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評価結果 利用者調査と事業評価(組織マネジメント項目・サービス項目)の評価手法

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令和02年度(2020年度) 認可保育所
法人名称
社会福祉法人ゆたか会
事業所名称
ゆたか保育園
評価機関名称 特定非営利活動法人 福祉サービス総合研究機構

第三者評価結果の構成  見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。

事業者の理念・方針、期待する職員像

理念・方針
事業者が大切にしている考え(事業者の理念・ビジョン・使命など) 「愛情あふれる保育」
子どもが自分は愛されていると実感できるよう、一人一人の子どもの気持ちに寄り添い応答的にかかわり、環境を整え適切なサポートをすることで、保育理念である愛情あふれる保育を実践する。 
期待する職員像
職員に求めている人材像や役割 責任感、社会・規律性、企画判断力、指導力、積極性、コミュニケーション力、クラス運営力、協調性,職務遂行力について、目標をたて定期的に振り返りながら仕事に取り組む。 
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感) 人間に対する尊厳とつきせぬ愛情をもって保育に取り組む。生活環境並びに保育の仕方が、一人一人の子どもにとっていかに大切かを自覚する。  

全体の評価講評 詳細はこちらから

特によいと思う点
  • 園としての方向性を明確に持ち、安定した保育によって「その子らしさ」を持った豊かな成長が期待できます
  • 子どもの発想を引き出し、段階を追って発展させる「つなげる保育」によって子どもは多くの経験や学びを得ています
  • 子どもへの園の理念や方針、取り組みが保護者に適切に理解されており、高い満足度が継続している園です
さらなる改善が望まれる点
  • 伝達系統の確立を検討し、より一層保護者の信頼の充実につながることを期待します
  • 園の日常業務の運営の面では、職員理解の一層の深化が望まれます
  • 保護者に向けた情報システムの更なる強化による園の評価の継続が期待されます

事業者が特に力を入れている取り組み 詳細はこちらから

 法人による運営バックアップに恵まれ、積極的な職員育成と環境整備が展開されています

 日本の伝統文化を積極的に取り入れた保育によって実り多い成長が期待できます

 ドキュメンテーションは子どもにも保護者にも職員にも多大な効果をもたらしています

利用者調査結果詳細はこちらから

調査概要

  • 調査対象:現在保育園を利用している90世帯113人に対して調査を実施しました。有効回答は62世帯で回収率は68.9%でした。
  • 調査方法:アンケート方式  
    調査票は共通評価項目とし、園の封筒を使用して対象世帯に配布しました。
    回答は封筒を糊付けして頂き、郵送返送または無記名で園に設置した回収箱(袋)に投函して頂きました。
  • 利用者総数: 113人
  • 利用者家族総数(世帯): 90世帯
  • 共通評価項目による調査対象者数: 90人
  • 共通評価項目による調査の有効回答者数: 62人
  • 利用者家族総数に対する回答者割合(%): 68.9%
  • 調査項目: 共通評価項目
※読み上げソフトをご利用のかたへ
パーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。
有効回答者数/利用者総数
62/113
1.保育所での活動は、子どもの心身の発達に役立っているか
はい
100%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
2.保育所での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか
はい
100%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
3.提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか
はい
98%
 
どちらともいえない:2%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
4.保育所の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか
はい
92%
どちらともいえない
6%
 
いいえ:2%  
無回答・非該当:0%
5.保育時間の変更は、保護者の状況に柔軟に対応されているか
はい
95%
 
どちらともいえない:2%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:3%
6.安全対策が十分取られていると思うか
はい
100%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
7.行事日程の設定は、保護者の状況に対する配慮は十分か
はい
90%
どちらともいえない
6%
 
いいえ:2%  
無回答・非該当:2%
8.子どもの保育について家庭と保育所に信頼関係があるか
はい
90%
どちらともいえない
6%
 
いいえ:2%  
無回答・非該当:2%
9.施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか
はい
98%
 
どちらともいえない:2%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
10.職員の接遇・態度は適切か
はい
97%
 
どちらともいえない:2%  
いいえ:2%  
無回答・非該当:0%
11.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
はい
94%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:2%  
無回答・非該当:0%
12.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
はい
97%
 
どちらともいえない:2%  
いいえ:2%  
無回答・非該当:0%
13.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
はい
100%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
14.子どもと保護者のプライバシーは守られているか
はい
94%
 
どちらともいえない:5%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:2%
15.保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか
はい
90%
どちらともいえない
10%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
16.利用者の不満や要望は対応されているか
はい
87%
どちらともいえない
6%
 
いいえ:2%  
無回答・非該当:5%
17.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
はい
79%
どちらともいえない
13%
 
いいえ:3%  
無回答・非該当:5%
評点のレーダーチャートを表示する

組織マネジメント分析結果     ←クリックすると詳細が表示されます。

サービス分析結果

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は、 実施できていない場合はで表示されます。
  1. サービス情報の提供
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
4/4
  1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】詳細はこちら
  • 見やすく、親しみやすく、わかりやすいホームページで園の情報を広く発信しています
  • 地域の子育て家庭を対象にオンラインでの子育て相談会を実施して反響を呼んでいます
  • 見学には個別に対応しており、育児相談や入園への不安にも丁寧に対応しています
評点の内容 詳細はこちらから
  2. サービスの開始・終了時の対応
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
6/6
  1.サービスの開始にあたり保護者に説明し、同意を得ている
サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を保護者の状況に応じて説明しているサービス内容について、保護者の同意を得るようにしているサービスに関する説明の際に、保護者の意向を確認し、記録化している
  2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
サービス開始時に、子どもの保育に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように配慮しているサービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 入園時には、保育・給食・保健のしおりを活用して詳しく説明しています
  • 子どもの状況に応じた空間や対応で新しい環境に慣れていけるように配慮しています
  • 同窓会には保護者も交えて多くの参加があり深いつながりが今もなお受け継がれています
評点の内容 詳細はこちらから
  3. 個別状況の記録と計画策定
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
12/12
  1.定められた手順に従ってアセスメント(情報収集、分析および課題設定)を行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している
子どもの心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し把握している子どもや保護者のニーズや課題を明示する手続きを定め、記録しているアセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
  2.全体的な計画や子どもの様子を踏まえた指導計画を作成している
指導計画は、全体的な計画を踏まえて、養護(生命の保持・情緒の安定)と教育(健康・人間関係・環境・言葉・表現)の各領域を考慮して作成している指導計画は、子どもの実態や子どもを取り巻く状況の変化に即して、作成、見直しをしている個別的な計画が必要な子どもに対し、子どもの状況(年齢・発達の状況など)に応じて、個別的な計画の作成、見直しをしている指導計画を保護者にわかりやすく説明している指導計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している
  3.子どもに関する記録が行われ、管理体制を確立している
子ども一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある指導計画に沿った具体的な保育内容と、その結果子どもの状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
  4.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
指導計画の内容や個人の記録を、保育を担当する職員すべてが共有し、活用している申し送り・引継ぎ等により、子どもや保護者の状況に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
【講評】詳細はこちら
  • 保護者との連携、職員間の連携を深めて一人ひとりの状況を把握しています
  • 子どもの状況に応じた保育計画を保護者と共有できるように努めています
  • 保育ソフトの導入により、記録の活用や保育への反映ができるようになっています
評点の内容 詳細はこちらから
  4. サービスの実施
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
35/35
  1.子ども一人ひとりの発達の状態に応じた保育を行っている
発達の過程や生活環境などにより、子ども一人ひとりの全体的な姿を把握したうえで保育を行っている子どもが主体的に周囲の人・もの・ことに興味や関心を持ち、働きかけることができるよう、環境を工夫している子ども同士が年齢や文化・習慣の違いなどを認め合い、互いを尊重する心が育つよう配慮している特別な配慮が必要な子ども(障害のある子どもを含む)の保育にあたっては、他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう援助している発達の過程で生じる子ども同士のトラブル(けんか・かみつき等)に対し、子どもの気持ちを尊重した対応をしている【5歳児の定員を設けている保育所のみ】<BR>小学校教育への円滑な接続に向け、小学校と連携をとって、援助している
【講評】 詳細はこちら
  • 子どもの発達を的確に捉え、興味を引き出す子ども中心の保育を目指しています
  • 友達との関わりを通して人に対する温かい気持ちを育めるように配慮しています
  • 臨床心理士による研修や巡回相談によるカンファレンスで発達への理解を深めています
  2.子どもの生活が安定するよう、子ども一人ひとりの生活のリズムに配慮した保育を行っている
登園時に、家庭での子どもの様子を保護者に確認している発達の状態に応じ、食事・排せつなどの基本的な生活習慣の大切さを伝え、身につくよう援助している休息(昼寝を含む)の長さや時間帯は子どもの状況に配慮している降園時に、その日の子どもの状況を保護者一人ひとりに直接伝えている
【講評】 詳細はこちら
  • 写真をふんだんに使ったドキュメンテーションで子ども達の表情を伝えています
  • 基本的な生活習慣は子どもの年齢や発達を考慮し、できることから意欲を育んでいます
  • 保護者との連携の下で年齢に応じた最適な生活リズムを整えられるように配慮しています
  3.日常の保育を通して、子どもの生活や遊びが豊かに展開されるよう工夫している
子どもの自主性、自発性を尊重し、遊びこめる時間と空間の配慮をしている子どもが、集団活動に主体的に関われるよう援助している子ども一人ひとりの状況に応じて、子どもが言葉による伝え合いを楽しみ、言葉に対する感覚を養えるよう配慮している子どもが様々な表現を楽しめるようにしている戸外・園外活動には、季節の移り変わりなどを感じとることができるような視点を取り入れている生活や遊びを通して、子どもがきまりの大切さに気付き、自分の気持ちを調整する力を育てられるよう、配慮している
【講評】 詳細はこちら
  • 子どもの興味や得意分野からの意欲と豊かな保育環境で子どもの発想を膨らませています
  • 実体験を意識的に取り入れることで感じる、考える機会を作っています
  • 豊かな自然環境や遊びの要素満載の園庭で五感を育み、存分に戸外活動を楽しんでいます
  4.日常の保育に変化と潤いを持たせるよう、行事等を実施している
行事等の実施にあたり、子どもが興味や関心を持ち、自ら進んで取り組めるよう工夫しているみんなで協力し、やり遂げることの喜びを味わえるような行事等を実施している子どもが意欲的に行事等に取り組めるよう、行事等の準備・実施にあたり、保護者の理解や協力を得るための工夫をしている
【講評】 詳細はこちら
  • 子どもの興味を実現させる取り組みで心を満たし、新たな発想にもつなげています
  • 取り組みの経過や取り組み後の振り返りを大切にして個々の達成感を育んでいます
  • 行事への取り組みや子ども達の表情も詳しく伝え、子どもの育ちを見守っています
  5.保育時間の長い子どもが落ち着いて過ごせるような配慮をしている
保育時間の長い子どもが安心し、くつろげる環境になるよう配慮をしている保育時間が長くなる中で、保育形態の変化がある場合でも、子どもが楽しく過ごせるよう配慮をしている
【講評】 詳細はこちら
  • 乳児棟の完成により、日中の活動にもより充実した環境が整えられています
  • 延長保育の時間も楽しいと思えるように専任の職員を配置し、保育環境を整えています
  6.子どもが楽しく安心して食べることができる食事を提供している
子どもが楽しく、落ち着いて食事をとれるような雰囲気作りに配慮しているメニューや味付けなどに工夫を凝らしている子どもの体調(食物アレルギーを含む)や文化の違いに応じた食事を提供している                                                                                        食についての関心を深めるための取り組み(食材の栽培や子どもの調理活動等)を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • ホールをランチルームとして活用できるようになり、子ども同士の関わりを広げています
  • 子どもの体調や心情にも配慮した食事を提供しています
  • 日本文化を盛り込んだ多彩な食育活動が実施されています
  7.子どもが心身の健康を維持できるよう援助している
子どもが自分の健康や安全に関心を持ち、病気やけがを予防・防止できるように援助している医療的なケアが必要な子どもに、専門機関等との連携に基づく対応をしている保護者と連携をとって、子ども一人ひとりの健康維持に向けた取り組み(乳幼児突然死症候群の予防を含む)を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 子ども達の興味を誘う健康教育や食育活動で健康に過ごすことの大切さを伝えています
  • 定期的な健診や医師との連携の下で子ども達の健康を見守っています
  • ほけんのしおりには子どもの健康を守る様々な情報が記載されています
  8.保護者が安心して子育てをすることができるよう支援を行っている
保護者には、子育てや就労等の個々の事情に配慮して支援を行っている保護者同士が交流できる機会を設けている保護者と職員の信頼関係が深まるような取り組みをしている子どもの発達や育児などについて、保護者との共通認識を得る取り組みを行っている保護者の養育力向上のため、園の保育の活動への参加を促している
【講評】 詳細はこちら
  • 保護者の立場や心情に寄り添った対応ができるように様々な取り組みを実施しています
  • ドキュメンテーションの充実を図り、保育の見える化が進んでいます
  • 園の保育や子どもの様子を積極的に発信し、子どもの育ちを共に見守っています
  9.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
地域資源を活用し、子どもが多様な体験や交流ができるような機会を確保している園の行事に地域の人の参加を呼び掛けたり、地域の行事に参加する等、子どもが職員以外の人と交流できる機会を確保している
【講評】 詳細はこちら
  • 世代間交流や文化的な交流などを通して子どもの視野を広げています
  • 祖父母宛ての手紙や映像配信では園に感謝の手紙も寄せられています
  評点の内容 詳細はこちらから
  5. プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.子どものプライバシー保護を徹底している
子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、保護者の同意を得るようにしている子どもの羞恥心に配慮した保育を行っている
  2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、子どもの意思を尊重している
日常の保育の中で子ども一人ひとりを尊重している子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮した保育を行っている虐待防止や育児困難家庭への支援に向けて、職員の勉強会・研修会を実施し理解を深めている
【講評】詳細はこちら
  • 子どもに関する情報を取り扱う際には都度保護者に確認し、慎重に対応しています
  • 当園では、「愛情あふれる保育」を保育方針に掲げています
  • 職員は、支援が必要な保護者に適切な対応ができるよう、学びを深めています
評点の内容 詳細はこちらから
  6. 事業所業務の標準化
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうか定期的に点検・見直しをしている職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
  2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や保護者等からの意見や提案、子どもの様子を反映するようにしている
【講評】詳細はこちら
  • 事業者業務の標準化を進めるために、法人と一体にシステムの構築を図っています
  • 事業所の標準的な業務水準を見直すために職員と保護者からも提案・助言を受けています
評点の内容 詳細はこちらから

事業者のコメント

*以下の項目は事業者によって、自ら更新される情報です。
評価者 修了者No.H0202027   修了者No.H1301009   修了者No.H0702062    
評価実施期間 2020年6月6日~2021年2月22日

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