
評価機関としての調査結果
調査時に観察したさまざまな場面の中で、調査の視点に基づいて評価機関が選定した場面
朝の会では、その日の活動の様子を伝えるだけではなく、実習生の紹介をしており、職員から、「何か質問したい人」と利用者に投げかけていました。実際に自分から聞くことが可能な利用者はいませんでしたが、職員が前日がバレンタインデーだったことから、チョコレートをもらった相手を実習生に聞いていました。それを聞いていた他の利用者で発語は厳しいのですが何となく落ち着かない様子であたりを見ている様子に着目しました。
選定した場面から評価機関が読み取った利用者の気持ちの変化
実習生がチョコレートをもらった相手を司会を務めていた職員が伝えたあと、落ち着かない様子であった利用者に他の職員が気付き、「〇〇さんも昨日、〇〇さんからもらったたんだよね。」と利用者の気持ちを察して皆に発表したところ、利用者は満面の笑みを浮かべ「うれしい」という表情に変わりました。普段から表情を読み取ることを大切にしている方針が見られた一場面でした。
「評価機関としての調査結果」に対する事業者のコメント
朝の会はご利用者からの反応が少ない状況の中でも、職員がたくさん話しかけたり、ご自宅での過ごし方等について質問を投げかけたりするなどしながら、コミュニケーションをとることを大切にしています。そのことは、一人のご利用者ことを職員や他のご利用者が理解することにも繋がっていると考えています。
今回のような職員のご利用者への観察力(気づき)や心理的サポートによって、落ち着かない状態のご利用者が笑顔に変わった場面をご覧いただき、そして評価してくださったことを大変うれしく思います。
1.事業所に通うことが、利用者の身体の機能や健康の維持・促進の役に立っているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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2.事業所での活動は、利用者が興味や関心を持てるものになっているか |
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3.事業所に通うことで、利用者の情緒が安定しているか |
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4.事業所での人との関わりは、利用者に良い影響を与えているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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5.利用者の様子や支援内容(体調変化時の対応含む)について、事業所と情報共有できているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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6.家族に対する精神的なサポート(介護に関する悩み相談や、家族間交流の機会の提供等)は役に立っているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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7.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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8.職員の接遇・態度は適切か |
はい 56%
どちらともいえない 25%
いいえ 6%
無回答・非該当 13%
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9.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか |
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10.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか |
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11.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか |
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12.利用者のプライバシーは守られているか |
はい 63%
どちらともいえない 6%
いいえ 6%
無回答・非該当 25%
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13.個別の計画作成時に、利用者や家族の状況や要望を聞かれているか |
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14.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか |
はい 63%
どちらともいえない 6%
いいえ 6%
無回答・非該当 25%
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15.利用者の不満や要望は対応されているか |
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16.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか |
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