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1. サービス情報の提供 |
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1.子どもや保護者等に対してサービスの情報を提供している |
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【講評】詳細はこちら
- 法人のホームページにおいて児童養護施設に関する理解を深める情報発信を行っている
- 理念のもと、行政とも連携しながら、社会的養護、子育て支援事業に取り組んでいる
- 措置変更等がある場合は、事前に交流の時間を設ける等、児童相談所と協議している
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2. サービスの開始・終了時の対応 |
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1.サービスの開始にあたり子どもや保護者に説明し、理解を得るようにしている |
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2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている |
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【講評】詳細はこちら
- 事前面接に出向いて子どもからの情報を得て、職員間で共有し受け入れ準備をしている
- 子どもに関する環境整備を整え新しい生活がスムーズにスタートできるよう支援している
- 退所にあたり、子どもが少しでも安心して新たなスタートが切れるよう努めている
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3. 個別状況に応じた計画策定・記録 |
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1.定められた手順に従ってアセスメントを行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している |
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2.子どもや保護者の希望と関係者の意見を取り入れた自立支援計画を作成している |
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3.利用者に関する記録を適切に作成する体制を確立している |
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4.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している |
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【講評】詳細はこちら
- ホーム担当職員と医師・各専門職等、多角的な視点で子どものアセスメントを行っている
- 「自立支援計画書 児童意見」に沿って、子どもの意向、考えを確認し意識を高めている
- 現状の機能を活用しきれていないため効果的な作成及び共有のしくみづくりが期待される
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4. サービスの実施 |
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1.個別の自立支援計画に基づいて、自立した生活が営めるよう支援を行っている |
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【講評】
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- 詳細な自立支援計画やケース検討結果を踏まえ、日々の支援を実践している
- リービングケアの方向性として、自立に向けて身に着けてほしい5つの力を明示している
- 退所した子どもが滞在できる専用のスペースができ、アフターケアの充実が図られている
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2.家族等との関係構築に向けた取り組みを行っている |
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【講評】
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- 子どもの願いを踏まえ、家庭復帰について児童相談所との連携を取るようにしている
- 親子支援室を活用し、それぞれの状況に応じて交流が進むように支援している
- 単年度でフォスタリング委員会を設置し地域のフォスタリング機関との連携を図っている
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3.子どもが楽しく安心して食事ができるようにしている |
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【講評】
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- 家庭に近い食事を提供できるよう、買い物から調理まで全てホーム毎に行っている
- 栄養士発行の「福音ごはん通信」の継続等により、施設全体で食育を推進している
- 自立後を見据えた食育の取り組みを進めており、子どもに渡す冊子等を準備している
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4.子どもの健康を維持するための支援を行っている |
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【講評】
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- 2名の看護師を中心に、感染症対策にも注力しながら子どもの健康管理に取り組んでいる
- 看護師作成の「おくすりガイドブック」ができ、服薬管理の標準化を推進している
- 自立後にも必要な服薬や通院を継続できるよう、子どもへの意識付けを課題としている
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5.子どもの精神面でのケアについてさまざまな取り組みを行っている |
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【講評】
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- 心理職員が各ホームを巡回し、担当職員と連携して子どもの安心への支援を行っている
- テーマに沿ってグループワークも取り入れ、年齢別や男女別の性教育を実施している
- コロナ流行期の子どものストレスチェック方法を共有し、早期の問題把握に努めている
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6.子どもの主体性を尊重し、施設での生活が楽しく快適になるよう支援を行っている |
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【講評】
詳細はこちら
- 要綱を策定して居室を施錠可能にし、生活する上での子どもの安心感を高めている
- Wi-Fi環境を整備し、子どもの生活や学習面での有効活用を図っている
- 施設行事やホーム単位の行事等は、子どもたちの意見を取り入れて実施している
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7.子ども一人ひとりに応じた学力向上・進路決定のための取り組みを行っている |
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【講評】
詳細はこちら
- ボランティアによる学習会や第三者委員との交流等はリモートに切り替えて実施している
- 社会的なIT教育推進の動向を受け、高校生に1人1台のパソコン貸し出しを行っている
- 感染症の影響によりアルバイトを自粛した子どもには、同等の金額分を保障している
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8.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている |
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【講評】
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- コロナ禍でも子どもたちが楽しめるように、外出のルール等を設定して取り組んでいる
- ボランティアによる学習会や第三者委員との交流等はリモートに切り替えて実施している
- 自治会への加入等で、地域の一員としての暮らしを子どもたちに知らせている
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5. プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重 |
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1.子どものプライバシー保護を徹底している |
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2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、個人の意思を尊重している |
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【講評】詳細はこちら
- 日常生活の各場面において子どものプライバシー及び羞恥心への配慮に努めている
- 定期的な聞き取りや振り返り等、権利擁護に取り組んでいるが、さらなる浸透が望まれる
- 各ホームにおいて、子ども間の関係性に留意して適切な対応ができるよう心がけている
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6. 事業所業務の標準化 |
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1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている |
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2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている |
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【講評】詳細はこちら
- 福音寮の職員として理解すべき基本事項「職員ハンドブック」を職員に配布している
- 各種マニュアルが用意されており、職員間の価値観の擦り合わせのしくみを設けている
- 専門職や主任の業務について明確にする必要を認識しているため、明確化が望まれる
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