評価結果
基本情報
事業者の理念・方針・期待する職員像
事業者が大切にしている考え(理念・ビジョン・使命など)
1) 経営理念: 子育てに明るい未来を!
2) 経営方針: 「子育て支援」を柱に、人に必要とされる・人に喜ばれる仕事をする
3) 保育理念: 愛される喜びを感じながら健康で素直な子どもに育てる
4) 保育目標: 1.人を信頼する心を育てます 2.基本的生活習慣を身につけます 3.豊かな感性・好奇心を育てます
職員に求めている人材像や役割
1) 良く聞き、良く考え、積極的に行動しよう。
2) 相手を思いやる気持ちを持とう。
3) 現状に満足せず上昇志向を持とう。
4) 今やれることは今すぐにやろう。
5) 疑問・悩みは抱えずに口に出して言おう。
6) 目先の結果に拘らず、先を見る目を持とう。
7) 自分・家族の幸せを大切にしよう。
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)
子ども、保護者、自分、三者が全員幸せになることを考えてほしい(自分勝手ではだめだが、自己を犠牲にしすぎるのも良くない)。
全体の評価講評
特によいと思う点
公園が多い地域のため天気のいい日は毎日公園に出かけています。散歩ではたくさん歩き、きれいな葉や動植物に触れ自然を大切にする心を育んでおり、畑の観察では葉を見ただけで作物の名を言える職員もいて子どもたちに教えています。絵本が好きな子どもが多く、リクエストに応え保育士が読み聞かせを始めると目を輝かせて聞き入っています。ハロウイン行事では製作した色付きマントを纏って、職員手作りのポシェットにお菓子を入れてもらう企画で楽しみました。家庭的な環境の中で、自由遊びの時間を多くとり、子どもたちがのびのびと過ごしています。
職員配置には余裕を持った人員を配置して、安心して働ける職場づくりに取り組んでいます。有休も取りやすいように配慮し、「育児・介護休業規程」により働きやすい環境にしています。育児や介護の休業制度、子の看護や介護の休暇制度を設け、所定外労働等の制限を決めています。職員休憩室も作り、コミュニケーションや人間関係作りに役立てています。経験ある職員から意見を出してもらうように、会議の場で意見を出やすくして園全体で共有するように進めています。職員間ではグループLINEを用いて、全員が正確な情報を共有するようにしています。
ホームページやSNS等も活用し、園に関する情報、行事、保育関連の情報等、積極的に情報提供を行っています。今年度、コロナ禍で休園になったりする中、法人としてできることは何かと考え、子どもたちが遊べるように、また保護者の役立つ情報提供等のため動画サイトを活用し、情報発信提供しています。子どもたちには手遊びメドレー・絵本読み聞かせ・工作など、保護者に対しては経口補水液の作り方など手作りで動画を作成しています。法人・園として、さらに情報提供に取り組んでいきたいと考えており、今後のさらなる取り組みが楽しみです。
さらなる改善が望まれる点
経験のある保育士がそれぞれ自己流で保育を行う状況を、園全体で組織的に協力し合う保育に変えようとしています。会議などで話し合い、保育情報を共有して改善する中で職員が意欲を持つように取り組んでいます。しかし、情報の共有化やチーム力は不足してると職員は評価しています。理念、園のこだわりの説明はまだ不足しており、改善方法や担当等も具体的に示されていません。進捗状況も把握できていないため、職員の改善への認識も低い状況です。具体的施策を明確にして職員と共有し、職員が参加することによる組織的な改善が課題となっています。
保育園が目指すことを反映した中・長期計画書を作成していません。中・長期計画書に基づいた保育園の単年度事業計画に展開できていなく、計画を実行するための予算編成となっていません。園のこだわりを示していますが、園が目指していることを実現するための計画を具体的に文書化していません。計画書を示すことによる職員との意識共有を行い、利用者の理解を得るための計画書の提示は今後の課題となっています。
日常の保育業務は、旧園からのやり方も受け継ぎ、定められた手順に沿っているか日々の保育の中での確認・点検をして進めています。今まで経験豊富なベテラン職員・先輩から新たな職員へ受け継がれてきている面もあり、基本マニュアルの作成については、園としても今後の課題と考えています。職員自己評価の「業務の標準化」でも十分とはいえない結果となりました。園の保育を振り返りながら、保育業務の基本となるマニュアルの作成・明確化とともに、定期的に見直しの機会を設ける等、今後の取り組みに期待します。
事業者が特に力を入れている取り組み
現場の意見を聞いたうえで経営層が決めて、全体会議やクラス会議で職員に伝えています。重要な案件について、上からの押し付けでなく誰でも意見を出しやすい環境つくりに配慮しています。重要案件の決定は、職員の意見を聞き、法人の代表と園長で検討して、職員には全体会議やクラス会議で伝えています。会議に参加できない職員のことも考え、職員間でグループLINEも活用して周知に努めています。園長の取り組みが現場の職員の理解につながり、決まったことの実行につながり改善されつつあります。利用者へは園内の掲示などで伝えています。
園が大切にしていることの一つに「食べる大切さ、喜びを伝えます」を掲げ、力を入れて取り組んでいます。保育室の隣の給食調理室から、ご飯が炊ける匂いや、野菜が煮えるいい匂いが漂う環境は、子どもたちが温かい雰囲気の中で自然に食事に関心を持つことができる環境でもあります。毎月第3水曜日を食育の日と決め、年齢ごとにねらいを定め、食を通して豊かな人間性を育み、小さい子どもたちが、感じることで五感を刺激する食育に取り組んでいます。今後はクッキーの型抜き、カップケーキの飾りつけ、ミカンの皮むき、ミニ恵方巻等を企画しています。
利用者調査結果
調査概要
- 調査対象:9月1日現在、保育園を利用している全世帯を対象に調査を実施しました。兄弟姉妹のいる世帯は、1世帯として扱い、一番年齢の低いお子さんを対象として回答してもらいました。
- 調査方法:アンケート方式
アンケート調査は無記名方式。配付は事業所を通じて保護者へ手渡しし、回収は密封して評価機関に直接送付してもらい、取りまとめました。調査結果は選択回答だけでなく、記述式の回答についても匿名性に配慮してまとめ、保育園に報告しました。 - 有効回答者数/利用者家族総数:8/13(回答率 61.5% )
総合的な感想では、「大変満足」3名、「満足」4名、「不満」1名であり、88%の利用者が満足と回答している。
毎日の保育サービスにおける「子どもの心身の発達」、「園における食事・おやつ」、「自然や社会と関わる機会の確保」、および利用者個人の尊重における「子どもの気持ちを尊重した対応」でそれぞれ85%以上と高い満足度がうかがえます。自由意見では、「先生も親しみやすく優しい方が多いので、子どもも楽しん登園しています」、「はじめは泣いてばかりの子もニコニコ笑顔で通うことができ、先生方のやさしさのおかげだと思っています」など園に対する感謝の声が寄せられています。一方、「他の子どものものを間違って返ってくることがある」などの声もありました。
アンケート結果
1.保育所での活動は、子どもの心身の発達に役立っているか
88%の方が「はい」と回答しています。特にコメントはありませんでした。
2.保育所での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか
75%の方が「はい」と回答しています。特にコメントはありませんでした。
3.提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか
88%の方が「はい」と回答しています。自由意見には、「少し量は多い様ですが、バランスもよく、子どもの良く食べています」などの声がありました。
4.保育所の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか
88%の方が「はい」と回答しています。特にコメントはありませんでした。
5.保育時間の変更は、保護者の状況に柔軟に対応されているか
50%の方が「はい」と回答しています。自由意見には、「急な残業でも対応してくれます」、「(土曜日預けることに対して)最終的には引き受けてもらいましたが、緊急事態なので、快く引き受けて欲しかった」などの声がありました。
6.安全対策が十分取られていると思うか
50%の方が「はい」と回答しています。自由意見には、「避難訓練は行われていて安心しています。室内の安全対策はわかりません」、「外遊びの時、子どもに気づいていなかったり、補助が足りていないと感じる」などの声がありました。
7.行事日程の設定は、保護者の状況に対する配慮は十分か
50%の方が「はい」と回答しています。自由意見には、「コロナでまだ行事がないのでわかりません」などの声がありました。
8.子どもの保育について家庭と保育所に信頼関係があるか
75%の方が「はい」と回答しています。自由意見には、「皆さん、話しやすく相談しやすいです」などの声がありました。
9.施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか
75%の方が「はい」と回答しています。特にコメントはありませんでした。
10.職員の接遇・態度は適切か
63%の方が「はい」と回答しています。自由意見には、「ネガティブな言葉を子どもに言ってほしくない」などの声がありました。
11.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
63%の方が「はい」と回答しています。自由意見には、「少し体調が悪い時でも教えてくれます」、「お迎え時の報告ではなく、直後に連絡がほしかった」などの声がありました。
12.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
50%の方が「はい」と回答しています。特にコメントはありませんでした。
13.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
88%の方が「はい」と回答しています。特にコメントはありませんでした。
14.子どもと保護者のプライバシーは守られているか
75%の方が「はい」と回答しています。特にコメントはありませんでした。
15.保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか
75%の方が「はい」と回答しています。特にコメントはありませんでした。
16.利用者の不満や要望は対応されているか
50%の方が「はい」と回答しています。自由意見には、「シフトを早くだしてほしいなど園の都合を言ってくる」などの声がありました。
17.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
38%の方が「はい」と回答しています。特にコメントはありませんでした。
組織マネジメント分析結果
◆事業評価結果
7つの「カテゴリー」の下に、それぞれ「サブカテゴリー」「評価項目」「標準項目」を設定して評価しています。
評価項目ごとに、標準項目の実施状況を、実施できている場合は
で、実施できていない場合は
で表しています。
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)を周知している
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、職員の理解が深まるような取り組みを行っている
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、利用者本人や家族等の理解が深まるような取り組みを行っている
2. 経営層(運営管理者含む)は自らの役割と責任を職員に対して表明し、事業所をリードしている
- 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任を職員に伝えている
- 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任に基づいて職員が取り組むべき方向性を提示し、リーダーシップを発揮している
3. 重要な案件について、経営層(運営管理者含む)は実情を踏まえて意思決定し、その内容を関係者に周知している
- 重要な案件の検討や決定の手順があらかじめ決まっている
- 重要な意思決定に関し、その内容と決定経緯について職員に周知している
- 利用者等に対し、重要な案件に関する決定事項について、必要に応じてその内容と決定経緯を伝えている
【講評】
職員や関連団体から保育園を取り巻く環境を把握しています
年末に次年度の継続利用の調査を通じて利用者からのニーズを把握しています。職員の要望は面談時に聞いています。園長が日ごろから声掛けを行い、職員の意向を聞いています。行事を開催する際にアンケートを取りニーズ把握を行っていますが、新型コロナの影響で行事を通しての把握の機会が少なくなっています。法人では同じ業種団体が集まり、情報共有と勉強会を開いています。地域の情報を直接に得難い状況ですが、法人がSNS等を通じて保育の関連情報を得て課題確認を行っています。
中長期計画と単年度計画の文書化が課題です
保育園が目指すことや理念・基本方針を明確にしていますが、中・長期計画書を策定していません。法人の展望を「おせっかいくらいの保育介入」として取り組んでいますが、計画を文書化していません。中・長期計画書が無く、それを達成するための単年度事業計画への展開、事業計画を実行するための予算編成となっていません。計画書を文書化してを示すことで職員との意識共有を行い、利用者の理解が得るための計画提示は今後の課題となっています。
計画や指標の明示が無く、達成状況の進捗確認が課題です
園は組織的に改善することを目指していますが、目指している計画を具体的に文書化していません。そのために職員とともに実現する方法や職員の担当等の具体的施策が職員と共有されていません。改善の進捗状況を測る指標としての目標値などを明示していないため、計画の進捗状況が把握できず、計画に対する見直しは行われていません。園は改善を進めていますが、文書化が出来ていないため、実行の検証が難しい状況です。今後の取り組みに期待します。
1. 事業所を取り巻く環境について情報を把握・検討し、課題を抽出している
- 利用者アンケートなど、事業所側からの働きかけにより利用者の意向について情報を収集し、ニーズを把握している
- 事業所運営に対する職員の意向を把握・検討している
- 地域の福祉の現状について情報を収集し、ニーズを把握している
- 福祉事業全体の動向(行政や業界などの動き)について情報を収集し、課題やニーズを把握している
- 事業所の経営状況を把握・検討している
- 把握したニーズ等や検討内容を踏まえ、事業所として対応すべき課題を抽出している
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画及び単年度計画を策定している
- 課題をふまえ、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画を策定している
- 中・長期計画をふまえた単年度計画を策定している
- 策定している計画に合わせた予算編成を行っている
2. 着実な計画の実行に取り組んでいる
- 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた、計画の推進方法(体制、職員の役割や活動内容など)、目指す目標、達成度合いを測る指標を明示している
- 計画推進にあたり、進捗状況を確認し(半期・月単位など)、必要に応じて見直しをしながら取り組んでいる
【講評】
職員に社会人・福祉従事者として、倫理等の遵守を伝えて取り組んでいます
園は福祉施設職員として守るべきことを面談や全体会議やクラス会議で職員に伝えています。職員の採用時に守るべき法律や倫理等とともに、労働契約で給与や就業の規則を伝えています。就業規則の第4章に服務を記載して常備することで、職員がいつでも確認できるようにしています。休みを取る際のマナー等、他の職員との関係などを社会人として配慮するように話をしています。全体会議で事故や不適切な事例などを取り上げて、職員と話し合い、園で守るべきことを確認しています。
組織的に子ども・保護者の権利擁護に取り組んでいます
苦情解決制度や相談できる窓口について、「入園のしおり」「重要事項説明書」で分かり易く明示して、保護者に入園時に伝えています。苦情を受け付ける窓口が園以外にもあることを伝えています。園独自の「虐待防止マニュアル」を整備して、保育で虐待の兆候が無いように全体会議やクラス会議で職員が確認し合い、虐待防止に取り組んでいます。また、子どもが虐待を受けている疑いが無いかを常に確認して、その対応にも努めています。足立区担当とも苦情対応や権利擁護の連携を取っています。
地域と関係を作り、地域に役立つ園に努めています
情報開示により透明性を高め、開かれた園として地域との関係作りに取り組んでいます。地域との交流を積極的に進め、その関係作りに努めています。園の過去イベント「竹の子祭り」の実績を踏まえ、新型コロナ感染症への対応も検討しながら、地域の方に参加していただけるようにしたいと考えています。園の小規模特性から実習希望者は無いため、小中学生の保育体験を検討しています。また法人のホームページを使い、母親が悩んでいること困ることへの情報を発信しています。足立区や関連する団体から紹介されて、園にくる見学依頼に応じています。
1. 社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理などを周知し、遵守されるよう取り組んでいる
- 全職員に対して、社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などを周知し、理解が深まるように取り組んでいる
- 全職員に対して、守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などが遵守されるように取り組み、定期的に確認している。
1. 利用者の意向(意見・要望・苦情)を多様な方法で把握し、迅速に対応する体制を整えている
- 苦情解決制度を利用できることや事業者以外の相談先を遠慮なく利用できることを、利用者に伝えている
- 利用者の意向(意見・要望・苦情)に対し、組織的に速やかに対応する仕組みがある
2. 虐待に対し組織的な防止対策と対応をしている
- 利用者の気持ちを傷つけるような職員の言動、虐待が行われることのないよう、職員が相互に日常の言動を振り返り、組織的に防止対策を徹底している
- 虐待を受けている疑いのある利用者の情報を得たときや、虐待の事実を把握した際には、組織として関係機関と連携しながら対応する体制を整えている
1. 透明性を高め、地域との関係づくりに向けて取り組んでいる
- 透明性を高めるために、事業所の活動内容を開示するなど開かれた組織となるよう取り組んでいる
- ボランティア、実習生及び見学・体験する小・中学生などの受け入れ体制を整備している
2. 地域の福祉ニーズにもとづき、地域貢献の取り組みをしている
- 地域の福祉ニーズにもとづき、事業所の機能や専門性をいかした地域貢献の取り組みをしている
- 事業所が地域の一員としての役割を果たすため、地域関係機関のネットワーク(事業者連絡会、施設長会など)に参画している
- 地域ネットワーク内での共通課題について、協働できる体制を整えて、取り組んでいる
【講評】
事業継続計画の作成に取り組んでいます
職員間で、公園の滑り台での危険個所等ヒヤリハット事例を話し合い、「ヒヤリハット記録簿」で共有しています。園では個々のリスクへの対応を考えていますが、事故、感染症、侵入、災害など洗い出し、優先順位をつけるまでには至っていません。水害への避難訓練を実施して記録に残し、消防関係では「点検票」で確認して「点検結果報告書」を作成しています。事業継続計画(BCP)を作成してリスクマネジメントに取り組んでいます。災害のみでなく経営者の人的リスク(代表者の不在)も必要として検討をすすめています。
職員の情報管理遵守と情報漏洩の防止に努めています
保育園で扱っている個人情報について「個人情報保護方針(プライバシーポリシー)、を示し、職員に署名をもらい徹底しています。職員の入社時に情報の取り扱いについて説明して、個人情報管理を徹底しています。入職後も会議などで繰り返し説明して、情報の管理と漏洩防止に努めています。収集した個人情報や記録は施錠できる書庫に保管して、必要な時に使えるように整理して管理しています。パソコンも導入段階でのパスワード設定などで情報漏洩防止にも努めています。SNSなどの活用時でも個人情報の取り扱いが正しく行われるようにしています。
1. 事業所としてリスクマネジメントに取り組んでいる
- 事業所が目指していることの実現を阻害する恐れのあるリスク(事故、感染症、侵入、災害、経営環境の変化など)を洗い出し、どのリスクに対策を講じるかについて優先順位をつけている
- 優先順位の高さに応じて、リスクに対し必要な対策をとっている
- 災害や深刻な事故等に遭遇した場合に備え、事業継続計画(BCP)を策定している
- リスクに対する必要な対策や事業継続計画について、職員、利用者、関係機関などに周知し、理解して対応できるように取り組んでいる
- 事故、感染症、侵入、災害などが発生したときは、要因及び対応を分析し、再発防止と対策の見直しに取り組んでいる
1. 事業所の情報管理を適切に行い活用できるようにしている
- 情報の収集、利用、保管、廃棄について規程・ルールを定め、職員(実習生やボランティアを含む)が理解し遵守するための取り組みを行っている
- 収集した情報は、必要な人が必要なときに活用できるように整理・管理している
- 情報の重要性や機密性を踏まえ、アクセス権限を設定するほか、情報漏えい防止のための対策をとっている
- 事業所で扱っている個人情報については、「個人情報保護法」の趣旨を踏まえ、利用目的の明示及び開示請求への対応を含む規程・体制を整備している
【講評】
職員に求める人材像を示し、必要な人材確保と配置を行っています
保育園の人材確保は当園だけの人材募集だけではなく、職員の知り合いからの人材確保にも努めています。関連する団体が得ている人材情報を本人了解のもとに共有して人材確保に役立てています。姉妹園があるので必要に応じて異動も可能となっています。「 良く聞き、良く考え、積極的に行動しよう。」等7項目の人材像を示しています。中・長期計画書や事業計画書が策定されていなく、職員のキャリヤパスも明確でなく連動した人材育成計画につながっていません。経験が豊富な職員が多く、キャリアアップ支援が課題となっています。
職員の定着に向け、職員の意欲向上に取り組んでいます
職員配置には余裕を持った人員を配置して、安心して働ける職場つくりに取り組んでいます。有休も取りやすいように配慮し、「育児・介護休業規程」にて働きやすい環境にしています。規程では育児・介護休業制度、子の看護休暇・介護休暇のほかに所定外労働・時間外労働、深夜労働の制限などを決めています。職員休憩室も作りコミュニケーションや人間関係作りに役立てています。人材育成への職員の認識が不足気味ですが少しづつ変わりつつあります。職員には年に2回の面談で職員の意向を聞いて定着と意欲向上に繋げています。
職員の情報共有と話し合いにより組織的な向上に努めています
職員には常勤・非常勤にかかわらず様々な研修受講を勧めていますが、コロナ禍の対応で実績にはつながっていません。職員には研修受講後に研修報告を全体会議などで紹介してもらうようにしています。経験ある職員から意見を出してもらうために、会議の場で行事などのテーマについて話し合っています。クラス会議などで意見を出やすくして、保育情報を園全体で共有するように進めています。職員間ではグループLINEを用いて、全員が正確な情報を共有するようにしています。
1. 事業所が目指していることの実現に必要な人材構成にしている
- 事業所が求める人材の確保ができるよう工夫している
- 事業所が求める人材、事業所の状況を踏まえ、育成や将来の人材構成を見据えた異動や配置に取り組んでいる
2. 事業所の求める人材像に基づき人材育成計画を策定している
- 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)が職員に分かりやすく周知されている
- 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)と連動した事業所の人材育成計画を策定している
3. 事業所の求める人材像を踏まえた職員の育成に取り組んでいる
- 勤務形態に関わらず、職員にさまざまな方法で研修等を実施している
- 職員一人ひとりの意向や経験等に基づき、個人別の育成(研修)計画を策定している
- 職員一人ひとりの育成の成果を確認し、個人別の育成(研修)計画へ反映している
- 指導を担当する職員に対して、自らの役割を理解してより良い指導ができるよう組織的に支援を行っている
4. 職員の定着に向け、職員の意欲向上に取り組んでいる
- 事業所の特性を踏まえ、職員の育成・評価と処遇(賃金、昇進・昇格等)・称賛などを連動させている
- 就業状況(勤務時間や休暇取得、職場環境・健康・ストレスなど)を把握し、安心して働き続けられる職場づくりに取り組んでいる
- 職員の意識を把握し、意欲と働きがいの向上に取り組んでいる
- 職員間の良好な人間関係構築のための取り組みを行っている
1. 組織力の向上に向け、組織としての学びとチームワークの促進に取り組んでいる
- 職員一人ひとりが学んだ研修内容を、レポートや発表等を通じて共有化している
- 職員一人ひとりの日頃の気づきや工夫について、互いに話し合い、サービスの質の向上や業務改善に活かす仕組みを設けている
- 目標達成や課題解決に向けて、チームでの活動が効果的に進むよう取り組んでいる
1. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その1)
【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】
「保育を通して困っている人を助けたい。」を重要課題に掲げています。
子どもを預かり保育するだけでなく、育児や食事なども含めて子育てをする上で困っていることを支援することで、園を利用する子どもだけでなく多くの人を支援したいと思っています。
園を利用する保護者だけでなく見学者や利用前の保護者の相談に乗り、保護者の仕事と家庭、バランスの取れた子育てを支援しています。
見学者には園の利用につながらなくても近隣の保育園に紹介して保護者を支援しています。おせっかいな支援と言われることもいとわず、個々の家庭の実情を知ることも必要と考えています。保護者からの要望(例えば出産の控えた方への午後8時までの預かり)にも、そのまま受け入れるのではなく、子どもの保育に必要なことを考えて話し合い対応しています。
このテーマは幅広く、園の設立から1年未満のため具体的な施策・目標設定に至っていませんが、経験の豊かな保育士やSNS(検索サイトからの対応)などを活かして対応できるように考えています。
【評語】
| 目標の設定と取り組み | 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った |
|---|---|
| 取り組みの検証 | 設立後間もないため、前年度の実績がなく、評価対象外である |
| 検証結果の反映 | 設立後間もないため、前年度の実績がなく、評価対象外である |
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している
理念・基本方針を実現するための中長期テーマにとして、園の利用者だけにとどまらず幅広く「保育を通して困っている人を助けたい。」取り組んでいます。
設立1年目で成果を評価するに至っていませんが、困っている人をどのように見つけ助けるかについて担当・期限・内容を具体的に決めて取り組みむことが期待されます。
2. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その2)
【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】
「風通しの良い職場環境づくり」を重要課題として、組織的・具体的な取り組みを行っています。
園ではよい保育のためには職員の職場環境を整えることが必要との考えで取り組んでいます。
職員の定着と意欲向上に向け、職員体制や休業・休暇制度の環境整備を行い、働きやすい職場つくりに取り組んでいます。職員がどんな事でも話し合えるように、各種会議を設けるとともに園長による声掛けを行っています。園を引継いで新たに設立したので、園の考え・方向性なども丁寧に伝えています。保育における情報共有の場作りを行い、チームとして組織的に取り組めるように配慮しています。園長は積極的に現場の保育に関わり、話すようにしています。職員は話し合うことで、管理層や仲間に園への想いを伝え合い、園内のチームワーク、コミュニケーションが取り易くなりつつあります。
【評語】
| 目標の設定と取り組み | 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った |
|---|---|
| 取り組みの検証 | 設立後間もないため、前年度の実績がなく、評価対象外である |
| 検証結果の反映 | 設立後間もないため、前年度の実績がなく、評価対象外である |
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している
熟練の保育士はともすれば自分だけの判断で保育を行いがちでした。話し合うことで保育内容の顕在化と保育情報の共有化が進み、園全体で組織的に進められるようになりつつあります。職場環境の整備と職員同士のコミュニケーションが新しい園の「風通しの良い職場環境」として進みつつあります。
サービス分析結果
【講評】
ホームページやパンフレットなどで利用希望者に情報提供しています
パンフレットで、本園への想い、保育理念、保育目標、一日の流れ、園の概要、認証保育所の概要説明等イラストを用いながら紹介しています。今年度より事業継承した園ですが、旧園の思いを引き継ぎ、子どもたちの成長のお手伝いをしたいと考えています。ホームページには、これらとともに一時保育、そして情報提供ページ「トータスラボ」を設け、保育・育児情報や子育て相談窓口のご案内なども掲載しています。パンフレットは、園での配付の他、近隣自治体の保育担当窓口でも設置しています。
利用希望者の問合せには見学希望者には、主に園長が対応しています
利用希望者からの問い合わせや見学の際は、主に園長が(時には法人代表とともに)対応し、保育理念・保育目標や利用条件・保育内容について説明し、必要に応じて育児相談にも応じています。入園希望者には「入園のしおり」を配付しています。見学希望の際は、事前に電話で予約をしてもらいます。見学可能な曜日は、平日の午睡を避けた時間帯(9~11時、14時半~17時頃)を基本に柔軟に対応しています。見学希望者の都合に合わせ、30分~1時間程度それぞれの希望に配慮するとともに、園の保育が理解されるような説明・対応を心がけています。
受入れが難しい場合でも代替案がないか等一緒に検討し、親身な対応を心掛けています
利用申込みなどの問い合わせも多く、施設見学など柔軟に対応しています。アレルギー対応含め、支援が困難で受け入れが難しい場合でも、理由を分かりやすく説明することを心がけ、法人内の別サービスでの対応はできないか、代替案はないか等一緒に検討するよう努め、利用希望者に対して親身な対応を心がけています。また、足立区内の相談先に関する情報提供も行っています。
1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
- 利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している
- 利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている
- 事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している
- 利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
- 事業所のサービス利用が困難な場合には、理由を説明したうえで、他の相談先紹介など支援の必要に応じた対応をしている
【講評】
保護者と個別に入園前面談を行い、園の重要事項など説明し、同意を得ています
サービス開始にあたり、保護者と入園前面談を実施し30~1時間程かけて、「重要事項説明書」に沿って説明しています。重要事項説明書では、運営方針、園概要、保育計画、園と保護者の連絡、料金案内、保護者会、昼食・おやつ・アレルギー対応、緊急時対応、園利用に際し留意いただきたいこと、相談・苦情対応等について説明し、入園契約書にサインをもらっています。また、個人情報の利用同意書、写真掲載に関する承諾についての同意書などももらっています。
慣らし保育の重要性を説明し、無理なく園生活に慣れていけるよう配慮しています
入園直後、子どもの不安やストレスが軽減され無理なく園生活が送れるよう努めています。入園前面談時、慣らし保育の重要性を説明し、SIDS(乳幼児突然死症候群)防止のためにも余裕を持った慣らし保育が望ましいことを説明しています。またカレンダーを渡し、慣らし保育の計画を説明しています。期間は8日間を基本とし、1~2日目は9時~10時45分から始め、3~4日目は給食まで、5~6日目は午睡明けまでなどとしていますが、子どもの状況に応じて保護者と話し合いながら個々に対応し、無理なく園生活に慣れていけるよう配慮しています。
1.サービスの開始にあたり保護者に説明し、同意を得ている
- サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を保護者の状況に応じて説明している
- サービス内容について、保護者の同意を得るようにしている
- サービスに関する説明の際に、保護者の意向を確認し、記録化している
2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
- サービス開始時に、子どもの保育に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している
- 利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように配慮している
- サービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】
子どもの心身状況や生活状況を記録し、職員間で周知し、把握しています
子どもの心身状況や生活状況は、入園時の面談記録や健康診断問診票、入園時検診問診票、児童票、成長の記録調査、発達経過記録などにより把握しています。また、日々の連絡帳、保育日誌、個別月案、個人記録などにより、子どもの全体的な姿を把握して子どもたちの成長を把握しています。子どもや保護者のニーズの把握は、日々の送迎時の会話や連絡帳などを通じて、職員間で周知・把握し、意向なども記録するようにしています。
全体的な計画を踏まえ、各領域を考慮しながら年間指導計画・月案等作成しています
全体的な計画を踏まえ、全体会議やクラス会議、打合せにおいて年間指導計画、月案、週案、個人別指導計画を作成し、日々の保育を実践しています。これら計画は、職員会議で共有し、日々の子どもの姿や保護者とのやり取りなども考慮し、子どもや家庭環境の変化に応じて、園長や担任などとともに見直しを行っています。これら内容は、個人面談、日常の送迎時の機会等を通じて、保護者に直接伝えるよう努めています。
ITツールも活用して、子ども一人ひとりの情報を職員全員に連絡・共有しています
子ども一人ひとりに関する情報は、各クラスの児童票ファイルにそれぞれファイリングしています。ファイリングは職員室内に置かれ、すべての職員が共有し、活用しています。今年度から園内で会議体も整備し、保育の振返り、子どもの状況などについても共有するよう努めています。これら含め、子どもや保護者の状況に変化があった場合の情報など、職員間でのグループLINEも活用して、職員全員に連絡・共有していますが、職員への確実な情報の周知という点において、園として課題があると考えています。今後のさらなる取り組みに期待します。
1.定められた手順に従ってアセスメント(情報収集、分析および課題設定)を行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している
- 子どもの心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し把握している
- 子どもや保護者のニーズや課題を明示する手続きを定め、記録している
- アセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
2.全体的な計画や子どもの様子を踏まえた指導計画を作成している
- 指導計画は、全体的な計画を踏まえて、養護(生命の保持・情緒の安定)と教育(健康・人間関係・環境・言葉・表現)の各領域を考慮して作成している
- 指導計画は、子どもの実態や子どもを取り巻く状況(保護者の意向を含む)の変化に即して、作成、見直しをしている
- 個別的な計画が必要な子どもに対し、子どもの状況(年齢・発達の状況など)に応じて、個別的な計画の作成、見直しをしている
- 指導計画を保護者にわかりやすく説明している
- 指導計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している
3.子どもに関する記録が行われ、管理体制を確立している
- 子ども一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある
- 指導計画に沿った具体的な保育内容と、その結果子どもの状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
4.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
- 指導計画の内容や個人の記録を、保育を担当する職員すべてが共有し、活用している
- 申し送り・引継ぎ等により、子どもや保護者の状況に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
1.子ども一人ひとりの発達の状態に応じた保育を行っている
- 発達の過程や生活環境などにより、子ども一人ひとりの全体的な姿を把握したうえで保育を行っている
- 子どもが主体的に周囲の人・もの・ことに興味や関心を持ち、働きかけることができるよう、環境を工夫している
- 子ども同士が年齢や文化・習慣の違いなどを認め合い、互いを尊重する心が育つよう配慮している
- 特別な配慮が必要な子ども(障害のある子どもを含む)の保育にあたっては、他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう援助している
- 発達の過程で生じる子ども同士のトラブル(けんか・かみつき等)に対し、子どもの気持ちを尊重した対応をしている
- 【5歳児の定員を設けている保育所のみ】
小学校教育への円滑な接続に向け、小学校と連携を図っている
【講評】
様々な角度から子どもの姿を把握し、遊び、食事、午睡など生活の環境を整えています
入園時に提出された児童票や健康の記録、入園後の経過記録を基に子どもの発達段階を把握しています。職員は、一人ひとりの子どもの発達に応じた保育が乳児期には大切であると考えており、保育室が、子どもたちの成長に合わせて快適に過ごせる環境になるようにし、多面的で幅広い成長を促しています。子どもたちが思いきり体を動かせるようにし、ハイハイやつかまり立ち、ヨチヨチ歩きの子どもたちがお互いに成長できるようにしています。手先の器用さを養う玩具や、目と手を対応させて遊ぶ玩具、着せ替え人形など五感を刺激する玩具も用意しています。
子どもたちの主体的な生活を大切にし、遊びながら成長できるようにしています
保育室内は生活動線を考慮した環境となるよう職員が工夫しています。各保育室では一人ひとりの子どもを尊重しながら、集団での活動する時は1歳児の保育室を使うなど、活動しやすさを第一に考えています。年齢が上がるにつれ座って本を読んだり、様々な素材で制作に夢中になれるスペースや、子どもたちが誘い合って遊ぶごっこ遊びのスペース等、子どもたちが好きなことをして遊べるようにしています。1、2歳児合同の活動では、少しづつ自分で考え行動できるようにグループ活動を取り入れたり、意欲が育つようにし、職員が声掛けをしています。
発達段階で起きる気になる事柄には、その子のペースで成長できるようにしています
発達の段階で起きがちな噛みつき等に対しては、ケガに繋がらないように保育士が注意深く見守っています。乳児のみの園で、現在、発達面で気になる子どもはいませんが、職員が子どもの様子を共有し、丁寧に記録をするようにしています。今後は、専門機関と連携を図り適切な支援の継続に努めなければならない案件も生じることを予想して、必要に応じて保護者の相談に乗れるようにしていきたいと考えています。文化や生活習慣の違いのある外国籍の親を持つ子どももおりますが、特に違いを意識することなく過ごせるようにしています。
2.子どもの生活が安定するよう、子ども一人ひとりの生活のリズムに配慮した保育を行っている
- 登園時に、家庭での子どもの様子を保護者に確認している
- 発達の状態に応じ、食事・排せつなどの基本的な生活習慣の大切さを伝え、身につくよう援助している
- 休息(昼寝を含む)の長さや時間帯は子どもの状況に配慮している
- 降園時に、その日の子どもの状況を保護者一人ひとりに直接伝えている
【講評】
登降園時には保護者と直接会話して、子どもの様子を伝えています
登園時の受け入れは、現在感染症対策で玄関で実施しています。子どもの健康状態を中心に配慮が必要な事柄がある場合には状況を確認しています。連絡帳は複写式で、24時間の目盛りに検温、食事、排便、睡眠を記入し、健康状態について家庭と園が相互に細かく連絡し合えるタイプを使用しています。降園時は、お迎えの保護者と職員が短い時間でも一対一で対応できるようにしており、園での様子を口頭で報告しています。小さな傷や処置等があった場合は、見逃すことなく、園長か担任が保護者に直接話し、安心して帰宅してもらえるようにしています。
家庭と連携を密にし、子どもの発達に応じて基本的生活習慣が身につくようにしています
保育目標に「基本的な生活習慣を身に着けます」を掲げ、食べることの大切さ、朝と帰りの挨拶、物を大切にする、友達と仲良くする、などを挙げ、子どもの発達状況や個人差に配慮しながら、基本的な生活習慣が身に着くようにしています。絵本を使って説明し、イラストを掲示して、子どもが戸惑うことなく良い習慣を身に着ける事が出来るようにしています。排泄自立への取り組みも家庭と連携し無理なく進め、園で出来た事、家庭で出来たことを伝え合い、足並みを揃えることが大切と考えています。手洗いや食後うがいも年齢に応じて上手に促しています。
子どもの体調や生活リズムに合わせ、必要な休息と午睡時間を確保しています
年齢に応じて、一日を無理なく過ごせるように休息時間を十分取るようにしています。家庭での睡眠時間や体調にも配慮し、午睡は子ども一人ひとりの生活リズムや年齢、活動内容によって柔軟に対応しています。日中活動の中で十分に体を動かした子どもたちは、保育室の所定の場所で気持ち良く午睡をしています。子どもたちが安心して心地よく眠りに入れるように、カーテンを閉め、明るすぎない静かな環境の中で眠りに誘っています。早く目覚めた子どもは静かに体を休めるようにしています。
3.日常の保育を通して、子どもの生活や遊びが豊かに展開されるよう工夫している
- 子どもの自主性、自発性を尊重し、遊びこめる時間と空間の配慮をしている
- 子どもが人と関わる力を養えるよう援助している
- 子ども一人ひとりの状況に応じて、言葉に対する感覚を養えるよう配慮している
- 子どもが様々な表現を楽しめるようにしている
- 子どもの心身の発達が促されるよう、戸外・園外活動(外気浴を含む)を実施している
- 生活や遊びを通して、子どもが自分の気持ちを調整する力を育てられるよう、配慮している
【講評】
様々な体験をする中で、こどもの意欲や達成感を引き出しています
園は保育理念に沿って、愛される喜びを感じながら、健康で素直な子どもに育って欲しいと考えています。職員は、一人ひとりの子どもの気持ちを大切にする保育を行なっています。園での多くの体験から自信を持って行動できるようになって欲しいと考え、子どもたちが楽しく過ごす中で、新しい体験から様々なモノに関心を持ってもらえるようにしています。子どもの興味や発達に合った玩具や絵本を用意し、散歩で持ち帰った木の実や葉を使った制作や描画、作品を飾り、歌や体操でも、終わりまでやり遂げた時の気持ち良さを味わえるようにしています。
バランスの取れた月間指導計画のもと、子どもたちが元気に日々を過ごしています
月間指導計画の立案では静と動に配慮し、少人数遊びと集団遊びや、散歩に出かけ自然に触れて季節を感じたり、公園の遊具で遊ぶ活動、数人で協力し合い励まし合う活動などを盛り込んでいます。様々な場面で子どもたちの体験を重視しており、子どもの意欲を尊重し、職員の声掛けから積極的に取り組めるようにしています。訪問調査時は、天気も良く、朝の会の後は、子どもたちは公園に散歩に出かけましたが、保育士の声かけに、上着を着て靴を用意するなどの準備では、どの子どもの顔にも「散歩は楽しいな」といったウキウキした表情が見られました。
季節を感じる散歩でたのしみ、知識や観察力、豊かな感性を養っています
車の通行のある道路に面した園ですが、少し歩くと沢山の公園に囲まれた恵まれた立地です。子どもたちは天気の良い日は毎日近隣の大小の公園に出かけ、固定遊具や広場で遊んだり、水場で水遊びをしています。職員は公園マップを作成し、乳児に安全な芝生の公園を中心に行き先を選んで出かけています。散歩ではたくさん歩き、きれいな葉や昆虫などの動植物に触れ自然を大切にする心を育んでおり、畑の観察では、葉を見ただけで作物の名を言える職員もいて子どもたちに教えています。職員は子どもたちの頑張りを褒めており、思い切り体を動かしています。
4.日常の保育に変化と潤いを持たせるよう、行事等を実施している
- 行事等の実施にあたり、子どもが興味や関心を持ち、自ら進んで取り組めるよう工夫している
- みんなで協力し、やり遂げることの喜びを味わえるような行事等を実施している
- 子どもが意欲的に行事等に取り組めるよう、行事等の準備・実施にあたり、保護者の理解や協力を得るための工夫をしている
【講評】
日頃の保育をヒントに、参加して楽しい行事を保育士が企画しています
日々の保育からヒントを得て季節行事を計画しています。季節に関連した歌を覚え制作で準備を進め、期待を抱いて行事の当日を迎えるようにしたいと考えています。今年度は、子どもの日や七夕まつり、クリスマス、節分、卒園式など行事の予定は立てたものの、新型コロナ感染症対策で、登園児が減ったり閉園したりと実施が難しく困難が続いています。その中で、秋にはハロウインを行い、子どもたちは制作した色付きマントを纏って、職員手作りのポシェットにお菓子を入れてもらう企画で楽しみました。現在はクリスマス、卒園式の企画を練っています。
子どもたちの成長に応じた多くの遊びを体験してもらいたいと考えています
子どもたちに室内遊びをたくさん経験して欲しいと考え、カーペット敷きのスペースを設けたり、ごっこ遊び、絵本・お絵かき、パズル、電車・車、ブロックなどの玩具を用意し、絵本は手に取れる高さの本棚に並べて興味を誘っています。コーナー遊びの設定について職員が話し合っています。ピアノの購入計画もあり、音楽に合わせて体を動かすリトミックの実施は、今以上に活動的で楽しいものとなることが予想され、体力作りになると期待しています。日常の保育では、子どもがしたいと思った遊びを好きなだけして過ごせるようにしたいと考えています。
5.保育時間の長い子どもが落ち着いて過ごせるような配慮をしている
- 保育時間の長い子どもが安心し、くつろげる環境になるよう配慮をしている
- 保育時間が長くなる中で、保育形態の変化がある場合でも、子どもが楽しく過ごせるよう配慮をしている
【講評】
少人数の遊びや保育士と子どもが1対1で関わる時間も大切にしています
17時を過ぎると子どもの数は減り、少人数で過ごすことになり、保育室を移動して過ごしています。職員が工夫を凝らして、体を休めるよう静かな遊びをしながら、子どもたちが仲良く過ごせるように配慮しています。乳児のみの園のため、信頼関係の醸成や、愛着関係の基盤づくりに努めたいと考えており、保育士の胸にしっかりと抱かれ、膝を独り占めして絵本を読んでもらう子どももいます。長時間にわたる保育の中では、子どもたちが安全で快適に過ごし、保護者が安心して預けられる環境づくりに力を入れています。
子どもの様子を確実に保護者に伝え、安心して園を利用できる環境となっています
複数担任では一人が残って保護者と直接会話する機会もあり、子どもたちの降園時に担任以外が対応する場合でも、保護者に確実に伝えています。子どもの様子を確実に引き継ぐために「受け入れ簿」を活用し、更に口頭やメモで申し送りをして連絡漏れを防いでいます。個別のエピソードは口頭で伝えて、少人数の保育園のアットホーム感を大切にしています。どの保育士もその日の子どもの様子を理解し、保護者に伝えることができる環境となっています。
6.子どもが楽しく安心して食べることができる食事を提供している
- 子どもが楽しく、落ち着いて食事をとれるような雰囲気作りに配慮している
- メニューや味付けなどに工夫を凝らしている
- 子どもの体調(食物アレルギーを含む)や文化の違いに応じた食事を提供している
- 食についての関心を深めるための取り組み(食材の栽培や子どもの調理活動等)を行っている
【講評】
季節感のある食材で作った美味しい食事を提供し、子どもたちが完食しています
区の作成による献立表に工夫を加え、美味しい給食を提供しています。保育室の隣の給食調理室から、ご飯が炊ける匂いや、野菜が煮えるいい匂いが漂う中、職員がテーブルを用意し、タオルで作ったエプロンを置いて食事の用意を始めています。子どもたちはそれぞれの保育室で食事を摂っており、楽しい雰囲気の中で、落ち着いて食べる環境づくりに職員は力を入れています。適温配食にも努め、食べる量の個人差にも配慮し、ほとんどの子どもが完食しています。様々な行事食を提供し、日本古来の伝統行事の由来を職員が話して聞かせることもあります。
食物アレルギー対応は慎重におこない、離乳食は家庭と連携しながら進めています
アレルギー児については誤食を防ぐなど、慎重に対応しています。食物アレルギーの有無や種類は入園時の面接で把握し、園長と保育士、調理師がその日の除去食を確認し合い、配膳時には二重チェックして誤配膳を防いでいます。テーブルと椅子も、テーブル拭き、エプロンも別にしています。離乳食は家庭で食べた食材から提供し、保護者と話し合い、家庭と連携しながら離乳初期食から中期、完了食へと進めています。形態に縛られず形状を変化させ、調理ばさみで一口大にカットするなどして、味付けや献立は通常の給食と大きく変わらないようにしています。
食育に計画的に取り組み、調理保育など子どもの食への関心と意欲を高めています
職員が皆で考えた結果、毎月第3水曜日を食育の日と決め、計画的に取り組んでいます。食育記録には、参加人数、配置図を予定と実施に分けて記録し、内容と反省および感想を記入して、次月の企画に反映させています。年齢ごとにねらいを定め、0歳は食材に触って重さや大きさを感じたり、年齢が進むにしたがって、旬の食材や調理器具の使い方を覚えたり、クッキーの型抜き、カップケーキの飾りつけ、ミカンの皮むき、ミニ恵方巻などの調理に挑戦する予定です。食を通して豊かな人間性を育み、感じることで五感を刺激する食育に取り組んでいます。
7.子どもが心身の健康を維持できるよう援助している
- 子どもが自分の健康や安全に関心を持ち、病気やけがを予防・防止できるように援助している
- 医療的なケアが必要な子どもに、専門機関等との連携に基づく対応をしている
- 保護者と連携をとって、子ども一人ひとりの健康維持に向けた取り組み(乳幼児突然死症候群の予防を含む)を行っている
- 子どもの入退所により環境に変化がある場合には、入所している子どもの不安やストレスが軽減されるよう配慮している
【講評】
感染症や身の回りの安全、危険な場所や交通ルールについて話しています
乳児のみの園のため、健康に関心が育つよう、ばい菌が出る絵本や紙芝居を利用して、わかりやすく話をする機会を持っています。散歩に出かける前には、交通量の多い道路や歩道の歩き方、安全のためのルールや様々な危険について職員が子どもたちに話しています。日々の保育でも、危険な場所への立ち入りや遊びについて話し、子どもが自ら事故を予防できるように指導しています。感染症予防への取り組みも積極的で、手洗いの大切さはイラストを掲示して紹介しており、戸外遊び後の手洗いやうがいの励行も年齢に応じて促しています。
子どもの体調に気を配り、感染症対策等には万全の対策をとっています
小児科医の定期健康診断は全園児について年2回実施しています。毎日の子どもたちの様子は連絡帳の複写部分を綴じており、毎月実施する身体測定の結果は記録に取って保護者に報告しています。登園前に家で検温し、園に到着したら再度検温し記録しています。職員は子どもたちの体調に気を配っており、何か不明点があれば保護者に連絡する体制を取っています。園での与薬は基本的には行っていません。午睡チェック表には温湿度を記録し、新型コロナ感染症対策では、消毒に加え、加湿器を置き、数か所の窓を開けて換気に十分注意しています。
乳幼児突然死症候群の予防や感染症対策に努め、保護者に情報提供しています
入園時には「トータス保育園入園のしおり」と「重要事項説明書」を用いて、保健関連の説明を実施しています。毎月の園だよりにも季節に応じた保健情報を掲載し、流行っている感染症の症状や感染経路、予防法などを掲示して保護者に注意を促しています。乳幼児突然死症候群については0歳児は5分ごと、1、2歳児は10分ごとに呼吸チェックを実施し、顔の向きと共に記録しています。その際は記録担当者を色で示し、確認した職員名が判るようにしています。吐物処理セットも保育室に常備し、実際の処理の仕方を職員が共有しました。
8.保護者が安心して子育てをすることができるよう支援を行っている
- 保護者には、子育てや就労等の個々の事情に配慮して支援を行っている
- 保護者同士が交流できる機会を設けている
- 保護者と職員の信頼関係が深まるような取り組みをしている
- 子どもの発達や育児などについて、保護者との共通認識を得る取り組みを行っている
- 保護者の養育力向上のため、園の保育の活動への参加を促している
【講評】
保護者の支援に力を入れ、負担軽減について様々な角度から取り組んでいます
送迎時の保護者との会話や、連絡帳の記載事項で子どもの様子を伝え、保護者とのコミュニケーションに努めており、保護者の立場に立った対応で園と保護者の信頼関係が築かれるよう努めています。登園・降園の時間への配慮も、個別の申し出を受け相談に応じています。保護者の職場事情でお迎えが遅れるなどの場合は、連絡を受けて可能な範囲で柔軟に対応しています。
子どもたちの園での様子を知らせ、保護者の理解が深まるように工夫しています
園だよりの他に、食育への取り組みを写真で紹介した「食育」を配付し、今後は撮りためた写真の配付を考えています。「子どもの生き生きした姿を知らせたい」との考えから、保育士は連絡帳への丁寧な記載を心がけています。園長も職員も、常に話しやすい態度で保護者に接し、園と家庭が同じ見通しを持って子どもの成長を見守れるようにしています。保護者の要望を把握する方法として、個人面談の実施を予定しており、希望日を取り、事前アンケートも実施しました。今後は保育参加やクラス懇談会等で保護者同士の交流にも力を入れたいと考えています。
9.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
- 地域資源を活用し、子どもが多様な体験や交流ができるような機会を確保している
- 園の行事に地域の人の参加を呼び掛けたり、地域の行事に参加する等、子どもが職員以外の人と交流できる機会を確保している
【講評】
園を広く知ってもらい、地域とのつながりを大切にしたいと考えています
園は地域の特性と保護者のニーズの把握に努め、園として地域に貢献したいと考えています。今年度は、新型コロナ感染症のため、地域では夏祭り、盆踊り、ハロウインなどの企画が次々と中止となっています。開園して間もないこともあり、今後も地域の人に園を広く認知してもらえる機会を作っていきたいと考えています。
園児と保護者、地域の人が交流する「竹の子まつり」の再開を企画しています
事業継承以前の昨年まで、毎年10月に地域交流を目的として「竹の子まつり」を実施していました。園を会場に、園児、保護者、地域の方々を招いて行われていたため、この度の新型コロナ感染症の影響で、行事が企画できず、見送ったことについて職員の間でも残念な気持ちが広がっており、来年は綿密な計画のもと企画したいと考えています。また、園のあるビルには保育ママさんがおり、過去には、地域の児童館に子どもたちと一緒に出かけて遊んだ経験もあるため、地域との関係作りについては、工夫しながら進めていきたいと考えています。
【講評】
個人情報の取り扱いや子どものプライバシーの保護に努めています
入園時に、個人情報の取り扱いについて、個人情報保護方針(プライバシーポリシー)をもとに保護者に説明し、子どもに関する情報を外部とやり取りする必要が生じた場合には、保護者に同意を得た上で対応しています。また日常保育の中での子どもの羞恥心への配慮として、着替えやおむつ替えの時は車道・歩道側のカーテンを閉めたり、外から見えないよう配慮しています。また夏のプール・水遊びは、園裏口の駐車場に面した場所で実施していますが、外部の視線が入らないよう、日よけなどを使用し、他者から視線が入らないよう配慮しています。
子どもの気持ちに寄り添いながら健やかな育ちを支える保育に努めています
日々の保育は、保護者の考えや気持ち、それぞれの家庭の状況等もふまえて、ともに子どもの成長を見守り、子どもの一人ひとりの気持ちや思いを受け止め、子どもの気持ちに寄り添いながら健やかな育ちを支える保育に努めています。子どもに対して呼び捨てはせず、「くん」「ちゃん」を基本に、一人ひとりの名前や人格を尊重することを大切にしています。園として、人権に配慮した保育などについて、まだ気を付ける点・見直すべき点もあり、課題もあると認識しており改善ていきたいと考えています。今後の取り組みに期待します。
虐待防止マニュアルがありますが、さらなる理解を深める取り組みに期待します
法人として作成した「虐待防止マニュアル」があり、児童虐待の定義、虐待を受けている子どもの特徴、子どもへの関わり方、援助者の基本姿勢、チェックシートなど記載されています。今後、外部の研修会にも参加が計画されており、これから園として、さらに理解を深めていきたいと考えています。園として、虐待に関する知識、情報をどれだけ保育に結び付けて活かすことが出来るかが課題と考えており、職員自己評価の「虐待防止等の職員の理解」でも十分とはいえない結果となりました。今後のさらなる理解を深める取り組みに期待します。
1.子どものプライバシー保護を徹底している
- 子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、保護者の同意を得るようにしている
- 子どもの羞恥心に配慮した保育を行っている
2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、子どもの意思を尊重している
- 日常の保育の中で子ども一人ひとりを尊重している
- 子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮した保育を行っている
- 虐待防止や育児困難家庭への支援に向けて、職員の勉強会・研修会を実施し理解を深めている
【講評】
日常の保育業務の基本となるマニュアル・手順等の作成・明確化が期待されます
旧園から事業継承し、開園1年目です。日常の保育業務は、旧園からのやり方も受け継ぎ、定められた手順に沿っているか日々の保育の中での確認・点検をして進めています。今まで経験豊富なベテラン職員・先輩から新たな職員へ受け継がれてきている面もあり、基本マニュアルの作成については、園として今後の課題と考えています。職員自己評価の「業務の標準化」でも十分とはいえない結果となりました。園の保育を振り返りながら、保育業務の基本となるマニュアルの作成・明確化とともに、定期的に見直しの機会を設ける等、今後の取り組みに期待します。
手順・マニュアルの見直しルールを定める等の取り組みが期待されます
開園1年目の中、年度末3月に手順等の見直しを行う計画としています。見直すべき点があった場合は、都度反映するよう努め、見直した内容は、全体会議やグループLINEを使用して職員に周知しています。園として、特に見直し基準等定めておらず、必要に応じて実施することとしており、職員自己評価における「手順等の見直し基準」においても十分とはいえない結果となりました。今後の保育業務の基本となるマニュアル作成への取り組み含め、その活用に向けた取り組み、手順の見直しルールを定める等、今後の取り組みに期待します。
1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
- 手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている
- 提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうか定期的に点検・見直しをしている
- 職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や保護者等からの意見や提案、子どもの様子を反映するようにしている
事業者のコメント
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【講評】
理念・方針、園のこだわりを明示して関係者に周知しています
法人の「経営理念」「経営方針」を明確にして、「保育理念」「保育目標」と「当園のこだわり」を保育園の玄関に掲示しています。これらを全体会議で説明するとともに職員休憩室に掲示して周知に努めています。新しい園として職員に「当園のこだわり」にて方向性を説明しています。理念などを職員の休憩室に掲示して、全体会議・クラス会議で伝え、理解を得るようにしています。利用者には、入園前の面談で、保育理念などを記載した重要事項説明書などを使用して、利用者に説明しています。入園後での園だよりの中でも説明して周知を図っています。
法人代表者と園長は、自らの責任などを伝えて職員をリードしています
法人の代表と園長は、毎週金曜日の全体会議、毎週水曜日のクラス会議で園が目指すところなどを分かり易く伝えています。保育園の運営母体が変わり園長も新任であるため、理念等の実現に向けて自らの役割と責任を職員に丁寧に伝えて園をリードしています。会議では職員に目的を持ち組織的に進めること、全員で共有してそれを守ることを話し合っています。年に2回実施する職員面談において、保育園の新しい方向性や進め方について話し合い、職員の理解を得るようにしています。
経営層は現場の意見を聞いた上で重要案件を決め、会議で職員に周知しています
重要な案件について、上からの押し付けでなく誰でも意見を出しやすい環境つくりに配慮しています。重要案件の決定は、職員の意見を聞き、法人の代表と園長で検討して、必要な時は取締役会を経て決めています。職員には全体会議やクラス会議で伝えています。会議に参加できない職員のことも考え、職員間でグループLINEも活用して周知に努めています。園長の現場での取り組みが職員の理解につながり、決まったことの実行につながりつつあります。重要な案件については、利用者へは園内の掲示などで周知しています。