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評価結果 利用者調査と事業評価(組織マネジメント項目・サービス項目)の評価手法

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令和03年度(2021年度) 共同生活援助(グループホーム)
法人名称
社会福祉法人山の子会
事業所名称 未来/未来   他1ユニット    
評価機関名称 株式会社 クリップ
現地調査をしたユニット名 未来、あかしでの家

第三者評価結果の構成  見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。

事業者の理念・方針、期待する職員像

理念・方針
事業者が大切にしている考え(事業者の理念・ビジョン・使命など) 1) 人権の尊重、生涯の発達、社会的自立
2)「安心と満足」の出来る生活を大事にする。
3)「自信と意欲」を高める生活をつくる。
4)「自立と自己実現」を目指す。
5) 障がい者・職員・家族の正しい要求が尊重された、合意の上の運営 
期待する職員像
職員に求めている人材像や役割 職員一人ひとりが、やりがいもって・安心して・長く働ける職場づくりを目指す。 
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感) 地域との関わりを大切にし、良好な関係をめざす。 

全体の評価講評 詳細はこちらから

特によいと思う点
  • 【現状】利用者・家族アンケートの満足度が高位です。
  • 【現状】未来でのトラブルを糧に虐待への意識が高まりました。
  • 【現状】利用者は自由を楽しんで生活しています。
さらなる改善が望まれる点
  • 【目標】施設入所からグループホームへの異動の流れを作るのが目標です。
  • 【目標】未来とあかしでの家の次年度の新体制に期待が高まります。
  • 【課題】記録から計画へのPDCAを職員に認識してもらいましょう。

事業者が特に力を入れている取り組み

  該当データがありませんでした。

利用者調査結果詳細はこちらから

調査概要

  • 調査対象:全利用者13名に対し意思疎通の可能な11名から回答を得ました。回答した利用者の内訳は、男性7名・女性4名、平均年齢53歳、平均利用年数14年でした。
  • 調査方法:聞き取り方式  
    利用者本人に対し、調査員が一対一で聞き取り調査を実施しました。滞在方式の利用者調査では評価者が現場に入り利用者の日常の様子を確認しました。
  • 利用者総数: 13人
  • 共通評価項目による調査対象者数: 13人
  • 共通評価項目による調査の有効回答者数: 11人
  • 利用者総数に対する回答者割合(%): 84.6%
  • 調査項目: 共通評価項目
※読み上げソフトをご利用のかたへ
パーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。
有効回答者数/利用者総数
11/13
1.利用者は困ったときに支援を受けているか
はい
82%
いいえ
9%
無回答・非該当
9%
 
どちらともいえない:0%
2.利用者は、主体的な活動が尊重されているか
はい
100%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
3.グループホームでの生活はくつろげるか
はい
91%
無回答・非該当
9%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%
4.職員が利用者の家族等に連絡をする場合、方法や内容等についてあらかじめ利用者の希望が聞かれているか
はい
45%
無回答・非該当
55%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%
5.グループホーム内の清掃、整理整頓は行き届いているか
はい
91%
どちらともいえない
9%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
6.職員の接遇・態度は適切か
はい
100%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
7.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
はい
64%
いいえ
9%
無回答・非該当
27%
 
どちらともいえない:0%
8.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
はい
27%
どちらともいえない
9%
無回答・非該当
64%
 
いいえ:0%
9.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか
はい
73%
どちらともいえない
18%
いいえ
9%
 
無回答・非該当:0%
10.利用者のプライバシーは守られているか
はい
36%
いいえ
9%
無回答・非該当
55%
 
どちらともいえない:0%
11.個別の計画作成時に、利用者の状況や要望を聞かれているか
はい
64%
いいえ
9%
無回答・非該当
27%
 
どちらともいえない:0%
12.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか
はい
45%
いいえ
9%
無回答・非該当
45%
 
どちらともいえない:0%
13.利用者の不満や要望は対応されているか
はい
18%
無回答・非該当
82%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%
14.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
はい
27%
いいえ
36%
無回答・非該当
36%
 
どちらともいえない:0%
評点のレーダーチャートを表示する

組織マネジメント分析結果     ←クリックすると詳細が表示されます。

サービス分析結果

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は、 実施できていない場合はで表示されます。
  1. サービス情報の提供
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
4/4
  1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】詳細はこちら
  • 【現状】ホームページを開けると山の子の家の桜が目を引きます。
  • 【課題】ホームページではグループホームの情報が少ないのが課題です。
  • 【現状】見学者には生活のイメージが分かるように説明しています。
評点の内容 詳細はこちらから
  2. サービスの開始・終了時の対応
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
7/7
  1.サービスの開始にあたり利用者等に説明し、同意を得ている
サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を利用者の状況に応じて説明しているサービス内容や利用者負担金等について、利用者の同意を得るようにしているサービスに関する説明の際に、利用者や家族等の意向を確認し、記録化している
  2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
サービス開始時に、利用者の支援に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している利用開始直後には、利用者の不安やストレスが軽減されるように支援を行っているサービス利用前の生活をふまえた支援を行っているサービスの終了時には、利用者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 【課題】職員への契約書や重要事項説明書・利用者負担金の浸透は不十分です。
  • 【現状】グループホーム体験が法人内連携で行われています。
  • 【現状】移行に備え、グループホームと同じ時間帯に食事を提供しています。
評点の内容 詳細はこちらから
  3. 個別状況に応じた計画策定・記録
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
10/10
  1.定められた手順に従ってアセスメントを行い、利用者の課題を個別のサービス場面ごとに明示している
利用者の心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し、把握している利用者一人ひとりのニーズや課題を明示する手続きを定め、記録しているアセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
  2.利用者等の希望と関係者の意見を取り入れた個別の支援計画を作成している
計画は、利用者の希望を尊重して作成、見直しをしている計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している計画を緊急に変更する場合のしくみを整備している
  3.利用者に関する記録が行われ、管理体制を確立している
利用者一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある計画に沿った具体的な支援内容と、その結果利用者の状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
  4.利用者の状況等に関する情報を職員間で共有化している
計画の内容や個人の記録を、支援を担当する職員すべてが共有し、活用している申し送り・引継ぎ等により、利用者に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
【講評】詳細はこちら
  • 【現状】利用者個々の担当職員がアセスメントの基本ベースを作成しています。
  • 【課題】一緒に楽しむことで支援計画に繋げようと考えています。
  • 【課題】支援の変化を意識した記録にしたいと考えています。
評点の内容 詳細はこちらから
  4. サービスの実施
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
23/23
  1.個別の支援計画等に基づいて、自立した生活を送れるよう支援を行っている
個別の支援計画に基づいて支援を行っている利用者一人ひとりに合わせて、コミュニケーションのとり方を工夫している自立した生活を送るために、利用者一人ひとりが必要とする情報を、提供している周囲の人との関係づくりについての支援を行っている関係機関と連携をとって、利用者一人ひとりに応じた支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 【現状】個別支援計画は毎月の世話人会議やモニタリングで確認されています。
  • 【現状】管理者は思ったことを行動に移せることを自立と捉えています。
  • 【現状】利用者個々の生活スタイルを尊重した関係づくりに気を配っています。
  2.利用者が主体性を持って日常生活を楽しく快適に過ごせるような取り組みを行っている
グループホームでの生活は、主体的な活動が尊重されているグループホーム内のきまりごとについては、利用者等の意向を反映させて作成・見直しをしている休日の過ごし方や余暇の楽しみ方については、利用者の意向を反映し、情報提供や必要な支援を行っている室内は、採光、換気、清潔性等に配慮して、過ごしやすい環境となるようにしている【食事の提供を行っているグループホームのみ】<BR>利用者の希望を反映し、食事時間が楽しいひとときになるよう工夫している
【講評】 詳細はこちら
  • 【現状】利用者は「グループホームは自由だから楽しい」と感じています。
  • 【現状】開所時に皆で作った木製のボードにキャッチコピーを掲げ掲示しています。
  • 【現状】利用者から「ご飯が美味しい」との声が寄せられています。
  3.利用者の状況に応じて、生活上の支援を行っている
利用者の状況に応じて、身の回りのことについて必要な支援を行っている利用者の状況に応じて、家事(調理、洗濯等)について必要な支援を行っている利用者の状況に応じて、金銭の管理や使い方について支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 【現状】金銭管理では出来る方はレシートを貼り、個別帳簿を付けています。
  • 【課題】家事では未来とあかしでの家の認知度にギャップがあります。
  • 【目標】管理者は「意欲が自分の行動に反映される」と提言しています。
  4.利用者が健康を維持できるよう支援を行っている
利用者の健康状態に注意するとともに、利用者の相談に応じている健康状態についての情報を、必要に応じて家族や医療機関等から得ている通院、服薬、バランスの良い食事の摂取等についての助言や支援を行っている利用者の体調変化(発作等の急変を含む)に速やかに対応できる体制を整えている【利用者の薬を預ることのあるグループホームのみ】<BR>服薬の誤りがないようチェック体制を整えている
【講評】 詳細はこちら
  • 【現状】法人の看護師と連携し、健康管理が行われています。
  • 【現状】ウォーキングで筋力の維持・向上や生活習慣病の予防に努めています。
  • 【現状】誤薬が発生すればヒヤリハットや事故報告書を提出しています。
  5.利用者の意向を尊重しつつ、個別状況に応じて家族等と協力して利用者の支援を行っている
家族等との協力については、利用者本人の意向を尊重した対応をしている必要に応じて、利用者の日常の様子や施設の現況等を、家族等に知らせている必要に応じて家族等から利用者・家族についての情報を得て、利用者への支援に活かしている
【講評】 詳細はこちら
  • 【現状】家族アンケートでは90%と高い満足度を得ています。
  • 【課題】家族から「グループホームの情報がやや少ない」との声があります。
  • 【現状】一時、感染者が減少したことで、家族と久しぶりに再会しています。
  6.利用者が地域社会の一員として生活するための支援を行っている
利用者が地域の情報を得られるよう支援を行っている利用者が地域の資源を利用し、多様な社会参加ができるよう支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 【現状】隣組からの定期的な回覧板で身近な地域情報を伝えています。
  • 【課題】周辺事業所の情報収集・繋がりの拡充を図っていきたいと考えています。
  評点の内容 詳細はこちらから
  5. プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.利用者のプライバシー保護を徹底している
利用者に関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、利用者の同意を得るようにしている個人の所有物や個人宛文書の取り扱い等、日常の支援の中で、利用者のプライバシーに配慮した支援を行っている利用者の羞恥心に配慮した支援を行っている
  2.サービスの実施にあたり、利用者の権利を守り、個人の意思を尊重している
日常の支援にあたっては、個人の意思を尊重している(利用者が「ノー」と言える機会を設けている)利用者一人ひとりの価値観や生活習慣に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 【現状】個人情報の取り扱いの認知度が高く、職員の意識の高さが伺えます。
  • 【課題】利用者が求めている支援と世話人の支援が食い違っています。
  • 【目標】羞恥心については未来とあかしでの家にギャップがあります。
評点の内容 詳細はこちらから
  6. 事業所業務の標準化
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうかを定期的に点検・見直しをしている職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
  2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や利用者等からの意見や提案を反映するようにしている
【講評】詳細はこちら
  • 【現状】ユニットごとに世話人マニュアルを整備しています。
  • 【現状】職員は、マニュアルを確認せずとも理解しています。
  • 【課題】世話人会議の参加を呼びかけていますが、参加者は固定傾向です。
評点の内容 詳細はこちらから

事業者のコメント

*以下の項目は事業者によって、自ら更新される情報です。
評価者 修了者No.H0302059   修了者No.H0803035    
評価実施期間 2021年10月28日~2022年3月31日

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