評価機関としての調査結果
調査時に観察したさまざまな場面の中で、調査の視点に基づいて評価機関が選定した場面
共有スペースで職員Aが利用者Bにトイレ誘導のために声をかけました。利用者Bは職員Aの声かけにうなずき、職員Aの介助で車いすでトイレに行きました。職員Aが移乗介助、排泄介助を行いました。その後、共有スペースに戻り、車いすの着座の確認とお茶出しを行いました。移動介助から排泄介助、水分補給までの一連の流れだったため選定しました。
選定した場面から評価機関が読み取った利用者の気持ちの変化
まず、職員Aがトイレ介助の際に利用者Bに丁寧に声かけをしました。その声かけにより安心したようで、利用者Bはトイレに車いすで移動しました。トイレ内に移動した後も素直に便座へ移動しました。トイレ介助においては羞恥心の問題もあるため、なかなかスムーズにいくものではありません。認知症を患い指示が入りにくい方にとっては、特にお互いの関係性が重要です。このような職員Aと利用者Bの関係性はなかなか築けるものではないので、日常から良好な関係性ができていることがうかがわれます。
「評価機関としての調査結果」に対する事業者のコメント
グループホーム百里では基本マナーを文章にして全員に配布しております。また、毎日の申し送りの際には基本マナーの読み合わせを行い徹底をしております。基本マナーでは、ご利用者様への声掛けの仕方やフロアでの行動について記載されております。今回の対応では職員の日々の声掛けから、この人であれば安心して任せられるとご利用者様に感じていただけたのだと思います。ご利用者様に安心した生活を送って頂けるよう利用者様と職員の信頼関係をしっかり構築していきたいと思います。
1.家族への情報提供はあるか |
はい 87%
どちらともいえない 7%
無回答・非該当 7%
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2.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか |
はい 53%
どちらともいえない 13%
無回答・非該当 33%
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3.職員の接遇・態度は適切か |
はい 87%
どちらともいえない 7%
無回答・非該当 7%
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4.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか |
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5.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか |
はい 60%
どちらともいえない 27%
無回答・非該当 13%
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6.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか |
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7.利用者のプライバシーは守られているか |
はい 73%
どちらともいえない 13%
無回答・非該当 13%
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8.個別の計画作成時に、利用者や家族の状況や要望を聞かれているか |
はい 87%
どちらともいえない 7%
無回答・非該当 7%
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9.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか |
はい 73%
どちらともいえない 20%
無回答・非該当 7%
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10.利用者の不満や要望は対応されているか |
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11.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか |
はい 60%
どちらともいえない 20%
いいえ 7%
無回答・非該当 13%
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