キャリアパスの道筋が明確であり、職員の意向も反映する取り組みが成されています 法人はキャリアパスを単なる制度としてではなく、職員の成長をサポートするものとして捉えると同時に、求めるスキルと能力、役割などを明記して進むべき道筋を明らかにしています。また、年に1度「意向調査」を実施して職員から異動希望や働き方等の意向を確認し、本部と施設長の協議を経て意向に沿った対応が成されています。職員の成長を促す研修はキャリアアップ研修をはじめ法人内研修、行政による研修から職員のキャリアなどに応じて施設長が受講を促しており、研修結果は職員会議などにおいて共有されています。
施設長は意向調査や面談などを通して職員の声をくみ取り、意欲向上につなげています 本部は「成長支援制度」によって職員のキャリアパスの道筋を明確にしていますが、職員の定着率を上げることも大きなテーマとなっていることから、定期的に職員の意向を聞き取り、満足度に関する調査も行っています。施設長は子どもを大切にすることは言うまでもなく、「職員を大切にしたい」という強い意向を持っており、職員に寄り添う姿勢は職員にも浸透しています。また、毎朝出勤簿を確認することで職員の状況を把握し、常勤、非常勤を問わず進んで声かけをしながら働きやすい環境づくりに向けた支援も積極的に行っています。
子どもの年齢に応じた保育の在り方や環境を整え、主体的に遊べるように支援しています 子どもの興味を伸ばし、豊かに生きる力につながるよう保育環境を整えています。0~2歳児は、担当制保育により子どもとの愛着関係が築かれており、常に温かく見守られ、安心して好きな遊びに夢中になっています。さらに、少人数であるため待たせることなく、個々のタイミングに合わせた保育を実現しています。室内の遊びの環境も整え、特に3歳児からは、さらに興味を広げ、好奇心や創造力を育み協調性が養われています。また、職員は異年齢での関わりも大事にし、年齢に応じた主体性の育ちを支えて、「見守る保育」の実践に取り組んでいます。