第4回評価手法ワーキングを開催しました



 第4回評価手法ワーキング(座長:栃本一三郎上智大学教授)を開催しました。
 東京都における福祉サービス第三者評価制度においては、制度のさらなる信頼性向上を図るため、昨年度から、評価・研究委員会のもとに、評価手法・項目のあり方を専門に検討する「評価手法ワーキング」を設置し、方策を検討してきました。
 今年度は、昨年度の検討を踏まえ、17年度から開始する内容について、実施に向けた具体的な検討を行うこととしています。
 10月22日の第3回に引き続き、来年度の評価手法の方向性を審議するため、第4回の「評価手法ワーキング」を17年1月21日(金)に開催しました。
 当日の検討事項は以下のとおりです。

<審議事項>
【試行の中間報告について】

 17年度に向けた改善の方向性を踏まえ、「特別養護老人ホーム」と「訪問介護」に関する試行を実施しています。試行における訪問調査まで終了したので、試行における状況や明らかになった課題について報告しました。

【分野別検討の方向性について】
 今回の試行結果や事業者の皆さんからのアンケート結果を踏まえ、今後どのように分野別ワーキングにおいて検討すべきかの方向性を決定いただきました。
 分野別検討の方向性としては、評点の明確化については試行における方法を採用するとともに、評価項目に関しては、事業者、評価機関双方の負担軽減により評価費用の低減等を図るため、評価項目を絞っていくこととされました。

 ●17年度に向けた改善の方向性はこちら

 今回の評価手法ワーキングの決定を受けて、2月中に分野別ワーキングを実施していく予定です。

 ●これまでの評価手法ワーキングの開催状況はこちら
  第3回評価手法ワーキング
  第2回評価手法ワーキング
  第1回評価手法ワーキング

【評価手法ワーキング委員名簿】