評価結果
基本情報
事業者の理念・方針・期待する職員像
事業者が大切にしている考え(理念・ビジョン・使命など)
・保護者がホッとできる保育園
・保育士と保護者と子どもと一緒に作る保育園
・風通しの良い保育園づくり
・一人一人が考えて行動できる保育園
・保育園に関わる全ての人が笑顔になれる
職員に求めている人材像や役割
・素直さ、謙虚さ、感謝の気持ちを持つ
・「誰かがやってくれる」のではなく自ら動く
・一つ一つの仕事に責任をもって取り組む
・チームで運営していることを意識する
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)
・自分たちが子どもたちの一番大切な時期に関わっていることを意識してほしい
・自分が楽しんで保育をしていないと、子どもに対しても楽しい保育はできないということを意識してほしい
全体の評価講評
特によいと思う点
園の目の前には河川敷の緑地が広がっています。春になると桜が一面に花を咲かせるなど、四季を通じて自然にふれられる環境にあります。また、SLの置かれた交通公園もあります。天気が良ければ毎日散歩に出かけており、緑道に沿って遠くまで行くことを目的にしたり、川や池で鳥や魚を観察したり、遊具広場で遊んだり、さらに虫探しや落ち葉拾いなどをしたりして楽しんでいます。また、乳児と幼児の異年齢の組み合わせで出かけるほか、夕方にも散歩に出かけることがあります。このように、子どもたちの外遊びを充実させている点が特徴となっています。
「子どもたちが、保護者が、そこで働く私達が『ホット出来る保育園』」を目標にしています。保護者がお迎えに来た際に、職員は「おかえりなさい」とあいさつするようにしています。あわせて、普段の何気ない会話を大切にしながら、子どもの成長を共に喜び合えるようにしています。また、保護者の心身の負担を軽減するために、オンライン診療・往診サービス・おむつ手ぶらサービスを実施しています。そのほか、個別面談や行事アンケートで把握した保護者の意向に対して、さらなるサービスの充実を図っています。
安定した運営基盤の整備に向けて、「職員の幸せ、働きがいを追求し、さらに社会貢献へ結びつけるための取り組み」の必要性を捉えています。そこで、職員の育成や将来の人材構成を見据えて15層で設定したキャリアパスシートを作成し、昇級の要件を明らかにしています。また、スキルアップ支援制度の活用により、ピアノやダンスなど職員自身が選んだテーマで外部講習を受ける際に、参加費の補助を受けることが出来るようにしています。さらに、年1回職員アンケートの実施や法人本部に相談窓口を設置するなど働きやすい環境を整えています。
さらなる改善が望まれる点
子どもが多様な体験や交流ができるよう、散歩に出かけた際には消防署に立ち寄って見学させてもらったり、図書館に絵本を借りに行ったりしています。また、保育実習生の受け入れやシニアボランティアによる読み聞かせなども行っています。ただし、感染症の影響により地域との交流が計画の通り実施できませんでした。今後は、コロナ禍の収束を待ち、高齢者施設や小学校との交流のほか、職業体験として中学生や高校生の受け入れを行うなど、多様な交流の機会について回復を図ろうとしています。
園内は、生活目的に応じた食事・昼寝などのコーナーに加え、遊びに応じたままごと・絵本などのコーナーを設けています。さらに、玩具は棚に設置し、子どもたちが好きな玩具を自由に手に取れるよう工夫しています。一方で開設してから7年が経過しており、保育設備や用具などの見直しが必要と感じています。遊びの展開がスムーズになるようにコーナーの充実や見直しを図ることで、子どもたちの遊びの幅を広げていきたいと考えています。
法人で計画しているOFFJT研修では階層別・職種別研修や保育専門研修を設定するとともに、WEB研修(動画)など職員が主体的に学べる環境を整備しています。また、今年度の事業計画では、「職員の育成に力を入れ、園内研修・園外研修を充実させて職員の質の向上を図り、子どもの成長発達に寄与していきます。」と掲げています。園に長く在籍している職員も多く、系列園と定期的に情報共有を図るとともに、職員交流や交換研修を実施していくことで、保育の質の向上を図っていきたいと考えています。
事業者が特に力を入れている取り組み
職員間で子どもの情報を共有するために、週1回、園長・主任・トップリーダー・クラスリーダー・栄養士・看護師が参加する週案会議を実施しているほか、月1回程度、保育士・主任・園長が参加する乳児会議と幼児会議を行っています。また、今年度園長が交代するにあたって、役職者に求められる仕事内容や責務について確認する機会を持ちました。これにより、職員がそれぞれの役割に対し責任感を持って仕事をするようになり、普段の仕事に加えて、若手職員の育成や行事を開催する中でも、連携を図りながら進めることができています。
法人独自のプログラムとして、イングリッシュタイム・国語・算数・書き方・サッカーなどを取り入れています。専門講師や保育士が、子どもの年齢に合わせて楽しく取り組んでいます。イングリッシュタイムは子どもたち同士が英語で会話できることを目標に、ネイティブ講師が担当し、0歳児から少しずつ英語力を身につけています。また「こども会議」では、マナー・約束事・人間関係などをテーマに、話し合う習慣を身につける目的で取り組んでいます。互いの意見を聞いたり、気持ちを理解したり、最終的には解決できるように取り組む姿が見られています。
給食は安心・安全な旬の食材にこだわり、だし汁や乾物を多く取り入れた和食中心のメニューになっています。また、日本各地の郷土料理をはじめ行事食の際にはランチョンマットで提供し、雰囲気を盛り上げるなど工夫しています。加えて、食育活動として園内ではナスやピーマンを栽培し、みそ炒めにして食べるなど、植物の生長にふれながら食べることの大切さを学んでいます。そのほか、調理体験は1歳児から始めており、ラップおにぎりや野菜の皮むきを行っています。5歳児になると、おにぎり・キノコとほうれん草バター炒めなども作っています。
利用者調査結果
調査概要
- 調査対象:調査対象は、在園児の保護者全員を対象とし、複数のお子さんが通っている場合は最年少児について、1世帯1回答のご回答を頂きました。
[調査対象世帯数:39世帯(在園児46名)] - 調査方法:アンケート方式
園より保護者全員に調査票を配布して頂きました。回収については、評価機関への郵送、または園内に設置した回収箱への投函により提出して頂くようにしました。 - 有効回答者数/利用者家族総数:35/39(回答率 89.7% )
「現在利用している保育園を総合的にみて、どのように感じていらっしゃいますか」との質問に対して、「大変満足」54.3%、「満足」42.9%、「大変満足」と「満足」を合わせて97.1%の回答率となっています。「どちらともいえない」2.9%、「不満」0%、「大変不満」0%、無回答が0%でした。園のサービスに対する保護者の満足度がたいへん高いことが確認されました。個別設問では、問2「お子さんは、園での活動に興味や関心を示し、学びや遊びを楽しんでいるように見えますか?」について「はい」の回答率が100%で最も高く、問5「急な事情で保育(預かり)時間の延長を申し入れた場合、可能な限り柔軟に対応してくれていると思いますか?」、問17「の対応に不満を感じたとき、役所や第三者委員など園外の機関や窓口に相談できる仕組みがあると説明を受けたことがありますか?」では「はい」の回答率が68.6%と最も低くなっています。
アンケート結果
1.保育所での活動は、子どもの心身の発達に役立っているか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の94.3%を占め、「どちらともいえない」が5.7%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。
2.保育所での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の100%を占め、「どちらともいえない」が0%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。
3.提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の97.1%を占め、「どちらともいえない」が2.9%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。
4.保育所の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の77.1%を占め、「どちらともいえない」が20%、「いいえ」が2.9%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。自由記述では、多様な意見が寄せられました。
5.保育時間の変更は、保護者の状況に柔軟に対応されているか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の68.6%を占め、「どちらともいえない」が2.9%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は28.6%という結果でした。自由記述では、保育時間の変更への柔軟な対応について満足を示す声が複数寄せられました。
6.安全対策が十分取られていると思うか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の88.6%を占め、「どちらともいえない」が11.4%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。
7.行事日程の設定は、保護者の状況に対する配慮は十分か
この項目では、「はい」と答えた方が全体の88.6%を占め、「どちらともいえない」が11.4%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。
8.子どもの保育について家庭と保育所に信頼関係があるか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の82.9%を占め、「どちらともいえない」が11.4%、「いいえ」が2.9%、「無回答+非該当」は2.9%という結果でした。自由記述では、職員への相談のしやすさについて満足を示す声が複数寄せられました。
9.施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の77.1%を占め、「どちらともいえない」が20%、「いいえ」が2.9%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。自由記述では、多様な意見が寄せられました。
10.職員の接遇・態度は適切か
この項目では、「はい」と答えた方が全体の91.4%を占め、「どちらともいえない」が8.6%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。
11.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の94.3%を占め、「どちらともいえない」が5.7%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。
12.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の82.9%を占め、「どちらともいえない」が5.7%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は11.4%という結果でした。
13.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の97.1%を占め、「どちらともいえない」が2.9%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。
14.子どもと保護者のプライバシーは守られているか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の97.1%を占め、「どちらともいえない」が0%、「いいえ」が0%、「無回答+非該当」は2.9%という結果でした。自由記述欄に寄せられた意見はありませんでした。
15.保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の80%を占め、「どちらともいえない」が17.1%、「いいえ」が2.9%、「無回答+非該当」は0%という結果でした。
16.利用者の不満や要望は対応されているか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の74.3%を占め、「どちらともいえない」が14.3%、「いいえ」が2.9%、「無回答+非該当」は8.6%という結果でした。
17.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
この項目では、「はい」と答えた方が全体の68.6%を占め、「どちらともいえない」が11.4%、「いいえ」が14.3%、「無回答+非該当」は5.7%という結果でした。自由記述欄に寄せられた意見はありませんでした。
組織マネジメント分析結果
◆事業評価結果
7つの「カテゴリー」の下に、それぞれ「サブカテゴリー」「評価項目」「標準項目」を設定して評価しています。
評価項目ごとに、標準項目の実施状況を、実施できている場合は
で、実施できていない場合は
で表しています。
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)を周知している
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、職員の理解が深まるような取り組みを行っている
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、利用者本人や家族等の理解が深まるような取り組みを行っている
2. 経営層(運営管理者含む)は自らの役割と責任を職員に対して表明し、事業所をリードしている
- 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任を職員に伝えている
- 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任に基づいて職員が取り組むべき方向性を提示し、リーダーシップを発揮している
3. 重要な案件について、経営層(運営管理者含む)は実情を踏まえて意思決定し、その内容を関係者に周知している
- 重要な案件の検討や決定の手順があらかじめ決まっている
- 重要な意思決定に関し、その内容と決定経緯について職員に周知している
- 利用者等に対し、重要な案件に関する決定事項について、必要に応じてその内容と決定経緯を伝えている
【講評】
法人本部が主導して利用者と職員の要求に対応し、サービスと業務の改善を図っています
利用者のニーズを個別面談・行事アンケート・運営委員会・保護者会などで把握し、職員会議で共有しています。そのうえで対策を検討し、「保育アプリによる配信とあわせて登降園表でお知らせをする」などに取り組んでいます。また、職員のニーズは社内アンケートやエリア園長による個人面談で把握したのち法人本部にて集約し、職員にフィードバックしています。直近では、「福利厚生の充実・給与の見直し・持ち帰り仕事の禁止・サービス残業の禁止」などに取り組みました。
園の取り巻く環境を把握する中で職員の定着や園児の獲得を重点課題として捉えています
地域の福祉ニーズを私立園長会や幼保小連絡会議から得た情報を基に把握し、職員会議などで職員に伝えています。福祉事業全体の動向を把握するため、保育業界団体に参加しているほか、新聞や保育・教育雑誌などから情報を収集しています。以上のように事業環境を分析した結果、法人全体で「職員の定着」や「園児の獲得」を優先度が高い課題として捉えています。
計画の作成に際しては利用者ニーズや運営上の課題に対する対策を反映させています
中・長期の取り組みについて、3年を単位とした計画を立てています。中・長期の計画は法人本部を中心に作成し、単年度の計画は園長を中心に作成しています。計画の作成にあたって、把握した利用者ニーズや運営の中で生じた問題点や課題に対する対策を反映させています。これらの計画を推進するために、「園児の入所率や見学者数」などの目標を設定し、進捗・達成状況を職員会議で共有するとともに、年度末には事業計画報告書を作成しています。なお、計画の見直しは、職員会議・運営委員会・人事委員会で検討しています。
1. 事業所を取り巻く環境について情報を把握・検討し、課題を抽出している
- 利用者アンケートなど、事業所側からの働きかけにより利用者の意向について情報を収集し、ニーズを把握している
- 事業所運営に対する職員の意向を把握・検討している
- 地域の福祉の現状について情報を収集し、ニーズを把握している
- 福祉事業全体の動向(行政や業界などの動き)について情報を収集し、課題やニーズを把握している
- 事業所の経営状況を把握・検討している
- 把握したニーズ等や検討内容を踏まえ、事業所として対応すべき課題を抽出している
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画及び単年度計画を策定している
- 課題をふまえ、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画を策定している
- 中・長期計画をふまえた単年度計画を策定している
- 策定している計画に合わせた予算編成を行っている
2. 着実な計画の実行に取り組んでいる
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた、計画の推進方法(体制、職員の役割や活動内容など)、目指す目標、達成度合いを測る指標を明示している
- 計画推進にあたり、進捗状況を確認し(半期・月単位など)、必要に応じて見直しをしながら取り組んでいる
【講評】
研修を通じてコンプライアンスへの理解を深め、後日学びの成果を確認しています
法人職員または保育職員として守るべき法や規則について、「就業規則・保育者基本マナーマニュアル」を整備しています。資料は事務室内のキャビネットに閲覧できる状態で保管するとともに、OFFJT研修やWEB研修を通じて職員の理解を深めています。加えて、各マニュアルに半年に1度目を通すとともに、研修の理解度を確認しています。なお、WEB研修用の動画は仕事の合間などに受講できるようテーマ別に短時間でまとめています。理解が不足していると評価された職員に対しては、面談を設けて個別に支援しています。
職員が子どもに適切に関われるよう、人権研修やセルフチェックを実施しています
苦情解決の仕組みについて入園説明会・運営委員会・園内掲示物で保護者に伝えています。苦情があった際には主任が受け付けし、園長が解決にあたっています。保護者より挙がった意見や要望へは「保育者基本マナーマニュアル」に沿って対応し、園内の掲示や保護者会で伝えるとともに、面談を介して個別に回答しています。一方、職員の子どもに対する適切な関わり方についても同マニュアルに示すとともに、子どもの人権研修や人権の擁護のためのセルフチェックを実施しています。虐待が疑われた際は、自治体や専門機関と連携して対処しています。
実習生などの受け入れや保育園体験などの子育て支援事業を実施しています
ボランティアを受け入れる際は「ボランティア受け入れの流れ」に沿って主に園長が対応しています。ボランティアには散歩に同伴する機会などを用意しており、希望があればいつでも受け入れを行う準備を整えています。また、今後、子育て支援事業として保育所体験や離乳食講座を企画していきたいと考えています。なお、希望者にはメッセンジャーアプリへの登録を案内し、イベントの情報を提供しているほか、健康管理のアドバイスを得られるサービスを一定期間無料で利用できるようにしています。
1. 社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理などを周知し、遵守されるよう取り組んでいる
- 全職員に対して、社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などを周知し、理解が深まるように取り組んでいる
- 全職員に対して、守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などが遵守されるように取り組み、定期的に確認している。
1. 利用者の意向(意見・要望・苦情)を多様な方法で把握し、迅速に対応する体制を整えている
- 苦情解決制度を利用できることや事業者以外の相談先を遠慮なく利用できることを、利用者に伝えている
- 利用者の意向(意見・要望・苦情)に対し、組織的に速やかに対応する仕組みがある
2. 虐待に対し組織的な防止対策と対応をしている
- 利用者の気持ちを傷つけるような職員の言動、虐待が行われることのないよう、職員が相互に日常の言動を振り返り、組織的に防止対策を徹底している
- 虐待を受けている疑いのある利用者の情報を得たときや、虐待の事実を把握した際には、組織として関係機関と連携しながら対応する体制を整えている
1. 透明性を高め、地域との関係づくりに向けて取り組んでいる
- 透明性を高めるために、事業所の活動内容を開示するなど開かれた組織となるよう取り組んでいる
- ボランティア、実習生及び見学・体験する小・中学生などの受け入れ体制を整備している
2. 地域の福祉ニーズにもとづき、地域貢献の取り組みをしている
- 地域の福祉ニーズにもとづき、事業所の機能や専門性をいかした地域貢献の取り組みをしている
- 事業所が地域の一員としての役割を果たすため、地域関係機関のネットワーク(事業者連絡会、施設長会など)に参画している
- 地域ネットワーク内での共通課題について、協働できる体制を整えて、取り組んでいる
【講評】
感染症対策や災害対策として消毒の徹底や緊急搬送訓練に取り組んでいます
運営に係るリスクとして「感染症」「災害」「定員割れ」などを挙げ、各リスクに対して「感染症対策の徹底」「緊急搬送訓練の実施」「選ばれる保育園プロジェクトの実施」などの対策を打ち出しています。感染症対策として、マニュアルに基づき園内の設備や玩具の消毒を徹底しています。緊急搬送訓練では、給食時の誤食や午睡中のSIDSの発生、プールでの溺水などのケースを想定し、対応力を強化しています。
地震・風水害・感染症を想定した事業継続計画を作成し、職員と保護者に周知しています
震度6弱以上の地震・風水害・感染病を想定し、事業継続計画(BCP)を作成しています。BCPでは、災害発生時には法人本部を対策本部とすることとしています。震災に対しては、3日間の防災備蓄品を備えています。危機管理と事業再開のプロセスを職員会議で確認するとともに、利用者には保護者会で説明しています。一方、事故や侵入が発生した際は、事故報告書・ヒヤリハット報告書を作成しています。その上で、発生要因を分析するとともに、再発防止策を検討しています。保護者にも、保護者会・運営委員会・保育アプリなどで報告しています。
機密情報にはアクセス制限や閲覧制限を設け、適切な情報管理に努めています
情報の収集・利用・保管・廃棄の方法について、個人情報保護規程で定めています。その内容について、情報管理研修などを通じて理解を深めています。また、秘密保持誓約書を取り交わして情報管理や文書管理の遵守を求めています。個人情報や機密性の高い情報を含む文書は、鍵付き書庫に保管しています。電子データにはパスワードを設定するなどのアクセス制限を設けています。文書類を閲覧する際は許可制とし、事務室外に持ち出すことを禁止しています。一方、機密文書を破棄する際は、専門業者に委託して溶解処理を行っています。
1. 事業所としてリスクマネジメントに取り組んでいる
- 事業所が目指していることの実現を阻害する恐れのあるリスク(事故、感染症、侵入、災害、経営環境の変化など)を洗い出し、どのリスクに対策を講じるかについて優先順位をつけている
- 優先順位の高さに応じて、リスクに対し必要な対策をとっている
- 災害や深刻な事故等に遭遇した場合に備え、事業継続計画(BCP)を策定している
- リスクに対する必要な対策や事業継続計画について、職員、利用者、関係機関などに周知し、理解して対応できるように取り組んでいる
- 事故、感染症、侵入、災害などが発生したときは、要因及び対応を分析し、再発防止と対策の見直しに取り組んでいる
1. 事業所の情報管理を適切に行い活用できるようにしている
- 情報の収集、利用、保管、廃棄について規程・ルールを定め、職員(実習生やボランティアを含む)が理解し遵守するための取り組みを行っている
- 収集した情報は、必要な人が必要なときに活用できるように整理・管理している
- 情報の重要性や機密性を踏まえ、アクセス権限を設定するほか、情報漏えい防止のための対策をとっている
- 事業所で扱っている個人情報については、「個人情報保護法」の趣旨を踏まえ、利用目的の明示及び開示請求への対応を含む規程・体制を整備している
【講評】
法人本部で採用活動に取り組み、キャリア支援や福利厚生の充実をアピールしています
職員の採用をはじめ、人事権は法人本部が有しています。安定した雇用の実現に向けて、オンラインによる会社説明会の開催やメッセンジャーアプリを用いた応募者とのコミュニケーション、インターンシップの導入、OB会の開催などに取り組んでいます。また、求人専用サイトにキャリアアップを支援する仕組み福利厚生などの利点を分かりやすく説明しています。なお、スキルアップ支援制度の活用により、ピアノやダンスなど職員自身が選んだテーマで外部講習を受ける際に、参加費の補助を受けることが出来るようにしています。
保育視点でのニーズを明らかにしつつ、職層に応じて学びの機会を設けています
職員の育成や将来の人材構成を見据えて15層で設定したキャリアパスシートを作成し、昇級の要件を明らかにしています。そのうえで、OFFJT研修では階層別・職種別研修や保育専門研修を設定するとともに、WEB研修(動画)など職員が主体的に学べる環境を整備しています。なお、個人別の研修計画では、保育視点でのニーズに合わせて学びの内容を設定しているといった特徴があります。また、今年度は法人機能として「支援児部会」を発足し、担当者が各園を巡回して職員を支援しています。
職員が働きがいを感じられるよう、互いを尊重しあえる風土の醸成に努めています
園長は「人事要件シート」や職員アンケートの結果に基づいて個人面談を実施し、職員一人ひとりの評価を行っています。一方、職員の意欲を引き出すために、働きやすい環境づくりに取り組んでいます。特に女性職員が多い点に配慮し、産休・育休制度を利用しやすい環境を整えています。加えて、良好な人間関係を育むために、福利厚生の一環として職員運動会やバスツアーを企画しています。
1. 事業所が目指していることの実現に必要な人材構成にしている
- 事業所が求める人材の確保ができるよう工夫している
- 事業所が求める人材、事業所の状況を踏まえ、育成や将来の人材構成を見据えた異動や配置に取り組んでいる
2. 事業所の求める人材像に基づき人材育成計画を策定している
- 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)が職員に分かりやすく周知されている
- 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)と連動した事業所の人材育成計画を策定している
3. 事業所の求める人材像を踏まえた職員の育成に取り組んでいる
- 勤務形態に関わらず、職員にさまざまな方法で研修等を実施している
- 職員一人ひとりの意向や経験等に基づき、個人別の育成(研修)計画を策定している
- 職員一人ひとりの育成の成果を確認し、個人別の育成(研修)計画へ反映している
- 指導を担当する職員に対して、自らの役割を理解してより良い指導ができるよう組織的に支援を行っている
4. 職員の定着に向け、職員の意欲向上に取り組んでいる
- 事業所の特性を踏まえ、職員の育成・評価と処遇(賃金、昇進・昇格等)・称賛などを連動させている
- 就業状況(勤務時間や休暇取得、職場環境・健康・ストレスなど)を把握し、安心して働き続けられる職場づくりに取り組んでいる
- 職員の意識を把握し、意欲と働きがいの向上に取り組んでいる
- 職員間の良好な人間関係構築のための取り組みを行っている
1. 組織力の向上に向け、組織としての学びとチームワークの促進に取り組んでいる
- 職員一人ひとりが学んだ研修内容を、レポートや発表等を通じて共有化している
- 職員一人ひとりの日頃の気づきや工夫について、互いに話し合い、サービスの質の向上や業務改善に活かす仕組みを設けている
- 目標達成や課題解決に向けて、チームでの活動が効果的に進むよう取り組んでいる
1. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その1)
【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】
前年度において、「コロナ禍での行事の開催」を重要課題の一つと掲げていました。具体的な取り組みとして、運動会については感染対策をした上で、近隣の小学校で各クラスごとに開催することができました。保護者からは一定の理解を得られたと考えています。今年度は、運動会に加えて夏祭りも開催することが出来ました。またオンライン形式による保育参観(イングリッシュタイム)にも取り組みました。引き続き、対面とオンライン形式を組み合わせながら、行事開催に取り組みたいと考えています。
【評語】
| 目標の設定と取り組み | 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った |
|---|---|
| 取り組みの検証 | 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った |
| 検証結果の反映 | 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた |
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している
コロナ禍でなかなか行事が行えない中、感染対策を行った上で運動会を開催しました。保護者も参加し、園の取り組みや様子を伝えることで一定の理解を得ることができました。また、今年度はオンライン形式による保育参観などにも取り組んでいます。制限がある中でも、「見える化」を進めてきたことが評価されます。
2. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その2)
【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】
「地域との連携」を重要課題の一つと掲げていました。コロナ禍でなかなか交流ができていないため、感染対策を行った上で交流する方法について検討しました。しかし、感染拡大もあり思うように交流が出来ませんでした。今年度は感染状況を見ながら、散歩に出かけた際には消防署に立ち寄って見学させてもらったり、図書館に絵本を借りに行ったりしています。また、保育実習生の受け入れやシニアボランティアによる読み聞かせなども行うことができています。今後は、高齢者施設や小学校との交流のほか、中学生・高校生の職業体験の受け入れを行っていきたいと考えています。
【評語】
| 目標の設定と取り組み | 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った |
|---|---|
| 取り組みの検証 | 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った |
| 検証結果の反映 | 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた |
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している
地域との連携において、コロナ禍での交流方法を検討するものの感染拡大の影響もあり、実施することが出来ませんでした。今年度は少しずつ交流を進め、シニアボランティアによる読み聞かせなど再開することが出来ています。今後も地域との交流を増やしていくことが期待されます。
サービス分析結果
【講評】
保育園案内やホームページを通じて、園の方針・目標や取り組みを紹介しています
園の情報は、法人が発行するパンフレット「Guardian Letter」に保育方針や「安全・健康・英語・まなび・うんどう・こころ」をテーマにした取り組み、保護者サービスについて写真付きで掲載しています。また、園が独自に作成しているリーフレットに「保育方針・デイリープログラム・年間行事・保護者支援」に記載し具体的な内容を説明しています。ホームページには、園の紹介ムービー・施設概要・空き情報のほか、写真アルバムがあり随時更新しています。
園見学は、見学者の希望日時に合わせて開催し、園の特長を詳しく伝えています
園の情報は行政や関係機関などに提供し、区の保育所案内アプリ「すぎぽよ」や「保幼ナビ」にも情報が掲載されています。すぎぽよには、園の所在地・電話番号・定員・開所時間・小学校区などが記載されています。加えて、園舎のフェンスにリーフレットやチラシを設置しています。園見学は主に園長・主任が担当し、見学者の希望に合わせて日時を調整しています。見学の際は、園内をまわりながら「保育理念・各プログラム・緊急搬送訓練・保護者サービス」などについて詳しく伝えています。
1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
- 利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している
- 利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている
- 事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している
- 利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】
入園前に説明会を開催し、利用開始の準備について保護者に説明の上、同意を得ています
入園が決まった利用者には、重要事項説明書・入園のしおり・児童票・生活状況調査表・緊急連絡簿・保育アプリ説明書などの資料を用意し、入園前健診日に配布しています。入園説明会は3月の平日に数回に分け年齢別に開催しています。会では重要事項を説明した後、クラス担任による個別面談を行っています。その際、「重要事項説明同意書」、「プライバシーの保護についてのHP及び法人パンフレット作製等に伴う同意書」で同意を得ています。
入園時には慣れ保育の期間を設け、迎えの際にはその日の様子を丁寧に説明しています
サービス開始にあわせて、アレルギーなど子どもの健康状態を生活状況調査書で把握するとともに、入園前の生活状況について出生から入園までの記録提出をお願いしています。子どもの不安やストレスが軽減されるように、2週間を目安に慣れ保育の期間を設けています。その際は、使い慣れたタオルやおしゃぶりなどの持ち込みを受け入れています。加えて、期間中は保護者の保育に対する理解を深められるよう、お迎え時には一人ひとり丁寧に対応し、園での様子を伝えています。
退園・転園後しばらくの間保育アプリなどを使用できるようにするなど支援しています
卒園前に退園や転園をする子どもには、制作帳・アルバム・子どもたちからのプレゼントを渡しています。また、保育アプリや写真販売サービスなどは、一定期間使用できるように配慮しています。
1.サービスの開始にあたり保護者に説明し、同意を得ている
- サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を保護者の状況に応じて説明している
- サービス内容について、保護者の同意を得るようにしている
- サービスに関する説明の際に、保護者の意向を確認し、記録化している
2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
- サービス開始時に、子どもの保育に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している
- 利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように配慮している
- サービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】
子どもの心身と生活状況・個別のニーズを把握し、職員間で共有しています
子どもの心身状況や生活状況などを把握するため、0~2歳児クラスにおいては保育日誌に子ども一人ひとりについての記録欄を設けるとともに、保育アプリ内の連絡帳を使って毎日取り交わしています。そのほか、「個人記録」も作成しています。子どもの個別の目標については個別指導計画に、家庭や保護者の個別のニーズや支援方針については、家庭状況調査票と面談記録に記録しています。児童票においては、2歳児は2カ月ごと、3~5歳児は3カ月ごとに集約しながら記録しています。
全体的な計画や個別指導計画について保護者会や面談を通じて保護者へ説明をしています
全体的な計画は年度末に見直しをするとともに、それに基づき年・月・週・日を単位とした指導計画を作成しています。個別の指導計画は0~2歳児クラスの子どもと、特別に配慮が必要な子どもを対象に作成しています。全体的な計画と個別の指導計画の内容については、懇談会や個別面談の際に保護者にわかりやすく説明をしています。なお、指導計画の作成にあたって、就学を控えた時期においては午睡時間を短縮し、書き方教室・子ども会議などの活動を取り入れるなど、状況に応じて配慮しています。
定期的な会議を通して、職員間で子どもや保護者の情報を共有しています
職員間で子どもの情報を共有するために、週1回、園長・主任・トップリーダー・クラスリーダー・栄養士・看護師が参加する職員会議(週案会議)を実施しているほか、月1回程度、保育士・主任・園長が参加する乳児会議と幼児会議を行っています。職員間での情報の引き継ぎは、全体申し送りノートやクラス申し送りノートを活用し、日々の子どもや保護者の様子を共有しています。
1.定められた手順に従ってアセスメント(情報収集、分析および課題設定)を行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している
- 子どもの心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し把握している
- 子どもや保護者のニーズや課題を明示する手続きを定め、記録している
- アセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
2.全体的な計画や子どもの様子を踏まえた指導計画を作成している
- 指導計画は、全体的な計画を踏まえて、養護(生命の保持・情緒の安定)と教育(健康・人間関係・環境・言葉・表現)の各領域を考慮して作成している
- 指導計画は、子どもの実態や子どもを取り巻く状況の変化に即して、作成、見直しをしている
- 個別的な計画が必要な子どもに対し、子どもの状況(年齢・発達の状況など)に応じて、個別的な計画の作成、見直しをしている
- 指導計画を保護者にわかりやすく説明している
- 指導計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している
3.子どもに関する記録が行われ、管理体制を確立している
- 子ども一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある
- 指導計画に沿った具体的な保育内容と、その結果子どもの状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
4.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
- 指導計画の内容や個人の記録を、保育を担当する職員すべてが共有し、活用している
- 申し送り・引継ぎ等により、子どもや保護者の状況に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
1.子ども一人ひとりの発達の状態に応じた保育を行っている
- 発達の過程や生活環境などにより、子ども一人ひとりの全体的な姿を把握したうえで保育を行っている
- 子どもが主体的に周囲の人・もの・ことに興味や関心を持ち、働きかけることができるよう、環境を工夫している
- 子ども同士が年齢や文化・習慣の違いなどを認め合い、互いを尊重する心が育つよう配慮している
- 特別な配慮が必要な子ども(障害のある子どもを含む)の保育にあたっては、他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう援助している
- 発達の過程で生じる子ども同士のトラブル(けんか・かみつき等)に対し、子どもの気持ちを尊重した対応をしている
- 【5歳児の定員を設けている保育所のみ】
小学校教育への円滑な接続に向け、小学校と連携をとって、援助している
【講評】
子どもたちが好きな玩具をすぐ手に取れるように環境を整えています
園の目の前には河川敷の緑地が広がっています。春になると桜が一面に花を咲かせるなど、四季を通じて自然にふれられる環境にあります。園内は、生活目的に応じた食事・昼寝などのコーナーに加え、遊びに応じたままごと・絵本などのコーナーを設けています。さらに、玩具は棚に設置し、子どもたちが好きな玩具を自由に手に取れるよう工夫しています。
イングリッシュタイムや国内外の料理を提供して多様な文化にふれる機会を作っています
子どもが互いを尊重する心を育むため、朝と夕方の時間帯に乳児クラス・幼児クラスに分かれて合同保育を行うほか、幼児クラスにおいては異年齢の組み合わせで一緒に散歩に出かけています。一方、海外の文化に親しむことが出来るように、0歳児よりネイティブ講師によるイングリッシュタイムを行うとともに、献立に世界の料理や国内の郷土料理を取り入れています。提供する際は、栄養士から料理の説明をしたり、各国の文化などが紹介されたランチョンマットを使用したりするなど、子どもが楽しめるよう工夫しています。
職員は子どもを近くで見守り、けんかなどのトラブルは必要に応じて介入しています
配慮が必要な子どもについては、パーソナルスペースを確保するとともに、区の保健センターなどの専門機関と連携するほか、臨床心理士の助言を受けながら適正な指導を心がけています。子ども同士のけんかなどは、子ども同士の関わりを見守り、必要な時に保育士が関わることを方針としています。また、かみつきなどについても、子どもから目を離さず、密集しないようにするなど配慮しています。就学支援を目的として、卒園した小学生に園に来て話をしてもらう、小学校の体験授業に参加するなど機会を設けています。
2.子どもの生活が安定するよう、子ども一人ひとりの生活のリズムに配慮した保育を行っている
- 登園時に、家庭での子どもの様子を保護者に確認している
- 発達の状態に応じ、食事・排せつなどの基本的な生活習慣の大切さを伝え、身につくよう援助している
- 休息(昼寝を含む)の長さや時間帯は子どもの状況に配慮している
- 降園時に、その日の子どもの状況を保護者一人ひとりに直接伝えている
【講評】
登降園時の保護者との対話や連絡帳を活用し、必要な情報を共有しています
登園時に保護者へ体温・体調・降園時間などを確認し、必要な情報を申し送りノートに記載して職員間で共有しています。一方、降園時においては、0~2歳児クラスは連絡帳にその日の子どもの様子を記載し、3~5歳児クラスはホワイトボードにその日のクラスの活動を記載することで、保護者と一日の様子を共有しています。加えて、当日の子どもの健康状態や、園での様子が分かるような具体的なエピソードを保護者に直接伝えています。
基本的な生活習慣を身につけることができるよう、具体的な指導方法を設定しています
子どもの発達段階に応じた支援の方法を発達記録や個別指導案に示しています。具体的な取り組みとして、食事指導では、0歳児から手づかみ食べや食具を使用しています。排泄指導として、1歳児の後半からトイレに慣れるよう便座に座ってみることから始めています。また、歯科健診に合わせた歯磨き指導や、着替え指導では0歳児から靴下を履く練習をするなど、個々の状況にあわせた指導を行っています。
就学に向けて5歳児は11月より午睡時間を少しずつ短くしています
乳児の午睡時間は12時~15時、幼児の午睡時間は13時~15時と設定し、発達や個々の状況に合わせ柔軟に対応しています。午睡の際は、法人オリジナルマットとタオルケットなどを使用しています。午睡時間に眠れない子がいた場合は、保育室内で横になって過ごしたり、玩具で静かに遊んだりしています。また、就学に向けて5歳児は11月より時間を少しずつ短くしていき、状況を見ながら午睡をなくしています。
3.日常の保育を通して、子どもの生活や遊びが豊かに展開されるよう工夫している
- 子どもの自主性、自発性を尊重し、遊びこめる時間と空間の配慮をしている
- 子どもが、集団活動に主体的に関われるよう援助している
- 子ども一人ひとりの状況に応じて、子どもが言葉による伝え合いを楽しみ、言葉に対する感覚を養えるよう配慮している
- 子どもが様々な表現を楽しめるようにしている
- 戸外・園外活動には、季節の移り変わりなどを感じとることができるような視点を取り入れている
- 生活や遊びを通して、子どもがきまりの大切さに気付き、自分の気持ちを調整する力を育てられるよう、配慮している
【講評】
子ども会議などの集団活動を通じて、子どもが主体的に活動できるようにしています
子どもの集団活動として、イングリッシュタイムや子ども会議などを取り入れています。子ども会議では、マナー・約束事・人間関係などのテーマについて子どもたち自身で話し合い、解決していく機会にしています。また、運動会の演目などを決める際にも子ども会議を活用しています。職員は子ども会議の中で子どもの主体性の発揮を促すために、子どもの思いを受けとめること、言葉を引き出せるように声がけを行うことを大切にしています。
体操・高円寺阿波踊り・制作などの活動を通じ、さまざまな表現力を育んでいます
音楽的な表現を育む機会として、今月のうたを歌うほか、朝の会、帰りの会でも歌を取り入れています。体を使った表現力を育む機会として体操や外部講師による高円寺阿波踊りを行っています。また、絵画的な表現力を育む機会として毎月の制作などを行っています。なお、各プログラムを実施するにあたっては、子どもたちの興味や関心に合わせて、内容を決められるように支援しています。
晴れた日には園庭や公園に出かけ、自然にふれたり体を動かしたりして遊んでいます
晴れた日には毎日、園庭や公園に出かけて遊んでいます。園庭ではプール・水遊び・砂遊び・ボール遊びなどを行っています。園のそばには川が流れており、緑道に沿って遠くまで散歩をしたり、近くの公園や河川敷などに行き、体を動かしています。公園では、遊具遊び・かけっこ・虫探し・落ち葉拾いなど四季折々の季節や自然に触れています。また、園内ではピーマン・ナスを栽培するほか、カブトムシなどの生き物を飼育しています。
4.日常の保育に変化と潤いを持たせるよう、行事等を実施している
- 行事等の実施にあたり、子どもが興味や関心を持ち、自ら進んで取り組めるよう工夫している
- みんなで協力し、やり遂げることの喜びを味わえるような行事等を実施している
- 子どもが意欲的に行事等に取り組めるよう、行事等の準備・実施にあたり、保護者の理解や協力を得るための工夫をしている
【講評】
運動会や生活発表会など、子どもの成長や保育の成果を発表する機会を設けています
子どもの成長や保育の成果を発表する行事として、運動会・生活発表会を行っています。また、季節や文化・伝承に親しむ行事として、こどもの日・七夕・夏祭り・ハロウィン・クリスマス・正月・節分・ひな祭りを行っています。行事への興味や関心を高めるために季節や行事に合わせて園内を装飾したり、関連した本や紙芝居などを見せたり工夫しています。さらに、やり遂げる喜びを味わえるよう、お店屋さんごっこについては子どもたちがアイデアを出し合って内容を決めています。そのほか、行事後には絵を描くなどして、振り返る機会を持っています。
保護者が参加する行事についてはアンケートを実施し、次年度以降に活かしています
行事の準備・実施にあたり、保護者の理解や協力を得るために、年間行事予定表を3月(在園児)・4月(新入園児)に配布しています。行事ごとの目的は、園だより・クラスだよりで伝えています。保護者が参加・見学できる行事として、運動会・生活発表会・夏祭り・保育参観などを開催しています。保護者が参加しない行事についても写真販売・写真の掲示などによりその様子を伝えています。なお、保護者が参加した行事については、アンケートを実施して保護者の声に耳を傾けています。
誕生会はクラスごとにお祝いすると共に、写真つきの誕生カードをプレゼントしています
誕生日会はクラスごとに開催しています。会の中では、誕生児へインタビューするほか、ケーキに見立てたものを前にお祝いの歌を歌いながらお祝いしています。また、誕生日会にちなんで、キャラクターなどをイメージして盛り付けた料理を提供しています。さらに、写真・手形・身長・体重・職員からのメッセージ入りのカードをプレゼントするとともに、誕生日用の冠をかぶり、誕生児が主役になって喜びを感じられるように工夫しています。
5.保育時間の長い子どもが落ち着いて過ごせるような配慮をしている
- 保育時間の長い子どもが安心し、くつろげる環境になるよう配慮をしている
- 保育時間が長くなる中で、保育形態の変化がある場合でも、子どもが楽しく過ごせるよう配慮をしている
【講評】
玩具棚やマットを活用してコーナーを作り、子どもが落ち着ける環境を整えています
子どもが安心してくつろげるように、年齢にあわせて玩具棚やマットなどを活用してコーナーを作るなど環境づくりに配慮しています。また、職員同士も必要に応じてクラス間でフォローすることを心がけています。子どもが疲れた際に身体を休めることができるように、保育室内や事務室にスペースを用意しています。加えて、一人になって心身を落ち着けることが出来るスペースとして、簡易テントを用意したり、窓際で緑を眺めたりしながらゆったりと過ごせるようにしています。
延長保育の時間帯は、子どもと個別に関わる機会を多くすることを心がけています
18時~20時を延長保育時間として設定しており、それに合わせて、17時55分から合同保育を行っています。合同保育は1歳児保育室で行い、落ち着いて遊べる玩具や絵本のほか、普段遊んでいない玩具なども用意しています。補食や夕食を提供する際は、家庭での夕食に支障をきたさない程度の補食とし、20時まで残る場合は夕食を提供しています。延長保育時間帯は、子どもの人数に応じて臨機応変に対応できるよう職員体制を整え、子どもと個別に関わる機会を多くすることを心がけています。
6.子どもが楽しく安心して食べることができる食事を提供している
- 子どもが楽しく、落ち着いて食事をとれるような雰囲気作りに配慮している
- メニューや味付けなどに工夫を凝らしている
- 子どもの体調(食物アレルギーを含む)や文化の違いに応じた食事を提供している
- 食についての関心を深めるための取り組み(食材の栽培や子どもの調理活動等)を行っている
【講評】
食事する際は自分で好きなテーブルを選び、グループで楽しく食事をしています
食事の際はテーブルごとに名前を決めており、自分で好きなテーブルを選び数名のグループで楽しく食事ができるようにしています。5歳児においては自分たちでテーブルやいすを配置するほか、配膳を行っています。また、職員は、幼児クラスでは離れた場所から見守るようにし、乳児クラスでは適宜介助をしながら子どもに寄り添っています。そのほか、落ち着いて食事ができるよう乳児期から咀しゃく力強化と集中力アップとして「かみかみタイム(おやつ用昆布使用)」に取り組んでいます。
素材の味を活かす和食を中心に、郷土料理をメニューに入れるなど工夫を凝らしています
給食は安心・安全な旬の食材にこだわり、だし汁や乾物を多く取り入れた和食中心のメニューになっています。また、日本各地の郷土料理をはじめ行事の際にはランチョンマットで提供し、雰囲気を盛り上げるなど工夫しています。食物アレルギーのある子どもにはアレルギーマニュアルに沿って、除去食を提供しています。提供の際は個別のテーブルとイスを用意し、専用の食器・名入りトレー・職員のダブルチェックを行い誤食防止に努めています。喫食状況については栄養士や調理師が下膳の際に確認するとともに、週案会議に参加して情報を共有しています。
野菜の栽培や調理体験など、楽しみながら食に関心を持てるように取り組んでいます
食育年間計画に則り、年齢別の食育活動を実施しています。ハロウィンなどの行事の際は個包装のおやつを手渡しして、戸外で食べるなど、楽しみながら食に関心を持てるように工夫しています。また、園内ではナスやピーマンを栽培し、みそ炒めにして食べるなど、植物の生長にふれながら食べることの大切さを学んでいます。そのほか、調理体験は1歳児から始めており、ラップおにぎりや野菜の皮むきを行っています。5歳児になると、おにぎり・キノコとほうれん草バター炒めなども作っています。
7.子どもが心身の健康を維持できるよう援助している
- 子どもが自分の健康や安全に関心を持ち、病気やけがを予防・防止できるように援助している
- 医療的なケアが必要な子どもに、専門機関等との連携に基づく対応をしている
- 保護者と連携をとって、子ども一人ひとりの健康維持に向けた取り組み(乳幼児突然死症候群の予防を含む)を行っている
【講評】
子どもが自身の安全や健康について意識できるよう、定期的な訓練や指導を行っています
子どもが安全に関心を持てるように、毎月クラスごとに火災や地震を想定した防災訓練を実施しています。そのほか、警察による不審者対応訓練を行い、さすまたの使い方なども習っています。また、交通安全指導として、散歩に出かける前に、「道路を渡る時は手を挙げるなど」の約束事を確認しています。さらに、園内で遊ぶ際には危険個所を確認し、事故やけがの防止に努めています。健康面では裸足保育のほか、手洗い指導や歯科健診時の歯磨き指導など、意識づけを心がけています。
子どもの健康状態を把握するため、嘱託医と連携して、定期的に健診を実施しています
子どもの健康状態を把握するため、内科医による0歳児健診(毎月)、1~5歳児を対象とした内科健診(年2回)、歯科医による歯科健診(年1回)を実施しています。与薬は基本的に行っていませんが、熱性けいれん、アナフィラキシーなどの場合は、与薬指示書や診断書の提出とともに薬を預かっています。医療的なケアが必要な子どもについては、かかりつけ医と連携を取りながら、受け入れの体制を整えています。
感染症対策や子どもの健康管理について、保護者へ向けて定期的に情報を発信しています
保護者と連携して子どもの健康維持に取り組むため、毎月保健だよりを発行し、健康管理や季節ごとに流行する疾患に対する注意事項などを伝えています。感染症が発生した場合は玄関に提示するとともに、保育アプリでの一斉送信により、保護者へ速やかに情報提供しています。また、午睡時には0・1歳児は5分、2歳児は10分、3歳児以上は20分に1回触診でチェックを行い、ブレスチェック表に記録しています。なお、これらの取り組みに関して保護者には入園時や見学の際に説明しています。
8.保護者が安心して子育てをすることができるよう支援を行っている
- 保護者には、子育てや就労等の個々の事情に配慮して支援を行っている
- 保護者同士が交流できる機会を設けている
- 保護者と職員の信頼関係が深まるような取り組みをしている
- 子どもの発達や育児などについて、保護者との共通認識を得る取り組みを行っている
- 保護者の養育力向上のため、園の保育の活動への参加を促している
【講評】
保護者の負担軽減に向け、オンライン診療やおむつ手ぶらサービスなどを実施しています
子育てや就労等の事情に配慮して支援を行うため、家庭連絡票・面接記録により、子育てに関する保護者の価値観や就労状況を把握しています。また、個別面談は保護者からの要望に応じて随時行っています。加えて、行事アンケートにより、日常的なサービスに係る保護者の意向を確認しています。一方、保護者対応の方法については、保育者基本マナーマニュアルを整備するとともに、WEB研修や新入職研修などを通じて理解を深めています。保護者の負担軽減の一環として、オンライン診療・往診サービス・おむつ手ぶらサービスを実施しています。
子育ての悩みや考え方などのテーマで意見交換する機会を設けています
保護者同士の交流促進や保護者と職員の信頼関係を深めるための取り組みとして、クラス懇談会を開催しています。また、職員一人ひとりを知ってもらうために、園だよりや園内に職員紹介コーナーを設けています。加えて、保育参加(年2回)・運営委員会(年1回)を実施しています。運営委員会や懇談会では、子育ての悩み・考え方について保護者と共有し、互いの理解を深めています。
9.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
- 地域資源を活用し、子どもが多様な体験や交流ができるような機会を確保している
- 園の行事に地域の人の参加を呼び掛けたり、地域の行事に参加する等、子どもが職員以外の人と交流できる機会を確保している
【講評】
保育実習生やボランティアの受け入れなどを行い、交流する機会を作っています
子どもが多様な体験や交流ができるよう、散歩に出かけた際には消防署に立ち寄って見学させてもらったり、図書館に絵本を借りに行ったりしています。また、保育実習生の受け入れやシニアボランティアによる読み聞かせなども行っています。そのほか、系列園と合同してサッカー大会を開催し、系列園の子どもたちと交流する機会も持っています。今後は、高齢者施設や小学校との交流のほか、中学生・高校生の職業体験の受け入れを行うなど、多様な交流の機会について回復を図ろうとしています。
【講評】
子どもの羞恥心に配慮しつつ、着替え指導や環境の確保に努めています
個人情報については入園時に重要事項説明書で説明しています。プライバシーの保護については、「ホームページ及び法人パンフレット作製等に伴う同意についてのお願い」で同意を得ています。突発的に個人情報を提供する必要が発生した場合は、保護者に直接連絡し同意を得ています。子どもの羞恥心に配慮し、着替えの際は「カーテンを閉める・パーテーションを使用する・裸にならないよう上下順番に着替える」など指導を行っています。そのほか、乳児のおむつ替えはパーテーションを用いて行うなど、他児の視線が届かないようにしています。
子どもや保護者の価値観や生活習慣に配慮し、一人ひとりを尊重しています
子ども一人ひとりを尊重する姿勢を「児童虐待対応マニュアル」に示しています。職員は法人主催の子どもの人権研修を年3回受講するとともに、研修資料を活用して自発的に学んでいます。子どもの名前の呼び方については保護者と確認の上、個別に対応しています。また、アンケートを実施して日常的なサービスに係る保護者の意向を確認しており、苦手な食材は無理に食べないようにするなど、食習慣に合わせた配慮を行っています。
虐待防止についてセルフチェックリストを活用し、振り返る機会を作っています
虐待や育児困難などの事案については、「法人の虐待防止対応マニュアル」に則って対応しています。虐待防止および適切な対応に備え、職員はWEB研修を受講しているほか、自治体などが主催する外部の研修にも参加しています。加えて、「人権擁護のためのセルフチェックリスト」を活用し、職員自らの行動を振り返ることを促しています。虐待に関するニュースなどが報道された際は、週案会議により情報を共有し、職員一人ひとりの意識を高めています。
1.子どものプライバシー保護を徹底している
- 子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、保護者の同意を得るようにしている
- 子どもの羞恥心に配慮した保育を行っている
2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、子どもの意思を尊重している
- 日常の保育の中で子ども一人ひとりを尊重している
- 子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮した保育を行っている
- 虐待防止や育児困難家庭への支援に向けて、職員の勉強会・研修会を実施し理解を深めている
【講評】
系列園グループで統一されたマニュアルを基に、業務の標準化を進めています
業務の標準化を図るため、法人として危機管理・園外保育・感染症対策・児童虐待・食品衛生・アレルギー・事故防止などの各種マニュアルを整備しています。そのほか、区の保育実践の手引きを活用しています。業務の実施状況は、園長・主任・トップリーダー・看護師・栄養士が中心となり確認しています。さらに、職員に応急手当の手引きを配布し、都度読み直しをして理解を深めています。
運営法人、職員、保護者それぞれの意見を取り入れ、業務水準の向上を図っています
業務水準の向上を図るために、マニュアルの見直しについては法人本部が看護師会や栄養士会と連携しながら行っています。直近では、「運動会の全クラス同時開催」、「保育アプリを通じて資料を配信した際に、登降園表を使って保護者にお知らせする」などの視点で見直しを図りました。また、マニュアルについては、「健康管理マニュアル」や「BCP」などについて見直しをしています。
1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
- 手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている
- 提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうか定期的に点検・見直しをしている
- 職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や保護者等からの意見や提案、子どもの様子を反映するようにしている
事業者のコメント
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【講評】
職員に運営理念の浸透を図るとともに、ガーディアンレターで保護者にも伝えています
法人の運営理念を「保護者には安心保育と子どもと共に歩む喜びを」、法人の運営方針を「子ども達にはその基礎となる教育を」と定めています。また、園の保育目標を「思いやりの心・健康な体・自主性と意欲」と定めています。これらのビジョンや理念について、職員に対しては入職時研修の際に伝えています。一方保護者に対して、入園案内や懇談会の際に「Guardian Letter」を用いて説明しています。
法人本部およびエリア園長と連携しながら、園長が運営と保育全般を統括しています
園長の主な業務内容は、施設運営および保育全般の統括です。その役割と責任について、「役職分担表・園長昇格要件」に記載し、人事制度説明会や法人研修などで職員に伝えています。法人本部所属のエリア園長は、直接園を巡回して園長への助言を行うほか、年1回職員の面談を実施するなど園運営をサポートしています。さらに、入社式や人事制度説明会などの機会や園の巡回訪問(年1回)に際して、代表取締役から職員に直接メッセージを届けています。
重要な決定事項を職員会議で職員に、保育アプリや園内掲示で保護者に周知しています
関係者に対して周知した重要な案件の例として、「コロナ禍での行事開催のあり方・職員が感染症に罹患した場合の特別有休の付与」などがあります。そのような法人内で共有する事例については、法人本部の運営会議やエリア園長会議で検討し、園長会議と園内職員会議で周知しています。また、園の裁量に委ねられる範囲の議題については、園長・主任・トップリーダーを中心に検討しています。一方、保護者に対して周知したサービス変更の例として「欠席する場合の連絡および確認について」があります。そのような連絡は保育アプリや書面で周知しています。