評価結果

標準の評価

基本情報

【事業所名称】

ベネッセ狛江南保育園

【サービス種別】

認可保育所

事業者の理念・方針・期待する職員像

事業者が大切にしている考え(理念・ビジョン・使命など)

・『その子らしく、伸びていく。』をブランドメッセージとして、真に利用者の立場に立った保育園運営を目指している
・保育目標「よりよく生きる力(Benesse)」の基礎を育てる
・子どもが個性と人格を尊重され、安心・安定して生活し成長できる園
・保護者にとって「子育てのパートナー」になる
・職員の意欲と満足度の向上による保育の質の向上

職員に求めている人材像や役割

・子どもと保護者のためにどうしたらよいかを自ら考え行動する人。
・子どものよき理解者であること。
・子どもの遊びを積極的に援助する役割を担うこと。
・保護者のことを理解し、子どもの成長を共に考えるパートナーになること。
・各職種の職員同士が考え方を共有し、連携を行い、高めあえる関係性を築いていく。
・仕事が楽しいと思える人。

職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)

・子どもの命をお預かりしている重要性を自覚し、安全面と衛生面に責任と緊張感を持つ。
・乳幼児期が人格形成の重要な時期であることを自覚し、各職種の専門性を高め、自己研鑽に努める。
・一人ひとりの子どもたちが、『その子らしく、伸びていく。』ために、子どもの発達を理解したうえで、4つの環境【時間】【空間】【人・仲間】【遊び・生活】と保育者の関わり方【認める】【見守る・待つ】【見つける】【しかける】にこだわる。

全体の評価講評

特によいと思う点

園内の車いすマークへの年長児の関心から、車いす体験やマーク探しの街探検を行い、避難所や新たなマークの存在を知ったり、探検の様子を写真とともに伝える掲示物を、子どもたちがアイディアを出して作成するなど、子どもの主体性を尊重した活動が実践され、活動によって新たな興味・関心の広がりや深まりが促されている。また行事は子どもたちの希望や意見を採り上げ、話し合い、意見のぶつかり合いなども体験しながら、協力して作り上げることを通じ、達成感や自己肯定感を得たり、自己表出力や協調性が培われるなど、心の成長が促されている。

異年齢の交流が日常的に持たれ、年上児の遊びをまねながら一緒に行おうとする年下児に、年上児が遊び方を教えたり、手伝ったりすることを通じて、優しさや思いやりの心が育まれ、頼りにされることで年上児には自信や自覚が芽生えが促され、伝え方の工夫も学んでいる。また行事の際にも、例年の「プレイデイ」で5歳児が取り組むソーラン節は4歳児の憧れとなっており、次年度への意欲につながっているほか、夏祭りの「お店屋さんごっこ」では5歳児が店員役となり、2歳児までの子どもたちを招待し、お世話をしたり、やり取りを楽しんだりしている。

子どもの食事への関心を高める食育活動がさまざまに行われている。年長児の稲の栽培では、種の消毒から土作り・水換え、稲刈りから脱穀・米とぎまでの一連の流れを体験し、穫れたお米を炊き、栽培した大豆で作った納豆とともに味わっている。またトウモロコシの栽培や近隣の農園での芋掘りも行うほか、ソラマメのさやむきやキノコ裂きなどの野菜の下処理、クッキーの型抜きやシュガートースト作りなどの調理活動も行っている。子どもが持参したレシピをもとにした肉じゃが作りも行われ、オンラインを活用した「親子クッキング」も実施している。

さらなる改善が望まれる点

今年度のICTシステムの導入に伴い、職員間で利用開始にあたっての各種の研鑽と話し合いを行い、年度途中から、保護者との日々の連絡機能や便り等の配信などを開始している。子どもの興味や心の動き、子ども同士の関わりなどを写真で可視化する「ドキュメンテーション」については、子どもの発達を伝えたり、保育の連動性や推移などを確認したりするツールにも活用してゆきたいと園では考えている。現状においても他の職員が作成したものを見合い、意見交換や助言をし合う機会を設けているため、これらの深まりに期待が寄せられる。

市内の複数の関係者会議への参画や、街の一角に飾られる花を年長児が育てる取組など、地域の一員としての取組をさまざまに行っており、過年度に実施していた各種の地域交流イベントも、内外の情勢を見つつ今後再開に着手する予定としている。小学校との連携や小中学生の受け入れについても、学校側へのアプローチを続けているほか、今後の経営環境の変化を見すえ、現場の創意工夫や保護者・子どもとの協働も活かし、園の専門資源をさらに地域に発信する取組の実現を目指している。中・長期的な視点で検討し、取り組まれたい。

別掲の各「職務分野別リーダー」を中心とした保育・食育や保護者支援、安全衛生に関する各活動をはじめ、職員主体の創意工夫がさまざまになされており、経営層の目指す、各職員の意欲や着想を尊重し、「一緒に考える」運営の方針が、組織に根づきつつあることがうかがえる。上記の今後の園の地域貢献と生存戦略をはじめ、今後3か年の「目指す姿」を示す3ヵ年計画や、現状認識に基づく重点課題を定める年度の「運営計画」についても、こうした組織の活力を活かし、各職員の現場の視点も採り入れながら、現場と協働して検討してゆく工夫を期待したい。

事業者が特に力を入れている取り組み

各「職務分野別リーダー」を中心とした現場のチーム活動では、園庭・室内の環境整備や、初の試みとして行った保護者向けのオンラインでのクッキング講座、安全衛生面では事例の収集・分析を活かした危険箇所マップ作成など、職員の気づきや提案を活かした改善が活発になされている。家庭支援のチームは、今年度は絵本の紹介や保護者対応に関する園内研修に取り組み、昨年度は日常の保護者へのお願い事を、オリンピックから着想したピクトグラムで象徴的に図示することで、保護者の感覚的な即時の理解や、伝える側の職員のストレス軽減につなげている。

系列園共通の各種のマニュアルを常備し、内容に応じて会議での確認と認識共有を行うほか、園の運営上のさまざまなルールや業務内容、職員の事務的な手続き等を定めた「園内分掌」を全職員に配付し、困った時の参考として活用している。また現状と異なる点があれば随時見直し、年度末の点検と見直しなど、現状に即した内容となるようにしている。今年度は新たにICTシステムを導入し、連絡アプリとして活用するほか、「ドキュメンテーション」について、その意図や作り方などを職員間で学んだうえで、段階的にその機能の活用と充実に努めている。

コロナ禍においても、感染対策を講じながら、保護者参加の行事を徐々に復旧させており、保護者と子どもの姿や成長を共有し、日頃の保育に関する理解を深めている。保護者からメニューを教えてほしいという声を踏まえ、レシピの配付・配信を行うほか、実験的にオンラインでの「親子クッキング」に挑戦するなど、今できることを考えて取り組んでいる。また幼児では人数制限をしたうえで「プレイデイ(運動会)」を開催するほか、乳児の「親子でふれあう」においても、園で行っている遊びやわらべ歌などを保護者と一緒に楽しめるようにしている。

利用者調査結果

調査概要

  • 調査対象:調査開始時点での当園の利用世帯52(在籍児童数64)を対象として実施した。なお、兄弟姉妹がいる世帯は1世帯として扱った。
  • 調査方法:アンケート方式  
    調査票及び調査項目は共通評価項目に準拠した。
    回収は専用封筒を用い、回答者からの弊機関への直接郵送、または同方式と事業所内回収による未開封のままの弊機関への郵送の併用にて行った。
    自由意見については回答者の匿名性に配慮し、表記の加工などの処理を適宜行った。
  • 有効回答者数/利用者家族総数:43/52(回答率 82.7% )

総合的な満足度は「大変満足」76.7%・「満足」23.3%の計100%と高い値を得ており、設問別でも「発達に配慮した保育活動」「急な残業等への配慮」「整理整頓・清潔」「子どもの気持ちの尊重」など全17問中16問で80%台~100%の高い支持を得ている。
自由意見では「細かいことも丁寧に観察し、報告してくれ、アプリ導入も手間が少なくて済んで助かり、園での様子を画像で共有してくれるのもありがたい」「手作り品やプールバッグなど指定の準備物や昼寝の用意が必要ない点はありがたく、子どもの気持ちや成長のみならず、親の悩みや家庭の事情などにも寄り添ってくれて本当に心強い」「子どもの安全に対する意識が高く、事故等の防止対策・訓練等にも力を入れていて、日々の努力で事故等を防いでくれている点や、どの先生も子どもと親の顔と名前を覚え、声をかけてくれるところがよい」「いつも清掃が行き届き、とても衛生的な環境で、異年齢保育で多くのことを学ぶ機会がある」「子どもの気持ちに寄り添い、無理強いせず対応してくれているところがとてもよい」などの声が寄せられている。
さらなる向上を望む意見としては、行事や保育内容に関することなどが見られた。

アンケート結果

1.保育所での活動は、子どもの心身の発達に役立っているか

はい 43名 (100%)

実質的な満足度(「無回答・非該当」を除いた割合・以下同)は、有効回答者43人全員(100%)が「はい」と答えている。 自由意見は3件で、「寒天ゼリーや泡などの感触遊び、園庭・廊下での滑り台などの身体を使った遊び、砂場などの手や腕の動きを引き出す遊びなど、いろいろある」のほか、戸外活動の充実を望む声が寄せられている。

2.保育所での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか

はい 42名 (98%)
どちらともいえない 1名 (2%)

「はい」が97.7%、「どちらともいえない」が2.3%となっている。 自由意見には「真剣に取り組んでいる様子の写真や連絡アプリのコメントでもよくわかる」「保育園でやったことを、帰りにいつも楽しそうに教えてくれる」の2件が寄せられている。

3.提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか

はい 41名 (95%)
どちらともいえない 2名 (5%)

「はい」が95.3%、「どちらともいえない」が4.7%となっている。 自由意見には「栄養面、食べやすさ、発育などに考慮したメニューでありがたい。要望としては、もう少し硬い食べ物の提供を増やしてもらえたらよい」の1件があった。

4.保育所の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか

はい 34名 (79%)
どちらともいえない 8名 (19%)
いいえ 1名 (2%)

「はい」が79.1%、「どちらともいえない」が18.6%、「いいえ」が2.3%となっている。 自由意見は3件で、「園庭が小さく制限もあるが、小さな園庭の中でも木登りにチャレンジできたり、散歩に行ったり、虫を捕まえて飼育したり工夫してくれている」のほか、戸外活動等のさらなる充実を望む声や、それらの制限の一因となっているコロナ禍に言及する内容が寄せられている。

5.保育時間の変更は、保護者の状況に柔軟に対応されているか

はい 38名 (88%)
無回答・非該当 5名 (12%)

有効回答者38人全員(100%)が「はい」と答えている。 自由意見には「大変世話になっている」の1件が寄せられている。

6.安全対策が十分取られていると思うか

はい 40名 (93%)
どちらともいえない 2名 (5%)
いいえ 1名 (2%)

「はい」が93.0%、「どちらともいえない」が4.7%、「いいえ」が2.3%となっている。 自由意見には「安全に対して慎重過ぎるのでは……と感じることもあるが、安心して預けられる」の1件があった。

7.行事日程の設定は、保護者の状況に対する配慮は十分か

はい 40名 (93%)
どちらともいえない 3名 (7%)

「はい」が93.0%、「どちらともいえない」が7.0%となっている。 自由意見には記入がなかった。

8.子どもの保育について家庭と保育所に信頼関係があるか

はい 42名 (98%)
どちらともいえない 1名 (2%)

「はい」が97.7%、「どちらともいえない」が2.3%となっており、「はい」の値は前回(86.7%)から改善傾向が見られる。 自由意見は5件で、「よく相談に乗ってくれる」「子どものことをよく見てくれていると感じ、一緒に成長を喜んでくれたり、アドバイスをくれたりして、いつでも相談しやすい雰囲気がある」「園長の対応がしっかりしていて、他のスタッフ・担任にも相談しやすい人がいて、話をよく聞いてくれる雰囲気だ」のほか、コミュニケーション機会の確保に関する声が寄せられている。

9.施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか

はい 43名 (100%)

有効回答者43人全員(100%)が「はい」と答えている。 自由意見には「新しめの園なのできれいで、感染対策もあり、よく掃除されている」「とてもきれいだ」の2件が寄せられている。

10.職員の接遇・態度は適切か

はい 41名 (95%)
どちらともいえない 2名 (5%)

「はい」が95.3%、「どちらともいえない」が4.7%となっている。 自由意見には「皆感じがよく、外で会っても挨拶してくれてうれしい」「保護者を客として扱うような丁寧さが全員にあって助かる」の2件が寄せられている。

11.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか

はい 42名 (98%)
どちらともいえない 1名 (2%)

「はい」が97.7%、「どちらともいえない」が2.3%となっている。 自由意見は4件で、「細かく教えてもらっている」「細かく説明してくれて安心できる」「ちょっとしたことでも必ず報告してくれるので、信頼している」のほか、体調変化等の対応に関する意見があった。

12.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか

はい 29名 (67%)
どちらともいえない 6名 (14%)
無回答・非該当 8名 (19%)

「はい」が82.9%、「どちらともいえない」が17.1%となっている。 自由意見は4件で、「自分の子どもがケガをした時は知らせてくれている」「幸いそういったことがないため非該当だ」「実際に現場にいないのでわからない」のほか、保育中の安全管理や、子どものケガに関する情報提供に関する内容が見られた。

13.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか

はい 42名 (98%)
無回答・非該当 1名 (2%)

有効回答者42人全員(100%)が「はい」と答えている。 自由意見には「子どもの性格をそのまま受け止めてくれていると感じ、そのうえで苦手なことも少しずつチャレンジできるように工夫してくれたり、見守ってくれたりしていると思う」「非常に大切にしていると感じていおり、一人遊びも見守ってくれる」の2件が寄せられている。

14.子どもと保護者のプライバシーは守られているか

はい 37名 (86%)
どちらともいえない 2名 (5%)
無回答・非該当 4名 (9%)

「はい」が94.9%、「どちらともいえない」が5.1%となっている。 自由意見には記入がなかった。

15.保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか

はい 40名 (93%)
どちらともいえない 3名 (7%)

「はい」が93.0%、「どちらともいえない」が7.0%となっている。 自由意見は2件で、「用意するものを実際に見せてくれた時は、とてもわかりやすかった」のほか、子どもの日頃の生活に関する保護者への報告・伝達に関する声があった。

16.利用者の不満や要望は対応されているか

はい 32名 (74%)
どちらともいえない 2名 (5%)
無回答・非該当 9名 (21%)

「はい」が94.1%、「どちらともいえない」が5.9%となっている。 自由意見には「園長が面談して対応し、改善した」「ちょっとしたことでも親身になって応えてくれると感じている」「幸いなことに、これまで特に不満に思うことがなかったため非該当だ」の3件が寄せられている。

17.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか

はい 21名 (49%)
どちらともいえない 2名 (5%)
いいえ 1名 (2%)
無回答・非該当 19名 (44%)

「はい」が87.5%、「どちらともいえない」が8.3%、「いいえ」が4.2%となっており、「はい」の値は前回(74.1%)から改善傾向が見られる。 自由意見は3件で、「園長に話をするとすぐに対応してくれた」「入園時に書類を読んでもらった」のほか、外部の相談窓口の周知について、さらなる工夫を望む声が見られた。

組織マネジメント分析結果

◆事業評価結果
7つの「カテゴリー」の下に、それぞれ「サブカテゴリー」「評価項目」「標準項目」を設定して評価しています。
評価項目ごとに、標準項目の実施状況を、実施できている場合はで、実施できていない場合はで表しています。

【講評】
目指す保育や子どもの育ちのあり方などについて、保護者や職員との共有に努めている

ブランドメッセージ「その子らしく、伸びていく。」、保育理念「よりよく生きる力=Benesse」の基礎を育てる」や目指す子ども像を謳う保育目標など、保育や子どもの育ちにおいて系列園共通に目指すものを、玄関への掲示や見学・入園時の説明、園・クラス便りや懇談会での保育や子どもたちの成長の発信などを通じ、保護者に周知を図っている。また職員には、入職時とその後の本社による研修、日々の会議での話し合いや、本社の保育の知見を40の「手掛かり」にまとめた「保育のパターン・ランゲージ」を活用し、共通理解の形成に努めている。

関わるすべての人が尊重され、子どもも大人も遊びを楽しめる園づくりを目指している

園長を中心に作成される「運営計画」に年度の重点テーマ・実行項目などを定め、年度開始時に職員と共有している。同計画には上記のパターン・ランゲージを反映させ、子どもや保護者への支援などの重点課題のキーワードとして、現場の理解と実践の一助とし、4月の会議では、年度の運営方針や経営層の役割を園長が職員に発信している。園に集う誰もが人として尊重され、肯定し合える組織文化を、開園当初から大切にするとともに、子どもも大人も遊びを本気で楽しみながら、職員・保護者が協力して子どもの育ちゆく姿を見守る園づくりを目指している。

案件に応じた会議と、各種重要事項の職員・保護者への周知の仕組みが整えられている

クラス別の会議で、子どもや保育などの実務的な検討を行うほか、各クラスリーダーと経営層が集う毎月の「スタッフミーティング」で、園内の状況と諸課題の報告・検討や、本社の方針・施策などの共有を行っている。また安全衛生面については、主任・看護師及び各保育リーダーによる「リスクマネジメント委員会」で検討している。各会議で話し合われた重要事項は、出席者からの各クラスでの展開のほか、議事録や事務室に常置する「共有ボード」等で組織全体に周知させ、保護者には主に今年度導入の連絡通信アプリにより、各種の連絡事項を伝えている。

1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)を周知している
  • 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、職員の理解が深まるような取り組みを行っている
  • 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、利用者本人や家族等の理解が深まるような取り組みを行っている
2. 経営層(運営管理者含む)は自らの役割と責任を職員に対して表明し、事業所をリードしている
  • 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任を職員に伝えている
  • 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任に基づいて職員が取り組むべき方向性を提示し、リーダーシップを発揮している
3. 重要な案件について、経営層(運営管理者含む)は実情を踏まえて意思決定し、その内容を関係者に周知している
  • 重要な案件の検討や決定の手順があらかじめ決まっている
  • 重要な意思決定に関し、その内容と決定経緯について職員に周知している
  • 利用者等に対し、重要な案件に関する決定事項について、必要に応じてその内容と決定経緯を伝えている
【講評】
園の運営と課題解決から日常の業務まで、計画作成のもとで実行がなされている

保育や保護者・地域支援、食事・食育や安全衛生など、6分野に関する園の「目指す姿」を定め、毎年度更新する3ヵ年計画と、各分野に関する年度の現状認識と課題、重点テーマ・実行項目を定める「運営計画」を作成している。各計画は年度当初に園長が職員に説明し、各職員の個別の目標設定にも反映させるほか、運営計画は期中・期末に振り返りを行っている。また保育・行事・防災など、日々の園運営において行う各種の実務について、年間計画と具体的な取組内容・目標等を示す各計画を作成し、実行と計画の内容・期間に応じた進捗管理がなされている。

内外の子育て家庭の声や職員の意向を、さまざまな方法・媒体によって把握している

保護者の意向を、毎年度の本社によるCS(顧客満足度)調査または第三者評価受審時の利用者調査のほか、各クラスで保護者が集う懇談会、保護者代表を招いて行う運営委員会、前述のアプリの機能を用いたアンケートなどから把握し、運営や保育・行事などの参考としている。懇談会・運営委員会は内外の感染状況に応じた形態で、保護者との対話の継続に努めている。職員の意向は前述の各会議や個別の面談、毎年度の本社によるES(従業員満足度)調査などから収集し、見学受け入れ時には地域の未就園世帯の声から、地域の子育て等の状況を把握している。

園をとりまく事業環境の動向や、園の経営状況を把握する手段も確保されている

見学者向けのアンケートも設け、施設選択のポイントなど、ニーズ把握や経営継続に向けた戦略立案等の参考としている。また狛江市の私立保育所園長会や保育所・幼稚園・小学校の連絡会、市内有志の保育所・幼稚園関係者等による「子育てを考える会」など、地域内の複数のネットワークに参画し、保育・教育や子育て等に関する地域・市内の状況を把握するほか、関連する行政の情報を、左記の園長会や本社の系列園園長会・事業部会、自治体・本社の発信物などから収集している。園の収支・稼働率等の経営状況は、主に本社が園の状況を踏まえて行っている。

1. 事業所を取り巻く環境について情報を把握・検討し、課題を抽出している
  • 利用者アンケートなど、事業所側からの働きかけにより利用者の意向について情報を収集し、ニーズを把握している
  • 事業所運営に対する職員の意向を把握・検討している
  • 地域の福祉の現状について情報を収集し、ニーズを把握している
  • 福祉事業全体の動向(行政や業界などの動き)について情報を収集し、課題やニーズを把握している
  • 事業所の経営状況を把握・検討している
  • 把握したニーズ等や検討内容を踏まえ、事業所として対応すべき課題を抽出している
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画及び単年度計画を策定している
  • 課題をふまえ、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画を策定している
  • 中・長期計画をふまえた単年度計画を策定している
  • 策定している計画に合わせた予算編成を行っている
2. 着実な計画の実行に取り組んでいる
  • 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた、計画の推進方法(体制、職員の役割や活動内容など)、目指す目標、達成度合いを測る指標を明示している
  • 計画推進にあたり、進捗状況を確認し(半期・月単位など)、必要に応じて見直しをしながら取り組んでいる
【講評】
社会人・保育者として守るべき倫理・規範について、職員にさまざまな啓発を行っている

系列園共通の「ベネッセの保育の考え方」に、子どものよき理解者・モデルとしての保育者の姿勢、子どもへの虐待・体罰・放置の禁止や、社会人としての各種基本心得等が明示され、職員には入職時に関連の啓発がなされている。また「公明正大」をはじめ、社内の全職員が徹底すべき行動指針を示す「ベネッセスタイルケア宣言」に関する毎年度の研修でも、法令遵守のほか、虐待や各種ハラスメント・不正の禁止などが確認されている。昨年度には身だしなみや執務中の所作、子どもへの適切な関わりの徹底などを、非常勤者も交え、園の全職員で共有している。

保護者の個別の意向への対応や虐待等の防止について、組織内の体制を整えている

苦情解決制度を設け、玄関への掲示や入園時の説明によって保護者に周知を図るほか、「ご意見箱」の設置や個別のコミュニケーションを通じて各家庭の意向を把握し、案件ごとに適切な対応を図っている。また虐待等の早期発見・対応に向け、それらに必要な知見が示される本社の「安全衛生基準」を常備するとともに、必要の際の組織内の情報共有や、関係機関との連携の体制を整えている。毎年8月に系列の全事業所で設けられる「誓いの日」には、重大事故の防止のほか、気づきや違和感を発信し合える組織風土などについて、全職員が振り返りを行っている。

地域に対し、園の情報・機能の提供や、保育・教育関係者等との連携に取り組んでいる

ホームページや狛江市を通じ、園の各種情報を発信するほか、実習生等の受け入れに関する本社作成の手順書等を常備し、過年度には実習生が来園している。小中学生の職場体験等は本社の感染対策方針により、受け入れを見合わせているが、市内の中学生が精巧に作製し、寄贈してくれたカルタやおもちゃのオーブンレンジは、日々の遊びの中で子どもたちに愛用されている。前述の地域内の複数の関係者会議への参画のほか、施設機能の地域還元として、見学受け入れ時の未就園世帯への相談対応を行っており、今後の情勢に応じた支援の拡充も視野に入れている。

1. 社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理などを周知し、遵守されるよう取り組んでいる
  • 全職員に対して、社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などを周知し、理解が深まるように取り組んでいる
  • 全職員に対して、守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などが遵守されるように取り組み、定期的に確認している。
1. 利用者の意向(意見・要望・苦情)を多様な方法で把握し、迅速に対応する体制を整えている
  • 苦情解決制度を利用できることや事業者以外の相談先を遠慮なく利用できることを、利用者に伝えている
  • 利用者の意向(意見・要望・苦情)に対し、組織的に速やかに対応する仕組みがある
2. 虐待に対し組織的な防止対策と対応をしている
  • 利用者の気持ちを傷つけるような職員の言動、虐待が行われることのないよう、職員が相互に日常の言動を振り返り、組織的に防止対策を徹底している
  • 虐待を受けている疑いのある利用者の情報を得たときや、虐待の事実を把握した際には、組織として関係機関と連携しながら対応する体制を整えている
1. 透明性を高め、地域との関係づくりに向けて取り組んでいる
  • 透明性を高めるために、事業所の活動内容を開示するなど開かれた組織となるよう取り組んでいる
  • ボランティア、実習生及び見学・体験する小・中学生などの受け入れ体制を整備している
2. 地域の福祉ニーズにもとづき、地域貢献の取り組みをしている
  • 地域の福祉ニーズにもとづき、事業所の機能や専門性をいかした地域貢献の取り組みをしている
  • 事業所が地域の一員としての役割を果たすため、地域関係機関のネットワーク(事業者連絡会、施設長会など)に参画している
  • 地域ネットワーク内での共通課題について、協働できる体制を整えて、取り組んでいる
【講評】
特に重視すべき各種リスクに関する点検・改善や、災害・侵入への対策に取り組んでいる

安全衛生面全般に関する対応手順などを定めた、本社策定の「安全衛生基準」を常備し、同基準に準拠のチェックシートを用い、散歩や水遊び、睡眠・アレルギーをはじめ、日常で特に重視すべき各種リスクについて、園内の点検と課題抽出、必要な改善を行っている。毎月の避難訓練では多様な発災ケースを想定し、災害時の対応を確認するほか、事業継続計画(BCP)を作成している。その現場への周知や、感染症等に関する同種の計画の整備も期待される。地域性から不審者への警戒も重視し、侵入対策訓練を行うほか、戸外での対策にも努める意向である。

安全の確保・向上に怠りなく努めるべく、現場で求められる種々の対策がなされている

子どもの睡眠時の状態確認・全職員の心肺蘇生訓練受講などのSIDS対策、猛暑時の熱中症予防のほか、本社のガイドラインに基づく人・環境両面の新型コロナウイルス対策も日常的に行っている。子どものケガ等の各種事故やヒヤリハットの発生時には、原因・対策の検討と、直後の会議や記録の確認等による共有を行うほか、担当チームや「リスクマネジメント委員会」がそれらの集約や、重要な事例を多面的に考察する「SHEL分析」などを行っている。発覚後ただちに上長・本社に報告すべきリスク・事態を一覧化した「即時報告事項」も常備されている。

系列全園で、各種情報の利活用と漏洩防止などに関する仕組みと環境が整備されている

各種情報の管理と漏洩防止に関する心得全般が、本社の「個人情報運用マニュアル」等に明示され、職員には入職時及び毎年度の研修等により、関連の啓発を行っている。また各種書類や電子機器類の保管場所の特定と施錠管理、端末類のログイン制限や各種セキュリティ設定をはじめ、環境・設備面でも情報漏洩防止の徹底を図るとともに、今年度は系列全園で、登降園管理事務や保護者との連絡通信等を電子化するなど、業務の効率化に向けた情報の利活用の推進もなされている。保護者には入園時に、個人情報の利用目的や開示請求等への対応を説明している。

1. 事業所としてリスクマネジメントに取り組んでいる
  • 事業所が目指していることの実現を阻害する恐れのあるリスク(事故、感染症、侵入、災害、経営環境の変化など)を洗い出し、どのリスクに対策を講じるかについて優先順位をつけている
  • 優先順位の高さに応じて、リスクに対し必要な対策をとっている
  • 災害や深刻な事故等に遭遇した場合に備え、事業継続計画(BCP)を策定している
  • リスクに対する必要な対策や事業継続計画について、職員、利用者、関係機関などに周知し、理解して対応できるように取り組んでいる
  • 事故、感染症、侵入、災害などが発生したときは、要因及び対応を分析し、再発防止と対策の見直しに取り組んでいる
1. 事業所の情報管理を適切に行い活用できるようにしている
  • 情報の収集、利用、保管、廃棄について規程・ルールを定め、職員(実習生やボランティアを含む)が理解し遵守するための取り組みを行っている
  • 収集した情報は、必要な人が必要なときに活用できるように整理・管理している
  • 情報の重要性や機密性を踏まえ、アクセス権限を設定するほか、情報漏えい防止のための対策をとっている
  • 事業所で扱っている個人情報については、「個人情報保護法」の趣旨を踏まえ、利用目的の明示及び開示請求への対応を含む規程・体制を整備している
【講評】
職員の採用から育成・処遇までの仕組みを整備し、必要な人材構成の実現を図っている

本社が特設サイトや在籍職員による紹介、各種養成・採用機関との連携など、多様な媒体・ルートを通じて職員の募集・採用を行うとともに、系列各園の状況等に応じた配属・異動を行っている。また保育・給食・看護の各職種で、段階的な能力・研鑽の指標と、これに準拠し、人事・処遇面とも連動する個別の評価・目標管理制度と、職位・経験や職種に応じた多様な社内研修を整備している。今年度はコロナ禍発生と同時に入社し、社内研修等の休止の影響を余儀なくされた職員へのフォローアップを目的とした「新卒3年目研修」が新設されている。

個別の評価・目標管理制度や内外の研鑽等により、各職員の能力と意欲を高めている

上記の評価・目標管理制度では、常勤各人の成長目標・取組の設定と、等級・職種別の項目に基づく職員・組織人としての自己・上長評価を行い、定期的な園長との面談により進捗・達成状況を確認するとともに、処遇や人事にも反映させ、育成と意欲の向上を図っている。また一定等級以上の職員には、育成担当者としての目標管理を別途行い、新人には「ウェルカムシート」を活用して基本の習得を促し、早期退職防止にもつなげている。上記の社内研修のほか、保育や子どもの発達、保健・安全等に関する社外の研修も、職員の専門性向上に活かしている。

多様な企画で学びを深める園内研修など、保育の質と組織の力を高める場を設けている

園内研修では前述の「ベネッセスタイルケア宣言」に関する研修のほか、子どもの成長を写真と文章で保護者に発信する「ドキュメンテーション」や保護者支援、各クラスの避難訓練の検証・共有、有識者との保育の活動・教材に関する研鑽や、積み木・ブロック遊びに職員が本気で取り組む中で、子どもの心情を疑似体験する試みなど、多様な企画を設け、職員同士の話し合いと共通理解の場としても活かしている。また日々の会議や別掲の職員による各チームの活動でも、気づきや知見の共有を通じ、保育・食育や安全衛生、保護者支援などの充実が図られている。

1. 事業所が目指していることの実現に必要な人材構成にしている
  • 事業所が求める人材の確保ができるよう工夫している
  • 事業所が求める人材、事業所の状況を踏まえ、育成や将来の人材構成を見据えた異動や配置に取り組んでいる
2. 事業所の求める人材像に基づき人材育成計画を策定している
  • 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)が職員に分かりやすく周知されている
  • 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)と連動した事業所の人材育成計画を策定している
3. 事業所の求める人材像を踏まえた職員の育成に取り組んでいる
  • 勤務形態に関わらず、職員にさまざまな方法で研修等を実施している
  • 職員一人ひとりの意向や経験等に基づき、個人別の育成(研修)計画を策定している
  • 職員一人ひとりの育成の成果を確認し、個人別の育成(研修)計画へ反映している
  • 指導を担当する職員に対して、自らの役割を理解してより良い指導ができるよう組織的に支援を行っている
4. 職員の定着に向け、職員の意欲向上に取り組んでいる
  • 事業所の特性を踏まえ、職員の育成・評価と処遇(賃金、昇進・昇格等)・称賛などを連動させている
  • 就業状況(勤務時間や休暇取得、職場環境・健康・ストレスなど)を把握し、安心して働き続けられる職場づくりに取り組んでいる
  • 職員の意識を把握し、意欲と働きがいの向上に取り組んでいる
  • 職員間の良好な人間関係構築のための取り組みを行っている
1. 組織力の向上に向け、組織としての学びとチームワークの促進に取り組んでいる
  • 職員一人ひとりが学んだ研修内容を、レポートや発表等を通じて共有化している
  • 職員一人ひとりの日頃の気づきや工夫について、互いに話し合い、サービスの質の向上や業務改善に活かす仕組みを設けている
  • 目標達成や課題解決に向けて、チームでの活動が効果的に進むよう取り組んでいる
1. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その1)

【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】

園の現状認識のもとで年度の重点テーマ・実行項目を定める「運営計画」では、昨年度は「スタッフ達のやってみたいことが実現できるような組織になる」などを「園組織」の分野の目標として、職員の自発的な創意工夫の活性化や、それぞれの特性の違いを踏まえた職員間の連携の強化を実行項目とした。各「職務分野別リーダー」を中心としたチーム活動をはじめ、職員主体の取組が定着しつつある半面、情報共有や意思疎通の面で課題が見られていたことから、これらを意識した実行項目を設けた。
園内研修の企画を職員に委ね、わらべ歌や子どもの非認知能力、遊びが引き出す子どもの育ち、本社作成の「保育のパターン・ランゲージ」を用いた子どもの育ちに関する語り合いなど、必要な学びを現場が主体となって検討し、保育をより豊かにするための研鑽に取り組んだ。
また新人や中途採用者をはじめ、経験や職位・職種に応じた本社の研修を通じ、経験や担当を同じくする職員同士の研鑽から、必要な知見・技術の習得と、系列園の職員としての自覚や帰属意識の伸長を促した。職務分野別リーダー向けの研修では、系列の他園の取組に触れることで、自園にも還元できる好事例などを学ぶ機会となるようにした。

【評語】
目標の設定と取り組み 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った
取り組みの検証 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った
検証結果の反映 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している

分野別チームの活動や園内研修は、職員の主体性の発揮と自発的な協力の場となり、各人が園全体に意識を向け、問題解決や改善に取り組む機会となった。また職員間の伝達・連携の促進については、園長・主任の支援のもとで、年度の後半にはクラス同士で声をかけ、協力し合う場面がより見られるようになった。
今年度も取組を継続し、園内研修は各分野別リーダーが主な企画の担い手となり、チームごとにテーマを設定して行っている。日常の保育とその中でも子どもの成長を写真と文章で可視化する「ドキュメンテーション」について、実際に作成して相互に評価を行うことで、必要な視点などを共有し、「子ども支援」チームは職員が積み木とブロックを使って遊び、その中で子どもが感じる楽しさや、途中でやめさせられた時の気持ちを疑似体験する企画を実施した。また「保護者支援」チームは保護者の立場と視点で日々の支援を振り返り、話し合う取組、「安全衛生」チームは避難訓練時の動きを各クラスで相互に共有し、防災面の強化につなげることをテーマとして研修を行うなど、引き続き現場が必要とする学びを検討し、取組を行っている。

2. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その2)

【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】

昨年度、運営計画の「子ども支援」の分野では、することの多い日々の現場で、ともすれば保育者の子どもとのコミュニケーションが丁寧さを欠く場面も見られがちな傾向があったことを課題として、上記「評価項目1」に既述の保育のパターン・ランゲージ中の40の「手掛かり」のうち、「言葉は渡すもの」を重点テーマ・実行項目に関連づけ、各保育者が子どもの声への傾聴と、心情に寄り添った丁寧な関わりに努めることとした。また「地域支援」では、感染対策のため入園希望者の園内への立ち入りを制限し、玄関での短時間での対応とならざるを得ない中で、園の保育の特色や園内の環境を視覚で伝えるツールを検討し、不足なく園の保育や子どもたちの生活を伝えることを目指した。
会議での経営層からの啓発や、課題の見られる職員への面談等での個別の助言などを通じ、子どもに働きかける際の声の大きさやトーン、言葉の選び方・距離の取り方などを、組織全体で意識できるようにした。また見学者への情報提供については、ホームページやパンフレットの掲載内容を見直し、それらを見る側の立場で、園の大切にしていること・伝えたいことを的確に発信するための工夫を検討した。

【評語】
目標の設定と取り組み 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った
取り組みの検証 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った
検証結果の反映 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している

見学者への情報提供では、上記に加え、狛江市主催の市内の保育所を紹介するイベント「保育展」の資料として作成した、園の保育や環境の特色を写真を活用してまとめた冊子を来園者に示す工夫も行った。冊子を見てもらいながら園長や主任が質疑応答を行うことで、来園者が園内に立ち入らずとも園の環境や保育の特色、子どもたちの生活などが伝わるようにし、好評を得た。またホームページの内容も、施設選択の参考としてより活かせるよう、本社とも相談して見直しを図った。
子どもの声への傾聴と丁寧な関わりは、年間を通じて意識し、経営層は各保育者のそうした姿勢が保育にも活かされたと考えている。状況によっては言葉のかけ方等に細やかさを欠く場面も見られることから、引き続き各人に自戒を促すとともに、今年度はパターン・ランゲージのうちの「遊びを軸にする」をテーマに盛り込み、子どもたちが集中し、満足いくまで遊び込める人的・物的環境づくりや、遊びを中心に置いた生活の立案を目指すこととしている。
見学者への対応の工夫も引き続き継続し、冊子は市役所でも閲覧可能としている。また今年度は保育展も2年ぶりに再開され、当園も出展して写真を通じた園の紹介などを行っている。

サービス分析結果

6. サービス分析のプロセス
【講評】
ホームページやブログ等を通じ、象徴的な写真やコメントで保育への思いを発信している

本社ホームページでは、「お家のようなやさしい環境」「その子らしい1日の流れ・遊び」など系列園共通の大切にする想いが紹介されており、具体的な内容について写真を添えて説明している。園のページには、所在地・最寄駅・開園時間・対象年齢・定員などのほか、園の紹介メッセージとともに、保育にあたっての子どもや保護者に対する園長の思いも掲載されている。またブログ形式で、行事・制作・食育等の子どもたちの姿や様子から、避難訓練や職員の研修までと、多様な発信が行われるなど、より園の雰囲気や取組などが伝わるように工夫している。

地域の方々に対して、パンフレットや各種の媒体などで園の情報を提供している

利用希望者に配付する園のパンフレットがあり、保育目標・理念・方針やクラス名称に込められた想い、一日の流れや年間行事予定、乳児期と幼児期での保育や園の特徴などを掲載している。また市内公私立保育園が合同で行う「保育展」では、園のパンフレットの配布のほか、「一日の流れ」をテーマとした園紹介のパネルを展示しており、写真をふんだんに使いつつ、園生活の流れや子どもたちの様子・姿などを紹介している。その他、市の各種媒体を通じて、園の基本情報が地域の方へ発信されており、市HPでは時期に応じて定員の空き状況も公開されている。

園見学は感染対策を行いつつ、実際の生活や環境などを見てもらえるようにしている

園見学については、利用希望者の方からの問い合わせを電話にて受け付けており、園で定めた平日の午前の日程で調整している。当日は参加人数の制限と、手指消毒や検温などの感染対策を講じたうえで、廊下側から各部屋を見学しながら、子どもたちの生活や遊び、室内及び園内の環境・雰囲気などを見て感じてもらえるようにしている。また園長または主任から、園で大切にしていることや園での生活に関する内容、問い合わせの多い事項などを説明するとともに、子育ての相談や質問などがあれば適宜対応するなど、丁寧な対応に努めている。

1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
  • 利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している
  • 利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている
  • 事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している
  • 利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】
「園のしおり」をもとに、利用開始にあたっての園の内容や約束ごとを説明している

入園内定の各家庭に対して、個別の面談や入園前健診などを行っており、「園のしおり」等を渡し、保護者に事前に目を通してもらえるようにしている。当日は同しおりをもとに、保育内容や利用時間・料金、個人情報保護や苦情解決、安全・衛生対策など、利用にあたっての園の仕組みやルールなどの重要事項を説明している。また適宜、質疑応答と補足の説明を行うほか、持ち物については具体的なイメージが持てるように実物を準備し、より伝わりやすいような配慮をしている。これらのうえで、重要事項説明や個人情報保護など各種の同意書を取得している。

子どもの家庭での育ちや健康状態などを面談や書類で把握し、保育開始に備えている

入園時には保護者が記入・提出した書類をもとに、家族構成・就労形態などの家庭の状況、生活リズムや食事・排せつなどの子どもの発達や生活面のほか、予防接種・既往症などの健康・保健に関する情報などを把握している。これらを踏まえつつ、園長・保育士・看護師・栄養士による面談の際には所定の様式をもとに、集団保育経験の有無、保育時間の確認や延長保育等の利用、「慣れ保育」の進め方、アレルギーや離乳食などについて聴き取るなど、より詳細な内容を確認できるようにしている。把握した情報は会議等で共有し、入園後の支援に活かしている。

利用開始や終了時など、環境変化に伴う不安の軽減や配慮に努めている

入園直後の負担軽減のため、「慣れ保育」を行っており、子どもの状況や保護者の事情に応じた期間で、短時間から徐々に延ばしてゆき、通常の保育への順応に配慮している。また低年齢児は担当制のもとで、特定の大人との関係を深めながら、家庭での生活リズム等を踏まえながら、一人ひとりに合った援助に努めている。卒園・退園等の利用終了時の保護者の不安軽減に向け、適宜、送迎時の会話や面談をしたり、年長児の懇談会で就学に関する説明をしたりしている。また卒園1年目の世帯に年賀状を送付し、利用終了後の支援の継続に配慮している。

1.サービスの開始にあたり保護者に説明し、同意を得ている
  • サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を保護者の状況に応じて説明している
  • サービス内容について、保護者の同意を得るようにしている
  • サービスに関する説明の際に、保護者の意向を確認し、記録化している
2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
  • サービス開始時に、子どもの保育に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している
  • 利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように配慮している
  • サービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】
子どもの心身の発達を定期的・継続的に記録する仕組みが整えられている

入園時に把握している子どもの発達や生活状況は、定期的に把握・記録している。身長・体重といった体格的な成長は、身体測定を毎月行い、肥満度の指標となるカウプ指数とともに継続的に記録し、連絡通信アプリによって保護者も確認できるようにしており、頭囲・胸囲の計測も年2回行っている。心身の発達は年齢別の主な発達の現れに関するリストを使用し、状態を3段階で毎月評価し、子どもの全体的な成長の姿や発達課題については、発達経過記録として期ごとに記述し、年度末には申し送り事項を記入して、次年度の保育につなげている。

全体的な計画をもとに保育・食育・保健の各計画を策定し、実践につなげている

全体的な計画に、子どもの成長の見通しや、保育理念・保護者支援・職員間の連携など、保育実践に必要となる考え方や方針を記載し、同計画をもとに年齢別の保育計画や、食育計画・保健計画を策定している。保育計画は年間を4期で構成し、月・週の各計画に展開させており、各年齢で目指す子どもの姿を踏まえてねらいを立て、配慮や環境構成を記載し、周期ごとに子どもの姿と保育者の評価・反省の両面から振り返りを行い、次の計画策定につなげる仕組みとしている。食育・保健の両計画の内容は、保育者と共有し、食育・保健指導の実践に活かしている。

一人ひとりに応じた個別計画を策定し、保護者への保育内容の発信にも努めている

集団としての計画に加え、2歳児までの子どもについては個人別の指導計画を作成し、一人ひとりの発達状況に応じた援助・配慮に努めている。また懇談会では子どもの成長の見通しや保育目標を保護者に伝えるとともに、今年度からの上記アプリの導入に合わせ、毎日の保育活動を、写真にコメントを付して記録する「ドキュメンテーション」の作成を開始しており、保護者ともアプリでの配信や園内での掲示によって共有している。ドキュメンテーションの作成は、保育者の日々の保育の振り返りや、情報・理解の共有と助言等の機会にもなっている。

1.定められた手順に従ってアセスメント(情報収集、分析および課題設定)を行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している
  • 子どもの心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し把握している
  • 子どもや保護者のニーズや課題を明示する手続きを定め、記録している
  • アセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
2.全体的な計画や子どもの様子を踏まえた指導計画を作成している
  • 指導計画は、全体的な計画を踏まえて、養護(生命の保持・情緒の安定)と教育(健康・人間関係・環境・言葉・表現)の各領域を考慮して作成している
  • 指導計画は、子どもの実態や子どもを取り巻く状況の変化に即して、作成、見直しをしている
  • 個別的な計画が必要な子どもに対し、子どもの状況(年齢・発達の状況など)に応じて、個別的な計画の作成、見直しをしている
  • 指導計画を保護者にわかりやすく説明している
  • 指導計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している
3.子どもに関する記録が行われ、管理体制を確立している
  • 子ども一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある
  • 指導計画に沿った具体的な保育内容と、その結果子どもの状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
4.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
  • 指導計画の内容や個人の記録を、保育を担当する職員すべてが共有し、活用している
  • 申し送り・引継ぎ等により、子どもや保護者の状況に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
1.子ども一人ひとりの発達の状態に応じた保育を行っている
  • 発達の過程や生活環境などにより、子ども一人ひとりの全体的な姿を把握したうえで保育を行っている
  • 子どもが主体的に周囲の人・もの・ことに興味や関心を持ち、働きかけることができるよう、環境を工夫している
  • 子ども同士が年齢や文化・習慣の違いなどを認め合い、互いを尊重する心が育つよう配慮している
  • 特別な配慮が必要な子ども(障害のある子どもを含む)の保育にあたっては、他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう援助している
  • 発達の過程で生じる子ども同士のトラブル(けんか・かみつき等)に対し、子どもの気持ちを尊重した対応をしている
  • 【5歳児の定員を設けている保育所のみ】
    小学校教育への円滑な接続に向け、小学校と連携をとって、援助している
【講評】
子どもの全体的な姿の把握に努め、適切な環境構成の実現に取り組んでいる

子どもの全体的な姿は、日々の保育活動のほか、保護者との連絡帳のやり取りなどから把握し、定期的に記録している。子どもたちが周囲のものやことに主体的に働きかけられるよう、子どもの発達状況に応じた環境構成の工夫に努めており、玩具の内容は必要に応じて入れ替えや追加を行っている。0歳児の保育室では、粗大運動の段階を踏まえ、遊具の種類や配置を変えている。またすべての保育室で、可動棚や絨毯などを用いて空間を分け、天蓋も活用して子どもたちが安心して過ごせるようにし、玩具や道具は子どもの目と手の届く場所に置いている。

異年齢保育によって育ち合いが促され、多様性に触れる機会が設けられている

3歳以上児は日常的に生活と遊びをともにしており、年上児の様子を見て年下児がまねをしたり、一緒に関わろうとしたりする姿が見られており、年上児に教えてもらい、手伝ってもらうことで、遊びや道具の使い方を学び、所作を身につけている。また多様性に触れる機会が設けられ、季節の行事では由来や意味を教わり、制作・風習や遊び・食事を体験している。今年度は年長児が園内の車いすマークへの関心をきっかけに、車いす体験や街探検を行っており、さまざまな状況の人々がいることや、その人たちのための仕組みの存在を知る機会となっている。

子どもの同士のトラブルや特性への対応では、発達や状況に応じた援助に努めている

子ども同士の摩擦やトラブルへの対応では、保育者が子どもの心情の読み取りに努め、見守り・代弁・仲立ちなどを、子どもたちの理解力や対話力を踏まえながら行い、関わり方を伝えるほか、かみつき・引っかきなどのトラブルについては、子どもの情緒の状態や発達状況を保育者間で共有し、保育者の配置を工夫するなど、できる限り未然に防ぐことができるよう配慮している。特別な配慮を必要とする子どもへの援助では、専門家の巡回指導時に受けた助言を職員間で共有し、必要に応じて保護者とも面談を行って、特性や個性に応じられるよう努めている。

2.子どもの生活が安定するよう、子ども一人ひとりの生活のリズムに配慮した保育を行っている
  • 登園時に、家庭での子どもの様子を保護者に確認している
  • 発達の状態に応じ、食事・排せつなどの基本的な生活習慣の大切さを伝え、身につくよう援助している
  • 休息(昼寝を含む)の長さや時間帯は子どもの状況に配慮している
  • 降園時に、その日の子どもの状況を保護者一人ひとりに直接伝えている
【講評】
登園時に子どもの状態を把握し、お迎えの際に一日の子どもの様子を保護者に伝えている

登園時には、受け入れ担当が子どもと保護者と挨拶を交わしながら、顔色・表情・情緒の状況や傷の有無を把握し、保護者からも家庭での様子や検温の結果を聴き取るほか、今年度導入のICTツールを通して、保護者が入力した子どもの生活リズムの情報も確認している。これらの情報は「引き継ぎファイル」に記録し、職員間で共有しており、日中の着替えの際には子どもの身体の状況を確認し、「健康観察リスト」に記録している。降園時にはできる限り子どもの様子を保護者に伝えるよう努め、写真にコメントを付した活動報告の配信も行っている。

基本的生活習慣の自立への援助は子どもの発達や意欲を踏まえて行っている

基本的生活習慣の自立と定着に向けた援助では、子ども一人ひとりの身体的な発達や意欲を踏まえたうえで、家庭とも連携を図りながら進めることとしている。排せつの自立に向け、子どもの排尿間隔が一定になったり、尿意や排尿を知らせる姿が見られ始める頃から、保育者がトイレに誘いかけ、成功した時には喜びを共有して意欲を高め、感覚をつかめるよう援助している。衣服の着脱では一緒に行いながら手順を伝え、自分で行おうとする姿が見られた場合には意欲を尊重しつつ見守り、手伝いが必要な場合にはさりげなく援助することを大切にしている。

生活面の所作を身につける援助や、体力や体調に応じた休息への配慮に努めている

手洗いや鼻かみも生活中で習慣づくよう援助し、保健指導の一環としても行われている。また玩具や道具の片づけ方・トイレの使い方など、みんなで使う場所・ものの扱いについても、保育者が伝えたり、見本となるように心がけるほか、「サークルタイム」と題した話し合いの時間を設け、みんなでルールを決めるなど、生活面の所作を身につけられるようにしている。午睡は休息の時間とし、子どもの体調や体力に応じて支援しており、午睡のほか、午前寝や夕寝にも対応し、眠る場所を子どもごとに毎日同じにするなど、安心して寝られる配慮も行っている。

3.日常の保育を通して、子どもの生活や遊びが豊かに展開されるよう工夫している
  • 子どもの自主性、自発性を尊重し、遊びこめる時間と空間の配慮をしている
  • 子どもが、集団活動に主体的に関われるよう援助している
  • 子ども一人ひとりの状況に応じて、子どもが言葉による伝え合いを楽しみ、言葉に対する感覚を養えるよう配慮している
  • 子どもが様々な表現を楽しめるようにしている
  • 戸外・園外活動には、季節の移り変わりなどを感じとることができるような視点を取り入れている
  • 生活や遊びを通して、子どもがきまりの大切さに気付き、自分の気持ちを調整する力を育てられるよう、配慮している
【講評】
子どもが遊び込めるよう環境構成を工夫し、発達に応じた集団活動を採り入れている

子どもたちが自由に遊びを選び、集中して遊び込めるような環境構成の工夫に努めており、玩具や絵本は子どもの興味や発達を踏まえて、入れ替えや追加を行うほか、玩具棚などを用いたコーナーの設定も、子どもたちの関わり方や遊び方に応じて変更を加えている。子どもたちが集団活動に主体的に参加できるよう、子どもたちの人との関わり方や発達に応じた遊びを採り入れている。保育者が間に入り、一緒に遊びながら楽しさを味わえるようにしたり、ルールのある遊びの楽しさや、一緒に作り上げることを体験できるような活動にも取り組んでいる。

子どもが言葉の感覚を育めるよう、さまざまな援助や取組を行っている

子どもの発語を促せるよう、保育者は指差しや喃語には言葉を使った応答的な関わりに努め、生活面の援助や遊びをともにする際には、動作・感覚・気持ちなどを言葉にして伝えるよう心がけている。また全年齢で室内に絵本コーナーを設け、発達や興味に即した絵本の提供や読み聞かせを行うほか、ボランティア団体に素話をしてもらうなど、言葉の表現の豊かさに触れる機会を設けている。手遊びやわらべ歌、ままごとや「お店屋さんごっこ」など、言葉でのやり取りを楽しむ遊びも採り入れ、「サークルタイム」では子どもたちが考えを伝え合う経験をしている。

子どもの感性や表現力を養う取組が、日々の保育の中でさまざまに行われている

感触遊びのほか、描画や造形といった制作など、多様な素材や道具・表現技法を体験する活動を、発達に応じた内容で行い、3歳以上児は地域の専門家の方と絵画や陶芸を楽しむ取組も行っている。音楽表現活動では、音の鳴る玩具や手作りのマラカス・太鼓などの打楽器を使って遊ぶところから始まり、リズム遊びや合奏を通じて、音楽を楽しむ経験をしている。好天時には積極的に戸外に出て、散歩などを通じて自然物や外気温などの変化から季節の移ろいを感じるとともに、公園では遊具で遊んだり、身体を動かす遊びや見立て遊びなどを楽しんだりしている。

4.日常の保育に変化と潤いを持たせるよう、行事等を実施している
  • 行事等の実施にあたり、子どもが興味や関心を持ち、自ら進んで取り組めるよう工夫している
  • みんなで協力し、やり遂げることの喜びを味わえるような行事等を実施している
  • 子どもが意欲的に行事等に取り組めるよう、行事等の準備・実施にあたり、保護者の理解や協力を得るための工夫をしている
【講評】
行事は子どもたちの成長のきっかけとなるような内容で行い、保護者に成長を伝えている

行事は季節や文化に関するもののほか、みんなで協力したりやり遂げたりすることを通じてさまざまな心の成長を促すもの、遠足・芋掘り・クッキングなどの体験からさまざまな興味・関心を広げたり、深めたりするきっかけとなるようなものなどを行っており、日常の保育に変化と潤いを加えている。これらの行事に向かう過程では、保育者と子どもの対話や、子どもたち自身が考え、話し合って決める体験なども採り入れ、コミュニケーションや他者を理解する心なども養っている。また保護者への発表を伴う行事は、子どもの成長を伝える機会にもなっている。

季節の節目となるさまざまな行事が、子どもたちの多様な経験の機会となっている

夏祭りでは子どもたちが制作した提灯を室内に飾りつけ、年長児ははっぴに身を包み、子どもたちが選んだ曲で盆踊りをするほか、ゲームを楽しんだり、年長児が店員になり、お客として訪れる年下児たちとのやり取りを楽しむなど、異年齢の関わりの機会にもなっている。また近隣の畑で芋掘り体験を行うほか、クリスマス会では職員が扮するサンタからプレゼントをもらい、節分でもイワシや柊を飾りつけ、豆まきごっこをするなど、さまざまな季節感のある行事を行っている。卒園のお祝いや記念として、「お別れ会」や「お別れ遠足」なども設けられている。

協力して作り上げる体験をする行事を通じて、さまざまな心の成長が促されている

今年度、日頃の異年齢グループに分かれ、作ったものを保護者に見てもらう展覧会として、子どもがつくる子どもの会「キンダーデイ」を実施している。グループごとに保育者の協力を得ながら、子どもたち同士で話し合い、デザインを考えたり、多様な素材を用いながら、協力して作り上げたものを展示し、案内役も子どもたちが務めている。また「プレイデイ(運動会)」では年長児の声をもとにソーラン節に取り組み、互いに誉め合ったり、摩擦を経験したりしつつ、一つのものを作る体験をしており、サーキット運動や踊り・リレーなどにも取り組んでいる。

5.保育時間の長い子どもが落ち着いて過ごせるような配慮をしている
  • 保育時間の長い子どもが安心し、くつろげる環境になるよう配慮をしている
  • 保育時間が長くなる中で、保育形態の変化がある場合でも、子どもが楽しく過ごせるよう配慮をしている
【講評】
保育時間の長くなる子どもたちが、毎日を安心して過ごせるよう配慮している

保育時間が長くなる子どもたちが安心して過ごせるよう、保育室には身体を横にしてゴロゴロできるスペースを設け、長座布団やクッションも用意するほか、カフェカーテンや天蓋を施すなど、くつろげる環境構成の工夫に努めている。また子どもの人数が減ったり、保護者の迎えを待つうちに寂しくなったりすることで、情緒面に不安が見える場合には、保育者がスキンシップを図ったり、ゆっくり話したりするなどの配慮を心がけている。入園当初には保育時間を徐々に延ばす「慣れ保育」を実施し、環境変化によるストレスを抑えることができるようにしている。

保育時間が長くなる子どもたちが、楽しく健康的に過ごせる配慮に努めている

保育時間が長くなる子どもたちが、一日を楽しく過ごせるよう、散歩や集団遊び、行事への取組などの集団活動の時間や、自分の好きな遊びを選ぶことのできる時間、身体を動かす活動と机上での活動といった動と静のバランスなど、活動のバリエーションに配慮している。また子どもたちが健康的に過ごすことができるよう、子どもの体調と各室の温度・湿度等の管理に努め、休息も子どものリズムに応じ、職員間で連携を図り対応している。延長保育時の状況は延長保育用の日誌に記録して担当間の引き継ぎに活かし、提供する玩具等の見直しも随時行っている。

6.子どもが楽しく安心して食べることができる食事を提供している
  • 子どもが楽しく、落ち着いて食事をとれるような雰囲気作りに配慮している
  • メニューや味付けなどに工夫を凝らしている
  • 子どもの体調(食物アレルギーを含む)や文化の違いに応じた食事を提供している
  • 食についての関心を深めるための取り組み(食材の栽培や子どもの調理活動等)を行っている
【講評】
食事の環境や子ども一人ひとりの状態、喫食状況を踏まえた援助や工夫に努めている

子どもたちが落ち着いて、安心して食事ができるよう、0・1歳児クラスでは保育室内を遊びと食事の空間に仕切り、子どもと援助する大人との組み合わせを概ね固定する、緩やかな担当制を採り入れ、一人ひとりの咀嚼の状況や好みを把握したうえで、丁寧に介助することを心がけ、マスク越しながらも、言葉を用いておいしさを共有し、咀嚼を言葉や仕草で伝えている。また喫食状況を保育者と調理担当で共有し、個々に応じた援助や、調理の仕方・味つけ等の改善につなげている。苦手なものがある場合には無理強いはせず、誘いかけて意欲を促している。

さまざまな食の体験ができるよう献立を工夫し、食への意欲を高める食育を行っている

系列園共通の2週間で1サイクルの献立は、旬の食材を採り入れた和食中心の薄味を特徴とし、炒め物・煮物・酢の物・和え物など、さまざまな調理法を体験できる構成となっている。その時々の行事のテーマにちなんだ料理も提供し、年度末には年長児が食事のバランスを考えながら、食べたいものをリクエストする「リクエスト献立」の取組も行うなど、子どもがいつもとは違う食事を楽しめる機会も設けている。野菜の栽培や調理活動、食事中のマナーや食事と健康の関係といった食に関する知識を伝えるなど、さまざまな視点からの食育活動も行っている。

アレルギーや離乳食への対応では、安全に食事ができるような配慮を行っている

食物アレルギーの対応については、入園時に面談を行い、医師の指示書をもとに除去食を提供しており、毎月保護者と献立の内容を確認している。日常の提供時には、提供までの各段階において、内容を複数職員で確かめるほか、専用トレーを用いて配膳を行し、職員が付き添って援助するなど、誤配・誤食の防止の徹底に努めている。離乳食についても、保護者と未食食材の確認を、一覧表を用いて行い、初めての食材は家庭で経験したのちに園で提供するほか、段階についても咀嚼の状況等を保護者と確認しながら、無理なく進めることとしている。

7.子どもが心身の健康を維持できるよう援助している
  • 子どもが自分の健康や安全に関心を持ち、病気やけがを予防・防止できるように援助している
  • 医療的なケアが必要な子どもに、専門機関等との連携に基づく対応をしている
  • 保護者と連携をとって、子ども一人ひとりの健康維持に向けた取り組み(乳幼児突然死症候群の予防を含む)を行っている
【講評】
子どもたちにわかりやすいよう、保健指導の内容を工夫している

子どもたちの健康的な生活習慣につながるよう、看護師による手洗い・歯磨き・咳エチケット・熱中症などの保健指導が行われており、内容は保育の担当と相談したうえで、子どもにとって今必要なものを定めている。絵本や紙芝居などを用いて、子どもたちにわかりやすく伝えたり、クイズで対話をしながら理解が深まるようにするほか、咳エチケットの際にはビニールテープを使って飛沫の距離を確認するなど、実体験での学びが得られるような工夫をしている。また日頃から目に触れ、自然と習慣づくよう、手洗い場に手順等を示したポスターを掲示している。

嘱託医や看護師との連携のもとで、子どもの健康・安全面のケアにあたっている

散歩や戸外活動の際には、交通ルールや遊びの約束ごとなどを伝えており、避難訓練の際には身の守り方や避難の方法などを学んでいる。またケガ等の際に、年齢によっては子どもに問いかけ、自分の状況を自分で伝えることを少しずつ体験できるようにしている。日々の子どもの健康状態は保育者と看護師が連携しながら把握し、保育中の体調変化やケガ等が生じた際には必要なケアにあたっている。嘱託医による定期健診や歯科検診で、子どもの発育や健康面の状態を確認・記録するほか、健診等の機会や必要時に、気になる事項の相談ができる体制を整えている。

保護者に対して、保健や健康管理などに関するさまざまな情報を提供している

上記の健診・検診や毎月の身体計測の結果は、「けんこうのきろく」の冊子や連絡通信アプリを通じて、保護者と共有している。毎月発行する保健便りでは、登園前の体調チェックや発熱時の観察のポイント、生活リズムや薄着の大切さなどのほか、新型コロナウイルスを含む季節ごとに流行しうる感染症の注意点やホームケアなど、家庭での子どもの健康維持・管理に役立つ内容を保護者に発信している。また園内で感染症が発生した際には、対象のクラスや感染症に関する症状及び留意点などを玄関等で掲示し、保護者への速やかな周知と予防に努めている。

8.保護者が安心して子育てをすることができるよう支援を行っている
  • 保護者には、子育てや就労等の個々の事情に配慮して支援を行っている
  • 保護者同士が交流できる機会を設けている
  • 保護者と職員の信頼関係が深まるような取り組みをしている
  • 子どもの発達や育児などについて、保護者との共通認識を得る取り組みを行っている
  • 保護者の養育力向上のため、園の保育の活動への参加を促している
【講評】
日々の保護者とのコミュニケーションを大切にし、個々に寄り添った支援に努めている

子育てのパートナーとして、日々の保護者とのコミュニケーションを図り、思いを受け止めながら、個々に寄り添った支援に努めている。担任や園長が個別に声をかけ、子どもの姿を共有し合ったり、気軽に相談ができるようにしており、内容によって別途時間を取り、面談を行ったりしている。月極やスポットでの延長保育を実施し、急な残業等の柔軟な対応にも努めるほか、今年度から連絡アプリを導入し、日々の連絡と、各便りや「ドキュメンテーション」の配信など、子どもの様子や育ちの共有や、対面以外でのコミュニケーションツールに活用している。

保護者の行事への参加は、子どもの姿の共有や保護者同士の交流の機会となっている

保護者の行事への参加促進に向け、保護者参加の主な行事は土曜日に設定し、年度当初の年間行事予定の配付と、直近のお知らせなどで、日程調整をしやすいよう配慮している。また新入園の親子が年度当初に顔合わせをするほか、「プレイデイ」や「親子でふれあう会」等に参加した際に、保護者同士の自然な会話が行われている。懇談会では人数制限等の感染防止に配慮しつつ、対面にて子どもたちの育ちやクラスの大切にすることを伝えるとともに、懇談ができる時間を設け、事前のアンケートへの回答をしたり、職員や他の保護者との意見交換を図っている。

保護者に寄り添い、安心して子育てができるような支援と配慮に努めている

玄関フロアでドキュメンテーションを掲示し、全クラスの日々の様子や、行事・食育等の取組を知らせ、保護者が今後の育ちの見通しを持ったり、保育・発達等への理解にもつながるようにしている。また子どもの絵本とともに、大人のお薦めの書籍を紹介し、保護者がホッとできるような配慮を行うほか、園での約束ごとを書面で伝えることが保護者の心理的な負担になりえることを考慮し、ピクトグラム(誰にでも情報を伝えられるように簡略化されたデザイン)を用い、子どももそれを見ながら理解しつつ、親子の対話で確認がしやすいように工夫している。

9.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
  • 地域資源を活用し、子どもが多様な体験や交流ができるような機会を確保している
  • 園の行事に地域の人の参加を呼び掛けたり、地域の行事に参加する等、子どもが職員以外の人と交流できる機会を確保している
【講評】
近隣のさまざまな場所に出かけたり、職員以外の人との関わりがもたれている

日々の生活の中では、子どもたちが近隣のさまざまな場所や公園に出かけており、季節や自然を感じながら身体を動かして遊ぶほか、道中や各所などで身近な発見を楽しんだり、出会う方と挨拶を交わしたりしている。芋掘り遠足では少し遠くの距離を歩くとともに、農園で土に触れながら、芋を収穫する体験するほか、園に招いて行う移動水族館では鯉・カメ・カニなどを見て触れたりしている。また陶芸の講師による活動で土粘土や絵画などの表現を楽しむほか、地域のボランティア団体の方々による素話やわらべ歌に親しむ機会も設けられている。

子どもの興味があるものを採り入れ、多様な体験や活動が広がるようにしている

JAの地域活動に参加し、花を育てて各所に飾るほか、プロ野球チームの方が来園し、ボールの投げ方やバットで打つことを教えてもらう機会も設けられている。また5歳児は日頃の車いすへの興味が、市の「福祉絵本」などからより深まり、近隣の施設の協力のもとで車いすの体験をしたり、街中にあるマークを探索に出かけたりしており、そこでの気づきを自分たちでまとめ、園内に掲示するといった子ども主体での活動が展開されている。これらは毎年実施するということでなく、子どもたちの興味がある活動を採り入れ、多様な体験ができるようにしている。

【講評】
利用者の個人情報・プライバシーの保護や、子どもの羞恥心への配慮に取り組んでいる

入園時には、子どもの肖像を含む個人情報の取り扱いについて、保護者への説明と同意の確認を行い、情報の適切な取り扱いに努めている。外部に子どもの情報を提供する必要が生じた場合には、そのつど確認を取ることとしている。おむつ交換台は他からは見られない場所に配置するほか、窓ガラスには、シートを施すなどして、室内が見られないよう工夫している。また夏の水遊び時には園庭の遮光ネットで外部からの視線を遮るほか、シャワーの際はテントも設置するなど、子どものプライバシーや羞恥心の保護にも取り組んでいる。

子ども一人ひとりの尊厳の尊重と、伸びようとする力の後押しに努めている

子どもを一人の人間として尊重し、一斉行動を強いず、見通しをもって主体的に行動できるような人的・物的な環境の整備を心がけている。園内研修ではワークショップ形式で子どもの遊びについて話し合うほか、子どもの興味や心の動き、子ども同士の関わりなどを写真で可視化する「ドキュメンテーション」の学びを深めるなど、子どもの伸びようとする力の後押しに努めている。また一人ひとりの発達や興味を把握し、個別の指導計画の作成や各種の記録を行うほか、毎年実施する「ベネッセスタイルケア宣言」にて、行動指針や適切な対応等を再確認している。

虐待の早期発見や防止などに努め、研鑽によって保護者への理解を深めている

虐待防止や早期発見、関係機関との連携などの対応については「安全衛生基準」に定め、受け入れ時の健康観察において気になる事項があれば、園長等に相談・報告する仕組みを整えている。また家庭支援の職員チームがあり、さまざまな検討や具体的な対応などを行うほか、「一人ひとりの保護者と向き合うために」というテーマで、職員間で事例をもとにしたグループ討議を行っており、保護者の気持ちや思いを汲み取り、どういうことを求めているかなど、子育てのパートナーとしての対応や保護者への理解を深めることにも取り組んでいる。

1.子どものプライバシー保護を徹底している
  • 子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、保護者の同意を得るようにしている
  • 子どもの羞恥心に配慮した保育を行っている
2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、子どもの意思を尊重している
  • 日常の保育の中で子ども一人ひとりを尊重している
  • 子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮した保育を行っている
  • 虐待防止や育児困難家庭への支援に向けて、職員の勉強会・研修会を実施し理解を深めている
【講評】
保育や運営全般の業務など、さまざまな手引きの整備と活用を行っている

系列園共通の手引書は入職時の職員への説明や、事務所等での供覧を行っている。保育実践における発達別の関わり方や園業務の具体的な手順・内容などが示された「ベネッセの保育の考え方」、子どもの健康支援や安全・衛生管理、虐待防止などを含む各種の方針や手順などをまとめた「安全衛生基準」のほか、感染症や食中毒などの対応マニュアルなどが整えられている。また生活の手順書や各クラスの玩具リスト、日常の園運営で必要な業務の手順や方法などを具体的に示した「園内分掌」も準備し、これらを日常の手引きとして活用している。

内外の情報や各種の情報を把握し、さまざまな改善に反映させている

園で定めた「園内分掌」は職員の運用状況や意見などを踏まえ、毎年度の内容の確認と見直しを図り、全職員への配付と活用を行っている。また毎年の「ES調査」「CS調査」で職員・保護者の意向等を把握し、園運営の課題検討や改善を図るほか、会議や園内研修などを通じて、各種の研鑽を図り、それを活かした工夫や改善にも取り組んでいる。その他、系列園共通の手引書や書式などについては、行政の制度変更や各種の通知・事例を踏まえて本社が改定を行っており、年度ごとや期中において、各園に必要な内容や変更点などの周知を図っている。

平時や緊急時において、定められた手順や流れでの対応ができるようにしている

事務所内に応急処置や行方不明時の対応などについて、手順や流れなどを掲示するほか、即時に報告が必要な事項に関する事例ごとのフローチャート、近隣の関係先や医療機関の一覧を準備し、万が一の対応に備えている。また保育室内にも緊急対応時の役割分担や対応の流れなどを示したアクションカード、異物除去の手順など、現場での速やかな対応で必要なものを掲示したりしている。その他、清掃・消毒・SIDSなどの安全・衛生面に関するものはチェック表を用いて実施の漏れがないよう努めている。

1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
  • 手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている
  • 提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうか定期的に点検・見直しをしている
  • 職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
  • 提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている
  • 提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や保護者等からの意見や提案、子どもの様子を反映するようにしている

事業者のコメント

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評価情報

【評価実施期間】

2022年8月1日~2023年3月2日

【評価者修了者No】

H0702006,H0702077,H0902065,H1001023

評価結果のダウンロード

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