評価機関としての調査結果
調査時に観察したさまざまな場面の中で、調査の視点に基づいて評価機関が選定した場面
昼食の時間、利用者Aさんは職員の介助を受けながら食事をしていた。途中、何度か大きな声を出している。職員はAさんの飲み込み状態に合わせ笑顔で声掛けしながら食事介助を行っていた。Aさんは大声を出したり、目をつむったりしながらも、ゆっくりと食事を済ませた。表情は変わらず無表情であった。
選定した場面から評価機関が読み取った利用者の気持ちの変化
大声を出したり、目をつむったりしながら食事の介助を受けているAさんは無表情に見えるが、一緒に食事をしている他の利用者の様子や職員の対応からAさんはいつもと変わらない時間を過ごしているように思われた。食事が終わるまでAさんの表情に大きな変化は見られなかったが、職員は笑顔で声掛けをしながらAさんの飲み込みの状態に合わせゆっくり時間をかけて介助を行っていた。笑顔での声掛けやペースに合わせた食事介助がAさんの満足や安心に繋がっていると思われた。共有スペースでの居心地の良さも感じられた。
「評価機関としての調査結果」に対する事業者のコメント
ご自身で意思を伝えることが難しく、時折大声を出される利用者様ですが優しい声かけをしたり、この方のペースやこだわりを尊重しながら介助をしています。
周りの他利用者様達も大声に対して寛容です。そういった雰囲気がフロアの安全・安心・満足に繋がっていると考えます。
また利用者様が不穏や落ち着かない時は、近すぎない距離でのケアを心がけております。
1.家族への情報提供はあるか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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2.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか |
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3.職員の接遇・態度は適切か |
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4.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか |
はい 88%
どちらともいえない 6%
無回答・非該当 6%
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5.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか |
はい 59%
どちらともいえない 12%
無回答・非該当 29%
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6.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか |
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7.利用者のプライバシーは守られているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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8.個別の計画作成時に、利用者や家族の状況や要望を聞かれているか |
はい 71%
どちらともいえない 6%
いいえ 6%
無回答・非該当 18%
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9.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか |
はい 71%
どちらともいえない 18%
いいえ 6%
無回答・非該当 6%
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10.利用者の不満や要望は対応されているか |
はい 71%
どちらともいえない 6%
無回答・非該当 24%
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11.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか |
はい 53%
どちらともいえない 12%
いいえ 18%
無回答・非該当 18%
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