評価結果
基本情報
事業者の理念・方針・期待する職員像
事業者が大切にしている考え(理念・ビジョン・使命など)
1)メンバーの自立生活における自信を回復する。
2)メンバーの地域生活における、支え合いの支援を行う。
3)個人の尊重と、一人一人の希望を実現する。
4)法人内で唯一の障害者施設として、作業指導のノウハウ等、独自の取組を他施設等にシェアする。
5)指定特定相談事業においても、地域への貢献度向上を図る。
職員に求めている人材像や役割
①メンバーの自立性や、社会性回復に必要なサービス水準の向上を目指し、社会貢献に対する使命感をもって仕事を遂行する。
②利用者が健全な人間関係を結び、生き生きとした地域生活が実現できるように支援を行う。
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)
①社会福祉施設職員としての自覚を持ち、利用者支援に必要な知識、技術、倫理等について、絶えず自己研鑽してほしい。
②職員が社会の中で経験として培ってきたことを活用し、利用者の生活向上に貢献してほしい。
全体の評価講評
特によいと思う点
利用者一人ひとりの能力や適性を丁寧に把握し、利用者理解を深め、利用者が持てる力を発揮し、地域社会で自立した生活を営めるように支援している。利用者個々の有する得意なことや興味のあること、たとえば、手先が器用であるとか、外での活動が好きであるとかなどを把握し、それに相応しい作業や活動を提供している。普段は触れる機会の無かったミシンを操作した利用者は、気づかなかった縫製の能力を発見し、生き生きとミシン作業に打ち込むなど、新しい自分を見出す機会ともなっている。
新型コロナ禍により、内職等の外注作業が減少し、また業者からの受注単価も切り下げられるなど、作業収入は前年後半から下降傾向にあった。工賃アップのために就労支援会議の活用や職員全員で営業活動にも取り組んできた。新規事業の展開について職員会議で議論し、その結果、ミシンのできる利用者を中心に布マスクやマスクケース等の小物入れ作成に取り組んでいる。色とりどりのお洒落な布地を使い「おしゃれ袋」という自主製品も仕上げている。区内の作業所と共同で商店に出品したり、施設内で展示・販売するなど好評を得ている。
利用者の心身の状況に応じて、必要な生活上の支援をおこない、日常生活の充実につなげている。また、新型コロナ禍下において、利用者の健康保持のため、感染対策を入念におこなっている。利用者の事業所に居る時間帯を午前と午後に分け、半日利用とする対策をとってる。本来の利用者数は1日24名だが、12名ずつの2グループに分け入れ替え制としている。2人で使用していたテーブルも一人使用とするなど、三密を避けるよう工夫している。マスクの着用・手洗い・検温なども徹底して実施している。
さらなる改善が望まれる点
今年度は、新型コロナ禍により、例年のようには仕事を受注することが困難になっている。近隣にあった内職提供業者も事業を終了してしまうなど、仕事の受注量の減少が続いている。また、他業者からは受注単価の切り下げられるなどの厳しい状況が続いているが、受注先業者からの信頼を得て、前年度は年間平均工賃1万円を維持している。新型コロナ収束を見据え、工賃アップに向け、さらなる自主製作品の開発を期待する。
週に1回生活訓練対象者を中心に職員がコーディネーターとして参加し、少人数の話し合いを実施している。テーマは自立した生活に必要な掃除のやり方・余暇の過ごし方・調理と後片付け・コミュニケーションの取り方等が中心となっている。さらに自分の健康は自分で守るため、一人でもできる体操なども取り入れ、心身ともに健康な日常生活を支援している。今後も引き続き、利用者が意欲をもって参加できる活動プログラムのさらなる取り組みを期待したい。
利用者増に向けて、同一法人内施設の職員会議などに施設長が出向き、広報活動をおこなってきた。その結果、前年度(令和元年度)の年間利用総延人数は、就労継続支援B型が前年度日8.7%増加、生活訓練が前年度比18.4%増加、両事業とも前年度を上回る結果となった。しかし、今年度は新型コロナ禍により、利用稼働率が大きく減少し、収支改善においては課題が継続している。今後も引き続き、法人内各施設との連携強化を図り、さらなる利用者増を期待する。
事業者が特に力を入れている取り組み
令和元年度の年間利用総延べ人数は就労継続支援B型が前年度比8.7%増、生活訓練が前年度比18.4%増加で、両事業共に前年度(平成30年度)を上回る結果を出している。法人内に「みのり舎収支改善ワーキンググループ」を設置して活動を支えた成果と言える。利用者支援でも就業・生活支援センターと協力して、1名の利用者が一般企業で就労目的の見学や実習をおこなうことができ、就労支援の成果である。
前年度、就業・生活支援センターの協力を得て、1名の利用者が障害者雇用を実施する一般企業への就労を目指し、見学や実習をおこなった。施設での作業を通して、自信を回復し、ステップアップしようという意欲が出てきたことによる。また、引きこもりで他者との接触が苦手だった利用者が、少人数でおこなう話し合いや調理実習などを経て、仲間を思いやり助け合う言動が見られるようになり、利用者同士の仲間意識が醸成されてきている。
地域緑化推進事業を新宿区から受託し、年4回、街路に季節の花を植え替えている。残土や肥料で街中を汚さないよう、そして、きれいに咲くように留意しながら、作業をおこなっている。植えられた緑や色鮮やかな花々は、四季を伝え、街を行き交う人々の気持ちを和ませている。近隣住民の方からは、「今度は何の花なのか、楽しみにしている」との声をかけてもらっており、地域の方々にも緑化事業に対する認知度が年々上がっている。作業を通して、利用者の心身の活性化を図ると共に、地域貢献の一助ともなっている。
利用者調査結果
調査概要
- 調査対象:利用者総数28名を対象とした。就労継続支援B型:24名 自立訓練(生活訓練):4名
- 調査方法:アンケート方式
アンケート方式で実施した。調査票を施設に送付し、職員から利用者一人ひとりに配布していただき、同封の返信用封筒を使って、弊機関へ投函していただいた。 - 有効回答者数/利用者総数:24/28(回答率
85.7%
)
サービス毎の利用者総数
利用者総数 共通評価項目による
調査対象者数共通評価項目による
調査の有効回答者数利用者総数に対する
回答者割合自立訓練(生活訓練) 4人 4人 3人 75.0% 就労継続支援B型 24人 24人 21人 87.5%
・回答者の属性は次の通りである。年齢:40歳代5名、50歳代10名、60歳以上8名、無記入1名。性別・男性21名、女性2名、無記入1名。
・総合的な感想では、「大変満足」12名(50%)、「満足」9名(38%)、「どちらともいえない」3名(12%)であった。「大変満足」「満足」と返答した方々は回答者の88%で、当事業所のサービスに関して非常に高い満足を得ている。
・回答者の96%が「はい」と返答し、特に満足度が高かった設問は、問2「事業所の設備」、問18「清掃、整理整頓であった。
・自由コメントでは、「コロナ感染対策の影響で、休業中もよくやってくれているのでありがたい」「相談したときも親切に対応してくれる」「以前の施設では色々あったが、今はみのり舎が最高だと思っている」などの声が寄せられた。
アンケート結果
4~17は選択式の質問のため、該当項目のみ掲載しています。
1.利用者は困ったときに支援を受けているか
「はい」と返答した方々は回答者の71%であり、困ったときの支援について概ね満足を得ている。
2.事業所の設備は安心して使えるか
「はい」と返答した方々は回答者の96%であり、事業所の設備に関して非常に高い満足を得ている。
3.利用者同士の交流など、仲間との関わりは楽しいか
「はい」と返答した方々は回答者の63%、「どちらともいえない」25%、「いいえ」4%、「わからない」8%であった。「午前と午後で分かれてしまい、利用者同士での交流がしにくい」などのコメントが寄せられていた。
6.【自立訓練(生活訓練)】
事業所での活動が生活する力の向上に役立っているか
回答者全員が「はい」と返答し、生きる力の向上に役立つ活動に関して非常に高い満足を得ている。
16.【就労継続支援B型】
事業所での活動が働くうえでの知識の習得や能力の向上に役立っているか
「はい」と返答した方々は回答者の71%であり、知識の習得や能力向上に関して概ね満足を得ている。
17.【就労継続支援B型】
工賃等の支払いのしくみは、わかりやすく説明されているか
「はい」と返答した方々は回答者の95%であり、工賃の説明に関して概ね満足を得ている。
18.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか
「はい」と返答した方々は回答者の96%であり、事業所内の清掃、整理整頓に関して非常に高い満足を得ている。
19.職員の接遇・態度は適切か
「はい」と返答した方々は回答者の83%であり、職員の接遇・態度に関して高い満足を得ている。
20.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
「はい」と返答した方々は回答者の75%であり、緊急時の対応に関して概ね満足を得ている。
21.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
「はい」と返答した方々は回答者の67%、「どちらともいえない」17%、「いいえ」4%、「わからない」12%であった。
22.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか
「はい」と返答した方々は回答者の83%であり、利用者の気持ちの尊重に関して高い満足を得ている。
23.利用者のプライバシーは守られているか
「はい」と返答した方々は回答者の88%であり、利用者のプライバシー保護に関して高い満足を得ている。
24.個別の計画作成時に、利用者の状況や要望を聞かれているか
「はい」と返答した方々は回答者の75%であり、個別計画作成時における要望把握に関して概ね満足を得ている。
25.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか
「はい」と返答した方々は回答者の83%であり、サービス内容や計画の説明に関して高い満足を得ている。
26.利用者の不満や要望は対応されているか
「はい」と返答した方々は回答者の71%であり、利用者の不満や要望に関して概ね満足を得ている。
27.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
「はい」と返答した方々は回答者の71%であり、外部の苦情窓口の周知に関して概ね満足を得ている。
組織マネジメント分析結果
◆事業評価結果
7つの「カテゴリー」の下に、それぞれ「サブカテゴリー」「評価項目」「標準項目」を設定して評価しています。
評価項目ごとに、標準項目の実施状況を、実施できている場合は
で、実施できていない場合は
で表しています。
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)を周知している
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、職員の理解が深まるような取り組みを行っている
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、利用者本人や家族等の理解が深まるような取り組みを行っている
2. 経営層(運営管理者含む)は自らの役割と責任を職員に対して表明し、事業所をリードしている
- 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任を職員に伝えている
- 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任に基づいて職員が取り組むべき方向性を提示し、リーダーシップを発揮している
3. 重要な案件について、経営層(運営管理者含む)は実情を踏まえて意思決定し、その内容を関係者に周知している
- 重要な案件の検討や決定の手順があらかじめ決まっている
- 重要な意思決定に関し、その内容と決定経緯について職員に周知している
- 利用者等に対し、重要な案件に関する決定事項について、必要に応じてその内容と決定経緯を伝えている
【講評】
さまざまな機会を通して、利用者の意向を把握し、運営に反映している
毎日のミーティングや利用者懇談会、各種アンケートで、利用者の意向を把握している。今年度、利用者にアンケートを実施し、作業内容の希望を把握した。アンケート結果を受け、作業内容を細分化し、誰もが地域緑化推進事業に関われるようにするため、料金体系を変更した。また、毎年第三者評価を受けており、その際の利用者調査の結果も運営に活かしている。利用者との日常会話から意見や要望等を汲み取り、改善策に反映させている。個別支援計画の作成時も、担当利用者が利用者の意向を聴き取り、意向に基づいた計画を策定している。
関係機関との連携を密に図り、事業運営で必要な情報を収集している
新宿区障害者福祉課各係や新宿区内各保健センターなどとの連携や。町会や地域関係者の集まりや行事に参加し、地域ニーズを把握している。また、新宿区相談支援事業連絡会、新宿区精神保健福祉事務担当者連絡会、新宿区精神保健ネットワーク連絡会などに参加し、障害施策などについて情報収集している。関係機関の研修にも参加し、事業運営に関わる情報を収集している。ただし、今年度は新型コロナ禍により、各会議は中止・変則的となっている。
事業所が抱える課題等を職員間で率直に話し合い、改善につなげている
法人全体の長期計画に基づき、当事業所の年次事業計画および収支予算書を作成している。事業所の目標を職員個々の年間目標に落とし込み、達成基準と実施手順を明示し、職員一丸となって目標達成に取り組めるようにしている。事業計画の進捗状況について、毎月の職員会議で確認している。収支予算書については半期、中間決算時に執行率を確認し、執行状況に応じた見直しをしている。事業所が抱える課題等を率直に話し合い、必要な改善策について検討したり、職員間で緊密に情報共有し、予定外の事態には臨機応変に対応している。
1. 事業所を取り巻く環境について情報を把握・検討し、課題を抽出している
- 利用者アンケートなど、事業所側からの働きかけにより利用者の意向について情報を収集し、ニーズを把握している
- 事業所運営に対する職員の意向を把握・検討している
- 地域の福祉の現状について情報を収集し、ニーズを把握している
- 福祉事業全体の動向(行政や業界などの動き)について情報を収集し、課題やニーズを把握している
- 事業所の経営状況を把握・検討している
- 把握したニーズ等や検討内容を踏まえ、事業所として対応すべき課題を抽出している
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画及び単年度計画を策定している
- 課題をふまえ、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画を策定している
- 中・長期計画をふまえた単年度計画を策定している
- 策定している計画に合わせた予算編成を行っている
2. 着実な計画の実行に取り組んでいる
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた、計画の推進方法(体制、職員の役割や活動内容など)、目指す目標、達成度合いを測る指標を明示している
- 計画推進にあたり、進捗状況を確認し(半期・月単位など)、必要に応じて見直しをしながら取り組んでいる
【講評】
関連法令や各種規程を事務室に置き、いつでも確認できるようにしている
関連法令や各種規程を事務室に置き、いつでも確認できるようにしている。今年度、新型コロナ禍により、4月の新任職員研修が未開催であったため、法人本部からの資料を配布し、OJTで育成しながら、福祉従事者としての心構えなどを説明した。秋頃にバックアップセンター初任者研修を受講し、生活保護に関する法律や制度、生活保護法や生活困窮者自立支援制度について学んでいる。また、虐待防止に関わる規程を掲示し、職員への意識づけを図っている。東京都人権研修に順次職員を派遣している。
利用者の意見・苦情を受け、職員皆で話し合い、改善策を講じている
契約時、利用者に対して、重要事項説明書を提示し、事業所内の苦情受付担当者・苦情解決責任者や、行政機関の苦情受付機関について説明している。第三者委員2名の氏名・電話番号も伝えている。「苦情解決に関する規程」に則り、対応することにしている。今年度、新型コロナ禍により、通所ができなかった時期に利用者から「いつ、再開できるか」という意見が寄せられた。それを受け、1日2回(朝と夕)、利用者に安否確認の電話をしていたが、電話がつながらない場合は、職員2名で訪問することにした。
利用者と職員で地域清掃をおこなっており、地域貢献の一助となっている
法人全体のホームページには、事業計画・報告、財政状況、個人情報規則、監査報告書、苦情解決などの情報を公開し、法人・事業所の透明性を図っている。利用者と職員で地域清掃をおこなっている。天気がよければ、毎日実施しており、地域貢献の一助となっている。前年度は見学者が増え、登録者も増えたが、今年度は新型コロナ禍により、見学者の受け入れを中止・変則的な対応としていた。また、ボランティアや実習生の受け入れも、今年度は新型コロナ禍により中止としている。
1. 社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理などを周知し、遵守されるよう取り組んでいる
- 全職員に対して、社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などを周知し、理解が深まるように取り組んでいる
- 全職員に対して、守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などが遵守されるように取り組み、定期的に確認している。
1. 利用者の意向(意見・要望・苦情)を多様な方法で把握し、迅速に対応する体制を整えている
- 苦情解決制度を利用できることや事業者以外の相談先を遠慮なく利用できることを、利用者に伝えている
- 利用者の意向(意見・要望・苦情)に対し、組織的に速やかに対応する仕組みがある
2. 虐待に対し組織的な防止対策と対応をしている
- 利用者の気持ちを傷つけるような職員の言動、虐待が行われることのないよう、職員が相互に日常の言動を振り返り、組織的に防止対策を徹底している
- 虐待を受けている疑いのある利用者の情報を得たときや、虐待の事実を把握した際には、組織として関係機関と連携しながら対応する体制を整えている
1. 透明性を高め、地域との関係づくりに向けて取り組んでいる
- 透明性を高めるために、事業所の活動内容を開示するなど開かれた組織となるよう取り組んでいる
- ボランティア、実習生及び見学・体験する小・中学生などの受け入れ体制を整備している
2. 地域の福祉ニーズにもとづき、地域貢献の取り組みをしている
- 地域の福祉ニーズにもとづき、事業所の機能や専門性をいかした地域貢献の取り組みをしている
- 事業所が地域の一員としての役割を果たすため、地域関係機関のネットワーク(事業者連絡会、施設長会など)に参画している
- 地域ネットワーク内での共通課題について、協働できる体制を整えて、取り組んでいる
【講評】
「みのり舎防災(BCP)マニュアル」を作成し、災害時に備えている
防災計画を策定し、年2回、自衛消防訓練を実施しており、訪問調査時点で、10月に消防訓練を実施していた。「みのり舎防災(BCP)マニュアル」を作成しており、地震の発生時(地震発生から概ね30分以内、30分後~24時間後など)の職員対応、利用者への安否確認、一時避難場所および広域避難所への移動などについて明記しており、毎年、改訂への検討もおこなっている。そのほか、「非常災害用備品一覧」「災害時給食提供マニュアル」「災害時安否確認チェック表」「安否確認不在者確認表」「建物確認チェックリスト」なども作成している。
ヒヤリハットは、ミーティングなどで報告し、共有し、改善策を講じている。
事故報告書の作成により、その要因分析と具体的な再発防止策の策定に取り組んでいる。法人全体の施設長会で、各事業所の事故について情報共有しており、当事業所の職員へ周知し、全職員で共有している。事故発生時は、まず法人本部に電話し、事故報告書速報版を送信することにしているが、今年度、訪問調査時点で事故は起きていなかった。軽微なリスク(ヒヤリハット)は、ミーティングなどで報告・共有し、対策を検討したり、注意喚起している。
個人情報保護記録管理台帳を作成し、毎月、同台帳の確認、更新をおこなっている
個人情報保護記録管理台帳を作成している。施設内の各種文書を一覧表にし、利用目的、保管場所、廃棄方法、開示対象の有無などを明らかにしている。また、年間PMS(個人情報保護マネジメント)計画に基づき、毎月、個人情報保護文書管理台帳の確認、更新している。法人全体でPMS(個人情報保護マネジメント)研修を実施し、PMSの基本的知識を各職員が身に着け、適正な個人情報の管理ができるよう研鑽を深めている。職員会議などでも個人情報管理の遵守に向け、注意喚起している。
1. 事業所としてリスクマネジメントに取り組んでいる
- 事業所が目指していることの実現を阻害する恐れのあるリスク(事故、感染症、侵入、災害、経営環境の変化など)を洗い出し、どのリスクに対策を講じるかについて優先順位をつけている
- 優先順位の高さに応じて、リスクに対し必要な対策をとっている
- 災害や深刻な事故等に遭遇した場合に備え、事業継続計画(BCP)を策定している
- リスクに対する必要な対策や事業継続計画について、職員、利用者、関係機関などに周知し、理解して対応できるように取り組んでいる
- 事故、感染症、侵入、災害などが発生したときは、要因及び対応を分析し、再発防止と対策の見直しに取り組んでいる
1. 事業所の情報管理を適切に行い活用できるようにしている
- 情報の収集、利用、保管、廃棄について規程・ルールを定め、職員(実習生やボランティアを含む)が理解し遵守するための取り組みを行っている
- 収集した情報は、必要な人が必要なときに活用できるように整理・管理している
- 情報の重要性や機密性を踏まえ、アクセス権限を設定するほか、情報漏えい防止のための対策をとっている
- 事業所で扱っている個人情報については、「個人情報保護法」の趣旨を踏まえ、利用目的の明示及び開示請求への対応を含む規程・体制を整備している
【講評】
法人全体で「長期計画・人材育成計画」を策定し、求める人材像を明らかにしている
法人全体で「長期計画・人材育成計画」を策定し、求める人材像を明らかにしている。法人本部が一括して採用活動をおこなっている。職員には毎年、異動希望調書もとっている。毎年、所長への人員配置に関するヒアリングをおこない、法人本部が職員個々の資格や、本人の希望などにより、適材適所の人員配置をおこなっている。法人全体で人事考課制度を導入し、年3回の上司との面談を通して能力開発を図っている。また、昇給昇格ルールを定め、やりがいにつなげている。
職員の研修参加への意欲が高く、専門性向上のための自己研鑽を積極的におこなっている
職員個々の研修計画表を作成しており、計画的に研修派遣できるようにしている。同計画表には、本人の希望や上司の育成計画を明記し、本人の希望や上司の推薦する研修に参加している。研修受講後は、職員会議で報告し、職員間で知識・技術(ノウハウ)を共有している。今年度は、精神保健福祉センターや東京都主催のアウトリーチ支援研修に受講し、支援のポイントについて学ぶと共に日頃の支援を振り返る機会となっている。職員の研修参加への意欲が高く、専門性向上のための自己研鑽を積極的におこなっている。
職員皆で話し合い、改善に取り組んでおり、風通しのよい職場環境である
就業規則に基づき、各種休暇が取得できるよう勤務体制を調整している。人事評価面接や日常業務でのやり取りを通じて、施設長は職員個々の意識を把握し、頑張っているところ伝えるなどして、モチベーションアップを図っている。職員会議などで、現場の問題・課題や、改善への工夫に関して自由な意見交換をおこない、サービス向上、業務改善に取り組んでいる。職員アンケートでは、「事業所全体で職員が相互に労わり協力し合う関係性が育まれている」などのコメントが寄せられていた。
1. 事業所が目指していることの実現に必要な人材構成にしている
- 事業所が求める人材の確保ができるよう工夫している
- 事業所が求める人材、事業所の状況を踏まえ、育成や将来の人材構成を見据えた異動や配置に取り組んでいる
2. 事業所の求める人材像に基づき人材育成計画を策定している
- 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)が職員に分かりやすく周知されている
- 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)と連動した事業所の人材育成計画を策定している
3. 事業所の求める人材像を踏まえた職員の育成に取り組んでいる
- 勤務形態に関わらず、職員にさまざまな方法で研修等を実施している
- 職員一人ひとりの意向や経験等に基づき、個人別の育成(研修)計画を策定している
- 職員一人ひとりの育成の成果を確認し、個人別の育成(研修)計画へ反映している
- 指導を担当する職員に対して、自らの役割を理解してより良い指導ができるよう組織的に支援を行っている
4. 職員の定着に向け、職員の意欲向上に取り組んでいる
- 事業所の特性を踏まえ、職員の育成・評価と処遇(賃金、昇進・昇格等)・称賛などを連動させている
- 就業状況(勤務時間や休暇取得、職場環境・健康・ストレスなど)を把握し、安心して働き続けられる職場づくりに取り組んでいる
- 職員の意識を把握し、意欲と働きがいの向上に取り組んでいる
- 職員間の良好な人間関係構築のための取り組みを行っている
1. 組織力の向上に向け、組織としての学びとチームワークの促進に取り組んでいる
- 職員一人ひとりが学んだ研修内容を、レポートや発表等を通じて共有化している
- 職員一人ひとりの日頃の気づきや工夫について、互いに話し合い、サービスの質の向上や業務改善に活かす仕組みを設けている
- 目標達成や課題解決に向けて、チームでの活動が効果的に進むよう取り組んでいる
1. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その1)
【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】
「通所者数を増やす取り組み」を前年度の重要課題とした。区内外の計画相談事業所約60件にパンフレットや案内状を送付した。また、法人内に「みのり舎収支改善ワーキンググループ」を設置し、運営改善のための具体策について検討した。取り組みの結果、見学受付数が前年度の1.7倍となり、契約者数は前年度の2倍となった。一方で契約解除者も多かったため、収支のマイナスは解消されなかった。体調不良により入院した方などもいて、前年度契約者は12名、契約解除者は10名であった。契約者の半数は同一法人他施設の紹介や、保健福祉センターからの紹介であった。次年度も関係機関への広報活動の強化を図り、さらに、同一法人内更生施設などの退所者の利用勧奨、作業内容・生活訓練プログラム内容の充実を目的としている。
【評語】
| 目標の設定と取り組み | 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った |
|---|---|
| 取り組みの検証 | 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った |
| 検証結果の反映 | 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた |
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している
利用者の高齢化や障害の重度化などにより、利用者の通所日数減少などにより、平成29年度から収支が悪化した。その対策として、平成30年度からは、関係機関への広報・利用者依頼の実施、諸会議でのパンフレットの配布、同一法人内施設職員向けの説明会の実施などに取り組んできた。その結果、前年度(令和元年度)の年間利用総延人数は、就労継続支援B型が前年度比8.7%増加した。生活訓練が前年度比18.4%増加し、両事業とも前年度を上回る結果となった。一昨年度から実施している通所者増の対策の効果によると考えられる。しかし、目標数には及ばず、収支改善においては課題が残った。
2. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その2)
【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】
前年度、「地域及び関係機関との更なる連携強化」を重点課題とし、新宿区内社会福祉法人連絡会に始めて参加した。しかし、前年度の2月末から新型コロナ禍により、会合の開催が中止となった。施設運営や障害者支援に関する制度について他事業所と情報共有し、協力し合える関係性の構築に取り組んだ。他事業所との情報交換が増えたことにより、利用者対応や事業所運営の課題についての対応例など参考にすることができた。次年度より自主制作品導入など支援内容の充実に反映させたいと考えている。新型コロナ対応に関しては、メールで情報交換できている
【評語】
| 目標の設定と取り組み | 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った |
|---|---|
| 取り組みの検証 | 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った |
| 検証結果の反映 | 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた |
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している
他事業所との情報交換や連携を深めるため、新宿内社会福祉法人連絡会へ新たに参加した。また、新宿区相談支援事業連絡会、新宿区精神保健福祉事務担当者連絡会、新宿精神保健ネットワーク連絡会などと連携し、新宿区の障害者施策・支援に関する情報共有をおこなった。
サービス分析結果
【講評】
関係機関の協力も得ながら広報活動に力を入れている
パンフレット、ホームページなどで事業所の情報を提供している。サービス利用に関する情報窓口は保健所(保健事務所)・区の福祉課・障害者福祉課が主となっているため、利用希望者向けに作成したパンフレット等を区役所の相談に関係する窓口を中心に配布しており、利用希望者はいつでも入手できるようにしている。法人全体でホームページも作成しており、事業報告・事業計画も掲載されており、施設の現状が理解できるようにしている。
関係機関と連携し、必要な情報を提供している
行政や関係機関からのアンケートや調査書などが届いたら、記入・送付し、協力している。これまで、近隣の同一法人運営の更生施設と合同で、23区および市部の福祉事務所や医療機関を対象とした施設見学会を開催し、見学案内したり、事業所の情報を提供していたが、今年度は新型コロナ禍により中止としている。また、区生活福祉課ケースワーカー、福祉事務所、障害者就労支援センター、診療所、保健センターなどの関係機関(者)と連携を図り、必要に応じて、情報提供・情報交換している。
見学等の希望には施設運営に支障のないかぎり受け入れている
利用希望者等の見学希望や問い合わせには、担当職員が随時個別に対応している。見学案内では、利用者の個別事情や要望に対応している。今年度は新型コロナウィルスの流行対策のために見学案内では時間をあけるなどの対策をしている。例年だと利用希望者には体験通所を利用し、実際の作業に参加してもらい、本人の意思を確認している。
1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
- 利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している
- 利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている
- 事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している
- 利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】
重要事項説明書・契約書等を用いて、利用者にサービス内容などについて説明している
サービスの利用開始にあたっては、契約書・重要事項説明書・各種同意書など必要な書類を利用者に渡し、サービス内容、工賃の支払い、利用者負担額などについて説明し、同意を得ている。重要事項説明書・契約書はふりがなをふり、読みやすくするなど工夫している。また、利用者個々の障害に応じて、理解できるよう、わかりやすい言葉で説明するなどしている。契約書および重要事項説明書を2部作成し、1部を本人に渡し、1部は事務所で保管している。
利用者への観察を細やかにおこない、声かけを多くしている
単身の利用者が多いため、家族からの情報・要望は殆ど得られない。そのため、利用者への観察を細やかにおこない、声かけを多くしたり、他利用者との関係調整などをおこない、円滑に作業や訓練ができるよう配慮している。難聴のため他人からの話しかけに無視するような印象を与えたり、情報が受け取りにくいことに悩んでいた利用者に対して、担当職員は当該利用者の個別の事情を丁寧に把握し、他利用者との関係づくりが円滑にできるよう支援している。
サービス終了時も必要な場合、関係機関と連携するなど、支援の継続性に配慮している
前年度のサービス終了者は10名であった。退所理由は、生活訓練期間満了で就労継続支援B型へ移行、通所意欲の喪失、体調悪化、他利用者とのトラブルなどであった。退所時は、いつでも相談に応じることを伝えたり、必要な社会資源の情報を伝えたりしている。また、必要に応じて、関係機関と連携し、利用者本人への支援が途切れないよう配慮している。
1.サービスの開始にあたり利用者等に説明し、同意を得ている
- サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を利用者の状況に応じて説明している
- サービス内容や利用者負担金等について、利用者の同意を得るようにしている
- サービスに関する説明の際に、利用者や家族等の意向を確認し、記録化している
2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
- サービス開始時に、利用者の支援に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している
- 利用開始直後には、利用者の不安やストレスが軽減されるように支援を行っている
- サービス利用前の生活をふまえた支援を行っている
- サービスの終了時には、利用者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】
アセスメントシートを使って、利用者の希望やニーズを把握し、計画に反映している
アセスメントシートを使って、利用者のニーズ・課題を把握し、個別支援計画書を作成している。アセスメントシートには、〔健康状態(病気の様子・通院・服薬)〕〔食事状態(栄養面・自炊の様子)〕〔家事状況(習慣的清掃・選択の様子)〕〔身辺衛生〕〔金銭使用の様子(借金・貯金)〕〔安全管理〕〔事務手続き〕〔対人関係(コミュニケーション能力・親族・友人・地域関係)〕〔外出状況〕〔就労状況〕などを記載し、これらの情報をもとに、その人の持てる力を引き出す支援をおこなうようにしている。
個別支援計画は利用者・家族の意向や希望を大切に策定されている
利用者と面談し、希望や意向を取り入れ、個別支援計画を策定している。計画には、長期目標・短期目標・支援内容を明記し、利用者にも説明し、同意のうえサインをいただいている。計画策定後、就労継続支援B型事業所は6か月ごと、生活訓練事業は3か月ごとに中間評価表(モニタリング表)を作成し、計画の見直しにつなげている。中間評価表には、短期目標に対する達成状況を評価し、目標に対する充足度、達成されない原因分析も記入し、今後の対応も記載している。
業務日誌・ケース記録などにより利用者情報を共有している
利用者一人ひとりの状況変化などについて業務日誌に記載している。業務日誌は事業ごとに作業内容、作業の進捗状況なども記録している。業務日誌の内容は、ケース記録にも記入され、必要に応じて職員全員に回覧されたり、朝礼時の報告・伝達等により、情報共有している。ケース記録は、担当職員が利用者への具体的な支援内容と利用者の状況(変化)・意向等を記録し、施設長が確認・決済する仕組みになっている。そのほか、月1回の職員会議で、利用者の状況について情報交換している。緊急な場合は、朝礼で利用者の状況を確認し合っている。
1.定められた手順に従ってアセスメントを行い、利用者の課題を個別のサービス場面ごとに明示している
- 利用者の心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し、把握している
- 利用者一人ひとりのニーズや課題を明示する手続きを定め、記録している
- アセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
2.利用者等の希望と関係者の意見を取り入れた個別の支援計画を作成している
- 計画は、利用者の希望を尊重して作成、見直しをしている
- 計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している
- 計画を緊急に変更する場合のしくみを整備している
3.利用者に関する記録が行われ、管理体制を確立している
- 利用者一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある
- 計画に沿った具体的な支援内容と、その結果利用者の状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
4.利用者の状況等に関する情報を職員間で共有化している
- 計画の内容や個人の記録を、支援を担当する職員すべてが共有し、活用している
- 申し送り・引継ぎ等により、利用者に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
1.個別の支援計画等に基づいて、利用者の望む自立した生活を送れるよう支援を行っている
- 個別の支援計画に基づいて支援を行っている
- 利用者一人ひとりに合わせて、コミュニケーションのとり方を工夫している
- 自立した生活を送るために、利用者一人ひとりが必要とする情報を、提供している
- 周囲の人との関係づくりについての支援を行っている
【講評】
個別支援計画に基づく組織的で丁寧な支援に努めている
利用者一人ひとりに対して適切な支援をおこなうために、個別支援計画を策定している。実際のサービスが個別支援計画に基づいているかどうかはケース記録などで確認できる。また、朝礼や職員会議で計画に基づいた支援について意見交換している。また、自らも現場に入っているサービス管理責任者・施設長によって、利用者の具体的な様子や変化を見守り・観察・評価している。これらを踏まえ、担当職員が中間評価表を作成し、本人に適した計画となっているかどうか確認している。
利用者一人ひとりのコミュニケーション特性や意向に沿った支援に努めている
利用者個々の障害特性に配慮したコミュニケーションを取るよう工夫している。字の読めない利用者は、他利用者に知られたくない思いもある。文字処理の必要な書類作成等の際には他の利用者に知られないように場所や時間を工夫して支援にあたっている。また、大きな声(大きな音)に過敏な利用者には、就労や自立生活には克服しなければならない課題として捉え、作業の中できめ細かい対応で支援している。
自立した生活に向けて利用者の意向や状況に応じた支援に努めている
利用者一人ひとりの状況やニーズを丁寧に聴き取り、利用者の意向を尊重した個別支援計画を策定している。その人らしい生活を実現するための支援計画は、定期的に見直しのためのモニタリングをおこなっている。また、自立した地域生活に必要な社会資源の情報提供もおこなっている。精神疾患を抱え、加療を続けながら、規則正しい生活を身に付け、将来的には、就労自立を目指している人もいる。通所することで、社会とのつながりを取り戻し、今後の生活を見つめなおす気力を取り戻している人もいる。
2.利用者が主体性を持って、充実した時間を過ごせる場になるような取り組みを行っている
- 利用者一人ひとりの意向をもとに、その人らしさが発揮できる場を用意している
- 事業所内のきまりごとについては、利用者等の意向を反映させて作成・見直しをしている
- 室内は、採光、換気、清潔性等に配慮して、過ごしやすい環境となるようにしている
- 【食事の提供を行っている事業所のみ】
利用者の希望を反映し、食事時間が楽しいひとときになるよう工夫している
【講評】
利用者一人ひとりが主体性を発揮できる場を持てるように支援をしている
利用者一人ひとりに寄り添い、作業を含む生活全体に対する希望や意向を聴き取り、支援に反映させている。特に利用者の得意なことや興味関心を持っていることに着目し、利用者がその人らしい個性を発揮できるよう努めている。指先や手の器用な利用者には細かい手仕事を、外で体を動かすのが好きな利用者には公園等の清掃や花壇の水やりなどの作業を提供している。ミシンの操作に興味を示した利用者は縫製作業の隠れた才能を発見し、生き生きと作業に取り組んでいる。
利用者はミーティング等の場を活用して様々なニーズを表明している
事業所内の決まりごとなどには、利用者のミーティングや懇談会の場を使って、活発に要望等を出し合っている。利用者の意向を聴き取り、事業所運営に反映している。今年度は新型コロナ禍により制約があるが、利用者は小グループに分かれ、喫煙に関する分煙対策等を話し合ってきた。ミーティングには職員も参加しコーディネートすることもあった。利用者が参加する清掃担当者会議や緑化委員会、行事実行委員会では、新型コロナ禍により、皆が集まるのではなく、アンケートに代えている。
施設全体の衛生環境に努め利用者の安全・安心の確保に努力している
従来より事業所内外の整理・整頓・清掃などの環境整備に努力している。季節に応じて作業しやすい作業場の室温や湿度、換気、照明等に配慮している。作業台の配置や作業に必要な物品、原材料の保管等も安全と使いやすさに配慮している。作業終了後は利用者自身に室内清掃をしてもらうことで、安全・安心・清潔な生活環境維持の責任と自覚が持てるよう支援を工夫している。新型コロナウィルスの流行対策のために、利用者の来所を午前と午後に分け、半日利用としている。密を避けるとともに、入れ替え時には職員が消毒を徹底している。
3.利用者が健康を維持できるよう支援を行っている
- 利用者の健康状態に注意するとともに、利用者の相談に応じている
- 健康状態についての情報を、必要に応じて家族や医療機関等から得ている
- 通院、服薬、バランスの良い食事の摂取等についての助言や支援を行っている
- 利用者の体調変化(発作等の急変を含む)に速やかに対応できる体制を整えている
- 【利用者の薬を預ることのある事業所のみ】
服薬の誤りがないようチェック体制を整えている
【講評】
利用者の健康状況を日常的に把握して支援に活かしている
利用者の来所時、検温・手洗い・水分補給を支援している。看護師の配置がないため、職員は利用者を見守り・声かけしながら、利用者の心身の状況を確認している。来所時の検温で37度を超えた場合には、主治医・嘱託医と連携して通院を促すなど早めの処置をしている。利用者が欠席した時は電話で安否確認をおこない、時には体調不安の相談を受けたりしている。欠席が続き連絡が取れない場合には、職員2名で自宅訪問をおこない、安否等の状況確認をおこなっている。
利用者の健康状態を良好に保つため関係機関と連携している
新型コロナ禍にあっては特に利用者一人ひとりの理解度や生活状況に踏まえ、健康の維持・増進にきめ細やかに配慮している。自分の健康管理について自覚を促し、意識を高めるよう支援している。感染症予防のための必要な情報は書面でも提供するなど対策に努めている。利用者個々の状況に応じて保健師等の関係機関と連携を図り、疾病等の予防・早期発見・疾病の悪化を防ぎ、健康で安全な地域生活の実現と継続のための支援をおこなっている。
利用者・家族の実情に応じた健康への支援をおこなっている
常時カップラーメンだけを昼食としていた利用者には、本人の思いも丁寧に聴き取りながら、栄養バランスの良い食事を取るよう話をしている。また、発作の有無・状況を正確に医師に伝えることが難しく、異変がみられたときは、職員が通院に同行し、大事に至らなかったというケースもある。不調や飲酒などにより生活リズムが崩れ、それが長期化することを防ぐため、生活状況の確認と通所の促しを日常的におこなっている。服薬は利用者自らがおこない、職員は薬の空き袋を確認し、確実に服薬できるよう支援している。
4.利用者の意向を尊重しつつ、個別状況に応じて家族等と協力して利用者の支援を行っている
- 家族等との協力については、利用者本人の意向を尊重した対応をしている
- 必要に応じて、利用者の日常の様子や施設の現況等を、家族等に知らせている
- 必要に応じて家族等から利用者・家族についての情報を得て、利用者への支援に活かしている
【講評】
家族との情報交換は利用者本人の意向を大切におこなっている
一人暮らしの利用者が多く、家族と同居している方は数名である。家族と同居している場合、その家族も高齢であるため、家族からの問い合わせは殆どない。また、家族に連絡する必要があるケースは殆どない。さらに利用者の中には家族の介入を望まないケースが多い。利用者がどのような雰囲気の中で、どのような作業をおこなっているのか知りたい場合は、いつでも見学対応でき、職員との面談の希望があれば随時対応できる。そのような際にも利用者本人の意向を大切にしており、利用者の頭越しに本人が望まない情報等を家族に提供することはしない。
家族とは必要に応じて電話や個人面接等で情報交換等の連携に努めている
必要に応じて利用者の事業所での日常の様子や、作業に取り組む利用者の活動的な様子を家族に伝えることもある。また、支援の必要上から利用者の家庭での様子等を把握するため、家庭訪問し、生活の様子や健康状況を確認することで利用者の人となりの理解を深めることもある。
5.利用者が地域社会の一員として生活するための支援を行っている
- 利用者が地域の情報を得られるよう支援を行っている
- 利用者が地域の資源を利用し、多様な社会参加ができるよう支援を行っている
【講評】
利用者・家族の意向や状況に応じて自立に向けた情報を提供している
利用者個々の事情や意向に応じて地域の情報を提供している。新型コロナウィルスの流行のため中止となった行事も多いが、例年であれば近隣地域のお祭り等の行事やイベントを、利用者に伝え、その参加を働きかけている。また、利用者同士の会話や経験に基づき、興味ある地域の催し等の情報も必要に応じて提供している。都営交通の無料パスを活用した外出は好評で、利用者の生活の幅を広げたり、社会参加に向けた有意義な体験を得る機会ともなっている。
利用者の障害等の状況に応じた地域生活ができるように支援を行っている
利用者の中にはゴミの分別が十分にできない方もいるため、ゴミの捨て方について学ぶ機会を提供している。実際の場面を設定し、話し合いと具体的な行動を示すなど、実際の生活に役立つ訓練の機会となっている。また、新型コロナウィルスの流行前は、喫煙室で多くの喫煙者が楽しく会話をしていた。現在は、三密を避けるため喫煙室は一人ずつ交代で利用することにしている。事業所外の路上で喫煙しないよう、路上喫煙の危険性についても説明している。
新型コロナ禍により、編み物のボランティアの受け入れは中止としている
生活訓練のプログラムでは、近隣住民の方がボランティアとして編み物を教えてくれていたが、今年度は新型コロナ禍により、ボランティアの受け入れを中止としている。また、民生委員、ボランティアセンターなどとの交流もあったが、現在は、これらの交流もなくなっている。地域緑化推進事業に参加し、季節の花を植え替え、世話をしている。住民からは花を中心にさまざまな話題を交換できる場となっている。顔見知りの住民も増え、今度は何の花が植えられるのか、いつ頃咲くのか、楽しみにしている等の声かけを受けるまでになっている。
8.【自立訓練(生活訓練)】利用者が自立した生活を地域で送ることができるよう、日常生活の訓練や生活についての相談等の支援を行っている
- 利用者が訓練する意欲を持てるような取り組みを行っている
- サービス期間内に目標とする力を身につけることができるよう工夫している
- 自立した生活に向けて、利用者一人ひとりに応じた日常生活訓練等を行っている
- サービス終了後の生活環境(住居及び就労先等)を想定し、支援を行っている
- 地域で安定して生活することができるよう、サービス終了後も相談等の支援や関係機関との調整を行っている
【講評】
利用者一人ひとりの意欲を大切にし支援に反映させる努力をしている
自分の思いを正確に表現できない利用者もいるが、利用者一人ひとりの意思を確認・把握するため、小人数の話し合いの場を設け、利用者一人ひとりの意思が表現できるよう支援している。週1回、生活訓練事業の利用者を対象に、職員がコーディネーターとして参加しており、テーマは自立した生活に必要な掃除のやり方・余暇の過ごし方・調理と後かたづけ・コミュニケーションの取り方等が中心となっている。自分の健康は自分で守るため、一人でもできる体操なども取り入れ、心身ともに健康な日常生活を支援している。
利用者が自分で出来る事を増やすための支援をしている
個別対応の時間を作り、利用者一人ひとりの状況や意向に応じて、自立した生活を営めるよう支援している。日常生活に必要なさまざまな活動を取り上げ、利用者のニーズや意思に応じて、できることを増やす訓練をしている。金銭管理を含む家計簿の処理の仕方、調理・入浴・洗濯等の練習・手順や注意点などについて、利用者のできること・できないことを把握し、個別での訓練をおこなっている。
利用者が地域で安定した生活をおくれるように支援をしている
利用者一人ひとりの状況に応じてサービス終了後の生活を見据え、関係機関と連携を図り、支援している。支援の経過等に関して定期的なモニタリングをおこない、利用者の能力や就労意欲等のアセスメントを実施している。就労を希望する利用者にはハローワークの活用や就労移行事業所への移行など、地域資源の活用を支援している。作業工程の工夫により、利用者の能力・意欲に応じた作業を提供することで、働く事や日常生活への自主性・自己肯定感を育んで自立した生活へのステップアップを支援している。
12.【就労継続支援B型】就労の機会の提供や、知識の習得及び能力向上のための支援を行っている
- 自発的に働きたいと思えるような取り組みを行っている
- 働くうえで、利用者一人ひとりが十分に力を発揮できるよう支援を行っている
- 工賃等のしくみについて、利用者に公表し、わかりやすく説明している
- 受注先の開拓等を行い、安定した作業の機会を確保できるよう工夫している
- 商品開発、販路拡大、設備投資等、工賃アップの取り組みを行っている
【講評】
利用者個々の特性に応じて働く意欲の向上を支援している
利用者一人ひとりの特性・意向を丁寧に把握し、それぞれの適性や希望に応じた就労の機会を提供している。複数の作業種を用意して、利用者が自ら自発的に働きたくなるよう工夫している。令和元年度には就業・生活支援センタ―の協力も得て、1名の利用者が障害者雇用を実施する一般企業に就労目的の職場見学や実習をおこなうことができた。利用者は施設内での作業に従事することで、自信を回復し自立した生活・就労に向けてステップアップしようという意欲につなげることができた。
一人ひとりの利用者が能力と個性を発揮できるように、作業内容等を工夫している
利用者の特性・意向を大事にしたモニタリングに基づき、一人ひとりが十分に力を発揮できるようにさまざまな配慮をしている。作業工程を利用者の状況や意向に応じて分割したり、組み合わせ等して、その能力に応じて持てる力を発揮できるようにしている。内職は室内作業を好む利用者が中心におこなっている。また、同一法人他施設での清掃作業の依頼には、施設特性を考慮し、相応しい人選をおこなっている。生活施設の共用部分の清掃が主となるため、一定の技能・技術を持つ利用者が関わることで一層の自信につながるように配慮している。
工賃アップに向けて地道な努力をしている
新型コロナウィルスの流行で例年のようには仕事を受注することが困難になっている。近隣にあった内職提供業者も事業を終了してしまうなど、仕事の受注量の減少が続いている。また、他の業者からは受注単価を切り下げられるなどの厳しい状況が続いている。令和元年度に年間平均工賃1万円台を維持できたのは、利用者・職員の丁寧で正確な作業を常に意識し仕上がり具合も厳しくチェックしてきたことで、受注先業者から信頼を得たことによる。全職員が一丸となって営業活動をおこない、工賃アップの努力をしている。
【講評】
利用契約時に個人情報の取り扱いに関する説明をして本人・家族の了解を得ている
「個人情報利用同意書」を用い、契約時に、利用者に対して、個人情報の取り扱いについて説明し、納得のうえ署名捺印をいただいている。同意書には、個人情報の利用目的や管理方法、個人情報に関する問い合わせ先なども明記している。ホームページや広報用資料等に写真や情報を掲載する場合は、その都度、利用者に確認し、了解を得ている。また、日頃から個人情報が含まれた書類を複数の利用者がいる場に持ち込む場合は、引き出しにしまうなど、他の利用者の目に触れることがないよう気をつけるなどしている。
サービスの提供に際しては利用者のプライバシーに配慮した支援に努めている
利用者・家族の個人情報が記載された書類等を鍵付きの書庫に収納するなどして、不必要に第三者の目に触れないように配慮している。利用者個人の所有物は鍵付きの個別のロッカーを使用し、利用者本人の責任でカギを管理・保管できるようにしている。失禁等の処理に際しては同性介助を原則として別室を用意している。必要以上に失禁等の事態を他利用者等に知られることのないよう配慮している。汚物の処理も利用者本人のプライドに配慮し、速やかに処理している。体調を崩したり着替えの必要な場合にも別室で対応している。
職員による「モーニングコール」で、正しい生活リズムへの転換を支援している
利用者相互の理解をすすめるため、朝の点呼などで、名前を相互に呼び合う機会を設けているが、人によっては点呼したり、されたりすることを嫌がる利用者もいる。そのような時には拒否する利用者の気持ちを大切にし、点呼に参加しないことを了解している。また、昼夜逆転してしまっている利用者には期間を決めて職員が毎朝電話を入れて「モーニングコール」をしており、正しい生活リズムへの転換を粘り強く支援している。
1.利用者のプライバシー保護を徹底している
- 利用者に関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、利用者の同意を得るようにしている
- 個人の所有物や個人宛文書の取り扱い等、日常の支援の中で、利用者のプライバシーに配慮した支援を行っている
- 利用者の羞恥心に配慮した支援を行っている
2.サービスの実施にあたり、利用者の権利を守り、個人の意思を尊重している
- 日常の支援にあたっては、個人の意思を尊重している(利用者が「ノー」と言える機会を設けている)
- 利用者一人ひとりの価値観や生活習慣に配慮した支援を行っている
【講評】
当事業所のこれまでのノウハウをマニュアルに明文化している
当事業所は法人内で唯一の障害者支援の事業所である。そのため、法人作成の「利用者支援手引き」の書式に合わせ、開所時より積み上げたノウハウを基にマニュアルを作成している。運営方針では「互いに相手を尊重しつつ一人ひとりの希望を実現するため、自立生活で自信回復を経験するとともに地域社会で支え合いを学ぶ」としてある。これらの具現化のために具体的な各種マニュアルが作られている。マニュアル等の見直しには利用者・職員の希望や意見等をくみ取り、反映させている。
日常支援の中で不明なことや疑問が生じたときにマニュアルを確認している
日常支援の中で、不明なことや疑問に感じたこと等が生じた際にはマニュアルを確認している。支援の目的・内容・手順等の業務全体の点検にも活用している。手順書はいつでも・誰でも活用できるよう、事務室の目に付きやすい場所に保管している。異動してきた職員や、新人職員に支援の手順・目的等を教える場合にはマニュアルを活用している。その他にも提供しているサービスが定められた基本事項・手順に沿っているかどうか、職員会議などで点検している。
「みのり舎収支改善ワーキンググループ」を設置し、改善への対策を講じている
法人には所長会・施設長会・主査会などの階層別の横の連絡会、各種プロジェクトチームを設け、共通課題について検討し、サービスの質向上に取り組んでいる。当事業所の利用者減少という課題を受け、前年度、法人内に「みのり舎収支改善ワーキンググループ」を設置し、他施設の職員も参加し、運営改善のための具体策について検討し、改善への対策を講じている。また、当事業所に看護師の配置はないが、法人内看護師会での新型コロナ対策の標準化についての議事録も送信され、当事業所の感染対策の参考にしている
1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
- 手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている
- 提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうかを定期的に点検・見直しをしている
- 職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や利用者等からの意見や提案を反映するようにしている
事業者のコメント
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【講評】
法人の長期計画に基づき、年次事業計画を策定し、主要目標を明記している
法人の長期計画に基づき、年次事業計画を策定している。計画確定後も、職員会議などでその進捗状況を再確認しながら、事業目標の着実な実行に努めている。今年度の主要目標として、①通所者数の増加と収支改善、②支援内容の充実、③業務の改善、④保健師等関係機関と連携を図り、疾病の悪化を防ぎ、安全な地域生活継続を支援する、を掲げている。また、法人・事業所の目標を職員個々の業務目標に落とし込み、組織一丸となって、事業所の目標達成に取り組んでいる。
重要事項説明書に、運営方針を明記しており、契約時に利用者に説明している
重要事項説明書に、運営方針を明記しており、契約時に利用者に説明し、その理解浸透を図っている。また、作業室に基本方針をポスター掲示し、利用者への周知を図っている。利用者対象に10時および13時と1日2回のミーティングや、利用者懇談会などを通して、事業所の決定事項を伝えている。これらのミーティングや利用者懇談会は、新型コロナ禍により、今年度は変則的となっている。
「職務分担表」を作成し、職員個々の役割と責任を明確化している
「職務分担表」を作成し、職員個々の役割と責任を明確化し、主体的に事業所運営に関われるようにしている。また、重要事項の決定に関しては、決裁規程に基づき、組織としての意思決定のプロセスが確立されている。当事業所の課題については、職員会議や係担当のミーティングなどで討議、決定している。職員会議では、法人の決定事項や法人全体の動向も職員へ周知している。職員会議などを通して、現場の問題課題や業務改善について自由な意見交換をし、サービス向上、業務改善に取り組んでいる。