評価結果

標準の評価

基本情報

【事業所名称】

泉苑居宅介護支援センター

【サービス種別】

居宅介護支援

事業者の理念・方針・期待する職員像

事業者が大切にしている考え(理念・ビジョン・使命など)

1) 最も困っている人々のいのちと生活をささえます。
2) 利用者を含めた『家族』を支援します。
3) 利用者に深い共感をもつ。
4) 社会・地域の要請に応える。
5) 水、電気などの資源を大切にする。

職員に求めている人材像や役割

・優しさと共感できる気持ちを持つ
・制度やケアマネジメントを学び実践する
・組織の一員としての自覚とプライドを持つ

職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)

・法人の理念や施設の運営方針に共感できる
・人権と個別性を尊重した公平平等なケアを提供していることに誇りを持つ
・市民を助け、地域の福祉向上に貢献する

全体の評価講評

特によいと思う点

センターは隣接する包括との連携により、難しい方を積極的に受け入れています。当然のことながら、包括が抱えている方が在宅で介護保険の利用が望ましいと判断するとセンターに声がかかります。センターの職員は利用前から包括の職員により本人像を入手できるため、それ程大きな負担なくご本人からの相談に応じることが出来る良好な関係が築かれています。

法人の同じ建物に併設されている通所や短期入所といつでも連携を取ることができる環境があります。センターの利用者が同法人の通所や短期入所へのサービス利用は稀ではありません。通所と短期入所の職員と記録を見合わせたりすることでサービスを提供する側の意見も参考にすることが可能となります。24時間365日稼働のメリットを活かし、日中ばかりでなくサービス利用中の夜の顔を見ることが可能であり、ケアプランへも反映しています。

泉苑というネームバリューから泉苑のサービスを受けたいという地域の方々が数多くいらっしゃいます。創始者の思いに歴史が積み重なり、実績が地域に認められているからでしょう。また隣り合う包括との連携も利用者獲得には欠かせません。そういったどちらかと言うと外的要因に支えられて、一時70数名まで落ち込んだ登録利用者数も少しずつ増え、90名までに快復しました。目標の100名まであと一歩です。

さらなる改善が望まれる点

困難な方を受け入れるためには介護保険の知識ばかりでなく、保険外のサービスや府中市の施策といった通常のケアマネ業務で必要な知識に上乗せした知見を身につけておく必要が支援センターのケアマネジャーにはあります。そのためのチームワークを基盤とした情報共有が求められます。「三人寄れば文殊の知恵」の諺を良しとする文化を尊重しつつ、登録利用者を100名の大台に乗せることが目標となります。達成した際は管理者から職員の皆さんにご褒美があるといいですね。

訪問を重ね、本人や家族の愚痴に耳を傾け、相づちを打つことで利用者家族の満足度を上げ、肝心のプランはそれなりでいいでは本末転倒です。専門性の高さが利用者家族の評判の良し悪しに繋がるのが目標となるわけですが、“介護保険制度の解説”“利用者本位とは?”“ケアマネジャーの存在意義”といった基本事項を分かりやすくパンフレットにして説明するといった地道な活動の積み重ねで達成する目標となりそうです。

ケアマネジャーの業務は利用者との人間関係が絡むため、同僚でもその仕事ぶりがわからない実情があります。そのため、担当ケアマネジャーが利用者を抱え込み、同僚に情報発信をしない傾向もみられます。一人の利用者を職員間情報共有のもと、全職員が理解してチームで在宅生活が困難な利用者を支えるために数多くの職員の知恵を拝借することが、最適な介護計画に繋がることを全ての職員が受け入れることを目標とします。

利用者調査結果

調査概要

  • 調査対象:アンケートは、利用者90名中90名に配付、48名から回答を得ました。回答者の利用者属性は、男性13名・女性32名(無回答3名)、80~85歳が12名、要介護1が23名、利用期間4年以上が19名と何れも最も多い区分でした。
  • 調査方法:アンケート方式  
    アンケートは、事業所の封筒に入れ、事業所経由で手渡しまたは郵送により配布しました。利用者からは、同封の返信用封筒で直接に郵送により回収しました。
  • 有効回答者数/利用者総数:48/90(回答率 53.3% )

アンケートは、90中48名から回答を得ました(有効回収率53%)。回答者の利用者属性は、男性13名・女性32名(無回答3名)、年齢の分布は80~85歳が12名、85~90歳が11名、90歳以上が10名でした。介護度の分布は要介護1が23名、要介護2が10名、要介護3が7名でした。利用期間の分布は4年以上が19名、6か月未満が7名、3~4年が6名でした。ケアマネジャーへ一言(オプション)では、「いつも母を励まして下さり、ありがとうございます」「夫が好きなデイサービスに週3回行けるようになり、感謝しています」との意見がありました。またケアマネジャーへの要望では、「3日間位、宿泊のお世話になりたいと思います」との意見がありました。

アンケート結果

1.ケアプラン立案時に、利用者や家族の状況や要望を聞かれているか

はい 46名 (96%)
どちらともいえない 2名 (4%)

46名(96%)が“はい”、2名(4%)が“どちらともいえない”と回答しています。5件の意見を頂きました。参考となる意見として「心身ともに無理のないよう、家族関係にも配慮してくれます」との意見があがりました。

2.ケアプランについての説明は、わかりやすいか

はい 48名 (100%)

本問の有効回答者全員が“はい”と回答しています。1件の意見を頂きました。参考となる意見として「わかりやすかった」がありました。

3.サービス内容は、利用者の要望が反映されているか

はい 43名 (90%)
どちらともいえない 4名 (8%)
いいえ 1名 (2%)

43名(90%)が“はい”、5名(10%)が“どちらともいえない、いいえ”と回答しています。2件の意見を頂きました。参考となる意見として「満足しています」との意見があがりました。

4.ケアマネジャーの接遇・態度は適切か

はい 48名 (100%)

本問の有効回答者全員が“はい”と回答しています。2件の意見を頂きました。参考となる意見として「常に温かく、親身になって対応してくれる」がありました。

5.病気やけがをした際のケアマネジャーの対応は信頼できるか

はい 44名 (92%)
どちらともいえない 1名 (2%)
いいえ 1名 (2%)
無回答・非該当 2名 (4%)

44名(92%)が“はい”、2名(4%)が“どちらともいえない、いいえ”と回答しています。3件の意見を頂きました。参考となる意見として「こちらが気付かないことにも意見を言ってくれる」との意見があがりました。

6.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか

はい 48名 (100%)

本問の有効回答者全員が“はい”と回答しています。1件の意見を頂きました。特記すべき意見はありませんでした。

7.利用者のプライバシーは守られているか

はい 48名 (100%)

本問の有効回答者全員が“はい”と回答しています。1件の意見を頂きました。参考となる意見として「信頼できます」がありました。

8.サービス内容に関するケアマネジャーの説明はわかりやすいか

はい 48名 (100%)

本問の有効回答者全員が“はい”と回答しています。2件の意見を頂きました。参考となる意見として「分かりやすいです」がありました。

9.利用者の不満や要望は対応されているか

はい 41名 (85%)
どちらともいえない 2名 (4%)
無回答・非該当 5名 (10%)

41名(85%)が“はい”、2名(4%)が“どちらともいえない”と回答しています。1件の意見を頂きました。特記すべき意見はありませんでした。

10.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか

はい 33名 (69%)
どちらともいえない 1名 (2%)
いいえ 9名 (19%)
無回答・非該当 5名 (10%)

33名(69%)が“はい”、10名(19%)が“どちらともいえない、いいえ”と回答しています。2件の意見を頂きました。特記すべき意見はありませんでした。

組織マネジメント分析結果

◆事業評価結果
7つの「カテゴリー」の下に、それぞれ「サブカテゴリー」「評価項目」「標準項目」を設定して評価しています。
評価項目ごとに、標準項目の実施状況を、実施できている場合はで、実施できていない場合はで表しています。

【講評】
【現状】「最も困っている人を支えます」の理念を職員は理解しています。

「最も困っている人を支えます」が法人の理念です。泉苑では支援センターと併設して地域包括支援センター(以下、包括と略す)があり、地域の方々からの相談を業務として受け入れ、数多くの困難事例を抱えています。支援センターでは包括と連携して地域で暮らすことが困難な方々をサポートして来ました。「困難事例を受け入れることが多いが負担ではない」といった困難事例と立ち向かおうとする意識に満ちた職員からの意見がありました。

【課題】管理者はチームワークを課題としています。

支援センターの特徴として、利用者からの電話相談に24時間365日何時でも対応できる体制が整っています。職員皆が一斉に休暇を取るのではなく、休暇をずらしながら取る勤務体制のため、担当の職員が休日に担当する利用者からの電話を他職員が受けることも希ではありません。利用者からの相談に対し、担当外の職員でもある程度の返事が出来ることを方針として、管理者は利用者をチームで支える方針としています。「いつでも連絡して下さいと言われ、安心です」との利用者からの意見です。

【目標】理念にもとづく文化の共有を目標としましょう。

ケアマネジャーの業務は利用者との人間関係が絡むため、同僚でもその仕事ぶりがわからない実情があります。そのため、担当ケアマネジャーが利用者を抱え込み、同僚に情報発信をしない傾向もみられます。一人の利用者を職員間情報共有のもと、全職員が理解してチームで在宅生活が困難な利用者を支えるために数多くの職員の知恵を拝借することが、最適な介護計画に繋がることを全ての職員が受け入れることを目標とします。

1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)を周知している
  • 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、職員の理解が深まるような取り組みを行っている
  • 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)について、利用者本人や家族等の理解が深まるような取り組みを行っている
2. 経営層(運営管理者含む)は自らの役割と責任を職員に対して表明し、事業所をリードしている
  • 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任を職員に伝えている
  • 経営層は、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けて、自らの役割と責任に基づいて職員が取り組むべき方向性を提示し、リーダーシップを発揮している
3. 重要な案件について、経営層(運営管理者含む)は実情を踏まえて意思決定し、その内容を関係者に周知している
  • 重要な案件の検討や決定の手順があらかじめ決まっている
  • 重要な意思決定に関し、その内容と決定経緯について職員に周知している
  • 利用者等に対し、重要な案件に関する決定事項について、必要に応じてその内容と決定経緯を伝えている
【講評】
【現状】一時、登録利用者が落ち込みました。

支援センターは「最も困っている人を支えます」の方針を大切にしており、一人のケアマネジャーが担当する利用者数は決して上限一杯ではなくある程度余裕を持った受け持ち人数が利用者家族の利益を守ることに繋がると考えています。また、法人内のデイサービスを積極的に勧めるのではなく、自宅からの通いやすさを考慮したり、本人の意向から選択肢をもとに情報提供するよう心がけています。登録利用者数100名を採算目標にしていますが、是が非でも、がむしゃらにとまでは考えていません。

【課題】少しずつ登録利用者数が増えていますが、目標まであと一歩です。

泉苑というネームバリューから泉苑のサービスを受けたいという地域の方々が数多くいらっしゃいます。創始者の思いに歴史が積み重なり、実績が地域に認められているからでしょう。また隣り合う包括との連携も利用者獲得には欠かせません。そういったどちらかと言うと外的要因に支えられて、一時70数名まで落ち込んだ登録利用者数も少しずつ増え、90名までに快復しました。目標の100名まであと一歩です。

【目標】登録利用者を100名の大台に乗せることが目標となります。

困難な方を受け入れるためには介護保険の知識ばかりでなく、保険外のサービスや府中市の施策といった通常のケアマネ業務で必要な知識に上乗せした知見を身につけておく必要が支援センターのケアマネジャーにはあります。そのためのチームワークを基盤とした情報共有が求められます。「三人寄れば文殊の知恵」の諺を良しとする文化を尊重しつつ、登録利用者を100名の大台に乗せることが目標となります。達成した際は管理者から職員の皆さんにご褒美があるといいですね。

1. 事業所を取り巻く環境について情報を把握・検討し、課題を抽出している
  • 利用者アンケートなど、事業所側からの働きかけにより利用者の意向について情報を収集し、ニーズを把握している
  • 事業所運営に対する職員の意向を把握・検討している
  • 地域の福祉の現状について情報を収集し、ニーズを把握している
  • 福祉事業全体の動向(行政や業界などの動き)について情報を収集し、課題やニーズを把握している
  • 事業所の経営状況を把握・検討している
  • 把握したニーズ等や検討内容を踏まえ、事業所として対応すべき課題を抽出している
1. 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画及び単年度計画を策定している
  • 課題をふまえ、事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた中・長期計画を策定している
  • 中・長期計画をふまえた単年度計画を策定している
  • 策定している計画に合わせた予算編成を行っている
2. 着実な計画の実行に取り組んでいる
  • 事業所が目指していること(理念・ビジョン、基本方針など)の実現に向けた、計画の推進方法(体制、職員の役割や活動内容など)、目指す目標、達成度合いを測る指標を明示している
  • 計画推進にあたり、進捗状況を確認し(半期・月単位など)、必要に応じて見直しをしながら取り組んでいる
【講評】
【現状】利用者アンケートの満足度は93%と高位でした。

今回の利用者アンケートの満足度は弊社の平成29年度の全体平均の78%と比較するとすこぶる高位でした。「一人暮らしのため体調が悪い時、いつでも相談できるので安心です」「デイサービスに行けるようになり、ありがとうございました」といった利用者からの意見がありました。一方、“【問3】プランには満足しているか?”の満足度は90%と低く、「まあまあ」といった意見もありました。

【課題】ケアマネジャーの適切な業務についての意思統一が課題です。

上記から、利用者の満足度とプランの良し悪しが連動しない、ズレが生じていると思われます。それでは、“【問4】ケアマネジャーの言葉使いや態度は丁寧か?”の満足度は100%、「常に温かく、親身になってくれる」「家族の心のケアにも感謝している」といった人柄を評価する様子が確認出来ます。本来はご本人の意向を引き出し、それをプランに落とし込む質の高いサービス提供が利用者家族から評価されるべきですが、実際の評価は人柄が前面に出てしまっています。

【目標】専門性の高さを家族の評判に繋げるのが目標となります。

それでは、訪問を重ね、本人や家族の愚痴に耳を傾け、相づちを打つことで利用者家族の満足度を上げ、肝心のプランはそれなりでいいでは本末転倒です。専門性の高さが利用者家族の評判の良し悪しに繋がるのが目標となるわけですが、“介護保険制度の解説”“利用者本位とは?”“ケアマネジャーの存在意義”といった基本事項を分かりやすくパンフレットにして説明するといった地道な活動の積み重ねで達成する目標となりそうです。

1. 社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理などを周知し、遵守されるよう取り組んでいる
  • 全職員に対して、社会人・福祉サービスに従事する者として守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などを周知し、理解が深まるように取り組んでいる
  • 全職員に対して、守るべき法・規範・倫理(個人の尊厳を含む)などが遵守されるように取り組み、定期的に確認している。
1. 利用者の意向(意見・要望・苦情)を多様な方法で把握し、迅速に対応する体制を整えている
  • 苦情解決制度を利用できることや事業者以外の相談先を遠慮なく利用できることを、利用者に伝えている
  • 利用者の意向(意見・要望・苦情)に対し、組織的に速やかに対応する仕組みがある
2. 虐待に対し組織的な防止対策と対応をしている
  • 利用者の気持ちを傷つけるような職員の言動、虐待が行われることのないよう、職員が相互に日常の言動を振り返り、組織的に防止対策を徹底している
  • 虐待を受けている疑いのある利用者の情報を得たときや、虐待の事実を把握した際には、組織として関係機関と連携しながら対応する体制を整えている
1. 透明性を高め、地域との関係づくりに向けて取り組んでいる
  • 透明性を高めるために、事業所の活動内容を開示するなど開かれた組織となるよう取り組んでいる
  • ボランティア、実習生及び見学・体験する小・中学生などの受け入れ体制を整備している
2. 地域の福祉ニーズにもとづき、地域貢献の取り組みをしている
  • 地域の福祉ニーズにもとづき、事業所の機能や専門性をいかした地域貢献の取り組みをしている
  • 事業所が地域の一員としての役割を果たすため、地域関係機関のネットワーク(事業者連絡会、施設長会など)に参画している
  • 地域ネットワーク内での共通課題について、協働できる体制を整えて、取り組んでいる
【講評】
【現状】泉苑としての事業継続計画が作成されています。

泉苑の施設全体としての事業継続計画が作成されています。想定するシナリオは多摩直下型地震と立川断層地震とし、今回の北海道胆振東部地震と同程度のM7.4、府中市の震度は6強としています。ライフラインでは電力は3日間、上下水道は1か月、都市ガスも1か月の災害発生から全面停止を想定しています。職員の対応では、まずは災害対策本部を設置し、職員は施設に集まり、施設内利用者の救護にあたる旨が記されています。

【課題】支援センター独自の計画作成が課題です。

現在作成されている事業継続計画は、施設内の利用者が対象となっています。支援センターのケアマネジャーはまず施設に集まり、施設を利用している方の対応にあたることとなっています。支援センターの利用者は自宅で罹災されることから、ケアマネジャーとして利用者との安否確認の方法が課題となります。東日本大震災では電話は全く役立たなかったのは記憶に新しいところです。

1. 事業所としてリスクマネジメントに取り組んでいる
  • 事業所が目指していることの実現を阻害する恐れのあるリスク(事故、感染症、侵入、災害、経営環境の変化など)を洗い出し、どのリスクに対策を講じるかについて優先順位をつけている
  • 優先順位の高さに応じて、リスクに対し必要な対策をとっている
  • 災害や深刻な事故等に遭遇した場合に備え、事業継続計画(BCP)を策定している
  • リスクに対する必要な対策や事業継続計画について、職員、利用者、関係機関などに周知し、理解して対応できるように取り組んでいる
  • 事故、感染症、侵入、災害などが発生したときは、要因及び対応を分析し、再発防止と対策の見直しに取り組んでいる
1. 事業所の情報管理を適切に行い活用できるようにしている
  • 情報の収集、利用、保管、廃棄について規程・ルールを定め、職員(実習生やボランティアを含む)が理解し遵守するための取り組みを行っている
  • 収集した情報は、必要な人が必要なときに活用できるように整理・管理している
  • 情報の重要性や機密性を踏まえ、アクセス権限を設定するほか、情報漏えい防止のための対策をとっている
  • 事業所で扱っている個人情報については、「個人情報保護法」の趣旨を踏まえ、利用目的の明示及び開示請求への対応を含む規程・体制を整備している
【講評】
【現状】職員の認知度は組織分野、サービス分野ともに極めて高位でした。

今回の職員アンケートからの認知度は組織分野96%、サービス分野99%と昨年度の弊社の全体平均が組織分野57%、サービス分野76%を何れも大きく上回っています。認知度が過度に高くなる背景として過去の経験から、職員がアンケートに興味を示さず、惰性で回答した事例などがありました。

【課題】“【5-1-4】職員のやる気向上”は75%と低位でした。

その中で、組織分野の“【5-1-4】職員のやる気向上”の認知度は75%と低位でした。中でも、“【5-1-4④】職場の人間関係は良好か?”の認知度は50%と特に低位でした。「泉苑ではこうあるべきとスタイルを突き通す感がある」「ケアマネ業務以外の対応を日常的に行っている人がいる」との意見があがりました。管理者のチームワークを大切にしたいとの思いとは裏腹の結果がでています。

1. 事業所が目指していることの実現に必要な人材構成にしている
  • 事業所が求める人材の確保ができるよう工夫している
  • 事業所が求める人材、事業所の状況を踏まえ、育成や将来の人材構成を見据えた異動や配置に取り組んでいる
2. 事業所の求める人材像に基づき人材育成計画を策定している
  • 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)が職員に分かりやすく周知されている
  • 事業所が求める職責または職務内容に応じた長期的な展望(キャリアパス)と連動した事業所の人材育成計画を策定している
3. 事業所の求める人材像を踏まえた職員の育成に取り組んでいる
  • 勤務形態に関わらず、職員にさまざまな方法で研修等を実施している
  • 職員一人ひとりの意向や経験等に基づき、個人別の育成(研修)計画を策定している
  • 職員一人ひとりの育成の成果を確認し、個人別の育成(研修)計画へ反映している
  • 指導を担当する職員に対して、自らの役割を理解してより良い指導ができるよう組織的に支援を行っている
4. 職員の定着に向け、職員の意欲向上に取り組んでいる
  • 事業所の特性を踏まえ、職員の育成・評価と処遇(賃金、昇進・昇格等)・称賛などを連動させている
  • 就業状況(勤務時間や休暇取得、職場環境・健康・ストレスなど)を把握し、安心して働き続けられる職場づくりに取り組んでいる
  • 職員の意識を把握し、意欲と働きがいの向上に取り組んでいる
  • 職員間の良好な人間関係構築のための取り組みを行っている
1. 組織力の向上に向け、組織としての学びとチームワークの促進に取り組んでいる
  • 職員一人ひとりが学んだ研修内容を、レポートや発表等を通じて共有化している
  • 職員一人ひとりの日頃の気づきや工夫について、互いに話し合い、サービスの質の向上や業務改善に活かす仕組みを設けている
  • 目標達成や課題解決に向けて、チームでの活動が効果的に進むよう取り組んでいる
1. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その1)

【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】

残業を無くし、出来る限り定時で退社することを目指して業務の効率化を図りました。まずは業務を効率的に実施するための1か月計画の立案を管理者は職員に勧めました。さらに効率的な訪問ルートや時間帯の設定、電話が繋がり易い曜日や時間帯の把握といったきめ細かい時間短縮の手立てを検討する活動を実施しました。

【評語】
目標の設定と取り組み 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った
取り組みの検証 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った
検証結果の反映 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させていない
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している

しかし、効率的な業務を1か月間計画できる職員は限られ、1日の流れも場当たり的になってしまっている現状が判明し、改善には至りまwせんでした。そこで新たな視点のもと、全利用者の訪問日の特徴(希望の曜日、時間帯)と自分の勤務を踏まえて、いつ訪問調査するかを予め考えてもらうようしています。

2. 事業所の理念・基本方針の実現を図る上での重要課題について、前年度具体的な目標を設定して取り組み、結果を検証して、今年度以降の改善につなげている(その2)

【前年度の重要課題に対する組織的な活動(評価機関によるまとめ)】

管理者は職員間のチームワークを重要視し、一人の利用者を職員間情報共有のもと、全職員が理解してチームで在宅生活が困難な利用者を支えるために数多くの職員の知恵を拝借することを職員に求めました。

【評語】
目標の設定と取り組み 具体的な目標を設定し、その達成に向けて取り組みを行った
取り組みの検証 目標達成に向けた取り組みについて、検証を行った
検証結果の反映 次期の事業活動や事業計画へ、検証結果を反映させていない
【講評】
理念共有の取組により関係者の理解と協力を促進している

チームワークのベースとなる、“【5-1-4】職員のやる気向上”の認知度は75%と低位でした。中でも、“【5-1-4④】職場の人間関係は良好か?”の認知度は50%と特に低位でした。「泉苑ではこうあるべきとスタイルを突き通す感がある」「ケアマネ業務以外の対応を日常的に行っている人がいる」との意見があり、和みのあるチームには至っていない状況です。

サービス分析結果

6. サービス分析のプロセス
【講評】
【現状】24時間365日対応のセンターに利用者は安心感を持っています。

センターでは利用者からの電話対応や相談に24時間応じています。8時30分からは日勤職員が、17時30分は遅番職員が、19時00分から明け8時30分までは宿直職員が対応しています。日中の訪問は日勤の時間帯で対応するのが原則ですが、夜19時00分までは必要に応じて訪問に出向いています。センターの24時間365日の対応のもと利用者は安心して在宅生活を送ることができています。

【課題】ホームページを活用できない方への情報提供が課題です。

センターの情報はホームページやパンフレットを活用して利用希望者に提供しています。ホームページの文字は拡大することが出来るよう工夫していますが、ホームページを活用できない方や一人でセンターに来れない方への情報提供について管理者は十分ではないことを課題に上げています。

【目標】何時でも安心して相談できるセンターをアピールするのが目標です。

難しい事例や課題が複雑な事例を多く受け入れています。管理者はセンターのサービス提供能力に余力があるため、希望があれば新規利用者を受け入れたいと考えています。センターの特徴は24時間365日対応と併設包括からの受け皿としての難しい方への対応能力の高さです。「何時でも誰でも安心して相談できるセンター」をスローガンに新規利用希望者に対して情報提供することが目標となります。さらに具体的には利用者属性を明確にした情報提供手段の絞り込みがポイントとなります。

1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
  • 利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している
  • 利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている
  • 事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している
  • 利用希望者等の問い合わせがあった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】
【現状】隣接の包括との連携により難しい方を積極的に受け入れています。

センターは隣接する包括との連携により、難しい方を積極的に受け入れています。当然のことながら、包括が抱えている方が在宅で介護保険の利用が望ましいと判断するとセンターに声がかかります。センターの職員は利用前から包括の職員により本人像を入手できるため、それ程大きな負担なくご本人からの相談に応じることが出来る良好な関係が築かれています。

【課題】利用契約書の内容をしっかり熟知理解することが課題です。

今年度の法改正に伴い利用契約書と重要事項説明書を大幅に改訂したことから、職員は変更点についての理解が進んでおらず、当然のことながら契約内容についての説明に戸惑ったり、質問に答えることが出来ずに持ち帰りとなっています。特に難しい方の家庭環境は複雑であることもあり、安心してサービスが開始できるよう職員は利用契約書と重要事項説明書の内容をしっかり熟知理解することが課題となります。

【目標】上記課題を克服するための実践的な勉強会開催が目標となります。

今年度、目標とする登録利用者数を100名と定め、少しづつ新規利用者の獲得に向けてセンターは活動の幅を広げて来ました。当然、職員が新規利用者との契約行為が数多く発生することになります。契約時に実際に起こった事例を積み重ねることが出来る時期でもあります。職員同士自らの契約時に実際に起こった事例を共有することで自己研鑽に繋がるような勉強会の開催が目標となります。

1.サービスの開始にあたり利用者等に説明し、同意を得ている
  • サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を利用者の状況に応じて説明している
  • サービス内容や利用者負担金等について、利用者の同意を得るようにしている
  • サービスに関する説明の際に、利用者や家族等の意向を確認し、記録化している
2.サービスを終了する場合も、サービスの継続性に配慮した対応を行っている
  • 利用者が居宅介護支援事業所の変更を希望する場合、継続的にサービスが提供されるよう対応している
  • 利用者が他のサービスに移行する場合、新たな事業所の関係者等と連携して支援体制を整えている
  • サービス終了後も必要に応じて、利用者や家族等からの相談に応じている
【講評】
【現状】建物内の通所や短期入所との連携のもと情報共有がなされています。

法人の同じ建物に併設されている通所や短期入所といつでも連携を取ることができる環境があります。センターの利用者が同法人の通所や短期入所へのサービス利用は稀ではありません。通所と短期入所の職員と記録を見合わせたりすることでサービスを提供する側の意見も参考にすることが可能となります。24時間365日稼働のメリットを活かし、日中ばかりでなくサービス利用中の夜の顔を見ることが可能であり、ケアプランへも反映しています。

【課題】本人状態の記録の取り方に職員の個人差があることが課題です。

利用者の記録は残されていますが、記録の取り方に職員の個人差があり、他の職員が必要な情報を得ることができる水準にまで達していない事例があることを管理者は課題に上げています。例えば、利用者の受診記録には受診日や病状は記されていても日常的に留意しなければならないことや服薬、現在受けているサービスの継続の可否や変更の有無が記入されていない事例がありました。

【目標】上記の課題のもと、まずは記録の取り方の統一化を図るのも一方策です。

上記の課題のもと、他の職員が必要な情報を得ることができる水準の記録が残るように、まずは様式の統一化を図るのも方策の一つです。例えば一つの場面を現状、課題、目標と区分けして記載するといったパターン化を図ることで利用者情報が把握し易く次の支援支援に繋いでいくことができ易くなり、また他の職員の読込みスピードも速くなり、効率化に繋がります。センターの特徴である全職員が全利用者の情報を共有するとの方針に寄与することにもなります。

1.利用者の要望や状況に応じて、要介護認定等に係る申請の代行・支援等を行っている
  • 利用者(家族)から要介護認定等の申請の代行を依頼された場合には、協力している
  • 利用者の状態が変化して要介護度が変わったと思われる場合には、要介護状態区分変更の申請のための支援や助言を行っている
  • 介護保険外の申請書類の作成(減額申請等)について、支援や助言を行っている
2.利用者の状況等に関する情報を職員間で共有化している
  • 計画の内容や個人の記録を、支援を担当する職員すべてが共有し、活用している
  • 申し送り・引継ぎ等により、利用者に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
3.利用者が居宅で日常生活を営むことが困難になった場合には、サービス提供事業者や医療機関の意見を参考に対応する体制を整えている
  • サービス提供事業者や医療機関と連携をとりながら利用者の状況を把握している
  • 利用者が介護保険施設等や医療機関等への入所・入院を希望する場合には、情報提供等の便宜を図っている
  • 利用者が介護保険施設等や医療機関等への入所・入院を希望する場合には、主治医と連携をもって対応している
4.介護保険施設や医療機関等を退所・退院する利用者が居宅における生活に円滑に移行できるよう支援している
  • 利用者が介護保険施設や医療機関等を退所・退院する際には、事前にカンファレンスを行うなど必要な情報を入手する体制を整えている
  • 居宅での生活における留意点等の情報を介護保険施設等から聴取し、状態を把握することで居宅サービス計画に役立てている
1.利用者の個別の情報や要望を把握している
  • 利用者の特性に応じて、コミュニケーションのとり方を工夫している
  • 利用者の個別事情や要望の把握をし、記録している
  • 利用者および家族から聞き取る以外に観察などで状況を確認し、情報の把握に役立てている
  • 利用者の要望以外に、把握した状況を分析し生活課題を抽出している
  • アセスメント時に利用者が望む生活像の把握をしている
【講評】
【現状】利用者の特性に応じてアセスメントを実施しています。

アセスメント時の聞き取りの際、専門用語ではなく本人に分かり易い言葉に置き換え、ゆっくりと丁寧に相手の聞こえやすいトーンで声かけすることを心がけています。また面談の際は本人の動作や歩行状態、表情などから必要なアセスメントを心がけています。

【課題】アセスメント力の向上を課題としています。

利用者の要望以外に訪問時で観察した状況や家庭環境などから把握した事柄を分析することからニーズの抽出に力を入れるべくアセスメント力の向上を課題としています。アセスメント時の聞き取りの際、本人に理解してもらうための言葉で伝える力を養うことを管理者は求めています。

【目標】利用者の課題設定に加え、家族の負担の見極めが目標となります。

アセスメント時に利用者と家族の意向を聞ききますが、必ずしも両者の思いが一致するとは限らないため、タイミングを計りながら調整を図っています。利用者の課題設定に加え、家族の体力と精神、経済面から負担にならない目利きの鋭さをもとにしたケアプランのへの反映が目標となります。

2.一人ひとりの居宅サービス計画は、利用者本人や家族の希望と関係者の意見を取り入れて作成している
  • 事業所として居宅サービス計画作成にあたっての基本的考え方や方法を明確にしている(個性の尊重・自立支援の視点等)
  • 介護保険サービス及び介護保険外サービスに関する情報を収集し、利用者のニーズに応じて提供している
  • 居宅サービス計画は利用者の望む生活像をもとに、利用者の状況や要望などを取り入れて作成している
  • 利用者と家族の意向が異なる場合には、話し合いを行うなど、調整を図っている
  • 利用者の要望と専門的視点からみたニーズが一致しない場合、可能な限り利用者に説明し同意を得るようにしている
  • 作成した居宅サービス計画の内容(サービスの種類、回数、利用者負担金額等)について説明し、同意を得ている
【講評】
【現状】バランスのとれたケアプラン作成を工夫しています。

利用者が生き生きと暮らせるサービスをケアプランに織り込む努力をしています。介護支援専門員としての立ち位置はあくまで利用者主体ですが、家族の意向も無視することなくバランスの取れたケアプラン作成を都度工夫しています。介護保険で対応できないサービスは医療保険や各種行政サービスと組み合わせています。

【課題】モニタリング時、ご本人ニーズの変化に合わせる機敏さを課題としています。

毎月の訪問時にご本人の意向や状態変化を適切に感知し、現状のケアプランをもとに新たに微調整をすることが出来る職員の機敏さを課題としています。

【目標】

質の高いアセスメント力を養い、把握した情報の中から適切に課題を抽出し、利用者家族に納得して頂ける見通しを持ったケアプランを作成することを目標としています。長期的な心身の状態変化を見通して多職種との連携体制を整えたケアプランは利用者家族には心強い味方に映るでしょう。見通しを持ったケアプラン作成が利用者家族との信頼関係の絆となるのが目標と管理者は語ります。

3.利用者の状態を分析し、サービス担当者会議によって効果的な居宅サービス計画となるように調整している
  • 家族やサービス提供事業者等関係者とアセスメント内容を共有している
  • 介護支援専門員が作成した居宅サービス計画のサービス内容について、家族やサービス提供事業者等関係者から意見を収集し、必要に応じて見直しをしている
  • サービス担当者会議の内容を記録している
  • 必要に応じて、自治体や地域包括支援センター等と連携を図っている
【講評】
【現状】通所や短期入所との円滑な連携のもと担当者会議が開催されています。

職員は毎月の訪問時に利用者の状態を確認しています。また法人内外の通所や短期入所の見学の受け入れ状況や最新の空き情報を継続的に収集しています。同法人内の併設の通所、短期入所施設を利用されている方も多く、当然のことながら連携も取れかつ情報共有もされています。

【課題】前回の会議の情報を次回の会議の課題とすることを求めています。

サービス提供にあたり情報収集は欠かせませんが、職員の高いアセスメント力が大切と管理者は感じています。前回の担当者会議で収集した情報を予め精査し、次回の担当者会議の課題とすることを管理者は求めています。

【目標】利用者家族に分かりやすい担当者会議を目標としましょう。

上記の課題に上げたように担当者会議は事前の準備が大切です。会議をスムーズに進行させると共に出席されている利用者家族の方に分かり易く伝わるような会議が目標となります。つい専門用語を使ってしまいがちですが、利用者家族がカヤの外に置かれないよう職員は、ポイントを押さえつつ利用者家族に本音の意向を確認することができる担当者会議の開催を目標としましょう。

4.居宅サービス計画に基づいて提供されるサービスの開始当初に、サービス提供の状況を確認している
  • 提供されているサービス内容が居宅サービス計画の援助目標に沿ったものであるか確認をしている
  • サービスの提供によって生じる利用者の状態や環境等の変化を確認している
  • 提供しているサービスに過不足がないかの確認をし、必要に応じて調整している
  • 居宅介護支援の経過を記録し、把握している
  • 利用者、家族とサービス提供事業者の関係が良好であるか確認をしている
【講評】
【現状】サービス提供事業所との関係は良好です。

法人内外のサービス提供事業所との連携のもとサービス提供票から利用状況を確認しています。特に法人内の通所や短期入所とは良好な連携が保たれ、隣接する包括とも特に難しい利用者について相談し合える環境が整っています。

【課題】利用者の経過記録を漏れなく確認することが課題です。

出勤時に全職員分の記録を確認する仕組みですが、確認し切れない現状があります。利用者の状況を確認せずに、業務に入ると利用者からの電話相談に対応できず空回りすることもあります。また大事な連絡を見落とす原因ともなり、ご本人達を不愉快にさせてしまうことに繋がります。

【目標】効率的な情報収集のため、ワークフロー機能の活用が目標となります。

当日の経過記録は帰宅時担当職員が記入し、翌日の出勤時に全職員が必ず目を通す仕組みです。今年度登録利用者数100名を目標に門戸を広げています。登録利用者数が増えれば増える程、更新情報の確認に漏れが出てしまいます。効率的な情報収集のため、ワークフローの機能を充分に活用するのが目標となります。

5.利用者の状態や環境の変化を継続的に把握し、必要に応じて居宅サービス計画の見直し・変更を行っている
  • 居宅サービス計画における援助目標の達成度を定期的に把握し、記録している
  • 利用者の状況や要望等の変化を定期的に把握している
  • 援助目標の達成状況や利用者の状態変化等必要に応じて再アセスメントを行っている
  • 利用者の状態や要望の変化に対応し居宅サービス計画の見直し・変更をしている
【講評】
【現状】必要に応じてケアプランを随時変更、見直しています。

ケアプランの援助目標や達成度を的確に把握し記録しています。訪問時に情報収集を行い、利用者の状態変化を把握しケアプランへの変更の必要性を判断しています。必要時には担当者会議を開催し、サービス提供事業者や医療機関からも情報を収集し、ケアプランの見直しに役立てています。

【課題】収集した情報を整理し、優先順位をつけることが課題です。

利用者含めそのサービスの利用状況を情報収集をすると必ず課題が見えてきます。課題には大小があり、優先順位をつけることがご本人の生活を支える大きな手がかりとなります。そしてケアプランの見直しのポイントにもなります。訪問(面談)からの情報収集と課題の抽出、収集した課題の優先順位の付番を適切に行うことで業務がスムーズに流れ、そして利用者の継続的な在宅生活へ誘うでしょう。

【講評】
【現状】利用者家族の状況に合わせた対応を心がけています。

センターでは社会通念上求められるプライバシーへの配慮に加え、利用者家族が個々嫌うであろう部分には触れないように注意しています。利用者家族への聞き取りの際、必要な項目であってもご家族が口ごもる場面では敢えて触れません。相手の状況を観察しながら、家族の方から話題にする機会を待つようにしています。反対に利用者家族が話したいことに耳を傾ける姿勢も忘れないよう心がけています。

【課題】利用者家族との意向のズレにぶれずに間を取ることが課題です。

日常のサービスや生活習慣に利用者と家族の意向のズレを生じることが時々あります。本人を気づかうが故の家族が勧めるサービスもあり、経済的に選択肢が制限されてしまう事例も当然あるでしょう。職員は利用者の意向を第一にしたサービス提供を念頭に置き、利用者と家族との意向のズレに振り回されることなく程よいバランスを配慮して、ぶれずに間を取ることの心がけが課題となります。

【目標】上記から利用者家族の文化を考慮したケアプラン作成が目標です。

【現状】では利用者家族への聞き取りの際、必要な項目であってもご家族が口ごもる場面では敢えて触れずに相手の状況を観察しながら、家族の方から話題にする機会を待つ場面を取り上げました。【課題】では日常のサービスや生活習慣に利用者と家族の意向のズレが生じることを取り上げました。このような場面に遭遇することは利用者家族の文化をすくいとることに繋がります。すくいとった文化を念頭にしたケアプランの作成が目標となります。

1.利用者のプライバシー保護を徹底している
  • 利用者に関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、利用者の同意を得るようにしている
  • 日常の支援の中で、利用者のプライバシーに配慮している
  • 利用者の羞恥心に配慮した支援を行っている
2.サービスの実施にあたり、利用者の権利を守り、個人の意思を尊重している
  • 日常の支援にあたっては、個人の意思を尊重している(利用者が「ノー」と言える機会を設けている)
  • 利用者一人ひとりの価値観や生活習慣に配慮した支援を行っている
【講評】
【現状】サービスの基本事項は居宅の連絡調整会議で確認されています。

法人内には地域包括支援センターが3か所と居宅介護支援センターが2か所があります。場所を跨いだ居宅担当者会議や連絡調整会議を通じて法改正やサービスの基本事項の改編に合わせて共通の改訂事項を共有しています。

【課題】サービス提供のためのマニュアルが未だ完成していないのが課題です。

業務マニュアルの作成を始めるも職員が集まっての作業時間を確保するのが難しく未だ完成に至っていません。現在は運営規定から業務内容の良し悪しを確認したり、自己点検票を活用してセンターの職員として共有すべき業務を抽出し、点検をしている状況です。

【目標】利用者情報を職員で共有するセンターだからこそマニュアル整備が目標です。

24時間365日を相談業務に対応できるセンターの特徴は全職員による利用者全員の情報共有がベースにあるからこそ成り立ちます。基本的なサービスを担保する業務マニュアルの作成の遅れが、職員の利用者への対応のばらつきに繋がることは言うまでもありません。マニュアル整備のもと、利用者へのチームアプローチを円滑に進めるのが目標です。

1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
  • 手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている
  • 提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうか定期的に点検・見直しをしている
  • 職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
  • 提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている
  • 提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や利用者等からの意見や提案を反映するようにしている

事業者のコメント

このセクションは事業者によって更新される情報です。

評価情報

【評価機関名】

株式会社 クリップ

【評価実施期間】

2018年6月25日~2019年1月28日

【評価者修了者No】

H0302059,H1501038

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