
評価機関としての調査結果
調査時に観察したさまざまな場面の中で、調査の視点に基づいて評価機関が選定した場面
洗濯物たたみをしている利用者が、たたみ終わるころを見計らって、職員が「ことわざクイズをしましょう」と声をかけました。利用者にはうなずく人とあまり乗り気ではない人がみられました。ある利用者から「歌がいい」と声が上がり、うなずく利用者もみられました。職員は歌に変更することにして、歌い始めると楽しそうにする利用者の表情が印象的でした。
選定した場面から評価機関が読み取った利用者の気持ちの変化
職員が「ことわざクイズ」を提案するも、利用者の中にはなんとなく乗り気ではない表情がみられました。職員が利用者の意見を聞くと歌を歌いたいという声があがりました。歌詞カードを職員が配り、歌を歌い始めると楽しそうに笑顔がみられました。昔の話などを織り交ぜながら歌を歌うことで、利用者にはさらに多くの笑顔がみられ、自ら会話をする人も出てきました。職員が提案するだけではなく、利用者の要望を聞きながら関わることで、利用者には自分の気持ちが尊重されたというような変化が感じられました。
職員は利用者の言葉だけではなく、表情にも目を向け、利用者の気持ちや思いをくみ取りながら支援を行っていることがうかがえました。利用者は言葉を発していないときでも表情や態度などで自分の意思や感情をしっかり伝え、支援を受けていることが感じられました。
「評価機関としての調査結果」に対する事業者のコメント
利用者の日常生活において安心し楽しく過ごしていただくため、利用者の意思やプライバシーを尊重し支援しております。共同生活において他者と共に穏やかに日常生活が送れるよう検討を重ねております。
余暇活動実施にあたり職員が検討し準備した活動内容を、利用者への問いかけにより意向を確かめています。意思表示ができる方へは思いと相違していないか確認し、意思表示が難しい方には顔の表情や、身振りなどの動作での表現により把握しております。余暇活動は利用者が楽しい笑顔で過ごし、他者との交流が持てる物を提供できるよう配慮しております。
今後の人生を安全に暮らしていくことができるように、日常生活に必要とされる、食事・排泄・入浴等において支援により補い、また居心地の良い環境を整えると共に、その人らしく豊かに暮らしていただけるよう努めてまいります。
1.家族への情報提供はあるか |
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2.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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3.職員の接遇・態度は適切か |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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4.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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5.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか |
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6.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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7.利用者のプライバシーは守られているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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8.個別の計画作成時に、利用者や家族の状況や要望を聞かれているか |
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9.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか |
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10.利用者の不満や要望は対応されているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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11.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか |
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