
評価機関としての調査結果
調査時に観察したさまざまな場面の中で、調査の視点に基づいて評価機関が選定した場面
調査当日,午前中に訪問看護師の体調管理が行われていました。また訪問マッサージが来所し自室で施術を行っている利用者がいました。利用者はフロアごとにリビング兼食堂でゆったりとそれぞれの時間を過ごしていました。1階フロアは自室で過ごしたり自由に過ごす時間となっていました。2階フロアは2人の職員が入浴やトイレへの誘導、移動の声掛け、手引き歩行、交代で日光浴を行う時の声掛け、みんなでレクレーションで歌う様子、利用者の動作時の職員の声掛けや誘導、その時の関わりを観察しました。
選定した場面から評価機関が読み取った利用者の気持ちの変化
フロアの生活で慣れた行動は不安を感じていない利用者へは各自で行えることを尊重して自由にできるようにしています。不穏な動作をしている利用者や戸惑いで立ち止まっている時や次の行動ができないでいるときには、動作が行えるように手を取り、歩行を始められるように声かけをして、さらに次の動作へ移行できるようにタイミングを見計らって誘導をしていました。利用者それぞれによりそのタイミングは異なり、個々の身体状況や気持ちの変化に応じて行っていました。利用者の表情に不安感はなく安心して行動をする様子が伺えました。
「評価機関としての調査結果」に対する事業者のコメント
ホーム全体での統一された意識の低さが調査結果に反映されています。現在、研修を重ね、少しずつではあるが意識改革を行なっております。介護経験1年未満のスタッフにおいては経験値も不足しており、時間がかかるとは思いますが、入居者様だけでなくスタッフも笑顔多く楽しく日常生活が送れるホームを目指しております。今年8月でホーム開設以来初の満床となり、今までのオペレーションが即していない事によるとまどいがあると思われます。スタッフ間の連携が不足している事により、入居者様に対する見守り不足が起こっている事、見守り不足による入居者様に対する意向の把握が行えていない事等、課題は多く、長い道のりですが、一歩ずつ確実に全員揃って成長し、スタッフにおいてはここで働けてよかった、入居者様においてはここで暮らせてよかった、ご家族様においてはここに決めてよかったと思っていただける事が目標です。第一歩目としてパーソンセンタードケアの研修が来月より追加となります。一歩ずつ成長して行きたいと考えております。
1.家族への情報提供はあるか |
|
2.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
|
3.職員の接遇・態度は適切か |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
|
4.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか |
|
5.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか |
はい 83%
どちらともいえない 8%
無回答・非該当 8%
|
6.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか |
|
7.利用者のプライバシーは守られているか |
|
8.個別の計画作成時に、利用者や家族の状況や要望を聞かれているか |
|
9.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか |
|
10.利用者の不満や要望は対応されているか |
|
11.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか |
はい 42%
どちらともいえない 33%
いいえ 8%
無回答・非該当 17%
|