姿を把握したうえで保育を行っている
  • 子どもが主体的に周囲の人・もの・ことに興味や関心を持ち、働きかけることができるよう、環境を工夫している
  • 子ども同士が年齢や文化・習慣の違いなどを認め合い、互いを尊重する心が育つよう配慮している
  • 特別な配慮が必要な子ども(障害のある子どもを含む)の保育にあたっては、他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう援助している
  • 発達の過程で生じる子ども同士のトラブル(けんか・かみつき等)に対し、子どもの気持ちを尊重した対応をしている
  • 【5歳児の定員を設けている保育所のみ】
    小学校教育への円滑な接続に向け、小学校と連携をとって、援助している
【講評】
子どもたちが好きな玩具をすぐ手に取れるように環境を整えています

園舎は閑静な住宅街にあり、丸い窓が特徴のモダンなデザインが特徴です。近くには川が流れているほか、緑地や公園に恵まれており、外遊びができる環境が整っています。また、生活目的に応じた食事・昼寝や、遊びに応じたままごと・絵本などのコーナーを設けており、「子どもたちにできることは何でもさせてあげたい」という思いのもと、玩具は棚に設置し、子どもたちが好きな玩具を自由に手に取れるよう工夫しています。

外国人講師による英語の時間や郷土食など国内外の文化に親しむ機会を作っています

子どもが互いを尊重する心を育むため、週1回程度、異年齢の組み合わせで散歩に出かけるなど、縦割り保育を行っています(現在はコロナ禍のため、常時の縦割り保育は中止)。一方、海外の文化に親しむことが出来るように、外国人講師によるイングリッシュタイムなどを取り入れています。イングリッシュタイムは0歳児から週1~4回の英語の時間で、講師と遊びながら自然に英語を身につけるプログラムです。さらに、国内各地の文化にふれる機会として、毎月郷土食を献立に取り入れています。

就学支援を目的として行事見学や授業体験など小学校と連携した取り組みを行っています

特別な配慮が必要となる子どもの受け入れとして、複数の担任を配置することで、担任がすぐに支援できるように体制を整えています。また、区の保健センターなどの専門機関と連携するほか、心理士の助言を受けながら適正な指導を心がけています。子ども同士のけんかやトラブルが生じた際は、可能な限り見守ることを方針としています。子ども同士のトラブルが発生した際は、事故報告書やヒヤリハット報告書を作成し、昼礼や職員会議で共有、検討しています。就学支援を目的として、行事見学や授業体験など、小学校と連携した取り組みを行っています。

2.子どもの生活が安定するよう、子ども一人ひとりの生活のリズムに配慮した保育を行っている
  • 登園時に、家庭での子どもの様子を保護者に確認している
  • 発達の状態に応じ、食事・排せつなどの基本的な生活習慣の大切さを伝え、身につくよう援助している
  • 休息(昼寝を含む)の長さや時間帯は子どもの状況に配慮している
  • 降園時に、その日の子どもの状況を保護者一人ひとりに直接伝えている
【講評】
保育アプリやドキュメンテーションなどを活用し、保育や活動の内容を共有しています

全クラスにおいて連絡帳を毎日取り交わしています。登園時には毎回保護者へ体温・体調・家庭での様子などを確認し、必要な情報をクラスノート・申し送りノートなどに記録し、職員間で引き継いでいます。降園時は保護者へ当日の保育内容や健康状態と合わせて、個別のエピソードを伝えるよう工夫しています。また、ドキュメンテーション・ホワイトボード・写真を活用して、活動の様子を共有しているほか、法人で開発した「もぐぱく通信」(アプリ)を通じて、給食の写真や献立表を配信しています。

子ども一人ひとりの発達に応じて、食事や着替えなど生活習慣の指導を行っています

子どもの発達段階に応じた支援の方法を発達記録や個別指導案などに示しています。具体的な取り組みとして、食事指導では、0歳児から手づかみ食べや食具を使用しています。排泄指導として、1歳児の後半から便座に座るようにしています。また、保健師による歯磨きや、着替え指導として0歳児から靴下を履く練習をするなど、個々の状況にあわせた指導を行っています。

就学に向けて5歳児は11月ころから午睡時間を減らし、1月からはなくしています

乳児の午睡時間は12時~15時、幼児の午睡時間は12時30分~15時で設定しています。午睡の際の寝具は乳児クラスでは法人オリジナルマットとタオルケット、幼児クラスでは敷布団などの寝具を使用しています。午睡時間に眠れない子どもがいた場合は、同じ保育室内で絵本を読むなど静かに過ごすせるよう配慮しています。また、就学に向けて、5歳児は11月頃から午睡を減らしていき、1月からはなくしています。

3.日常の保育を通して、子どもの生活や遊びが豊かに展開されるよう工夫している
  • 子どもの自主性、自発性を尊重し、遊びこめる時間と空間の配慮をしている
  • 子どもが、集団活動に主体的に関われるよう援助している
  • 子ども一人ひとりの状況に応じて、子どもが言葉による伝え合いを楽しみ、言葉に対する感覚を養えるよう配慮している
  • 子どもが様々な表現を楽しめるようにしている
  • 戸外・園外活動には、季節の移り変わりなどを感じとることができるような視点を取り入れている
  • 生活や遊びを通して、子どもがきまりの大切さに気付き、自分の気持ちを調整する力を育てられるよう、配慮している
【講評】
運動会や生活発表会での出し物は子どもたちで話し合いの場を作り、内容を決めています

「子どもたちにできることは何でもさせてあげたい」という思いのもと、玩具は棚に設置し、子どもたちが好きな玩具がすぐ手に取れるように環境を整え、ままごとや絵本のコーナーを設置しています。子どもの集団活動として、運動会や生活発表会を行っています。行事の出し物の内容や衣装、グループ決めなどについても、子どもたちの話し合いにより決めています。

子どもの「やりたい気持ち」を大切にし、年齢にあわせた支援を行っています

子どもの「やりたい気持ち」を優先して年齢にあった支援を行っています。4・5歳児では、小学校に上がっても座って話が聞けることを目標とした「オリジナルドリル」や自分の意志を相手に伝える「子ども会議」を行っています。子ども会議では、自分の気持ちを伝える力を身につけることを目的とし、マナー・約束事・人間関係などさまざまなテーマについて意見交換しています。そのほか、季節にあわせて歌を歌ったり、ボール遊びや体操などの運動、表現力を育むプログラムを実施しています。

公園への散歩や園庭を活用した水遊びなど戸外活動を多く取り入れています

戸外活動として、散歩は天気が良ければ毎日出かけ、近隣の公園や川沿い、神社などを訪れています。公園や散歩の途中では、遊具で遊んだり、かけっこや虫探しなどをして自然にふれる機会を設けています。園内では、カナヘビやカブトムシなどの生き物、朝顔やひまわりなど植物にふれ、四季の移り変わりを体感しています。また園庭を活用してプールや水遊び、砂遊び、ボール遊びなどの活動を行っています。

4.日常の保育に変化と潤いを持たせるよう、行事等を実施している
  • 行事等の実施にあたり、子どもが興味や関心を持ち、自ら進んで取り組めるよう工夫している
  • みんなで協力し、やり遂げることの喜びを味わえるような行事等を実施している
  • 子どもが意欲的に行事等に取り組めるよう、行事等の準備・実施にあたり、保護者の理解や協力を得るための工夫をしている
【講評】
子どもが興味を持ち、自ら進んで楽しく取り組めるような行事を実施しています

子どもの成長や保育の成果を発表する機会として、「運動会・生活発表会」や、季節や文化・伝承に親しむ機会として、「こどもの日・七夕・ハロウィン・クリスマス・正月・節分・ひな祭り」などを行っています。また、行事への興味や関心を高めるため、季節や行事にあわせて園内を装飾したり、本の読み聞かせや紙芝居を行うなど工夫しています。なお、生活発表会などの行事については子どもたちで内容を決めています。そのほか、行事の振り返りとして、思い出描画を行っています。

年間行事予定表・園だより・手紙により行事の目的を保護者に伝え、理解を得ています

行事の準備、実施にあたり、保護者の理解や協力を得るため、年間行事予定表を4月に配布しています。行事ごとの目的は園だよりなどで伝えています。保護者が参加・見学できる行事として、運動会・生活発表会・保育参観などを開催するとともに、保護者が参加しない活動についても送迎時の対話や写真掲示のほか、写真販売などによりその様子を伝えています。なお、運動会・生活発表会などの行事については、アンケートを実施して保護者の声に耳を傾けています。

誕生会はクラスごとにお祝いすると共に、写真つきの誕生カードをプレゼントしています

子どもの誕生日をクラスごとでお祝いし、個別インタビューや歌などのプログラムで楽しめるようにしています。また、写真付きの誕生カードをプレゼントするとともに、誕生児が主役になって喜びを感じられるよう、冠を被ったり、玄関の誕生表に写真を飾るなど園全体でお祝いをしています。今後は、クラス合同の誕生日会を実施していきたいと考えています。

5.保育時間の長い子どもが落ち着いて過ごせるような配慮をしている
  • 保育時間の長い子どもが安心し、くつろげる環境になるよう配慮をしている
  • 保育時間が長くなる中で、保育形態の変化がある場合でも、子どもが楽しく過ごせるよう配慮をしている
【講評】
玩具棚やマットを活用してコーナーを作り、子どもが落ち着ける環境を整えています

子どもが安心してくつろげるように、年齢にあわせて玩具棚やマットなどを活用してコーナーを作るなど環境づくりに配慮しています。また、職員同士も必要に応じてクラス間でフォローすることを心がけています。子どもが疲れた時に身体を休めることができるように、保育室内や事務室にスペースを用意しています。また、一人になって心身を落ち着けることが出来るスペースとして、簡易テントを用意し、過ごせるようにしています。

延長保育の際は、子ども一人ひとりに関わりが持てる職員体制をとっています

18時~20時を延長保育時間として設定しており、それに合わせて、17時50分から合同保育を行っています。合同保育は1歳児室で行い、大型絵本などを用意しています。補食を提供する際には、夕食に影響のない程度の量に配慮しています。延長保育の時間帯は、担当の職員が子ども一人ひとりに関わりが持てるように配慮し、ごみ捨てなどの業務は他の職員が行うようにしています。

6.子どもが楽しく安心して食べることができる食事を提供している
  • 子どもが楽しく、落ち着いて食事をとれるような雰囲気作りに配慮している
  • メニューや味付けなどに工夫を凝らしている
  • 子どもの体調(食物アレルギーを含む)や文化の違いに応じた食事を提供している
  • 食についての関心を深めるための取り組み(食材の栽培や子どもの調理活動等)を行っている
【講評】
感染症予防対策を行ったうえで、食事はクラスごとに落ち着いた雰囲気でとっています

食事は、各クラスでグループごとに食べています。パーテーションを設置したり、同じ方向を向いて食べるなど、感染対策を取った上で食事をしています。職員は見守りながら、必要に応じて介助しています。給食の献立は本部の栄養士会議で検討し、全園に展開しています。食材は和食の基本である米をはじめ、味の土台となる出汁・麦茶・ひじき・切干大根など化学調味料、保存料、着色料を使用しない商品を提携した農家から取り寄せています。

食の安全性を追求し、旬の食材を取り入れた和食中心の給食を提供しています

毎月、日本各地の郷土料理が献立に入っており、10月には喜多方ラーメン(福島)、11月には納豆汁(秋田)が提供されました。また、提供に際してはその地域を紹介したランチョンマットが添えられ、食べながらその地域や文化について知る機会にもなっています。食物アレルギーのある子どもについては、「アレルギーマニュアル」に沿って、除去食を提供しています。環境面では個別のテーブルを用意するほか、色違いの食器や名入りトレーを使用し、提供の際には職員によるダブルチェックを行うなど、誤食の防止に取り組んでいます。

食のテーマを決め、食材や食文化、栄養の知識や関心を深める活動に取り組んでいます

食育活動は、「食材に関心を持つこと」を目標にして取り組んでいます。食文化や栄養に関する知識と関心を深めるため、郷土料理の日にはその地域の食文化などの説明を行っています。また、園内でレタスや小松菜を栽培し、調理体験は、2歳児クラスから機会を設けています。ヨーグルト混ぜやクッキーの型抜き、おにぎりづくりなども行っています。

7.子どもが心身の健康を維持できるよう援助している
  • 子どもが自分の健康や安全に関心を持ち、病気やけがを予防・防止できるように援助している
  • 医療的なケアが必要な子どもに、専門機関等との連携に基づく対応をしている
  • 保護者と連携をとって、子ども一人ひとりの健康維持に向けた取り組み(乳幼児突然死症候群の予防を含む)を行っている
【講評】
子どもの安全を第一に、防災・防犯訓練や交通安全指導に取り組んでいます

子どもが自身の健康や安全に関心が持てるよう、毎月クラスごとに火災や地震を想定した防災訓練を行っています。また、不審者の対応を想定した防犯訓練のほか、散歩前に職員から道路の歩き方などについて交通安全指導を行っています。さらに健康面での指導では職員による手洗いの指導や、歯科健診時に歯磨き指導を行っています。そのほか、安全面で子ども自身の意識を高めるために、遊びの前などに危険個所などの確認を行い、事故や怪我の防止につなげています。

定期的な健康診断や歯科検診を通じて、子どもの身体と健康状態を把握しています

子どもの健康状態を把握するため、内科医による0歳児健診(毎月)や健診(春・秋)、および歯科医師と歯科衛生士による歯科健診(年1回)を実施しています。与薬は基本的には行っていませんが、熱性けいれん、アナフィラキシーなどの場合は、与薬指示書の提出とともに、薬を預かっています。また、医療的ケアを必要とする子どもについては、関係機関と連携しながら受け入れています。

子どもの病気や感染症などについて家庭と連携し感染症などの予防に努めています

子どもの健康維持の取り組みのために、毎月保健だよりを発行し、季節ごとの注意事項や園の取り組みなどについて伝えています。また、感染症の流行やSIDSの発生を予防するために、職員は、嘔吐処理研修や事故防止研修などに参加し、理解を深めています。感染症が発生した場合は玄関に提示するとともに、保育アプリでの一斉送信により、保護者へ速やかに情報提供しています。SIDS対策として、0・1歳児は5分、2歳児は10分、3歳児以上は20分に1回、触診・視診でチェックを行い健康状態をブレスチェック表に記録しています。

8.保護者が安心して子育てをすることができるよう支援を行っている
  • 保護者には、子育てや就労等の個々の事情に配慮して支援を行っている
  • 保護者同士が交流できる機会を設けている
  • 保護者と職員の信頼関係が深まるような取り組みをしている
  • 子どもの発達や育児などについて、保護者との共通認識を得る取り組みを行っている
  • 保護者の養育力向上のため、園の保育の活動への参加を促している
【講評】
保護者対応については、マニュアルを整備するとともに研修を受け理解を深めています

子育てや就労などの事情に配慮して支援を行うため、、家庭連絡票や個別面談(年1回)により、子育てに関する保護者の価値観や就労状況を把握し、行事アンケートや送迎時の会話により、日常的なサービスに係る保護者の意向を確認しています。なお、保護者対応の方法について、保育士基本マナーマニュアルを整備するとともに、新入職研修やWEB研修などを通じて、職員の理解を深めています。そのほか保護者の負担軽減のため、オンライン診療・往診サービス・おむつ手ぶらサービスを実施しています。

オンラインで保護者同士の交流を図り、子育てに関して意見交換の機会を設けています

保護者同士の交流促進を目的として、クラス懇談会を開催しています。今年度は「子育てで大事にしていること」をテーマに、意見交換の機会を持ちました。現況は新型コロナ感染予防のため、オンラインでの開催を行っています。また、職員一人ひとりを知ってもらうために、園だよりで職員紹介コーナーを設けています。そのほか、保育参観(年1回)、運営委員会(年1回)を開催し、保育の様子を伝えています。なお、こちらについてもオンラインで実施するなど工夫しています。

9.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
  • 地域資源を活用し、子どもが多様な体験や交流ができるような機会を確保している
  • 園の行事に地域の人の参加を呼び掛けたり、地域の行事に参加する等、子どもが職員以外の人と交流できる機会を確保している
【講評】
近隣保育園との交流やボランティアによる読み聞かせなどを行っています

コロナ禍で地域交流が難しいなか、散歩の際は地域住民や商店街で働く人に対してあいさつを交わし、日頃からコミュニケーションを図っています。また、子どもの体験の幅を広げるために、図書館へ絵本を借りに出かけるほか、近隣保育園の園庭での5歳児同士の交流やボランティアによる読み聞かせなどを実施しています。

【講評】
個人情報の取り扱いについて同意を得るとともに、子どもの羞恥心にも配慮しています

個人情報については入園時に「重要事項説明書」で説明し、プライバシーの保護については「ホームページおよび法人パンフレット作成に伴う個人情報同意書についてのお願い」で同意確認を得ています。また、突発的に個人情報を提供する必要が発生した場合は個別に連絡し同意を得ています。なお、子どもの羞恥心に配慮し、着替えをする際にはパーテーションを使用するとともに、着脱時に全裸にならないよう、ラップタオルなどを活用しています。

子どもと保護者の価値観や生活習慣を把握し、家庭の状況に寄り添った対応をしています

子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮するため、行事アンケートから日常的なサービスに係る保護者の意向を確認しています。また、朝食を食べる時間が遅くなった場合や苦手な食べ物については無理強いしないなど、子どもに寄り添った対応を心がけています。さらに、宗教観や文化に配慮し、宗教食についても柔軟に対応しています。そのほか、登園や降園時間についても子どもや保護者の状況に応じられるようにしています。

児童虐待対応マニュアルを整備するとともに、研修を受講し職員の理解を深めています

虐待や育児困難などの事案は、虐待虐待対応マニュアルに則って対応し、WEB研修や外部研修を活用し、理解を深めています。受講後は報告書を作成し、職員間で共有しています。また、人権擁護のセルフチェックリストを活用し、職員自らの行動を確認する機会を持っています。

1.子どものプライバシー保護を徹底している
  • 子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、保護者の同意を得るようにしている
  • 子どもの羞恥心に配慮した保育を行っている
2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、子どもの意思を尊重している
  • 日常の保育の中で子ども一人ひとりを尊重している
  • 子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮した保育を行っている
  • 虐待防止や育児困難家庭への支援に向けて、職員の勉強会・研修会を実施し理解を深めている
【講評】
法人で作成した共通マニュアルを活用し、業務の標準化を図っています

業務の標準化を図るため、法人で作成した系列園統一のマニュアル(危機管理・園外保育・感染症・児童虐待防止・食物アレルギー対応・個人情報保護規定など)を活用するとともに、園独自でも区の「保育実践の手引き」を基にマニュアルを作成しています。マニュアルに沿った業務の実施状況は園長・主任・トップリーダー・看護師が中心となり確認しています。さらに、職員に応急手当の手引きを配布したり、いつでも閲覧できるWEB研修を整備することで、マニュアルに対する理解の普及を図っています。

定期的にマニュアルやサービス内容の見直しを行い、サービスの質の向上に努めています

サービスの質の向上を図るために、マニュアルの見直しについては法人本部が看護師会や栄養士会と連携しながらを行っています。例えば、サービスの基本事項や手順について、運動会や生活発表会の開催にあたっては、クラスごとに開催するなど見直しを図りました。また保護者の声を受けて保育参観やクラス懇談会の実施方法を見直し、オンラインで対応しました。加えて、感染症マニュアルなどのマニュアルについても随時更新しています。

1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
  • 手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている
  • 提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうか定期的に点検・見直しをしている
  • 職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
  • 提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている
  • 提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や保護者等からの意見や提案、子どもの様子を反映するようにしている

事業者のコメント

このセクションは事業者によって更新される情報です。

評価情報

【評価実施期間】

2022年8月1日~2023年3月23日

【評価者修了者No】

H0601051,H2001058,H1801008,H2101022

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