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調査対象:(1)アンケート方式:幼児グループの利用3名・その保護者3世帯を対象とした。(2)場面観察方式。
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調査方法:アンケート方式,場面観察方式
(1)個人情報保護に配慮し①調査のご協力依頼文書、②調査票、③返信用封筒を施設側に渡し、施設側から家族に配布していただき、返信用封筒にて直接当評価機関へ返送していただいた。(2)評価員が施設を訪問しての場面観察方式を行った。
- 利用者総数:
3人
- 利用者家族総数(世帯):
3世帯
- 共通評価項目による調査対象者数:
3人
- 共通評価項目による調査の有効回答者数:
2人
- 利用者家族総数に対する回答者割合(%):
66.7%
- 調査項目:
共通評価項目
評価機関としての調査結果
調査時に観察したさまざまな場面の中で、調査の視点に基づいて評価機関が選定した場面
利用者は少し緊張気味で車いすで外に出た。生活支援員は園内の草花が良く見えるように車いすの位置を調整し、利用者に草花について話しかけた。利用者は静かに薄目を開けて生活支援員の話を聞いていた。別の生活支援員がカメラを向けると目を少し開けてカメラの方を見たような仕草をした。生活支援員はダンス曲をいくつか示して利用者の選択を促した。5人の利用者の車いすダンスが始まった。前後・左右の動きや回転の動き速度の変化等、リズミカルで多彩な変化で動く車いすの上で、その利用者は目をしっかり開けて、口もとを緩ませ楽しんでいた。
選定した場面から評価機関が読み取った利用者の気持ちの変化
利用者は、園外に出て、日の光や柔らかな陰影に少し戸惑っている様子も見られた。生活支援員が草花の名前を言いながら、利用者の顔近くに植物をもっていくと、興味が出たらしく目を開けて支援員の方を見ていた。曇天の柔らかな陰影のもと、利用者は外気に触れ、活気がでてきたように見受けられた。ダンスでは車いすの回転に合わせるように目の動きが少しずつ早くなった。リズムに合わせて近づいたり離れたりする仲間の様子や、軽快に動く自分の車いす、これらの動きに気持ちが開放され、気分が高揚したようである。利用者の表情から、エアータッチの場面では目をしっかり開けて活動を楽しむことができたように見受けられた。
「評価機関としての調査結果」に対する事業者のコメント
・当園では「最も弱いものをひとりももれなく守る」とする法人の基本理念を事業の基本として、利用者様が通所で主体的に過ごせるよう努めています。日中の活動はもちろん、すべての支援において本人の意思の尊重が基本であり、職員はその確認のための努力を継続し、より適切な活動および支援を提供しております。また、児童発達支援では、特に本人の障害者特性を考慮しつつ発達段階に対応した「興味」「関心」の引き出しに重点を置いています。
・今回の場面観察においては、生活介護のおいての利用者様の気持ちの変化を捉えており、当園の取り組みについて評価していただいていると思います。今後もケース会議等で利用者様の意思の確認方法について、専門職間でディスカッションを重ね、実際の生活介護・児童発達支援に活かしていきたいと考えております。特に、生活介護では、利用者様の状態が重症化の傾向にあり、意思確認は大変難しい課題となっていますが、引き続き利用者様の意思を尊重したサービスの提供に尽力していきたいと考えております。
この評価結果の利用者調査は、有効回答者数が3未満であったため、個人情報保護の観点から、各項目の回答数・コメントは公開されていません。
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調査対象:(1)アンケート方式、成人グループの利用者22名・その保護者22世帯を対象とした。(2)場面観察方式。
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調査方法:アンケート方式,場面観察方式
(1)個人情報保護に配慮し①調査のご協力依頼文書、②調査票、③返信用封筒を施設側に渡し、施設側から家族に配布していただき、返信用封筒にて直接当評価機関へ返送していただいた。(2)評価員が施設を訪問しての場面観察方式を行った。
- 利用者総数:
22人
- 利用者家族総数(世帯):
22世帯
- 共通評価項目による調査対象者数:
22人
- 共通評価項目による調査の有効回答者数:
13人
- 利用者家族総数に対する回答者割合(%):
59.1%
- 調査項目:
共通評価項目
評価機関としての調査結果
調査時に観察したさまざまな場面の中で、調査の視点に基づいて評価機関が選定した場面
利用者は少し緊張気味で車いすで外に出た。生活支援員は園内の草花が良く見えるように車いすの位置を調整し、利用者に草花について話しかけた。利用者は静かに薄目を開けて生活支援員の話を聞いていた。別の生活支援員がカメラを向けると目を少し開けてカメラの方を見たような仕草をした。生活支援員はダンス曲をいくつか示して利用者の選択を促した。5人の利用者の車いすダンスが始まった。前後・左右の動きや回転の動き速度の変化等、リズミカルで多彩な変化で動く車いすの上で、その利用者は目をしっかり開けて、口もとを緩ませ楽しんでいた。
選定した場面から評価機関が読み取った利用者の気持ちの変化
利用者は、園外に出て、日の光や柔らかな陰影に少し戸惑っている様子も見られた。生活支援員が草花の名前を言いながら、利用者の顔近くに植物をもっていくと、興味が出たらしく目を開けて支援員の方を見ていた。曇天の柔らかな陰影のもと、利用者は外気に触れ、活気がでてきたように見受けられた。ダンスでは車いすの回転に合わせるように目の動きが少しずつ早くなった。リズムに合わせて近づいたり離れたりする仲間の様子や、軽快に動く自分の車いす、これらの動きに気持ちが開放され、気分が高揚したようである。利用者の表情から、エアータッチの場面では目をしっかり開けて活動を楽しむことができたように見受けられた。
「評価機関としての調査結果」に対する事業者のコメント
・当園では「最も弱いものをひとりももれなく守る」とする法人の基本理念を事業の基本として、利用者様が通所で主体的に過ごせるよう努めています。日中の活動はもちろん、すべての支援において本人の意思の尊重が基本であり、職員はその確認のための努力を継続し、より適切な活動および支援を提供しております。また、児童発達支援では、特に本人の障害者特性を考慮しつつ発達段階に対応した「興味」「関心」の引き出しに重点を置いています。
・今回の場面観察においては、生活介護のおいての利用者様の気持ちの変化を捉えており、当園の取り組みについて評価していただいていると思います。今後もケース会議等で利用者様の意思の確認方法について、専門職間でディスカッションを重ね、実際の生活介護・児童発達支援に活かしていきたいと考えております。特に、生活介護では、利用者様の状態が重症化の傾向にあり、意思確認は大変難しい課題となっていますが、引き続き利用者様の意思を尊重したサービスの提供に尽力していきたいと考えております。
※読み上げソフトをご利用のかたへ
パーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。
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有効回答者数/利用者総数
13/22 |
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1.事業所に通うことが、利用者の身体の機能や健康の維持・促進の役に立っているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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2.事業所での活動は、利用者が興味や関心を持てるものになっているか |
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3.事業所に通うことで、利用者の情緒が安定しているか |
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4.事業所での人との関わりは、利用者に良い影響を与えているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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5.利用者の様子や支援内容(体調変化時の対応含む)について、事業所と情報共有できているか |
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6.家族に対する精神的なサポート(介護に関する悩み相談や、家族間交流の機会の提供等)は役に立っているか |
はい 69%
どちらともいえない 15%
いいえ 8%
無回答・非該当 8%
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7.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか |
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8.職員の接遇・態度は適切か |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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9.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか |
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10.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか |
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11.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか |
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12.利用者のプライバシーは守られているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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13.個別の計画作成時に、利用者や家族の状況や要望を聞かれているか |
はい 85%
どちらともいえない 8%
無回答・非該当 8%
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14.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか |
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15.利用者の不満や要望は対応されているか |
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16.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか |
はい 46%
どちらともいえない 23%
無回答・非該当 31%
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