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評価結果 利用者調査と事業評価(組織マネジメント項目・サービス項目)の評価手法

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令和3年度
障害者支援施設        
生活介護
施設入所支援
法人名称
社会福祉法人山の子会
事業所名称
山の子の家
評価機関名称 株式会社 クリップ

第三者評価結果の構成  見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。

事業者の理念・方針、期待する職員像

理念・方針
事業者が大切にしている考え(事業者の理念・ビジョン・使命など) 1) 人権の尊重、生涯の発達、社会的自立
2) 「安心と満足」の出来る生活を大事にする。
3) 「自信と意欲」を高める生活をつくる。
4) 「自立と自己実現」を目指す。
 
期待する職員像
職員に求めている人材像や役割 利用者・ご家族・地域の方々・職員、それぞれが対等の立場で山の子会をより良いものにしようと意見が出しあえる民主的な運営を心掛ける。
また、働きやすい職場づくりを心がけ、職員の定着を図り、長く勤めてもらう。 
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感) 利用者・ご家族・地域の方々・職員、それぞれが対等の立場で山の子会をより良いものにしようと意見が出しあえる民主的な運営を心掛ける。 

全体の評価講評 詳細はこちらから

特によいと思う点
  • 【現状】作業を楽しみながら、もくもくと行う利用者の姿が印象的でした。
  • 【現状】利用者会議を開催し、利用者同士の意見を出し合っています。
  • 【現状】熱い思いの栄養士が楽しい給食を工夫しています。
さらなる改善が望まれる点
  • 【目標】事業所運営の改革に向けて、事業計画の取り組みを刷新しましょう。
  • 【目標】「就業ガイドブック」を基に事業所の目指すものを全員で再確認しましょう。
  • 【目標】例えば事例発表会といった専門性の追求への取組みが目標です。

事業者が特に力を入れている取り組み

  該当データがありませんでした。

利用者調査結果詳細はこちらから

調査概要

  • 調査対象:全利用者83名に対し意思疎通の可能な28名から回答を得ました。回答した利用者の内訳は、男性15名・女性13名、平均年齢52歳、平均利用年数21年でした。
  • 調査方法:聞き取り方式  
    利用者本人に対し、調査員が一対一で聞き取り調査を実施しました。滞在方式の利用者調査では評価者が現場に入り利用者の日常の様子を確認しました。
  • 利用者総数: 83人
  • 共通評価項目による調査対象者数: 83人
  • 共通評価項目による調査の有効回答者数: 28人
  • 利用者総数に対する回答者割合(%): 33.7%
  • 調査項目: 共通評価項目
    サービス毎の利用者総数
      利用者総数 共通評価項目による
    調査対象者数
    共通評価項目による
    調査の有効回答者数
    利用者総数に対する
    回答者割合
    生活介護 44人 44人 28人 63.6%
    施設入所支援 39人 39人 24人 61.5%
※読み上げソフトをご利用のかたへ
パーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。
有効回答者数/利用者総数
28/83
生活介護 有効回答者数/利用者総数
28/44
施設入所支援 有効回答者数/利用者総数
24/39
4~17は選択式の質問のため、該当項目のみ掲載しています。
1.利用者は困ったときに支援を受けているか
はい
93%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:4%  
無回答・非該当:4%
2.事業所の設備は安心して使えるか
はい
93%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:4%  
無回答・非該当:4%
3.利用者同士の交流など、仲間との関わりは楽しいか
はい
89%
どちらともいえない
7%
 
いいえ:4%  
無回答・非該当:0%
14.【施設入所支援】
食事の時間は楽しみになっているか
はい
96%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:4%  
無回答・非該当:0%
15.【施設入所支援】
休日や夜間に、好きなことができるか
はい
92%
どちらともいえない
8%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
16.【施設入所支援】
利用者の個別の要望や状況に応じた支援を受けているか
はい
96%
 
どちらともいえない:4%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
17.【施設入所支援】
職員が利用者の家族等に連絡をする場合、方法や内容等についてあらかじめ利用者の希望が聞かれているか
はい
67%
無回答・非該当
29%
 
どちらともいえない:4%  
いいえ:0%
18.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか
はい
96%
 
どちらともいえない:4%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
19.職員の接遇・態度は適切か
はい
71%
どちらともいえない
18%
無回答・非該当
7%
 
いいえ:4%
20.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
はい
89%
どちらともいえない
7%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:4%
21.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
はい
25%
無回答・非該当
71%
 
どちらともいえない:4%  
いいえ:0%
22.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか
はい
82%
どちらともいえない
7%
無回答・非該当
7%
 
いいえ:4%
23.利用者のプライバシーは守られているか
はい
39%
どちらともいえない
11%
無回答・非該当
50%
 
いいえ:0%
24.個別の計画作成時に、利用者の状況や要望を聞かれているか
はい
46%
無回答・非該当
50%
 
どちらともいえない:4%  
いいえ:0%
25.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか
はい
32%
どちらともいえない
11%
いいえ
7%
無回答・非該当
50%
26.利用者の不満や要望は対応されているか
はい
43%
どちらともいえない
7%
いいえ
7%
無回答・非該当
43%
27.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
はい
57%
いいえ
18%
無回答・非該当
25%
 
どちらともいえない:0%
評点のレーダーチャートを表示する

組織マネジメント分析結果     ←クリックすると詳細が表示されます。

サービス分析結果

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は、 実施できていない場合はで表示されます。
  1. サービス情報の提供
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
4/4
  1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】詳細はこちら
  • 【現状】“【6-1-1①】HPチェック”の職員の認知度は以下の通りでした。
  • 【現状】パンフレットよりホームページの充実に力を入れているようです。
  • 【課題】利用希望者の新規入所のあり方への論議が求められます。
評点の内容 詳細はこちらから
  2. サービスの開始・終了時の対応
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
7/7
  1.サービスの開始にあたり利用者等に説明し、同意を得ている
サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を利用者の状況に応じて説明しているサービス内容や利用者負担金等について、利用者の同意を得るようにしているサービスに関する説明の際に、利用者や家族等の意向を確認し、記録化している
  2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
サービス開始時に、利用者の支援に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している利用開始直後には、利用者の不安やストレスが軽減されるように支援を行っているサービス利用前の生活をふまえた支援を行っているサービスの終了時には、利用者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 【現状】“【6-2-1①】契約書重説の内容理解”のリーダー認知度は低位でした。
  • 【課題】“【6-2-1③】契約時の要望伝達”の一般職の認知度は低位でした。
  • 【目標】若年の新規利用者の契約時の要望への対応が目標です。
評点の内容 詳細はこちらから
  3. 個別状況に応じた計画策定・記録
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
10/10
  1.定められた手順に従ってアセスメントを行い、利用者の課題を個別のサービス場面ごとに明示している
利用者の心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し、把握している利用者一人ひとりのニーズや課題を明示する手続きを定め、記録しているアセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
  2.利用者等の希望と関係者の意見を取り入れた個別の支援計画を作成している
計画は、利用者の希望を尊重して作成、見直しをしている計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している計画を緊急に変更する場合のしくみを整備している
  3.利用者に関する記録が行われ、管理体制を確立している
利用者一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある計画に沿った具体的な支援内容と、その結果利用者の状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
  4.利用者の状況等に関する情報を職員間で共有化している
計画の内容や個人の記録を、支援を担当する職員すべてが共有し、活用している申し送り・引継ぎ等により、利用者に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
【講評】詳細はこちら
  • 【現状】“【6-3-4②】申し送りや引継ぎ”の職員の認知度は高位でした。
  • 【課題】“【6-3-3②】計画を頭に入れ記録”の職員の認知度は低位でした。
  • 【目標】“【6-3-4①】計画と記録の共有”の一般職の認知度アップが目標です。
評点の内容 詳細はこちらから
  4. サービスの実施
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
27/27
  1.個別の支援計画等に基づいて、利用者の望む自立した生活を送れるよう支援を行っている
個別の支援計画に基づいて支援を行っている利用者一人ひとりに合わせて、コミュニケーションのとり方を工夫している自立した生活を送るために、利用者一人ひとりが必要とする情報を、提供している周囲の人との関係づくりについての支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 【課題】棟活動やチャレンジクラブ等は、個別支援計画書の目標と関連しています。
  • 【現状】利用者の高齢化でチャレンジクラブなどの自立活動が少なくなっています。
  • 【現状】利用者会議を開催し、利用者同士の意見を出し合っています。
  2.利用者が主体性を持って、充実した時間を過ごせる場になるような取り組みを行っている
利用者一人ひとりの意向をもとに、その人らしさが発揮できる場を用意している事業所内のきまりごとについては、利用者等の意向を反映させて作成・見直しをしている室内は、採光、換気、清潔性等に配慮して、過ごしやすい環境となるようにしている【食事の提供を行っている事業所のみ】<BR>利用者の希望を反映し、食事時間が楽しいひとときになるよう工夫している
【講評】 詳細はこちら
  • 【現状】土日の外出で利用者の笑顔となり、職員のやりがいに繋がっています。
  • 【課題】決まりごとは、職員主導のルールになりがちでは?と評価者は感じました。
  • 【目標】栄養士は、職員に栄養ケア会議の周知を求めています。
  3.利用者が健康を維持できるよう支援を行っている
利用者の健康状態に注意するとともに、利用者の相談に応じている健康状態についての情報を、必要に応じて家族や医療機関等から得ている通院、服薬、バランスの良い食事の摂取等についての助言や支援を行っている利用者の体調変化(発作等の急変を含む)に速やかに対応できる体制を整えている【利用者の薬を預ることのある事業所のみ】<BR>服薬の誤りがないようチェック体制を整えている
【講評】 詳細はこちら
  • 【現状】ドライブ喫茶では一定のカロリーを決め食べるよう支援工夫をしています。
  • 【課題】医療機関との連携体制に周知が期待されます。
  • 【課題】自由な食事スタイルから誤薬が多数発生しています。
  4.利用者の意向を尊重しつつ、個別状況に応じて家族等と協力して利用者の支援を行っている
家族等との協力については、利用者本人の意向を尊重した対応をしている必要に応じて、利用者の日常の様子や施設の現況等を、家族等に知らせている必要に応じて家族等から利用者・家族についての情報を得て、利用者への支援に活かしている
【講評】 詳細はこちら
  • 【現状】家族のニーズはできる限りの努力をするとの意向です。
  • 【現状】山の子便りや連絡ノートで家族に利用者の様子を知らせています。
  • 【課題】家族との関わりでは、リーダーと職員にギャップがあります。
  5.利用者が地域社会の一員として生活するための支援を行っている
利用者が地域の情報を得られるよう支援を行っている利用者が地域の資源を利用し、多様な社会参加ができるよう支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 【現状】外出自粛から楽しみを工夫して提供しています。
  • 【現状】ボランティアを募集し、交流の場を広げています。
  6.【生活介護】日常生活上の支援や生活する力の維持・向上のための支援を行っている
一人ひとりの目的に応じた創作的活動、生産活動やその他の活動の支援を行っている自分でできることは自分で行えるよう働きかけている 食事、入浴、排泄等の支援は、利用者の状況やペースに合わせて行っている【工賃を支払っている事業所のみ】<BR>工賃等のしくみについて、利用者に公表し、わかりやすく説明している
【講評】 詳細はこちら
  • 【現状】ボーナスを支払い作業のモチベーションに繋げています。
  • 【現状】障害を持つ方たちが世話されるだけではなく働く側に立っています。
  • 【課題】創作活動・生産活動では職員にやりきれないてない感があります。
  12.【施設入所支援】入所施設において、日常生活上の支援や生活する力の維持・向上のための支援を行っている
食事、入浴、排泄等の支援は、利用者の状況やペースに合わせて行っている利用者が安定した睡眠をとることができるよう支援を行っている利用者が暮らしの幅を広げることができるよう、さまざまな体験の場を提供している日中サービス提供事業と連携し、利用者一人ひとりに応じた支援を行っている必要に応じて、地域移行に向けた、日中サービスや住まいの場についての情報提供や関係機関との調整を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 【現状】自分のことは自分で焦らずゆっくり繰り返すを基本方針に支援しています。
  • 【現状】完全個室ではなく環境整備には限界を感じています。
  • 【現状】地域移行は現実的でないと感じている職員が多いとの認識です。
  評点の内容 詳細はこちらから
  5. プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.利用者のプライバシー保護を徹底している
利用者に関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、利用者の同意を得るようにしている個人の所有物や個人宛文書の取り扱い等、日常の支援の中で、利用者のプライバシーに配慮した支援を行っている利用者の羞恥心に配慮した支援を行っている
  2.サービスの実施にあたり、利用者の権利を守り、個人の意思を尊重している
日常の支援にあたっては、個人の意思を尊重している(利用者が「ノー」と言える機会を設けている)利用者一人ひとりの価値観や生活習慣に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 【現状】プライバシーと権利に関わる利用者の満足度は高位でした。
  • 【課題】職員は「さん」付けをルール化していますが、愛称で呼ぶ職員もいます。
  • 【目標】何故、愛称で呼ぶべきではないのか、理由の周知が目標です。
評点の内容 詳細はこちらから
  6. 事業所業務の標準化
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうかを定期的に点検・見直しをしている職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
  2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や利用者等からの意見や提案を反映するようにしている
【講評】詳細はこちら
  • 【現状】職員は就業ガイドブックをマニュアルと認識しています。
  • 【課題】“【6-6-2②】サービス見直しへ意見”は課題としています。
評点の内容 詳細はこちらから

事業者のコメント

*以下の項目は事業者によって、自ら更新される情報です。
評価者 修了者No.H0601028   修了者No.H0302059   修了者No.H0803035    
評価実施期間 2021年10月28日~2022年3月31日

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