評価結果
評価結果詳細
全体の評価講評
事業者が特に力を入れている取り組み
事業評価結果
組織マネジメント分析結果
サービス分析結果
利用者調査結果
事業者のコメント
評価結果を見るときに
第三者評価制度の説明
画面の見方
関連する情報
他年度の評価結果
令和3年度評価結果
福祉サービス第三者評価情報
>
評価結果検索
>
評価結果一覧
>
全体の評価講評
令和4年度
認可保育所
<<前の評価結果を見る
法人名称
社会福祉法人尚徳福祉会
事業所名称
井荻保育園
評価機関名称
株式会社ふくし・ファーム
評価者
修了者No.H0601051
修了者No.H2001058
修了者No.H1801008
評価実施期間
2022年7月1日~2023年3月31日
全体の評価講評の構成
見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。
▼全体の評価講評
▼コメント
室内は好きな玩具を出し入れできるように棚に整理し、子ども自ら遊びを選べる環境を作っています
室内は好きな玩具を出し入れできるように棚に整理し、子ども自ら遊びを選べる環境を作っています。ままごと・絵本・積み木・ドールハウスなどのコーナーを設置し、目的を持って集中して遊びを展開していけるように援助しています。集団活動では保育者が一緒に遊び、主体的に関われるような言葉がけや、子ども同士の関わりを深め、みんなで遊ぶ楽しさを伝えています。なお、特徴的な玩具として、食材の見立て遊びが出来る布製の手作りおもちゃや、日本には見られないユニークな絵が施されたドイツ製やフィンランド製のパズルなどを用意しています。
運動遊びとリズム遊びで子どもの心と身体の成長を促すとともに、生活リズムを整え精神的な安定を促しています
保育所の園庭保有率が低くなっていることが話題となっていますが、本園には鉄棒・たいこ橋・砂場などを設置した園庭があります。また、マルチパーツ(L字型の木製パーツ)を組み合わせて家や基地など自由な発想で作っています。加えて、保育士の得意分野を活かした運動遊び(巧技台、跳び箱、鉄棒、マットなど)をリズム遊びを取り入れ、体幹を鍛え丈夫な体作りを支援しています。そして、カモが住む池を有する自然豊かな都立公園にも出かけています。さらに、5歳児クラスの子どもが小学校を訪れて学校の先生から案内を受けることが出来ました。
新入職員に対して理事長自らが面談を行うなど、リーダーシップを発揮して経営と保育の方針を示しています
保育の理念・ビジョンについて、法人研修では理事長自ら講話を行うとともに、文書でも明示しており、新入職員に対しては理事長自ら面談しています。理事長の指定した本(職員間の話し合いのノウハウをテーマにしたもの)を読み、レポートを提出する機会も設けています。また、今年度より本部にスーパーバイザーとアドバイザーを各2名配置し、園長以下現場職員の支援体制を手厚くしています。さらに、入園が決まった利用者に対しても、推薦する育児書を配布しています。理事長がリーダーシップを発揮して、経営と保育の方針を示しています。
ホームページの管理方法を見直すことで、情報発信の内容や頻度を充実させていくことが出来ると思われます
ホームページには、「保育理念・保育方針・保育目標と・園の概要・健康について・給食について・年間行事、園生活のようす(おたより一覧/保育日誌/みんなの写真)・子育て支援」などを掲載しています。一方で、ホームページは本部で管理しており、更新に時間差が生じています。また、写真や活動報告の掲載がなく、園生活の様子を垣間見ることが出来ません。これでは、利用希望者の期待に副う情報提供には至りません。今後ホームページの管理方法を見直し、情報発信の内容や頻度を充実させていくことが出来ると思われます。
施設・設備の改修を実現し、子どもと職員が安心して生活できる環境を整えることが期待されます
施設・設備の老朽化に対して、修繕が必要です。空調設備の不具合や、床の劣化、建具の状態等において、一部、事故怪我の発生要因が見られます。換気扇の音の改善や調理室における食洗機の導入など、園運営の負荷を低減すべき箇所も見られます。法人・園として課題解消に努めていますが、一定規模の工事等の実現には建物の貸主である区の許可が必要です。引き続き折衝を続け、工事等の許可を得ることが期待されます。前年度から状況の進展がなく、再掲としました。
「杉並区の保育」と「尚徳福祉会の保育」を掛け合わせたところにある「これからの井荻保育園の保育」が見えてくると思われます
運営の移管を受ける際、当時の区立園長よりそれまで実践していた保育の考え方について引き継ぎを受けています。ただし、その手段は口頭でのものであり、正式な書面は残っていません。杉並区直営時代の井荻保育園の保育実践内容をテキスト化することから始め、もう一方で「尚徳福祉会の保育」をいかに具体化するのかという視点を足していくことが今後の取り組みとなります。そのような視点が交差したところに、これからの井荻保育園の保育実践スタイルを確立し、職員が実践を深めていくことが見通せます。
このページの一番上へ
事前説明には、評価の理解を深めて頂く為、評価の全体像や具体例を用いたわかりやすい資料を作成し、丁寧に説明を行いました。事業評価においては、自己評価の事実確認に徹し、第三者性の担保に配慮しました。また、利用者調査および事業評価の集計結果は、独自開発による集計シートを用い、グラフ・表によりわかりやすく報告しました。
このページの一番上へ