評価結果

標準の評価

基本情報

【事業所名称】

ワーカライズニコ

ここね

【サービス種別】

多機能型事業所

自立訓練(生活訓練)
就労移行支援

事業者の理念・方針・期待する職員像

事業者が大切にしている考え(理念・ビジョン・使命など)

1)利用者個々に対する「社会自立と社会参加」を理解させ、その目標に向けての適切な支援を心掛ける。
2)地域社会に当たり前のように溶け込めるよう地域交流や社会参加の一助となる活動をすすめる。
3)利用者の主体性や意思を尊重し、決して無理を強要しない選択制を重視した活動を展開する。
4)利用者個々に適したオーダーメイドの処遇を実施する。
5)利用者個々を支えるため、多様な社会資源を活用し、個人情報保護に留意しながら支援体制の構築を図る。

職員に求めている人材像や役割

*利用者の人権擁護・虐待防止を徹底して心掛け、主体性の尊厳を尊重した対応に努める役割を担うこと。
*利用者ニーズを把握するとともに社会自立に向けた基礎訓練や応用訓練など、個々の適性に対応できる能力を身に付ける。

職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)

*研修等に積極的に参加し、得たものを実践に活かしてみるなど、自身のスキルアップとともに常に自己研鑽に努める使命感溢れた対応力を身に付けてほしい。

全体の評価講評

特によいと思う点

法人(中野区障害者福祉事業団)は障害者の就労に関わる事業を総合的に行っています。ワーカライズニコはその一事業部門ですが、法人内の相談支援事業部門や就労支援センター等と連携して利用者の自立や就労支援に取り組んでいます。事業を開始して間もないのですが、2018年度は就職者5名の実績をあげています。就労者の職場定着支援にも就労支援センターと連携して取り組んでいます。利用者には、職業準備性の低い人を積極的に受け入れて、その就労支援にも力を入れています。

利用者の状況や希望を丁寧に聞き取り、個別支援計画を作成しています。計画を達成するために短期目標も立てて、利用者と職員で確認するようにしています。短期目標をもとに利用者が毎月の目標を立てて、月末にはその達成状況の振り返りを行い、次の段階に進むというサイクルです。職員は、随時個人面談を行い、利用者の悩みを聞き相談に対応しています。利用者によっては、毎日通うことが難しい人もいますが、できるところから始めるように柔軟に対応して、徐々に自立していくよう支援を行っています。

毎日、職員ミーティングを開いて、一日の振り返りを行い、困ったことや課題となることを話し合い、先延ばしにしないで、その場で改善点を見出し,翌日には実践できるよう取り組んでいます。ミーティングでは、利用者の様子も出し合い、情報を共有して支援に活かすようにしています。毎日のミーティングでの話し合いや情報交換がチームワークと問題解決力を生み出しています。

さらなる改善が望まれる点

就労移行支援事業を安定的に運営するためには、利用者の確保が必要です。最近は、障害者雇用率の引き上げが実施される一方、就労移行支援事業所の増加と同業者間の競合なども見られるようです。ワーカライズニコでは、相談支援事業所など関係機関との連携に取り組んでいますが、引き続き、関係機関との連携を強化して、安定的に利用者を確保していくよう努力することが望まれます

事業を開始して間もないので、職員体制の強化と専門的な力量の向上が必要と思われます。職員の育成(研修)計画を策定して、計画的に人材の育成に取り組むことが望まれます。

自立訓練(生活訓練)と就労移行支援の2つの事業を行っています。それぞれの訓練プログラムの実施や利用者ニーズに対応した訓練のためには、多様な訓練の場面展開を図ることができるスペースの確保が必要です。支援の充実のための課題として検討することが望まれます。

事業者が特に力を入れている取り組み

毎月立てる目標に基づき、毎日の振り返りを実施しています。この振り返りでは、単に「できた」「できなかった」ではなく、できない理由やどのようにすればできるか等利用者と職員間で話し合い、考え方や改善方法の相互間の共通認識を図ります。このようなことから相互の信頼関係を構築するとともに、同じ目線に立って目標達成に向けた取り組みを実施しています。

自立訓練(生活訓練)では、将来的に一般就労を希望する利用者に対して、健康管理や日常生活管理、コミュニケーション力等、就労のために備える基礎を身に付ける支援を行っています。さらに、就労イメージを具体化したい人向けに職場見学や職場体験を実施する機会も備えています。多機能型事業所のメリットも最大限に活かすため、自立訓練(生活訓練)から就労移行支援への移行も含め、あらゆる進路先を視野に入れた個別支援計画を利用者自身と一緒に作り上げていきます。

就労移行支援では、就労後の職場定着を見据えて、健康管理や対人技能、挨拶・身だしなみ・マナー、「報・連・相」の習慣などが身につくようカリキュラムを編成して、利用者が社会人として必要な力を習得できるよう支援を行っています。自立(生活)訓練の利用者でも、希望があれば、就労移行と連携した個別のカリキュラムで就労に向けた訓練を行い、就職活動につなげています。実際に就労できた利用者もおり、多機能型事業所ならではの取り組みといえます。

利用者調査結果

調査概要

  • 調査対象:在籍の利用者11人全員を対象に調査しました。内訳は、自立(生活)訓練8人、就労移行支援3人です。
  • 調査方法:アンケート方式  
    聞き取り方式を中心に実施しました(自立訓練7人、就労移行支援2人、合計9人)。調査当日、不在の2人(自立訓練、就労移行支援各1人)に関しては、アンケート方式で実施、回答は直接評価機関に郵送してもらいました。
  • 有効回答者数/利用者総数:11/11(回答率 100.0% ) サービス毎の利用者総数
      利用者総数 共通評価項目による
    調査対象者数
    共通評価項目による
    調査の有効回答者数
    利用者総数に対する
    回答者割合
    自立訓練(生活訓練) 8人 8人 8人 100.0%
    就労移行支援 3人 3人 3人 100.0%

総合的な感想では、「大変満足」は27.3%、「満足」は36.4%、両者の合計は63.7%、「どちらともいえない」は27.3%、「不満」は9.1%です。
共通評価項目(13項目)の内、全員が「はい」と答えた項目は3項目(「清掃、整理整頓は行き届いているか」「個別の計画作成時に、利用者の状況や要望を聞かれているか」「サービス内容や計画に関する説明はわかりやすいか」)です。
「はい」が90%台の項目は2項目(「設備は安心して使えるか」「職員の接遇・態度は適切か」)です。
「はい」が80%台の項目は4項目(「病気やけがをした際の対応は信頼できるか」「利用者の気持ちを尊重した対応がされているか」「プライバシーは守られているか」「不満や要望は対応されているか」)です。

アンケート結果

4~17は選択式の質問のため、該当項目のみ掲載しています。

1.利用者は困ったときに支援を受けているか

はい 7名 (64%)
どちらともいえない 2名 (18%)
いいえ 2名 (18%)

「はい」と答えた人は63.6%、「どちらともいえない」は18.2%、「いいえ」は18.2%です。個別の意見の中には、「人による」「他のことで手一杯で、その場では対応してもらえなかったことがある」などの声があります。

2.事業所の設備は安心して使えるか

はい 10名 (91%)
いいえ 1名 (9%)

「はい」と答えた人は90.9%です。

3.利用者同士の交流など、仲間との関わりは楽しいか

はい 7名 (64%)
どちらともいえない 3名 (27%)
いいえ 1名 (9%)

「はい」と答えた人は63.6%、「どちらともいえない」は27.3%です。個別の意見の中には、「講座の時の組み合わせや環境・状況にも左右される」「あまり会話がない」などの声があります。

6.【自立訓練(生活訓練)】
事業所での活動が生活する力の向上に役立っているか

はい 6名 (75%)
どちらともいえない 1名 (13%)
いいえ 1名 (13%)

個別の意見の中には、「コミュニケーション力がついてきている感じはある」、「買物や身だしなみなどは役に立っている」などの声があります。

11.【就労移行支援】
事業所での活動が就労に向けた知識の習得や能力の向上に役立っているか

はい 2名 (67%)
いいえ 1名 (33%)

個別の意見の中には、「学ぶことがたくさんある」、「PC入力の訓練をもっと頑張りたい」などの声があります。

12.【就労移行支援】
職場見学・職場実習等の、事業所外での体験は充実しているか

はい 3名 (100%)

個別の意見の中には、「難しいハードルはあったが、実習は勉強になった」という声があります。

13.【就労移行支援】
工賃等の支払いのしくみは、わかりやすく説明されているか

はい 3名 (100%)

特に意見はありません。

18.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか

はい 11名 (100%)

全員が「はい」と答えています。

19.職員の接遇・態度は適切か

はい 10名 (91%)
どちらともいえない 1名 (9%)

「はい」と答えた人は90.9%です。個別の意見の中には、「いつもそうではないが、言い方が少しきつく感じられることがある」という声があります。

20.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか

はい 9名 (82%)
いいえ 1名 (9%)
無回答・非該当 1名 (9%)

「はい」と答えた人は81.8%です。個別の意見の中には、「体調が悪くなったとき、職員が見に来てくれた」「実習先の職場に迎えに来てもらった」などの声とともに「休ませてくれる雰囲気はないように感じるが??」という声があります。

21.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか

はい 5名 (45%)
どちらともいえない 2名 (18%)
いいえ 1名 (9%)
無回答・非該当 3名 (27%)

「はい」と答えた人は45.5%です。「非該当・無回答」は27.3%です。個別の意見の中には、「もめごとはあまりない」「そのようなケースは経験していない」「何かあれば、きちんと対応してくれると思う」などの声があります。

22.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか

はい 9名 (82%)
どちらともいえない 1名 (9%)
いいえ 1名 (9%)

「はい」と答えた人は81.8%です。個別の意見の中には、「話し合いの場が多いという印象」という声があります。

23.利用者のプライバシーは守られているか

はい 9名 (82%)
どちらともいえない 2名 (18%)

「はい」と答えた人は81.8%です。

24.個別の計画作成時に、利用者の状況や要望を聞かれているか

はい 11名 (100%)

全員が「はい」と答えています。

25.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか

はい 11名 (100%)

全員が「はい」と答えています。

26.利用者の不満や要望は対応されているか

はい 9名 (82%)
どちらともいえない 2名 (18%)

「はい」と答えた人は81.8%です。

27.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか

はい 6名 (55%)
どちらともいえない 1名 (9%)
いいえ 3名 (27%)
無回答・非該当 1名 (9%)

「はい」と答えた人は54.5%、「いいえ」は27.3%です。

組織マネジメント分析結果

◆事業評価結果
7つの「カテゴリー」の下に、それぞれ「サブカテゴリー」「評価項目」「標準項目」を設定して評価しています。
評価項目ごとに、標準項目の実施状況を、実施できている場合はで、実施できていない場合はで表しています。

【講評】
事業所の方針について、職員や利用者の理解が深まるよう取り組んでいます

法人(中野区障害者福祉事業団)の事業計画書、事業所運営規程等を職員全体会議で確認するなど、事業所の方針について職員の理解が深まるように取り組んでいます。「ワーカライズニコが大切にしていること」も明示しています。利用者には、事業所の基本方針を説明して理解が深まるよう取り組んでいます。

組織及び事務に関する規程等を定めて経営層の役割と責任を明示しています

組織及び事務に関する規程、事業所運営規程を定めて経営層の役割と責任を明示しています。経営層は経営会議で運営全般について協議し、今後の取り組みの方向性を示してリーダーシップを発揮しています。

重要な案件については、経営会議で検討し、理事会、評議員会で決定しています

重要な案件については、経営会議で検討し、理事会、評議員会で決定しています。日常の執行については、経営会議で協議しています。経営会議の決定事項や内容は職員会議、法人職員全体朝礼等で職員に周知しています。利用者や家族に対しては、必要に応じて、知らせています。

1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)を周知している
  • 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、職員の理解が深まるような取り組みを行っている
  • 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、利用者本人や家族等の理解が深まるような取り組みを行っている
2. 経営層(運営管理者含む)は自らの役割と責任を職員に対して表明し、事業所をリードしている
  • 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任を職員に伝えている
  • 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任に基づいて職員が取り組むべき方向性を提示し、リーダーシップを発揮している
3. 重要な案件について、経営層(運営管理者含む)は実情を踏まえて意思決定し、その内容を関係者に周知している
  • 重要な案件の検討や決定の手順があらかじめ決まっている
  • 重要な意思決定に関し、その内容と決定経緯について職員に周知している
  • 利用者等に対し、重要な案件に関する決定事項について、必要に応じてその内容と決定経緯を伝えている
【講評】
事業所を取り巻く環境について情報を把握し、課題を整理しています

利用者とは目標に関する面談を随時行っており、その際意向やニーズを把握しています。職員の意向は、年2回法人の管理職によるヒアリングを行い、把握しています。地域の福祉の情報は、自立支援協議会や就労支援ネットワーク、相談支援事業所などから収集しています。法人は中野区の外郭団体であり、行政を通じて福祉事業全体の動向に関する情報を収集しています。経営状況は経営会議で検討しています。このように事業所を取り巻く環境について情報を把握し、課題を整理しています。

中・長期計画は今後法人として検討する予定です。単年度の事業計画は策定しています

中・長期計画は今後法人として検討する予定です。単年度の事業計画は策定して、計画に基づいて事業に取り組んでいます。評価を「なし」としたのは「中・長期計画を踏まえた」とされているためです。収支予算は、事業計画にあわせて編成しています。

事業計画には職員体制や事業内容、実施時期等を明示しています

事業計画には職員体制や事業内容、実施時期等を明示しています。日々のミーティングで取り組みの状況をチェックしながら計画を実行しています。全体的な状況については中間段階で計画の進捗状況を確認して、必要に応じて見直しを行っています。

1. 事業所を取り巻く環境について情報を把握・検討し、課題を抽出している
  • 利用者アンケートなど、事業所側からの働きかけにより利用者の意向について情報を収集し、ニーズを把握している
  • 事業所運営に対する職員の意向を把握・検討している
  • 地域の福祉の現状について情報を収集し、ニーズを把握している
  • 福祉事業全体の動向(行政や業界などの動き)について情報を収集し、課題やニーズを把握している
  • 事業所の経営状況を把握・検討している
  • 把握したニーズ等や検討内容を踏まえ、事業所として対応すべき課題を抽出している
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画及び単年度計画を策定している
  • 課題をふまえ、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画を策定している
  • 中・長期計画をふまえた単年度計画を策定している
  • 策定している計画に合わせた予算編成を行っている
2. 着実な計画の実行に取り組んでいる
  • 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた、計画の推進方法(体制、職員の役割や活動内容など)、目指す目標、達成度合いを測る指標を明示している
  • 計画推進にあたり、進捗状況を確認し(半期・月単位など)、必要に応じて見直しをしながら取り組んでいる
【講評】
職員の心構えを「ワーカライズニコが大切にしていること」に明示しています

職員の心構えを7項目にまとめて「ワーカライズニコが大切にしていること」に明示して、職員の理解が深まるよう取り組んでいます。障害者の権利擁護や虐待防止等に関する研修に参加し、伝達研修を実施して職員全体に周知するよう取り組んでいます。法人職員全体朝礼で管理職が守るべき法・規範・倫理に関わる問題を取り上げて、職員の理解を深めています。

苦情解決のしくみは、重要事項説明書に記載して利用者に説明しています

苦情解決のしくみは、重要事項説明書に記載して利用者に説明しています。苦情受付の窓口等は訓練室内に掲示しています。利用者だけでなく、家族の意向も連絡帳で把握し、速やかに対応して解決するよう取り組んでいます。職員の利用者に対する言動等については、日々の職員ミーティングで振り返りを行い、組織的に取り組んでいます。虐待問題に関しては、中野区の担当窓口と連携して対応する体制を整えています。

法人のホームページや広報誌、事業所のパンフレットで活動を地域に知らせています

法人のホームページや広報誌、事業所のパンフレットで活動内容等を地域に知らせています。法人の行う「東北復興大祭典なかの」「ユニークダンスの集い」に職員や利用者が参加し、地域貢献の役割を担っています。就労支援ネットワークや就労移行支援事業所連絡会に参加して情報交換や交流を行っています。

1. 社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理などを周知し、遵守されるよう取り組んでいる
  • 全職員に対して、社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などを周知し、理解が深まるように取り組んでいる
  • 全職員に対して、守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などが遵守されるように取り組み、定期的に確認している
1. 利用者の意向(意見・要望・苦情)を多様な方法で把握し、迅速に対応する体制を整えている
  • 苦情解決制度を利用できることや事業者以外の相談先を遠慮なく利用できることを、利用者に伝えている
  • 利用者の意向(意見・要望・苦情)に対し、組織的に速やかに対応する仕組みがある
2. 虐待に対し組織的な防止対策と対応をしている
  • 利用者の気持ちを傷つけるような職員の言動、虐待が行われることのないよう、職員が相互に日常の言動を振り返り、組織的に防止対策を徹底している
  • 虐待を受けている疑いのある利用者の情報を得たときや、虐待の事実を把握した際には、組織として関係機関と連携しながら対応する体制を整えている
1. 透明性を高め、地域との関係づくりに向けて取り組んでいる
  • 透明性を高めるために、事業所の活動内容を開示するなど開かれた組織となるよう取り組んでいる
  • ボランティア、実習生及び見学・体験する小・中学生などの受け入れ体制を整備している
2. 地域の福祉ニーズにもとづき、地域貢献の取り組みをしている
  • 地域の福祉ニーズにもとづき、事業所の機能や専門性をいかした地域貢献の取り組みをしている
  • 事業所が地域の一員としての役割を果たすため、地域関係機関のネットワーク(事業者連絡会、施設長会など)に参画している
  • 地域ネットワーク内での共通課題について、協働できる体制を整えて、取り組んでいる
【講評】
リスクとして、災害、感染症、事故、侵入などを捉え、それぞれ対策を講じています

リスクとして、災害、感染症、事故(虐待を含む)、侵入などを捉え、それぞれ対応マニュアルの策定、訓練の実施、備蓄品の整備など対策を講じています。優先順位は前記の順に考えています。事業継続計画はまだ策定していません。

情報の取り扱い・管理は法人の規程に基づいて行っています

情報の取り扱い・管理は法人の規程に基づいて行っています。情報は必要な時に活用できるよう整理して管理しています。また、情報の重要性や機密性を踏まえてアクセス権限を設定し、漏洩防止対策も講じています。個人情報については、個人情報保護規程に利用目的、開示請求への対応等を定めています。

1. 事業所としてリスクマネジメントに取り組んでいる
  • 事業所が目指していることの実現を阻害する恐れのあるリスク(事故、感染症、侵入、災害、経営環境の変化など)を洗い出し、どのリスクに対策を講じるかについて優先順位をつけている
  • 優先順位の高さに応じて、リスクに対し必要な対策をとっている
  • 災害や深刻な事故等に遭遇した場合に備え、事業継続計画(BCP)を策定している
  • リスクに対する必要な対策や事業継続計画について、職員、利用者、関係機関などに周知し、理解して対応できるように取り組んでいる
  • 事故、感染症、侵入、災害などが発生したときは、要因及び対応を分析し、再発防止と対策の見直しに取り組んでいる
1. 事業所の情報管理を適切に行い活用できるようにしている
  • 情報の収集、利用、保管、廃棄について規程・ルールを定め、職員(実習生やボランティアを含む)が理解し遵守するための取り組みを行っている
  • 収集した情報は、必要な人が必要なときに活用できるように整理・管理している
  • 情報の重要性や機密性を踏まえ、アクセス権限を設定するほか、情報漏えい防止のための対策をとっている
  • 事業所で扱っている個人情報については、「個人情報保護法」の趣旨を踏まえ、利用目的の明示及び開示請求への対応を含む規程・体制を整備している
【講評】
職員の採用は法人が行い、民間企業も活用して人材の確保に努めています

職員の採用は法人が行い、民間企業も活用して人材の確保に努めています。人材構成については法人全体で検討し、必要な資格取得にも取り組んでいます。職責や職務内容に応じた人事制度は今後の課題です。研修への参加は契約・臨時職員を含めて実施していますが、個人別育成計画は策定していません。

職員の就業について時間休制度をとり入れるなど職員の状況に合わせて対応しています

職員の就業については、時間休制度をとり入れるなど職員の状況に合わせて対応しています。年2回、法人管理職による職員ヒアリングを行い、職員の意識の把握と意欲や働きがいの向上に取り組んでいます。円滑な人間関係を作るため、職員同士の懇親の場を設けています。

気づきや工夫は、日々の職員ミーティングでの振り返りの中で話し合っています

職員の研修受講の成果は、職員全体朝礼で報告するなど職員間での共有化を行っています。職員の気づきや工夫については、日々の職員ミーティングでの振り返りの中で話し合い、支援や業務に活かしています。

1. 事業所が目指していることの実現に必要な人材構成にしている
  • 事業所が求める人材の確保ができるよう工夫している
  • 事業所が求める人材、事業所の状況を踏まえ、育成や将来の人材構成を見据えた異動や配置に取り組んでいる
2. 事業所の求める人材像に基づき人材育成計画を策定している
  • 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)が職員に分かりやすく周知されている
  • 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)と連動した事業所の人材育成計画を策定している
3. 事業所の求める人材像を踏まえた職員の育成に取り組んでいる
  • 勤務形態に関わらず、職員にさまざまな方法で研修等を実施している
  • 職員一人ひとりの意向や経験等に基づき、個人別の育成(研修)計画を策定している
  • 職員一人ひとりの育成の成果を確認し、個人別の育成(研修)計画へ反映している
  • 指導を担当する職員に対して、自らの役割を理解してより良い指導ができるよう組織的に支援を行っている
4. 職員の定着に向け、職員の意欲向上に取り組んでいる
  • 事業所の特性を踏まえ、職員の育成・評価と処遇(賃金、昇進・昇格等)・称賛などを連動させている
  • 就業状況(勤務時間や休暇取得、職場環境・健康・ストレスなど)を把握し、安心して働き続けられる職場づくりに取り組んでいる
  • 職員の意識を把握し、意欲と働きがいの向上に取り組んでいる
  • 職員間の良好な人間関係構築のための取り組みを行っている
1. 組織力の向上に向け、組織としての学びとチームワークの促進に取り組んでいる
  • 職員一人ひとりが学んだ研修内容を、レポートや発表等を通じて共有化している
  • 職員一人ひとりの日頃の気づきや工夫について、互いに話し合い、サービスの質の向上や業務改善に活かす仕組みを設けている
  • 目標達成や課題解決に向けて、チームでの活動が効果的に進むよう取り組んでいる
1. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その1)

【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】

[課題・目標]*目標は、就労移行支援の利用契約者数8~10名、就職者数7名、会社見学21件、実習件数14件。2年目の利用者が多く、見学・実習等の機会を提供し、就労支援を効果的に実施する。安定した運営を図るため利用者の確保に取り組む。[取り組みとその結果]*就労準備性と就労意欲向上を目的に外部セミナーへの参加を積極的に行った。*就労支援センターと連携して会社見学・実習の機会を多く提供した。*選択肢を広げるため、ハローワークへの同行等関係機関との連携を図った。*新規利用者確保のため、相談支援事業所を訪問しPRを行った。*結果は、利用契約者数6名、就職者数5名、会社見学23件、職場実習15件。[振り返り・今後の方向性]*就労に向けた取り組みを強化し、会社見学・実習は目標に沿って実施した。就職者数も5名の実績を出すことができた。就職に結びつけられなかった利用者は3名だが、1名は体調不良で途中退所、2名は就労継続B型事業所へ移行した。*新規利用者の確保は不十分だった。関係機関への働きかけを強化する必要がある。*引き続き、職員のスキルアップのために職員研修の充実を図ることが課題である。

【評語】
目標の設定と取り組み 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った
取り組みの検証 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った
検証結果の反映 設立後間もないため、前年度の実績がなく、評価対象外である
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している

*就職に向けた取り組みを強化し、会社見学・職場実習を目標に基づいて実施しています。就職者は7名の目標に対し、5名の実績をあげています(就職できなかった利用者は3名、内2名はB型事業所に移行、1名は体調不良のため途中退所)。これと併せて面接同行(8件)、ハローワーク同行(8件)、外部セミナー参加(9件)も実施しています。また、職場定着支援(19件)を行い、その後は同じ法人の就労支援センターに引き継いでいます。*新規利用者の確保は十分とはいえない状況で、今後相談支援事業所等の関係機関への働きかけを定期的に実施することを課題としています。*引き続き、職員のスキルアップを図るため、職員研修の充実に取り組むこととしています。

2. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その2)

【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】

[課題・目標]*目標は、自立(生活)訓練の利用契約者数8名、利用日数・時間数増加人数3名、家事カリキュラムを週1回。利用希望者も増えてきたので契約者は8名、毎日通うことが難しい利用者も多いが、徐々に日数・時間巣を増やしていく(3名)、ニーズが多いので家事手伝いの訓練をとり入れる。[取り組みとその結果]*日数・時間数の少ない利用者に対し、生活リズム表の活用、目標の明確化、定期的面談の実施等により働きかけを行った。*家事カリキュラムは少人数で実施。買物・洗濯物のたたみ・アイロンかけ・食器洗いなどを実施。*利用契約者は8名を確保、利用日数・時間数増加人数3名も達成、家事カリキュラムの実施も週1回以上。すべて目標を達成した。[振り返り・今後の方向性]*事業所の認知度が上がったことや無理のない範囲で利用できることから、1年を通して利用者を確保することができた。*利用目的は多様であるが、利用者個々のニーズに合わせて対応し、日数・時間数を増やすこと、家事手伝い訓練も継続して実施できた。*今後も利用者の状況に応じて利用の仕方には柔軟に対応する。また、利用者の個々のニーズに合わせてサービスの提供を行う。

【評語】
目標の設定と取り組み 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った
取り組みの検証 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った
検証結果の反映 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させた
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している

*3つの目標はすべて達成しています。利用者の状況やニーズに合わせて対応した結果といえるようです。職員も毎日のミーティングで意見交換し、力を合わせて取り組んでいます。*この取り組みと並行して、利用者同士のコミュニケーションの向上を図ることを目標に「茶話会」を22回実施、ゲームや話し合いをする中で一定の成果を上げているようです。*今後も、利用者の状況に合わせて、柔軟に対応して利用者の確保、利用日数・時間数を徐々に増やしていく、また、個々にニーズに合わせたプログラムを用意していくとしています。また、職員のスキルには差があるため、職員研修を充実して力量の向上に取り組むことも課題として確認しています。

サービス分析結果

6. サービス分析のプロセス
【講評】
「ワーカライズニコ」「ここね」のパンフレットを作成して事業の概要を案内しています

利用希望者には「ワーカライズニコ」「ここね」のパンフレットを作成して事業の概要を案内しています。パンフレットは各相談支援事業所や中野区障害福祉課に配布しています。法人(中野区障害者福祉事業団)のホームページや広報誌(「お元気ですか」)でも事業の概要を知ることができます。

中野区や相談支援事業所などの関係機関に情報を提供して連携を図っています

中野区や相談支援事業所、特別支援学校、デイケア施設などの関係機関には、「ワーカライズニコ」「ここね」の情報を提供して連携を図っています。

利用希望者の問い合わせや見学の要望には随時対応しています

利用希望者の問い合わせや見学の要望には随時対応しています。希望者には、体験実習の機会も設けています。

1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
  • 利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している
  • 利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている
  • 事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している
  • 利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】
利用の基本的ルールや重要事項について重要事項説明書等に基づいて説明しています

利用の基本的ルールや重要事項等については、重要事項説明書・契約書に基づいて説明し、サービス内容や利用者負担金等について同意を得ています。利用者や家族の意向は、指定特定相談支援事業所(同じ法人)を通じて把握しています。

支援に必要な利用者の個別事情や要望は、個別面談で確認しています

支援に必要な利用者の個別事情や要望は、相談支援事業所の利用計画書により把握し、個別面談で確認しています。利用を始めるまでに(体験実習期間を含めて)、できるだけ利用者が不安を感じなくて済むように丁寧に対応しています。利用開始後も面談をしてストレスの軽減に努めています。利用前の生活についても関係者から聞き取りを行い、支援に活かしています。

終了時には新しい事業所を紹介し、利用者が納得できるよう支援を行っています

サービスの終了時には、できるだけ新しい事業所など社会資源を紹介し、見学・実習等を通じて利用者が納得できるよう支援を行っています。終了後も、必要に応じて面談を行っています。

1.サービスの開始にあたり利用者等に説明し、同意を得ている
  • サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を利用者の状況に応じて説明している
  • サービス内容や利用者負担金等について、利用者の同意を得るようにしている
  • サービスに関する説明の際に、利用者や家族等の意向を確認し、記録化している
2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
  • サービス開始時に、利用者の支援に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している
  • 利用開始直後には、利用者の不安やストレスが軽減されるように支援を行っている
  • サービス利用前の生活をふまえた支援を行っている
  • サービスの終了時には、利用者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】
利用者の心身状況や生活状況は登録台帳やケース記録等に記録しています

利用者の心身状況や生活状況は登録台帳に記録し、日々の状況を業務日誌(職員用)とケース記録に記録しています。個別支援計画を作成して利用者の目標を明示し、短期目標を達成するために毎月の目標を立てて、利用者と職員双方で確認しています。毎月の目標は、業務日誌(利用者用)に記録しています。毎月振り返りを行い(自己チェック)、次月の目標を立てています。支援計画は半年ごとに見直しを行っています。見直しは、同じ法人の相談支援事業所、就労支援センターと連携して行っています。

個別支援計画は、三者面談を行い、意見を交換して作成・見直しを行っています

個別支援計画は、できるだけ利用者・家族との三者面談を行い、意見を交換して作成・見直しを行っています。計画の見直しは、半年毎に行うことを原則とし、相談支援のモニタリングに同席しています。利用者の状況に変化があった場合等には、必要に応じて計画の見直しを行うこととしています。

個別支援計画や利用者に関する記録は職員が共有し、活用しています

利用者の状況は登録台帳、業務日誌、ケース記録等に記録しています。支援内容と利用者の状態の推移はモニタリング(相談支援事業所作成)に記載して把握できるようにしています。個別支援計画や利用者に関する記録は職員が共有し、活用しています。朝礼で利用者の状況について伝達を行い、夕方のミーティングで一日の振り返りを行い、利用者に関する情報の共有化を図っています。

1.定められた手順に従ってアセスメントを行い、利用者の課題を個別のサービス場面ごとに明示している
  • 利用者の心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し、把握している
  • 利用者一人ひとりのニーズや課題を明示する手続きを定め、記録している
  • アセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
2.利用者等の希望と関係者の意見を取り入れた個別の支援計画を作成している
  • 計画は、利用者の希望を尊重して作成、見直しをしている
  • 計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している
  • 計画を緊急に変更する場合のしくみを整備している
3.利用者に関する記録が行われ、管理体制を確立している
  • 利用者一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある
  • 計画に沿った具体的な支援内容と、その結果利用者の状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
4.利用者の状況等に関する情報を職員間で共有化している
  • 計画の内容や個人の記録を、支援を担当する職員すべてが共有し、活用している
  • 申し送り・引継ぎ等により、利用者に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
1.個別の支援計画等に基づいて、利用者の望む自立した生活を送れるよう支援を行っている
  • 個別の支援計画に基づいて支援を行っている
  • 利用者一人ひとりに合わせて、コミュニケーションのとり方を工夫している
  • 自立した生活を送るために、利用者一人ひとりが必要とする情報を、提供している
  • 周囲の人との関係づくりについての支援を行っている
【講評】
個別支援計画では短期目標を明示し、その達成に向けて毎月の目標を立てています

個別支援計画では短期目標を明示しています。短期目標の達成に向けて毎月の目標を立てて、利用者・職員双方で確認し、それをもとに支援を行っています。コミュニケーションについては、利用者一人ひとりの特性に合わせてとり方を工夫しています。自立した生活に必要な情報については、相談支援事業所と連携して社会資源に関する情報を提供するよう努めています。

人との関りについては、障害特性等に配慮しながら支援を行っています

人との関りについては、障害特性や利用者同士の関係性に配慮しながら支援を行っています。カリキュラムの中で、また個別面談を通じても支援を行っています。「ここね」では、週1回、「茶話会」でゲームをしたり、話し合いをしたりする中で利用者同士の関係性を深めるよう支援を行っています。障害に合わせてグループを分けて行うことも試みています。

2.利用者が主体性を持って、充実した時間を過ごせる場になるような取り組みを行っている
  • 利用者一人ひとりの意向をもとに、その人らしさが発揮できる場を用意している
  • 事業所内のきまりごとについては、利用者等の意向を反映させて作成・見直しをしている
  • 室内は、採光、換気、清潔性等に配慮して、過ごしやすい環境となるようにしている
  • 【食事の提供を行っている事業所のみ】
    利用者の希望を反映し、食事時間が楽しいひとときになるよう工夫している
【講評】
散歩や塗り絵などの時間を作って利用者が自分の時間を過ごせるようにしています

利用者とは、毎日、個別に振り返りを行い、本人が感想や気持ちを表出する機会を作っています。また、「ワーカライズニコ」では、散歩など外に出る時間を作ったり、「ここね」では、読書や塗り絵など本人がやりたいことをする時間を作って、自分の時間を過ごすことができるよう支援を行っています。

きまりごとは事業所として決めていますが、変更は利用者の理解を得て行っています

事業所内のきまりごとは事業所として決めていますが、見直しを行う場合は利用者の理解を得て変更するようにしています。室内は、前年度に内装を全面的に改装し、机等の備品の入れ替え、照明のLED化を実施するなど、過ごしやすい環境を整えるよう努めています。

3.利用者が健康を維持できるよう支援を行っている
  • 利用者の健康状態に注意するとともに、利用者の相談に応じている
  • 健康状態についての情報を、必要に応じて家族や医療機関等から得ている
  • 通院、服薬、バランスの良い食事の摂取等についての助言や支援を行っている
  • 利用者の体調変化(発作等の急変を含む)に速やかに対応できる体制を整えている
  • 【利用者の薬を預ることのある事業所のみ】
    服薬の誤りがないようチェック体制を整えている
【講評】
毎日検温し、利用者の状況を見守り、様子がおかしい時には声をかけて確かめています

利用者の既往歴や健康状態は契約時に把握しています。日常的には、毎日検温するほか、利用者の状況を見守り、様子がおかしい時には声をかけて確かめています。利用者には体調管理表(利用者の日誌)に記録し、自分でもチェックできるようにしています。必要に応じて、家族やかかりつけ医から情報を得るようにしています。

通院や服薬、栄養管理については、個別面談等を通して助言や支援を行っています

通院や服薬、栄養管理については、カリキュラムの中や個別面談を通して助言や支援を行っています。必要に応じて、通院同行を行い、医師から情報を得て支援に活かしています。近くの医療機関と協力協定を結び、利用者の体調の変化に対応できるよう体制を整えています。

4.利用者の意向を尊重しつつ、個別状況に応じて家族等と協力して利用者の支援を行っている
  • 家族等との協力については、利用者本人の意向を尊重した対応をしている
  • 必要に応じて、利用者の日常の様子や施設の現況等を、家族等に知らせている
  • 必要に応じて家族等から利用者・家族についての情報を得て、利用者への支援に活かしている
【講評】
家族との協力については、利用者の意向を確認して行うことを原則にしています

家族との協力については、利用者の意向を確認して行うことを原則にしています。その上で、利用者の業務日誌は自宅に持ち帰り、家族に見てもらっています。必要に応じて、家族と面談を行い、意向を聞いています。家族には、法人の広報誌(年2回発行)を送り、法人と「ワーカライズニコ」「ここね」の活動を知らせています。

5.利用者が地域社会の一員として生活するための支援を行っている
  • 利用者が地域の情報を得られるよう支援を行っている
  • 利用者が地域の資源を利用し、多様な社会参加ができるよう支援を行っている
【講評】
スポーツ大会など、法人の行う区民交流事業への参加を呼びかけています

地域のスポーツ、イベント、研修などのチラシを配布するなどいろいろな情報を提供しています。法人の事業として、区民交流のイベントを実施しており(秋のスポーツ大会、東北復興大祭典、クリスマスダンス交流会など)、利用者にも参加を呼び掛けています。

8.【自立訓練(生活訓練)】利用者が自立した生活を地域で送ることができるよう、日常生活の訓練や生活についての相談等の支援を行っている
  • 利用者が訓練する意欲を持てるような取り組みを行っている
  • サービス期間内に目標とする力を身につけることができるよう工夫している
  • 自立した生活に向けて、利用者一人ひとりに応じた日常生活訓練等を行っている
  • サービス終了後の生活環境(住居及び就労先等)を想定し、支援を行っている
  • 地域で安定して生活することができるよう、サービス終了後も相談等の支援や関係機関との調整を行っている
【講評】
個人面談を毎日~週1回行い、利用者の悩みごとを解消できるよう支援を行っています

個人面談を毎日~週1回行い、利用者の悩みごとを解消できるよう支援を行っています。コミュニケーション能力を高めていくための茶話会、社会生活上のマナー・日常生活スキルを学習するグループワークをそれぞれ週1回実施して、利用者が意欲的に訓練に参加するよう支援を行っています。個別支援計画の目標をもとに毎月の目標を立てて、月末には振り返りを行い、達成状況を確認して、次につなげるよう支援を行っています。

掃除、ごみの分別、洗濯など様々なことを学び、訓練できるよう支援を行っています

生活訓練は、掃除のポイント、ごみの分別、洗濯、食器洗い、身なりの整え方、買物のコツ、お金の使い方、薬の自己管理、地域の社会資源の使い方など様々なことについて学び、訓練できるよう支援を行っています。

家庭での生活、就労を想定して、支援を行っています

終了後に自宅で生活する利用者には、家庭内で自分ができることを増やすことや必要な家電の使い方を覚えることなどの支援を行っています。就労を希望する利用者には、職場見学や実習の機会を設けて実際に仕事を体験できるよう支援を行っています。また、パソコンの基礎訓練や事務仕事の練習なども行っています。サービス終了後は、基本的には地域の相談支援事業所に引き継いで、利用者が安定して地域で生活できるよう配慮しています。

10.【就労移行支援】就労に向けて、必要な知識の習得や能力向上のための訓練等の支援を行っている
  • 利用者が働く意欲を持てるような取り組みを行っている
  • サービス期間内に就労に結びつくことができるよう工夫している
  • 生活リズムや社会人としてのマナーの習得等の就労に向けた支援を行っている
  • 就労に向けた職場見学や実習等、実際に職場にふれる機会をとりいれた支援を行っている
  • 就労支援機関と密接な連携をとり、利用者が力を発揮できる就労先に結びつくよう支援を行っている
  • 就労後も利用者一人ひとりに応じて職場定着等の支援を行っている
【講評】
利用者が働く意欲をもてるよう、様々な取り組みを行っています

利用者が働くイメージを描きやすいように実際に障害者が働いている企業の見学・体験実習を行っています。また、面接練習や履歴書の書き方、ビジネスマナー、多様な職種の紹介などカリキュラムの充実も図っています。利用の1年目はアセスメントを行い、利用者の得意・不得意などを把握し、2年目は求人企業の情報を収集して適性を判断し、面接支援・実習支援を行い、就労につなげることを目標に取り組んでいます。必要に応じて職業センター等で改めて適性診断を行い、進路を決めるようにしています。

カリキュラムには、日常生活講座、ビジネスマナー講座を設けています

カリキュラムには、日常生活講座(生活リズム・健康管理を含む)、ビジネスマナー講座を設けています。管理栄養士による食生活に関する講習会も行っています。企業見学・体験実習は上記のとおりですが、就労支援センターと連携して中野区役所・社協・民間企業などで行っています。

法人は中野区の就労支援機関であり、連携して利用者の就労支援に取り組んでいます

法人は中野区の就労支援機関であり、毎年、杉並区・新宿区の就労支援機関、ハローワーク等と共同で就職準備フェアを開催し、利用者が働くことへの意欲を高めるよう支援を行っています。日頃から、法人の就労支援センターと連携して利用者の就労支援に取り組んでいます。職場定着支援の指定は受けていませんが、半年間は定着支援を実施しています。その後は同じ法人の就労支援センターに引き継ぎますが、必要に応じて、支援に関する助言を行っています。

【講評】
利用者に関する情報の外部とのやりとりについては、文書で同意を得ています

利用者に関する情報を外部とやりとりすることについては、文書(個人情報使用同意書)で同意を得ています。利用者一人ひとりにロッカーを貸与して、個人の所有物は本人が管理するようにしたり、個別面談は相談室で行うなどプライバシーに配慮した支援を行っています。

日常の支援では、利用者の意見を聞き、意見を尊重して対応することを心掛けています

日常の支援では、丁寧に説明し、利用者の意見を聞き、意見を尊重して対応することを心掛けています。利用者が自分の意思表示をすることも訓練の一つであり、やりたくないことは、そう言ってもよいことを伝えて支援を行っています。利用者一人ひとりへの配慮事項を職員の共通認識にして支援を行っています。

1.利用者のプライバシー保護を徹底している
  • 利用者に関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、利用者の同意を得るようにしている
  • 個人の所有物や個人宛文書の取り扱い等、日常の支援の中で、利用者のプライバシーに配慮した支援を行っている
  • 利用者の羞恥心に配慮した支援を行っている
2.サービスの実施にあたり、利用者の権利を守り、個人の意思を尊重している
  • 日常の支援にあたっては、個人の意思を尊重している(利用者が「ノー」と言える機会を設けている)
  • 利用者一人ひとりの価値観や生活習慣に配慮した支援を行っている
【講評】
個別支援計画や記録、各種訓練等に関する基本事項・手順等を明示して取り組んでいます

個別支援計画や記録等の作成手順、各種訓練・カリキュラム・実習等に関する基本事項・手順等を明示して取り組んでいます。発足後間もないので、取り組みながら基準や手順を整理している状況です。感染症対策・虐待防止マニュアル等も策定しています。職員会議や職員ミーティングで業務の執行状況を確認・点検しています。職員は手引書等を活用しています。

基本事項や手順等について、事業計画の策定に合わせて見直すことを基本にしています

サービスの基本事項や手順等については、事業計画の策定に合わせて見直しを行うことを基本にしています。見直しに当たっては、職員が意見や提案を出せるよう環境づくりに配慮しています。

1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
  • 手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている
  • 提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうかを定期的に点検・見直しをしている
  • 職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
  • 提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている
  • 提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や利用者等からの意見や提案を反映するようにしている

事業者のコメント

このセクションは事業者によって更新される情報です。

評価情報

【評価実施期間】

2019年8月14日~2020年3月31日

【評価者修了者No】

H0301059,H0901035,H1401044

評価結果のダウンロード

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