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評価結果 利用者調査と事業評価(組織マネジメント項目・サービス項目)の評価手法

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令和元年度(2019年度) 認可保育所
法人名称
特定非営利活動法人はとぽっぽ
事業所名称
ぽっぽの森保育園
評価機関名称 特定非営利活動法人 あす・ねっと

第三者評価結果の構成  見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。

事業者の理念・方針、期待する職員像

理念・方針
事業者が大切にしている考え(事業者の理念・ビジョン・使命など) 1)人間らしく主体的に生きるための土台作り
2)どの子も認められて育ち、自分の力を十分発揮できる力を培う
3)安心・安全な食事を提供
4)生き生きと働き続けられる職場
5)子育てしやすい環境作り 
期待する職員像
職員に求めている人材像や役割 ・温かく・受動的・応対的に対応
未来の社会をつくる人を育てるという意識や役割を担っているという自覚 
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感) ・温かく
・受動的
・応答的に対応 

全体の評価講評 詳細はこちらから

特によいと思う点
  • 職場活性化、事務作業効率化等のために実施可能な改善を前向きに実施している
  • 卒園後の子どもたちとの交流を継続的に行い支援している
  • 園では自由遊びの時間を十分に確保しており、子どもたちはそれぞれ自分のやってみたいことにチャレンジする機会がある。
さらなる改善が望まれる点
  • リスクマネジメントについて設備面、手続き面とも見直し検討が望まれる
  • 園で提供している情報量を増やし、更なる媒体での情報提供の取り組みに期待したい
  • 降園時、保護者は生活表でその日の子どもの活動を知ることができるが、生活表の欄はスペースも小さいので大きく掲示する工夫がまたれる

事業者が特に力を入れている取り組み 詳細はこちらから

 明るい職場づくりと率直に意見を言える雰囲気づくりに注力している

 園全体で効率的に情報の共有が図れるように工夫している

 安全で安心に食べることができる給食の提供であり、食育も積極的に行っている

利用者調査結果詳細はこちらから

調査概要

  • 調査対象:当園の園児(利用者)は77名であるが、複数の子どもを預けている家庭があり、重複を避けると家族総数は66世帯である。この66世帯を調査対象とした。その際、取得データは一番下の子どもを基準とした。
  • 調査方法:アンケート方式  
    保護者に対するアンケート方式で実施している。当評価機関で作成した回答シートと案内文、返信用封筒を事業所経由で保護者に手渡し、記入後は返信用封筒で直接、当評価機関に郵送してもらい、回収した。
  • 利用者総数: 77人
  • 利用者家族総数(世帯): 66世帯
  • 共通評価項目による調査対象者数: 66人
  • 共通評価項目による調査の有効回答者数: 35人
  • 利用者家族総数に対する回答者割合(%): 53.0%
  • 調査項目: 共通評価項目
※読み上げソフトをご利用のかたへ
パーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。
有効回答者数/利用者総数
35/77
1.保育所での活動は、子どもの心身の発達に役立っているか
はい
94%
どちらともいえない
6%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
2.保育所での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか
はい
94%
どちらともいえない
6%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
3.提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか
はい
100%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
4.保育所の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか
はい
80%
どちらともいえない
14%
 
いいえ:3%  
無回答・非該当:3%
5.保育時間の変更は、保護者の状況に柔軟に対応されているか
はい
69%
どちらともいえない
11%
無回答・非該当
17%
 
いいえ:3%
6.安全対策が十分取られていると思うか
はい
49%
どちらともいえない
37%
いいえ
14%
 
無回答・非該当:0%
7.行事日程の設定は、保護者の状況に対する配慮は十分か
はい
74%
どちらともいえない
17%
いいえ
9%
 
無回答・非該当:0%
8.子どもの保育について家庭と保育所に信頼関係があるか
はい
80%
どちらともいえない
14%
いいえ
6%
 
無回答・非該当:0%
9.施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか
はい
80%
どちらともいえない
14%
 
いいえ:3%  
無回答・非該当:3%
10.職員の接遇・態度は適切か
はい
71%
どちらともいえない
17%
いいえ
9%
 
無回答・非該当:3%
11.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
はい
77%
どちらともいえない
14%
無回答・非該当
6%
 
いいえ:3%
12.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
はい
54%
どちらともいえない
37%
無回答・非該当
6%
 
いいえ:3%
13.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
はい
91%
どちらともいえない
6%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:3%
14.子どもと保護者のプライバシーは守られているか
はい
80%
どちらともいえない
11%
無回答・非該当
6%
 
いいえ:3%
15.保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか
はい
80%
どちらともいえない
14%
 
いいえ:3%  
無回答・非該当:3%
16.利用者の不満や要望は対応されているか
はい
57%
どちらともいえない
23%
いいえ
6%
無回答・非該当
14%
17.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
はい
34%
どちらともいえない
23%
いいえ
23%
無回答・非該当
20%
評点のレーダーチャートを表示する

組織マネジメント分析結果     ←クリックすると詳細が表示されます。

サービス分析結果

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は、 実施できていない場合はで表示されます。
  1. サービス情報の提供
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
4/4
  1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】詳細はこちら
  • 園の情報を利用希望者等にわかりやすく提供できるような取り組みに期待したい
  • 保護者への情報提供を積極的にしている
  • 積極的に地域との交流を図り、園の機能を提供している
評点の内容 詳細はこちらから
  2. サービスの開始・終了時の対応
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
6/6
  1.サービスの開始にあたり保護者に説明し、同意を得ている
サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を保護者の状況に応じて説明しているサービス内容について、保護者の同意を得るようにしているサービスに関する説明の際に、保護者の意向を確認し、記録化している
  2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
サービス開始時に、子どもの保育に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように配慮しているサービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 入園説明会や個別面談などで入園にあたっての重要事項について説明し理解を得ている
  • 慣らし保育を実施して保護者と子どもの不安やストレスを軽減している
  • 卒園生に対して継続性に配慮した支援をしている
評点の内容 詳細はこちらから
  3. 個別状況の記録と計画策定
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
12/12
  1.定められた手順に従ってアセスメント(情報収集、分析および課題設定)を行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している
子どもの心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し把握している子どもや保護者のニーズや課題を明示する手続きを定め、記録しているアセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
  2.全体的な計画や子どもの様子を踏まえた指導計画を作成している
指導計画は、全体的な計画を踏まえて、養護(生命の保持・情緒の安定)と教育(健康・人間関係・環境・言葉・表現)の各領域を考慮して作成している指導計画は、子どもの実態や子どもを取り巻く状況の変化に即して、作成、見直しをしている個別的な計画が必要な子どもに対し、子どもの状況(年齢・発達の状況など)に応じて、個別的な計画の作成、見直しをしている指導計画を保護者にわかりやすく説明している指導計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している
  3.子どもに関する記録が行われ、管理体制を確立している
子ども一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある指導計画に沿った具体的な保育内容と、その結果子どもの状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
  4.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
指導計画の内容や個人の記録を、保育を担当する職員すべてが共有し、活用している申し送り・引継ぎ等により、子どもや保護者の状況に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
【講評】詳細はこちら
  • 様々な機会を通して保育に必要な情報を把握し個別対応できるようにしている
  • 子ども達の状況に応じた保育指導が計画的に行われている
  • グループウェアーの掲示板を活用し情報発信し全体で共有している
評点の内容 詳細はこちらから
  4. サービスの実施
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
35/35
  1.子ども一人ひとりの発達の状態に応じた保育を行っている
発達の過程や生活環境などにより、子ども一人ひとりの全体的な姿を把握したうえで保育を行っている子どもが主体的に周囲の人・もの・ことに興味や関心を持ち、働きかけることができるよう、環境を工夫している子ども同士が年齢や文化・習慣の違いなどを認め合い、互いを尊重する心が育つよう配慮している特別な配慮が必要な子ども(障害のある子どもを含む)の保育にあたっては、他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう援助している発達の過程で生じる子ども同士のトラブル(けんか・かみつき等)に対し、子どもの気持ちを尊重した対応をしている【5歳児の定員を設けている保育所のみ】<BR>小学校教育への円滑な接続に向け、小学校と連携をとって、援助している
【講評】 詳細はこちら
  • 園の保育方針に基づき、子どもの発達状況を把握した保育内容としている
  • 子ども同士のトラブルについては保護者に伝える方法を工夫している
  • 保育園から小学校教育につながる子どもの情報などを伝え継続的に援助している
  2.子どもの生活が安定するよう、子ども一人ひとりの生活のリズムに配慮した保育を行っている
登園時に、家庭での子どもの様子を保護者に確認している発達の状態に応じ、食事・排せつなどの基本的な生活習慣の大切さを伝え、身につくよう援助している休息(昼寝を含む)の長さや時間帯は子どもの状況に配慮している降園時に、その日の子どもの状況を保護者一人ひとりに直接伝えている
【講評】 詳細はこちら
  • 「生活表」「連絡ノート」、さらに保護者と顔を合わせて子どもの様子を把握している
  • 排泄習慣は布おむつで快・不快を体感することで身につくように配慮している
  • 降園時には生活表で一日の過ごし方が分かるようにしているがさらなる工夫も考えられる
  3.日常の保育を通して、子どもの生活や遊びが豊かに展開されるよう工夫している
子どもの自主性、自発性を尊重し、遊びこめる時間と空間の配慮をしている子どもが、集団活動に主体的に関われるよう援助している子ども一人ひとりの状況に応じて、子どもが言葉による伝え合いを楽しみ、言葉に対する感覚を養えるよう配慮している子どもが様々な表現を楽しめるようにしている戸外・園外活動には、季節の移り変わりなどを感じとることができるような視点を取り入れている生活や遊びを通して、子どもがきまりの大切さに気付き、自分の気持ちを調整する力を育てられるよう、配慮している
【講評】 詳細はこちら
  • 年齢に応じた玩具は職員の手作りのものや日常で使う用品などを工夫して設置している
  • わらべうたあそびなどで子どもの表現力を育て、気持ちを伝えられるように配慮している
  • 子どもの自発性を尊重しており、年長児が乳児のお世話をすることもある
  4.日常の保育に変化と潤いを持たせるよう、行事等を実施している
行事等の実施にあたり、子どもが興味や関心を持ち、自ら進んで取り組めるよう工夫しているみんなで協力し、やり遂げることの喜びを味わえるような行事等を実施している子どもが意欲的に行事等に取り組めるよう、行事等の準備・実施にあたり、保護者の理解や協力を得るための工夫をしている
【講評】 詳細はこちら
  • 年間を通じて行事が組み立てられており、年度はじめには保護者に説明している
  • 行事は子どもの成長が感じられるプログラムとしているが保護者からの要望もある
  • 各行事は職員が意見を出し合って企画しており、保護者が関わる大きな行事もある
  5.保育時間の長い子どもが落ち着いて過ごせるような配慮をしている
保育時間の長い子どもが安心し、くつろげる環境になるよう配慮をしている保育時間が長くなる中で、保育形態の変化がある場合でも、子どもが楽しく過ごせるよう配慮をしている
【講評】 詳細はこちら
  • 朝の受け入れ時及び延長保育では、子どもが安心して過ごせるように配慮している
  • 延長保育時には補食の提供を行っており、必要であれば夕食の提供を行っている
  • 土曜日保育は合同保育としているが、0、1歳は別室での保育である
  6.子どもが楽しく安心して食べることができる食事を提供している
子どもが楽しく、落ち着いて食事をとれるような雰囲気作りに配慮しているメニューや味付けなどに工夫を凝らしている子どもの体調(食物アレルギーを含む)や文化の違いに応じた食事を提供している食についての関心を深めるための取り組み(食材の栽培や子どもの調理活動等)を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 和食を中心にした献立であり、だしにこだわり、また旬の食材を使った食事である
  • アレルギーのある子どもへの配慮を行っており、専用の対応献立表を配布している
  • 食育を通じて子どもたちが食べる楽しさや調理への関心が持てるように工夫している
  7.子どもが心身の健康を維持できるよう援助している
子どもが自分の健康や安全に関心を持ち、病気やけがを予防・防止できるように援助している医療的なケアが必要な子どもに、専門機関等との連携に基づく対応をしている保護者と連携をとって、子ども一人ひとりの健康維持に向けた取り組み(乳幼児突然死症候群の予防を含む)を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 内科健診や日ごろの健康指導で子どもが自分の体を自覚できるように配慮している
  • 看護師による「健康だより」で保護者に働きかけており、SIDSについても伝えている
  • 与薬は「与薬申込書」に従って対応しており、抗てんかん薬の預かりも行っている
  8.保護者が安心して子育てをすることができるよう支援を行っている
保護者には、子育てや就労等の個々の事情に配慮して支援を行っている保護者同士が交流できる機会を設けている保護者と職員の信頼関係が深まるような取り組みをしている子どもの発達や育児などについて、保護者との共通認識を得る取り組みを行っている保護者の養育力向上のため、園の保育の活動への参加を促している
【講評】 詳細はこちら
  • 入園と同時に保護者は父母会に属し、行事では園に積極的に協力してかかわっている
  • 今年度、懇談会を見直し年3回から2回とし、新たに個人面談を取り入れた
  • 作品展示会と同時に試食会を設けているが、保育参観を望む声もあるなど検討がまたれる
  9.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
地域資源を活用し、子どもが多様な体験や交流ができるような機会を確保している園の行事に地域の人の参加を呼び掛けたり、地域の行事に参加する等、子どもが職員以外の人と交流できる機会を確保している
【講評】 詳細はこちら
  • 日常の保育の中で積極的に地域に出ていき子どもたちの体験の場として活用している
  • 園行事では限定的なものであるが地域にお誘いの知らせをして呼びかけている
  • 地域の子育て広場として「かのんカフェ」が定着し子育て中の家族の居場所となっている
  評点の内容 詳細はこちらから
  5. プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.子どものプライバシー保護を徹底している
子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、保護者の同意を得るようにしている子どもの羞恥心に配慮した保育を行っている
  2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、子どもの意思を尊重している
日常の保育の中で子ども一人ひとりを尊重している子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮した保育を行っている虐待防止や育児困難家庭への支援に向けて、職員の勉強会・研修会を実施し理解を深めている
【講評】詳細はこちら
  • 今後、個人情報の取り扱いを文書で示す取り組みを期待する
  • 子ども達の主体性を活かせるように自由な発想を大切にしている
  • 園全体で虐待防止の取り組みをしている
評点の内容 詳細はこちらから
  6. 事業所業務の標準化
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうか定期的に点検・見直しをしている職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
  2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や保護者等からの意見や提案、子どもの様子を反映するようにしている
【講評】詳細はこちら
  • マニュアルデータを整理し必要なマニュアルを探し易くする必要があると思われる
  • 職員が研修に積極的に参加できるように取り組んでいる
  • 各種会議を開催して職員の意見を吸い上げている
評点の内容 詳細はこちらから

事業者のコメント

*以下の項目は事業者によって、自ら更新される情報です。
評価者 修了者No.H0403042   修了者No.H0303004   修了者No.H0803009    
評価実施期間 2019年9月1日~2020年4月9日

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