福祉サービス事業所の働きやすい職場宣言実現について -第3回-
6.キャリアアップ
福祉職に限らず全ての業種に言えることかもしれませんが、様々な経験を重ねることで視野が広がってくると、その力をさらに高いレベルで発揮したいという意欲が生まれることと思います。
当事業団ではキャリア形成の観点から、人事異動や昇任といった人事制度を効果的に活用し、長いスパンに基づく人材育成を推進しています。
正規職員は一般業務の1級職からスタートし、指導業務を担う2級職。グル-プリーダー等の職に就き、監督業務にあたる3級職(サブマネージャー)。部門長として各部門の統括監督業務を行う4級職(マネージャー)。園長等の職に就き、施設の責任者として管理業務を担う5級職(ジェネラルマネージャー)と、5階層に分かれています。職層毎に求められる役割が明確に定められており、職員個々が自らキャリアデザインを描きながら、自身の目標に向かって邁進する仕組みが整備されています。