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評価結果 利用者調査と事業評価(組織マネジメント項目・サービス項目)の評価手法

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平成30年度(2018年度) 認証保育所A型・B型
法人名称
株式会社ホワイトエンゼル
事業所名称
エンゼル保育室
評価機関名称 特定非営利活動法人 せたがや福祉サポートセンター

第三者評価結果の構成  見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。

事業者の理念・方針、期待する職員像

理念・方針
事業者が大切にしている考え(事業者の理念・ビジョン・使命など) 1)利用者に対し「家庭的な温かさ」「ホッとする安堵感」と「安心・安全」の提供
2)職員は和を重んじ互尊し助け合い、他者を思いやり誠意と誇りを持って保育に従事
3)「楽しさとわく」の提供のために、まず自らが楽しく笑顔を忘れず従事する
4)「思いやりの心」「豊かな心」「柔軟な心」「ありがとう」「ごめんなさい」が言える子どもを育む
5)家庭との連携を大切にし、ともに支援向上し合える関係構築 
期待する職員像
職員に求めている人材像や役割 ・能動的に行動できる人材。自ら考え行動できる。職員間コミュニケーションを率先して行える。 
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感) ・対外的に自らが広告塔であることを認識して欲しい。 

全体の評価講評 詳細はこちらから

特によいと思う点
  • 多くの保護者が園の保育理念や方針に満足していることは、今回の利用者調査からも窺える
  • 地域との交流に積極的に取り組み、地域から親しまれる存在になっている
  • 専門職を潤沢に配置することで利用者へ安心な環境と育ちを確保している
さらなる改善が望まれる点
  • 園内の組織体制の見直しとして、一人ひとりの仕事を明確にした役割分担表(分掌規程)を期待したい
  • 子どもの育ちを共有できる記録の書式や管理体制の見直しに期待したい
  • 日常の保育業務が一定の水準を保つために保育マニュアルの作成が望まれる

事業者が特に力を入れている取り組み 詳細はこちらから

 利用者家族から得られる情報からサービス提供を見直し改善している

 地域交流も視野に入れながら子どもや保護者が楽しめる行事を行っている

利用者調査結果詳細はこちらから

調査概要

  • 調査対象:調査時には、定員17名に対して園児数17名であり、そのうち家庭数である14名の保護者を対象として、13名(93%)から回答を得た。回答者は全員が母であった。
  • 調査方法:アンケート方式  
    機関による第三者評価職員説明会実施後に、園から保護者へ手紙付きアンケート用紙及び回収封筒を手渡してもらった。園で回収箱を用意し、糊付けした封筒に入れた回答用紙を回収し、機関へ一括送付した。機関で集約・分析して園へ報告した。
  • 利用者総数: 17人
  • 利用者家族総数(世帯): 14世帯
  • 共通評価項目による調査対象者数: 14人
  • 共通評価項目による調査の有効回答者数: 13人
  • 利用者家族総数に対する回答者割合(%): 92.9%
  • 調査項目: 共通評価項目
※読み上げソフトをご利用のかたへ
パーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。
有効回答者数/利用者総数
13/17
1.保育所での活動は、子どもの心身の発達に役立っているか
はい
100%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
2.保育所での活動は、子どもが興味や関心を持って行えるようになっているか
はい
100%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
3.提供される食事は、子どもの状況に配慮されているか
はい
85%
どちらともいえない
8%
無回答・非該当
8%
 
いいえ:0%
4.保育所の生活で身近な自然や社会と十分関わっているか
はい
92%
どちらともいえない
8%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
5.保育時間の変更は、保護者の状況に柔軟に対応されているか
はい
85%
無回答・非該当
15%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%
6.安全対策が十分取られていると思うか
はい
77%
どちらともいえない
8%
いいえ
8%
無回答・非該当
8%
7.行事日程の設定は、保護者の状況に対する配慮は十分か
はい
77%
どちらともいえない
8%
いいえ
15%
 
無回答・非該当:0%
8.子どもの保育について家庭と保育所に信頼関係があるか
はい
85%
どちらともいえない
15%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
9.施設内の清掃、整理整頓は行き届いているか
はい
62%
どちらともいえない
31%
いいえ
8%
 
無回答・非該当:0%
10.職員の接遇・態度は適切か
はい
92%
どちらともいえない
8%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
11.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
はい
92%
どちらともいえない
8%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
12.子ども同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
はい
77%
いいえ
8%
無回答・非該当
15%
 
どちらともいえない:0%
13.子どもの気持ちを尊重した対応がされているか
はい
100%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
14.子どもと保護者のプライバシーは守られているか
はい
62%
どちらともいえない
31%
無回答・非該当
8%
 
いいえ:0%
15.保育内容に関する職員の説明はわかりやすいか
はい
85%
どちらともいえない
15%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
16.利用者の不満や要望は対応されているか
はい
62%
どちらともいえない
8%
いいえ
8%
無回答・非該当
23%
17.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
はい
23%
どちらともいえない
23%
いいえ
23%
無回答・非該当
31%
評点のレーダーチャートを表示する

組織マネジメント分析結果     ←クリックすると詳細が表示されます。

サービス分析結果

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は、 実施できていない場合はで表示されます。
  1. サービス情報の提供
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している事業所のサービス利用が困難な場合には、理由を説明したうえで、他の相談先紹介など支援の必要に応じた対応をしている
【講評】詳細はこちら
  • ホームページを活用し、事業所の日常をわかりやすく紹介している
  • イラストや写真を活用することで視覚的からも理解しやすい情報提供を行っている
  • 見学や問い合わせ時は利用者の生活背景を考慮し、丁寧に対応している
評点の内容 詳細はこちらから
  2. サービスの開始・終了時の対応
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
6/6
  1.サービスの開始にあたり保護者に説明し、同意を得ている
サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を保護者の状況に応じて説明しているサービス内容について、保護者の同意を得るようにしているサービスに関する説明の際に、保護者の意向を確認し、記録化している
  2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
サービス開始時に、子どもの保育に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している利用開始直後には、子どもの不安やストレスが軽減されるように配慮しているサービスの終了時には、子どもや保護者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • サービス内容と利用について、納得が得られるような書式を整え、不安軽減に努めている
  • 丁寧な聞き取りと連絡ノートの活用を行い、子どもの変化に気づき、対応を行っている
  • 事業所が目指す保育の説明と同意により、相互理解での保育体制を整えている
評点の内容 詳細はこちらから
  3. 個別状況の記録と計画策定
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
12/12
  1.定められた手順に従ってアセスメント(情報収集、分析および課題設定)を行い、子どもの課題を個別のサービス場面ごとに明示している
子どもの心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し把握している子どもや保護者のニーズや課題を明示する手続きを定め、記録しているアセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
  2.全体的な計画や子どもの様子を踏まえた指導計画を作成している
指導計画は、全体的な計画を踏まえて、養護(生命の保持・情緒の安定)と教育(健康・人間関係・環境・言葉・表現)の各領域を考慮して作成している指導計画は、子どもの実態や子どもを取り巻く状況(保護者の意向を含む)の変化に即して、作成、見直しをしている個別的な計画が必要な子どもに対し、子どもの状況(年齢・発達の状況など)に応じて、個別的な計画の作成、見直しをしている指導計画を保護者にわかりやすく説明している指導計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している
  3.子どもに関する記録が行われ、管理体制を確立している
子ども一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある指導計画に沿った具体的な保育内容と、その結果子どもの状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
  4.子どもの状況等に関する情報を職員間で共有化している
指導計画の内容や個人の記録を、保育を担当する職員すべてが共有し、活用している申し送り・引継ぎ等により、子どもや保護者の状況に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
【講評】詳細はこちら
  • 個人ファイルで子どもの情報を一元化し、職員で共有する記録の体制が整えられている
  • 子どもの発達と成長に合わせた記録を日々の保育で活かしている
  • 保護者の意見を聞く機会を設け、サービスの改善と新たな取り組みを行っている
評点の内容 詳細はこちらから
  4. サービスの実施
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
35/35
  1.子ども一人ひとりの発達の状態に応じた保育を行っている
発達の過程や生活環境などにより、子ども一人ひとりの全体的な姿を把握したうえで保育を行っている子どもが主体的に周囲の人・もの・ことに興味や関心を持ち、働きかけることができるよう、環境を工夫している子ども同士が年齢や文化・習慣の違いなどを認め合い、互いを尊重する心が育つよう配慮している特別な配慮が必要な子ども(障害のある子どもを含む)の保育にあたっては、他の子どもとの生活を通して共に成長できるよう援助している発達の過程で生じる子ども同士のトラブル(けんか・かみつき等)に対し、子どもの気持ちを尊重した対応をしている【5歳児の定員を設けている保育所のみ】<BR>小学校教育への円滑な接続に向け、小学校と連携を図っている
【講評】 詳細はこちら
  • 子ども一人ひとりの発達の状態を把握し子どもに合った保育を行っている
  • 子どもが興味関心をもって遊べる環境づくりを工夫している
  • 子ども同士のトラブルについては丁寧な対応に努めている
  2.子どもの生活が安定するよう、子ども一人ひとりの生活のリズムに配慮した保育を行っている
登園時に、家庭での子どもの様子を保護者に確認している発達の状態に応じ、食事・排せつなどの基本的な生活習慣の大切さを伝え、身につくよう援助している休息(昼寝を含む)の長さや時間帯は子どもの状況に配慮している降園時に、その日の子どもの状況を保護者一人ひとりに直接伝えている
【講評】 詳細はこちら
  • 登園時や降園時に保護者との情報交換を密にし、子どもの状態を共有している
  • 基本的な生活習慣が身に付くように、家庭との連携を密にしながら支援している
  • 休息の時間は個別に調節され、生活リズムを整えている
  3.日常の保育を通して、子どもの生活や遊びが豊かに展開されるよう工夫している
子どもの自主性、自発性を尊重し、遊びこめる時間と空間の配慮をしている子どもが人と関わる力を養えるよう援助している子ども一人ひとりの状況に応じて、言葉に対する感覚を養えるよう配慮している子どもが様々な表現を楽しめるようにしている子どもの心身の発達が促されるよう、戸外・園外活動(外気浴を含む)を実施している生活や遊びを通して、子どもが自分の気持ちを調整する力を育てられるよう、配慮している
【講評】 詳細はこちら
  • 異年齢で生活することや地域交流を通して人と関わる力を養えるよう支援している
  • 子どもが日常の保育の中で様々な表現活動を楽しんでいる
  • 外気浴や戸外活動を取り入れ子どもの心身の発達を促している
  4.日常の保育に変化と潤いを持たせるよう、行事等を実施している
行事等の実施にあたり、子どもが興味や関心を持ち、自ら進んで取り組めるよう工夫しているみんなで協力し、やり遂げることの喜びを味わえるような行事等を実施している子どもが意欲的に行事等に取り組めるよう、行事等の準備・実施にあたり、保護者の理解や協力を得るための工夫をしている
【講評】 詳細はこちら
  • 子どもが興味をもって無理なく参加できる行事を企画している
  • 子どもと保護者が一緒に楽しめる行事を行っている
  • 行事について保護者の理解や協力を得て実施している
  5.保育時間の長い子どもが落ち着いて過ごせるような配慮をしている
保育時間の長い子どもが安心し、くつろげる環境になるよう配慮をしている保育時間が長くなる中で、保育形態の変化がある場合でも、子どもが楽しく過ごせるよう配慮をしている
【講評】 詳細はこちら
  • 保育時間の長い子どもがくつろげるように配慮している
  • 子どもが安心して保護者の帰りを待つことができるように努めている
  6.子どもが楽しく安心して食べることができる食事を提供している
子どもが楽しく、落ち着いて食事をとれるような雰囲気作りに配慮しているメニューや味付けなどに工夫を凝らしている子どもの体調(食物アレルギーを含む)や文化の違いに応じた食事を提供している                                                                                        食についての関心を深めるための取り組み(食材の栽培や子どもの調理活動等)を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 子どもが楽しく食べられるように雰囲気づくりをしている
  • 子どもの状況に応じた食事を提供している
  • 野菜の栽培をしたり食材に触れる等食に興味が持てるように努めている
  7.子どもが心身の健康を維持できるよう援助している
子どもが自分の健康や安全に関心を持ち、病気やけがを予防・防止できるように援助している医療的なケアが必要な子どもに、専門機関等との連携に基づく対応をしている保護者と連携をとって、子ども一人ひとりの健康維持に向けた取り組み(乳幼児突然死症候群の予防を含む)を行っている子どもの入退所により環境に変化がある場合には、入所している子どもの不安やストレスが軽減されるよう配慮している
【講評】 詳細はこちら
  • 子どもが病気やけがを予防できるように支援している
  • 専門機関と連携を取り子どもの健康支援や発達支援をしている
  • 保護者と連携しながら子どもの健康支援に心掛けている
  8.保護者が安心して子育てをすることができるよう支援を行っている
保護者には、子育てや就労等の個々の事情に配慮して支援を行っている保護者同士が交流できる機会を設けている保護者と職員の信頼関係が深まるような取り組みをしている子どもの発達や育児などについて、保護者との共通認識を得る取り組みを行っている保護者の養育力向上のため、園の保育の活動への参加を促している
【講評】 詳細はこちら
  • 保護者一人ひとりの状況に応じた支援を心掛けている
  • 保護者同士や保護者と職員が交流する機会を設けている
  • 保育参観や保護者会で、事業所の保育への共通理解が得られるように努めている
  9.地域との連携のもとに子どもの生活の幅を広げるための取り組みを行っている
地域資源を活用し、子どもが多様な体験や交流ができるような機会を確保している園の行事に地域の人の参加を呼び掛けたり、地域の行事に参加する等、子どもが職員以外の人と交流できる機会を確保している
【講評】 詳細はこちら
  • 地域の資源を活用し子どもたちが様々な経験をしている
  • 事業所の行事を通して地域への子育て支援に努めている
  評点の内容 詳細はこちらから
  5. プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.子どものプライバシー保護を徹底している
子どもに関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、保護者の同意を得るようにしている子どもの羞恥心に配慮した保育を行っている
  2.サービスの実施にあたり、子どもの権利を守り、子どもの意思を尊重している
日常の保育の中で子ども一人ひとりを尊重している子どもと保護者の価値観や生活習慣に配慮した保育を行っている虐待防止や育児困難家庭への支援に向けて、職員の勉強会・研修会を実施し理解を深めている
【講評】詳細はこちら
  • 子どものプライバシー保護のため、事業所内外の環境整備に努めている
  • 個人が特定できる媒体の使用については、事前の同意を得ることで保護に努めている
  • 職員間での会議の中で、子どもの個別性を活かした保育の在り方を協議し、実践している
評点の内容 詳細はこちらから
  6. 事業所業務の標準化
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうか定期的に点検・見直しをしている職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
  2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や保護者等からの意見や提案、子どもの様子を反映するようにしている
【講評】詳細はこちら
  • 子どもの発達と発育に着目した指導計画の見直しを定期的に行っている
  • 保護者からの満足度が高く、共感を得られているサービスの提供を行っている
  • 質の高い保育の提供に必要な手順書の整備に期待したい
評点の内容 詳細はこちらから

事業者のコメント

*以下の項目は事業者によって、自ら更新される情報です。
評価者 修了者No.H0306026   修了者No.H0501023   修了者No.H1601066    
評価実施期間 2018年11月1日~2019年3月11日

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