育児担当制の取り組みにより、一人ひとりを大切にした保育が定着している開設当初から乳児クラスの「担当制保育」を導入している。食事や排せつ・着替えといった生活面を、特定の職員が担当して、一人ひとりを大切にした丁寧な関わりをすることで、発達に合った援助をし豊かな人間関係を築いている。園ではこれらの目的を実現するため、県外の保育園を見学したり外部研修への参加、さらに園内研修や参考書籍の購入などで定期的に学びあい保育の質を高めている。こうした取り組みが定着してきており、子どもと職員の愛着関係が築かれることで居心地の良い安心できる環境が整い、子どもの主体性が育まれている。
栄養士と保育士が連携を取りながら、食に興味関心が持てるよう積極的に取り組んでいる子どもが食に関心をもつように、栄養士と保育士が連携しながら互いにアイデアを出し合って積極的に食育活動を行っている。日頃の献立に季節の行事メニューやお弁当メニューなどを織り交ぜ、色合いや盛り付けなど見た目も大切にしている。例えばハロウィン弁当ではイラスト入りの蓋を開けた瞬間、子どもの喜びが感じられる工夫がなされている。幼児クラスでは三大栄養素を知る活動のほか、食べ物はどこからきているのか、大豆からもやしを育てる方法やコメの育ちを知る、牛の乳しぼりやチーズづくりなどの体験を楽しみながら学ぶ取り組みを行っている。