評価結果

標準の評価

基本情報

【法人名称】

社会福祉法人なの花会

【事業所名称】

つくしんぼ保育園

【サービス種別】

認可保育所

事業者の理念・方針・期待する職員像

事業者が大切にしている考え(理念・ビジョン・使命など)

1)子どもの成長発達の権利を保障する
2)保護者と保育者の信頼関係を「ともに育てあいともに育ちあう」こと
3)子どもが健やかに育ち、保護者が安心して働き続けられ職員が健康で生き生きと働き続けられること
4)地域の子育て支援を積極的に進め、手つなぎを広げ安心して子どもを産み、そだてられるまちづくりを進める。

職員に求めている人材像や役割

・社会理念、法人理念を守り進め、共に話し合い高めあえる職員

職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)

・理念と方針に基づく園の発展に寄与する
・子どもの思いを汲み受け止めることの出来る職員
・大切な命を預かり育てていく職業への自覚
・相互に話し合い高めあえる職員集団 
・保護者の思いを受け止め支援し、共に育ち合おうとする 

全体の評価講評

特によいと思う点

「安全でおいしい給食、様々な食育の取り組みで健康な体作り」を園の目標のひとつに掲げている。北海道産の牛乳、添加物のない調味料、国産の少農薬や無農薬の野菜や果物、お米は少農薬の山形産などを使用している。放射能含有量のチェックもおこなっている。だし汁を使い薄味で、野菜や魚を多く使用した献立になっている。おやつも菓子類は使用せず手作りの軽食を提供している。アレルギー対応食も一人ひとりの状況に合わせ、誤食のないように配慮しながら提供している。行事食はイメージに合わせバイキング形式の献立で子どもたちを楽しませている。

0歳児から毎日散歩や公園などでの外遊びをおこなっている。近隣には大小多くの公園があり、月齢に合わせて様々な公園に出かけている。自然の変化が感じられる植物の実や昆虫の採集をおこない制作などにも生かし、季節の変化を感じ楽しみながら外遊びをおこなっている。近くの土手にもでかけ斜面の上り下りなど体を鍛えている。河川に集まるカモやシラサギ・アオサギ等の野鳥の様子をみることもできている。室内ではリズム運動を取り入れたり、階段の昇り降りなど、丈夫で柔軟な体づくりが日々おこなわれている。

玄関コーナーにはベンチや絵本が置かれ、降園時親子でくつろげる場として提供されている。降園時に保護者と子どもたちが対話を楽しんだり、絵本を読んだり、友達と遊んだりしている。食事の展示食ケースも玄関コーナーに置かれていて全員の保護者が見ることができる。行事食のバイキング献立や食べている様子は写真に撮り掲示し、親子の会話もおこなわれている。またホールが使われていないときは保護者と子どもたちに開放している。忙しい一日を過ごしている保護者にとって、帰宅前に親子でくつろげる時間を持つことができると喜ばれている。

さらなる改善が望まれる点

認可園として開設2年目で、職員会議や新人研修などを通して理念を周知するなど、理念への理解がすすむ取り組みを重視している。また、事例検討会を実施したり職員会議で課題を整理するなど、保育実践については職員同士が連携し、共同で取り組んでいる。一方、遠足など行事のありかたや地域との交流などでは職員や保護者から要望も出されており、今後は日頃の保育実践が理念とどう結びついているか、職員が率直に意見を出し合い、全職員が方向性を確認し、一丸となれるような組織づくりが望まれる。

職員のスキルアップを図るため研修には力を入れており、事業計画にも盛り込み園内研修をおこなったり、園外研修に多くの職員を参加させている。研修に参加した職員は職員会議などで報告をおこない保育に役立てている。なお、職員からは負担感があるとの声も寄せられており、職員の意向を踏まえたうえで計画的に研修を実施したり、勤務体制への配慮が望まれる。

安全管理マニュアルを整備し子どもの安全確保に取り組んでいる。避難訓練は地震や火災等さまざまな場面を想定し毎月実施している。今年度は消防署にも来てもらい、消火器やAEDの訓練をおこなっている。なお、災害ごとの職員の動きや子どもの誘導など具体的なマニュアル等の作成や、外来者に対応した玄関の開錠システムの見直し、不審者対策の訓練なども期待される。

事業者が特に力を入れている取り組み

職員会議や保育総括会議、クラスリーダー会議など会議の目的を明確にしている。園の案件はクラスリーダー会議で検討し、クラス会議や職員会議に諮っている。クラスリーダー会議ではリーダー職員がクラスの現状を持ち寄り課題を整理したり、保育総括会議では前期と後期に分け職員が保育を総括している。職員会議では決定事項を周知したり意見を聞くなど、それぞれの会議を活性化させ意思決定をおこなっている。

利用希望者の保育見学は積極的に受け入れており、1回の定員は3名とし丁寧に対応するよう心掛け、年間200人の見学者を受け入れている。また、見学は午前中に設定し子どもたちの様子を見てもらいながら、一人ひとりの疑問や質問には丁寧に答えている。なお、保育見学は子育て世帯のニーズを把握する場としても重視している。

初めての園生活にスムーズに慣れるよう、希望者は母乳バックの持参もでき、ミルクも家庭と同じメーカーのものや哺乳瓶も家庭で慣れた形のものを使用するなど、安心して園の生活に慣れるよう保護者の要望や子どもの様子を見ながら対応している。慣らし保育もクラスの保育士以外の職員にも協力してもらい余裕のある体制でおこなっている。乳児は24時間を通して記入できる連絡帳を使用し、保護者には丁寧に子どもの様子を伝えている。離乳食も一人ひとりの発達段階に合わせ、保育士と栄養士、看護師などを含めた園全体の職員が協力して進めている。

利用者調査結果

調査概要

  • 調査対象:全ての児童の保護者を対象として調査をおこなった。兄弟、姉妹のいる家庭は1世帯とし、年齢の低い児童について記入してもらった。 全64世帯に調査票を配布した。児童の総数は78名である。
  • 調査方法:アンケート方式  
    保育園より調査票を全家庭に配布してもらった。無記名で記入した後、保護者から直接、評価機関に郵送をお願いし、回収した。
  • 有効回答者数/利用者家族総数:41/64(回答率 64.1% )

40年間の保育室、認証保育所を経て認可園を開設してから1年8か月経った時点での利用者アンケートである。「大変満足」「満足」と回答した保護者が35世帯(85%)、「どちらともいえない」が3世帯、「不満」が2世帯であった。共通評価項目についての記述も多くあったが、自由記載欄には「保育園で子ども達が楽しくすごしている。」「先生方の対応が良く安心して子どもを預けられる。」「職員が信頼でき、つくしんぼ保育園を選んでよかった。」「子どもの状態を園長、看護師がきちんと把握していてよい。」「連絡ノートを間違えて持ち帰った際、すぐに名前シールがはられ再発防止策が取られた。」など多くの意見が寄せられた。「懇談会や夏祭りなどの日程が参加しにくい。」「安全対策の強化をしてほしい。」「行事をふやしてほしい。」「教育面での取り組みをもっとしてほしい。」など要望もかかれていた。また「このアンケートによってどれくらい園に反映されるか、より良い保育の為に役立てればよい。」「今後とも安心、安全な保育園にしていってほしい。」との意見もあった。

アンケート結果

1.保育所での活動は、子どもの心身の発達に役立っているか

はい 38名 (93%)
どちらともいえない 2名 (5%)
無回答・非該当 1名 (2%)

93%が「はい」と答え、「どちらともいえない」が5%、無回答が1名だった。「同じクラスのお友だちのおかげで色々できるようになっている。」「人と接する言葉をたくさん覚えた。」「日々色々なことを吸収してきている。」「家庭ではできない第3者とのかかわりの中ですくすく育っていると感じる。」などの記述もあり、多くの保護者から信頼されている。「もう少し学習的な要素がほしい。」という記述もあった。

2.保育所での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか

はい 38名 (93%)
どちらともいえない 2名 (5%)
無回答・非該当 1名 (2%)

93%が「はい」と答え、「どちらともいえない」が5%、無回答が1名だった。「外あそび、園内での歌やダンスなど家でも教えてくれるほど興味深いものだと思う」。という記述があった。「もう少し刺激のある活動がほしい。」という記述もあった。

3.提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか

はい 37名 (90%)
どちらともいえない 3名 (7%)
無回答・非該当 1名 (2%)

90%が「はい」と答え、「どちらともいえない」が7%、無回答が1名だった。「毎日おかわりしている。」の記述が2人いた。「自宅では家族好みだが色々なものを出してもらえ助かる。」「手づくりのごはん、かつ栄養を考えたメニューに感謝している。」との記述があった。「食事のサンプルがあるので大体の内容はわかるが、2歳児のサンプルがないためわかりにくいと思う。」という記述もあった。

4.保育所の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか

はい 31名 (76%)
どちらともいえない 9名 (22%)
無回答・非該当 1名 (2%)

76%が「はい」と答え、「どちらともいえない」が22%、無回答が1名だった。「毎日外遊びがあり、家庭としてもとても助かっている。」「外でよく遊んでいるようで、よく日焼けしてたくましくなった。」という記述と、「イベントがない。区立のようなお泊り保育や芋ほり、遠足やキャンプがあればよい。」「保護者も参加型の遠足があれば楽しめそう。」「夏に蚊やブヨにかまれた。虫のたくさん出るところは避けてもらうなど考えてほしい。」等の記述もあった。

5.保育時間の変更は、保護者の状況に柔軟に対応されているか

はい 26名 (63%)
どちらともいえない 5名 (12%)
無回答・非該当 10名 (24%)

63%が「はい」と答え、「どちらともいえない」が12%、「非該当」22%、無回答が1名だった。「電車の事故など電話したら待っていてくれた。」という記述があった。

6.安全対策が十分取られていると思うか

はい 29名 (71%)
どちらともいえない 7名 (17%)
いいえ 3名 (7%)
無回答・非該当 2名 (5%)

71%が「はい」と答え、「どちらともいえない」が17%、「いいえ」と回答した人が3名、非該当が1名、無回答が1名だった。「多少のけがはあるが対策されている」という記述があった。「クラスや出入り口の鍵がかかっていないときがあり、子どもが出てしまい危険である。」「保護者に門や出入り口の鍵をかけるよう注意喚起してほしい。」「インターホンを押してあけてもらうが、きちんと顔を見て解除しているか心配」など保護者の心配が複数寄せられていた。

7.行事日程の設定は、保護者の状況に対する配慮は十分か

はい 29名 (71%)
どちらともいえない 9名 (22%)
いいえ 2名 (5%)
無回答・非該当 1名 (2%)

71%が「はい」と答え、「どちらともいえない」が22%、「いいえ」と回答した人が2名、無回答が1名だった。「保護者会が平日の16時からでは参加することが難しい。」が4名。「夏祭りが金曜日で参加するのが難しい曜日設定になっている。」「時短でないと父親は参加できない。」などの記述があった。

8.子どもの保育について家庭と保育所に信頼関係があるか

はい 32名 (78%)
どちらともいえない 7名 (17%)
いいえ 1名 (2%)
無回答・非該当 1名 (2%)

78%が「はい」と答え、「どちらともいえない」が17%、「いいえ」と回答した人が1名、無回答が1名だった。「気が付いたことがあれば連絡帳や相談などで対応できている。」「登園、降園の際、積極的に先生から話しかけてもらい様子を教えてもらっている。」という記述があった。

9.施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか

はい 35名 (85%)
どちらともいえない 5名 (12%)
無回答・非該当 1名 (2%)

85%が「はい」と答え、「どちらともいえない」が12%、無回答が1名だった。「毎日掃除しているようできれいです。」という記述と「外遊び用のボールがよごれているのが気になる。」「清掃が散歩中のようで、朝と夕方に床にごみが落ちていることが気になる。」という記述もあった。

10.職員の接遇・態度は適切か

はい 38名 (93%)
どちらともいえない 1名 (2%)
いいえ 1名 (2%)
無回答・非該当 1名 (2%)

93%が「はい」と答え、「どちらともいえない」が1名、「いいえ」と無回答が1名ずつだった。ほとんどの保護者が職員の接遇、態度は適切と答えているが、「プライベートなことも他の人のいる時に話されたことがあった。」という記述があった。

11.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか

はい 35名 (85%)
どちらともいえない 5名 (12%)
無回答・非該当 1名 (2%)

85%が「はい」と答え、「どちらともいえない」が12%、無回答が1名だった。「その都度引き継ぎをもらったり、電話をもらっている。少しの傷でもあやまってくれ逆に申し訳ないと思う。」「職場や親の携帯に連絡をもらい助かった。」という記述もあったが、「一度だが子どもが眠いといった際、熱があることに気づいてもらえないことがあった。」「先生を増やした方が良いと思う。けがをして帰ってくることがあり説明がない時があった。」との記述もあった。

12.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか

はい 25名 (61%)
どちらともいえない 8名 (20%)
無回答・非該当 8名 (20%)

61%が「はい」と答え、「どちらともいえない」が20%、「非該当」が17%、無回答が1名だった。「仲直りさせつつ、自己主張も教えてもらっている。」という記述と「かまれることが時折あり、子どもも悪いことがあると思うが、原因がわからないのでもう少し伝えてほしいときがある。」「歯型ができるほどかまれた際、相手の親にはできごとすら言わない。」との記述があった。

13.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか

はい 32名 (78%)
どちらともいえない 7名 (17%)
いいえ 1名 (2%)
無回答・非該当 1名 (2%)

78%が「はい」と答え、「どちらともいえない」が17%、「いいえ」と無回答が1名ずつだった。自由記載欄に「子どもの意見をよく聞いてくれて大変満足している。」「先生方はいつも子どものことを考え行動してくれている。」という記述があった。「まだ2年目なので仕方がない部分もあるとは思っているが、一部子どもの気持ちを理解していない場面がみられた。」との記述もあった。

14.子どもと保護者のプライバシーは守られているか

はい 30名 (73%)
どちらともいえない 5名 (12%)
いいえ 2名 (5%)
無回答・非該当 4名 (10%)

73%が「はい」と答え、「どちらともいえない」が12%、「いいえ」が5%、「非該当」7%、無回答が1名だった。「トイレで用をしているところを親にも見ないでということがあり、保育園でもプライバシーに注意していることがわかる。」という記述があった。

15.保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか

はい 32名 (78%)
どちらともいえない 7名 (17%)
いいえ 1名 (2%)
無回答・非該当 1名 (2%)

78%が「はい」と答え、「どちらともいえない」が17%、「いいえ」と無回答が1名ずつだった。「毎日丁寧に日誌をつけてもらっている。帰り際も話してもらっている。」という記述と「迎えに行ったときパートの先生しかいない時があり、子どもが朝いつもと様子が違った時の日中の様子を聞くことができない。」「先生方も親に伝えることをもう少し具体的にしてほしい。悪くはないが不足分が多いと感じている。」などの記述もあった。

16.利用者の不満や要望は対応されているか

はい 29名 (71%)
どちらともいえない 5名 (12%)
いいえ 1名 (2%)
無回答・非該当 6名 (15%)

71%が「はい」と答え、「どちらともいえない」が12%、「いいえ」が1名、「非該当」が12%、無回答が1名だった。「相談した次の日は解決策を提案してもらった。」「なにかあったとき部屋で話をさせてもらえる。」という記述と「不満に思っていることがあっても、伝えた後のことを考えると通いづらいので言わない。」などの記述もあった。

17.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか

はい 17名 (41%)
どちらともいえない 4名 (10%)
いいえ 6名 (15%)
無回答・非該当 14名 (34%)

41%が「はい」と答え、「どちらともいえない」が10%、「いいえ」が15%、「非該当」が32%、無回答が1名だった。「はい」と答えた人が全項目の中で一番少なかった。「いいえ」と答えた人が多めだったが、「非該当」と答えた人も多かった。

組織マネジメント分析結果

◆事業評価結果
7つの「カテゴリー」の下に、それぞれ「サブカテゴリー」「評価項目」「標準項目」を設定して評価しています。
評価項目ごとに、標準項目の実施状況を、実施できている場合はで、実施できていない場合はで表しています。

【講評】
基本理念を明示し会議や研修で周知を図っている

基本理念が明示されホームページや事業計画書、入園のしおり等に掲載されている。年度初めに園の方針や目指していることを職員に伝え、会議などでは理念を念頭に話し合っている。また、年2回の保育総括では実践について振り返ったり、新人職員は入職時の研修で法人の成り立ちや理念への理解を深めている。保護者にはクラス懇談会で伝えたり、園のしおりを見てもらうほか、実践面は園だより等で伝えている。なお、開設2年目であり全職員が園の目指していることの実現に向け、方向性を合わせることを期待したい。

経営層は役割と責任を果たし園方針の実現に向け指導力を発揮している

園長や副園長など経営層の職務分担が明確になっており、事業計画書にも明示している。園長は年度末の会議で次年度の方向性や自らの思いなど伝えたり、クラスリーダー会議や職員会議、保育総括会議等に出席し、園運営や保育について話し合っている。また、職員との個別面談も実施しており、個人目標について確認したり、要望や意見等を聞き取っている。家族懇談会にも出席し園の保育について説明するなど、自らの役割と責任を果たし方針の実現に向けて園をリードしている。

案件はクラスリーダー会議等で決定し職員会議で周知を図っている

園の案件は内容によりクラスリーダー会議や職員会議で決定されている。案件によってはリーダー会議で検討し職員会議に諮っている。決定事項は職員会議で周知しており、会議に参加していない職員にはクラスで伝えたり、レジュメや議事録を職員休憩室に置き、いつでも見られるようにし、読んだらチェックをしてもらっている。保護者に周知が必要な内容は、プリントや園だよりで伝えたりクラス懇談会で説明している。

1. 事業所が目指していること(理念、基本方針)を明確化・周知している
  • 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)を明示している
  • 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、職員の理解が深まるような取り組みを行っている
  • 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、利用者本人や家族等の理解が深まるような取り組みを行っている
  • 重要な意思決定や判断に迷ったときに、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)を思い起こすことができる取り組みを行っている(会議中に確認できるなど)
2. 経営層(運営管理者含む)は自らの役割と責任を職員に対して表明し、事業所をリードしている
  • 経営層は、自らの役割と責任を職員に伝えている
  • 経営層は、自らの役割と責任に基づいて行動している
3. 重要な案件について、経営層(運営管理者含む)は実情を踏まえて意思決定し、その内容を関係者に周知している
  • 重要な案件を検討し、決定する手順があらかじめ決まっている
  • 重要な意思決定に関し、その内容と決定経緯について職員に周知している
  • 利用者等に対し、重要な案件に関する決定事項について、必要に応じてその内容と決定経緯を伝えている
【講評】
子どもの権利等を職員マニュアルに載せ周知を図っている

園の職員として遵守すべきことは就業規則にまとめられている。また、事業計画書には児童憲章を載せるなど、子どもの権利を尊重していることがうかがえる。職員向けのマニュアルも作成され、子どもの権利を守ることや、安全を守るための保育等が記されている。地域への情報開示にも努めておりホームページを充実させたり、園だよりを園舎外の掲示板に貼るなどしている。

園の機能や専門性を地域に活かす取り組みを期待したい

中学生の職場体験を受け入れたり子育て支援員の実習を受け入れるなど社会的責任を果たしている。地域でおこなわれる「子育てフェスティバル」では、園の様子を写真で掲示し、地域の親子に存在をアピールしている。町会にも加入しており職員が行事を手伝ったり、祭りでは子どもたちも参加している。園には保育士や看護師及び栄養士等の専門職が在籍しており、地域の親子も参加できる行事や専門職の相談等、園の専門性を地域に還元するなどの取り組みも期待したい。

実習生やボランティアを受け入れるなど地域に開かれた園を目指している

「ボランティア受け入れ基準」を整備し園長が窓口となりボランティアを受け入れており、地元中高校生の体験学習や都の子育て支援員の実習などで来園している。実習生やボランティアにはオリエンテーションで、個人情報の保護や虐待防止等の留意事項を口頭で伝えている。保育園という制約はあるが、さらに地域に開かれた園を目指すことを期待したい。

1. 社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理などを周知している
  • 福祉サービスに従事する者として、守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳)などを明示している
  • 全職員に対して、守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳)などの理解が深まるように取り組んでいる
2. 第三者による評価の結果公表、情報開示などにより、地域社会に対し、透明性の高い組織となっている
  • 第三者による評価の結果公表、情報開示など外部の導入を図り、開かれた組織となるように取り組んでいる
  • 透明性を高めるために、地域の人の目にふれやすい方法(事業者便り・会報など)で地域社会に事業所に関する情報を開示している
1. 事業所の機能や福祉の専門性をいかした取り組みがある
  • 事業所の機能や専門性は、利用者に支障のない範囲で地域の人に還元している(施設・備品等の開放、個別相談など)
  • 地域の人や関係機関を対象に、事業所の機能や専門性をいかした企画・啓発活動(研修会の開催、講師派遣など)を行っている
2. ボランティア受け入れに関する基本姿勢を明確にし、体制を確立している
  • ボランティアの受け入れに対する基本姿勢を明示している
  • ボランティアの受け入れ体制を整備している(担当者の配置、手引き書の作成など)
  • ボランティアに利用者のプライバシーの尊重やその他の留意事項などを伝えている
3. 地域の関係機関との連携を図っている
  • 地域の関係機関のネットワーク(事業者連絡会など)に参画している
  • 地域ネットワーク内での共通課題について、協働して取り組めるような体制を整えている
【講評】
苦情解決の仕組みを整備し、受け付けた場合は迅速に対応している

苦情解決の制度については、入園時に「入園のしおり」をもとに苦情解決責任者や受付担当者の氏名、苦情解決の流れなどを保護者に説明している。苦情等を受け付けた場合は苦情解決責任者に報告され、すぐにできることは対応したり、内容によってはクラスリーダー会議等で検討し、改善策を申出人に説明し解決を図っている。意見や苦情の内容は「苦情処理簿」に記録され職員と共有を図っている。なお、園のしおり等に外部にも相談できることを記載するとよいと思われる。

保護者一人ひとりの意向を多様な方法で把握するよう努めている

保護者一人ひとりの意向は送迎時や連絡帳などで把握に努めている。保護者が参加する運動会や夏祭り、保育参加などはアンケートを実施し、感想や園への要望等を聞いている。クラス懇談会も年4回おこなっており意見等を聞く場を設けている。園は公園が隣接しており、保護者意見から数種類の虫除けスプレーを用意した。そのほか意見箱も設置するなど、多様な方法で保護者の意向の把握に努めている。

地域の関係機関や団体との連携を図っている

保育園園長会に参加しており区の担当課から情報を収集したり意見交換をおこなっている。子育て連絡会では関係機関が集まり、子育てに関する行事等の話し合いをしたり、保育関係団体の協議会では情勢や保育について学んでいる。また、地域のニーズを把握したり行政への要請もおこなっている。園の第三者委員は地域の民生児童委員であり、地域の情報も得ることができる。

1. 利用者一人ひとりの意向(意見・要望・苦情)を多様な方法で把握し、迅速に対応している(苦情解決制度を含む)
  • 苦情解決制度を利用できることや事業者以外の相談先を遠慮なく利用できることを、利用者に伝えている
  • 利用者一人ひとりの意見・要望・苦情に対する解決に取り組んでいる
2. 利用者意向の集約・分析とサービス向上への活用に取り組んでいる
  • 利用者アンケートなど、事業所側からの働きかけにより利用者の意向を把握することに取り組んでいる
  • 事業者が把握している利用者の意向を取りまとめ、利用者から見たサービスの現状・問題を把握している
  • 利用者の意向をサービス向上につなげることに取り組んでいる
3. 地域・事業環境に関する情報を収集し、状況を把握・分析している
  • 地域の福祉ニーズの収集(地域での聞き取り、地域懇談会など)に取り組んでいる
  • 福祉事業全体の動向(行政や業界などの動き)の収集に取り組んでいる
  • 事業所としての今後のあり方の参考になるように、地域の福祉ニーズや福祉事業全体の動向を整理・分析している
【講評】
年度の事業計画をクラスリーダーで検討し職員会議で決定している

法人の中長期計画に基づいて園の年度の事業計画が策定されている。策定に当たり園長・副園長で原案を作成し、クラスリーダー会議で検討した後、職員会議で決定している。事業計画には役割分担など年度の体制とともに、保育と研修計画、地域との連携などを盛り込み、実践状況は事業報告書にまとめている。また、クラス別の年間指導計画は保育課程に基づき作成され、月間指導計画や週間指導計画に展開されている。

事業計画の推進は進捗状況を確認しながら取り組むことを期待したい

年間の行事は役割分担を明確にしており、係を中心に企画・実行し振り返っている。クラス別の年間指導計画に基づいた月間指導計画は毎月反省をおこない次月に活かしている。年度の事業計画においても推進体制を作り、期中においても進捗状況を確認するなどの取り組みが期待される。また、法人3園の園長・副園長会議もあり他園の園運営も参考にしている。

安全に関するマニュアルの整備や毎月の避難訓練で子どもの安全確保に取り組んでいる

安全管理マニュアルを整備し子どもの安全確保に取り組んでおり、外部研修でも危機管理を学び職員会議で話し合っている。避難訓練は地震や火災等さまざまな場面を想定し毎月実施している。また、消防署にも来てもらい消火器やAEDの訓練をおこなったり、備蓄品として水・食料、トイレなど準備している。ヒヤリハットは報告書に記録し月ごと集計し傾向等を分析し、再発防止の取り組みは職員会議で話し合っている。なお、保護者アンケートでは安全に関する意見も出ており、不審者等に対応した玄関のシステムや訓練なども検討されたい。

1. 取り組み期間に応じた課題・計画を策定している
  • 理念・ビジョンの実現に向けた中・長期計画を策定している
  • 年度単位の計画を策定している
  • 短期の活動についても、計画的(担当者・スケジュールの設定など)に取り組んでいる
2. 多角的な視点から課題を把握し、計画を策定している
  • 課題の明確化、計画策定の時期や手順があらかじめ決まっている
  • 課題の明確化、計画の策定にあたり、現場の意向を反映できるようにしている
  • 計画は、サービスの現状(利用者意向、地域の福祉ニーズや事業環境など)を踏まえて策定している
  • 計画は、想定されるリスク(利用者への影響、職員への業務負担、必要経費の増大など)を踏まえて策定している
3. 着実な計画の実行に取り組んでいる
  • 計画推進の方法(体制、職員の役割や活動内容など)を明示している
  • 計画推進にあたり、より高い成果が得られるように事業所内外の先進事例・失敗事例を参考にするなどの取り組みを行っている
  • 計画推進にあたり、目指す目標と達成度合いを測る指標を明示している
  • 計画推進にあたり、進捗状況を確認し(半期・月単位など)、必要に応じて見直しをしながら取り組んでいる
1. 利用者の安全の確保・向上に計画的に取り組んでいる
  • 利用者の安全の確保・向上を図るため、関係機関との連携や事業所内の役割分担を明示している
  • 事故、感染症、侵入、災害などの事例や情報を組織として収集し、予防対策を策定している
  • 事故、感染症、侵入、災害などの発生時でもサービス提供が継続できるよう、職員、利用者、関係機関などに具体的な活動内容が伝わっている
  • 事故、感染症、侵入などの被害が発生したときは、要因を分析し、再発防止に取り組んでいる
【講評】
自己評価シートを使い職員一人ひとりの育成に取り組んでいる

職員一人ひとりの育成の仕組みを作り取り組んでいる。職員は年度初めに自己目標を掲げ、中間と年度末には自己評価をおこない園長面談をおこなっている。年度末には改善点を提出するとともに、保育者としての資質や保育内容について振り返っている。一連の流れのなかで自己評価シートが活用されていることがうかがえる。また、職員には外部研修に積極的に派遣し質の向上を支援している。なお、個人目標に関連する研修の受講や自己啓発の支援など、この仕組みを機能させ質の向上につなげることを大いに期待したい。

職員一人ひとりにさまざまな学びの機会を提供し質の向上を支援している

研修体制が整えられ、法人研修、園内研修、外部研修等を実施している。法人研修は外部講師を呼んだり、歳児別研修や事例検討会を実施している。外部研修は園長会主催の研修や東京都社会福祉協議会などの研修に参加し、園内研修はクラスリーダー会議で検討し実施している。研修受講後は職員会議で報告するとともに報告書を休憩室に置き、職員がいつでも閲覧できるようにしている。職員一人ひとりの教育・研修の機会を提供し質の向上を支援している。

職員の働きがいの向上にさらに取り組むことが望まれる

職員の有給休暇の取得状況や残業時間等を把握し、就業状況については個人面談で適切な助言や相談に乗っている。夏季休暇は5日間あるほか、長時間会議の昼食代の補助や親睦会など実施している。なお、園は研修に力を入れており土日の研修もある。職員の就業への配慮をおこない、働きがいの向上にさらに努めることを期待したい。

1. 事業所にとって必要な人材構成にしている
  • 事業所の人事制度に関する方針(人材像、職員育成・評価の考え方)を明示している
  • 事業所が必要とする人材を踏まえた採用を行っている
  • 適材適所の人員配置に取り組んでいる
2. 職員の質の向上に取り組んでいる
  • 職員一人ひとりの能力向上に関する希望を把握している
  • 事業所の人材育成計画と職員一人ひとりの意向に基づき、個人別の育成(研修)計画を策定している
  • 個人別の育成(研修)計画は、職員の技術水準、知識、専門資格の習得(取得)などの視点を入れて策定している
  • 職員一人ひとりの個人別の育成(研修)計画に基づいて、必要な支援をしている
  • 職員の研修成果を確認し(研修時・研修直後・研修数ヶ月後など)、研修が本人の育成に役立ったかを確認している
1. 職員一人ひとりの主体的な判断・行動と組織としての学びに取り組んでいる
  • 職員の判断で実施可能な範囲と、それを超えた場合の対応方法を明示している
  • 職員一人ひとりの日頃の気づきや工夫について、互いに学ぶことに取り組んでいる
  • 職員一人ひとりの研修成果を、レポートや発表等で共有化に取り組んでいる
2. 職員のやる気向上に取り組んでいる
  • 事業所の特性を踏まえ、職員の育成・評価・報酬(賃金、昇進・昇格、賞賛など)が連動した人材マネジメントを行っている
  • 就業状況(勤務時間や休暇取得、疲労・ストレスなど)を把握し、改善に取り組んでいる
  • 職員の意識を把握し、やる気と働きがいの向上に取り組んでいる
  • 福利厚生制度の充実に取り組んでいる
1. 事業所が蓄積している経営に関する情報の保護・共有に取り組んでいる

【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】

【評語】
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