担当制保育、課業、毎日体操で子ども一人ひとりに寄り添った保育を実践しています 愛着形成に重要な時期にある0~2歳児に対し、園は担当制保育を行っています。子どもが自分のことを見ていてくれる、いろいろなことを教えてくれる担当保育士がいることで、落ち着いて過ごしています。担当する子どもとどのように向き合うのかを、職員間で相談しながら、「ていねいな保育」を行っています。3 ~5歳児は「課業」のテーマに沿った経験を通じて、身のまわりのことに興味・関心を広げて学習しています。また4、5歳児は毎日、布、棒、豆袋などを使って「毎日体操」を行い、体を思った通りに動かせる喜びを実感しています。
職員は、栄養バランスと共に子どもの希望も尊重しながら給食、おやつを提供しています 5歳児の保育園での最後の日のおやつは、おにぎりの予定でした。おにぎりは腹持ちが良いため献立によくあがります。子どもが事前に献立を知り、「ワクワクしないなぁ」と職員に伝えました。最後の日だから特別感が欲しいと思ったのでしょう、そんな子どもの気持ちを職員は受け止め、連絡を受けた調理室では急きょ、ご飯におにぎりの具を飾り、丸い型を使ってご飯ケーキに変身させました。このサプライズに、子どもたちは大喜びでした。調理室は、栄養バランスやおいしさと共に子どもの希望も尊重しながら工夫をして給食、おやつを提供しています。
子どもが安心して過ごせるよう、慣れ保育では保護者間の交流もできるようにしています 安心して園生活を送れるよう、0、1歳児の新入園児の慣れ保育は、最初の数日は保護者も一緒に過ごしています。新入園の保護者同士も挨拶を交わし、交流できるよう配慮しています。保護者からは入園時に他の保護者とのつながりをもてたと好評です。また、子どもの気持ちや子どもの目線から見たできごとなど、園での光景を園だよりの施設長によるコラムで伝えています。園だよりでは、共に成長を喜びながらも、どんなことを意識して子どもに関わるのが良いか、家庭での過ごし方の大切な点も知らせています。