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評価結果 利用者調査とサービス項目を中心とした評価手法

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平成30年度(2018年度) 就労継続支援A型
法人名称
特定非営利活動法人HOPE
事業所名称
HOPE
評価機関名称 一般社団法人 アクティブ ケア アンド サポート

第三者評価結果の構成  見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。

事業者の理念・方針、期待する職員像

理念・方針
事業者が大切にしている考え(事業者の理念・ビジョン・使命など) (事業の目的)
 指定障害福祉サービス事業の就労継続支援A型の適正な運営を確保するために必要な人員及び運営管理に関する事項を定め、指定就労継続支援A型の円滑な運営管理を図るとともに利用者の意思及び人格を尊重して、常に当該利用者の立場に立った適切な指定就労継続支援A型の提供を確保することを目的とする。
(運営の方針)
 事業所は、利用者が自立した日常生活又は社会生活を営むことができるよう、当該利用者を雇用して就労の機会を提供するとともに、その知識及び能力の向上のために必要な訓練その他の便宜を適切かつ効果的に行うものとする。 
期待する職員像
職員に求めている人材像や役割  提供したサービスの内容や支援方法について検証し、自身の福祉サービスの質を高めようと努めるプロ意識を持った職員。 
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)  ミーティングや支援会議、上司への報告・連絡・相談等の機会を利用して利用者の状況に合った支援のやり方や工夫等について問題提起や新たな提案を積極的に行って欲しい。 

全体の評価講評 詳細はこちらから

特によいと思う点
  • 個別支援計画の目標と支援内容、期間を明確にし、1日、1か月、6か月と点検見直しを行い、実績に繋げています
  • サービス開始時にはこまめに相談や支援を行い、不安やストレス、要望に応え改善に向けて取り組んでいます
  • 個々の利用者の就労と社会参加に向け、丁寧なアセスメントに基づく課題抽出を行っています
さらなる改善が望まれる点
  • 事業所はビルの2階に設置されており、2階へ登る階段の手すりの設置・補修が必要と思われます
  • 利用者の体調の変化による急変時に備え、かかりつけ医との連携をが期待されます
  • 現状を踏まえた明確な中長期計画の策定とともに、その達成に向けた単年度事業計画の作成が望まれます

事業者が特に力を入れている取り組み 詳細はこちらから

 ハローワークや障害者就労支援室など関係機関に事業所を見学してもらっています

 職員だれもが指導できる作業マニュアルを活用し利用者・職員のやる気を育てています

 個別性の尊重とともに、通所継続性にも配慮した就労環境の整備に努めています

利用者調査結果詳細はこちらから

調査概要

  • 調査対象: 9月現在登録している利用者18人を対象とし、アンケート方式で実施しました。
  • 調査方法:アンケート方式  
     利用者へ、事業所から利用者調査票を評価機関作成の説明書を添えて配付し、記入後調査票を評価機関へ直接郵送してもらい、9月28日(金)に締め切りました。
  • 利用者総数: 18人
  • 共通評価項目による調査対象者数: 18人
  • 共通評価項目による調査の有効回答者数: 15人
  • 利用者総数に対する回答者割合(%): 83.3%
  • 調査項目: 共通評価項目
※読み上げソフトをご利用のかたへ
パーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。
有効回答者数/利用者総数
15/18
4~17は選択式の質問のため、該当項目のみ掲載しています。
1.利用者は困ったときに支援を受けているか
はい
87%
どちらともいえない
7%
無回答・非該当
7%
 
いいえ:0%
2.事業所の設備は安心して使えるか
はい
80%
どちらともいえない
7%
いいえ
7%
無回答・非該当
7%
3.利用者同士の交流など、仲間との関わりは楽しいか
はい
73%
どちらともいえない
20%
無回答・非該当
7%
 
いいえ:0%
14.【就労継続支援A型】
事業所での活動が働くうえでの知識の習得や能力の向上に役立っているか
はい
73%
どちらともいえない
20%
無回答・非該当
7%
 
いいえ:0%
15.【就労継続支援A型】
給料(工賃)等の支払いのしくみは、わかりやすく説明されているか
はい
80%
どちらともいえない
7%
いいえ
13%
 
無回答・非該当:0%
18.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか
はい
80%
どちらともいえない
13%
無回答・非該当
7%
 
いいえ:0%
19.職員の接遇・態度は適切か
はい
87%
どちらともいえない
13%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:0%
20.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
はい
93%
無回答・非該当
7%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%
21.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
はい
80%
どちらともいえない
7%
無回答・非該当
13%
 
いいえ:0%
22.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか
はい
80%
どちらともいえない
7%
無回答・非該当
13%
 
いいえ:0%
23.利用者のプライバシーは守られているか
はい
80%
どちらともいえない
7%
いいえ
7%
無回答・非該当
7%
24.個別の計画作成時に、利用者の状況や要望を聞かれているか
はい
67%
どちらともいえない
20%
無回答・非該当
13%
 
いいえ:0%
25.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか
はい
73%
どちらともいえない
13%
無回答・非該当
13%
 
いいえ:0%
26.利用者の不満や要望は対応されているか
はい
93%
無回答・非該当
7%
 
どちらともいえない:0%  
いいえ:0%
27.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
はい
60%
どちらともいえない
13%
いいえ
20%
無回答・非該当
7%
評点のレーダーチャートを表示する


サービス分析結果

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は、 実施できていない場合はで表示されます。
  1. サービス情報の提供
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
4/4
  1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】詳細はこちら
  • ホームページやパンフレットで事業所情報を分かりやすく発信しています
  • 特別支援学校の保護者に向け、プロジェクターを使用して事業所の情報を説明しています
  • 見学希望者には作業内容を見てもらい、実際に体験してもらっています
評点の内容 詳細はこちらから
  2. サービスの開始・終了時の対応
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
7/7
  1.サービスの開始にあたり利用者等に説明し、同意を得ている
サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を利用者の状況に応じて説明しているサービス内容や利用者負担金等について、利用者の同意を得るようにしているサービスに関する説明の際に、利用者や家族等の意向を確認し、記録化している
  2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
サービス開始時に、利用者の支援に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している利用開始直後には、利用者の不安やストレスが軽減されるように支援を行っているサービス利用前の生活をふまえた支援を行っているサービスの終了時には、利用者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 利用前に面接を行い、重要事項を説明し利用契約や雇用契約を結んでいます
  • 生活歴や職歴等をフェイスシート等にまとめ、すぐに支援に活かしています
  • サービス開始当初に、本人の不安やストレス、要望を把握し改善を図っています
評点の内容 詳細はこちらから
  3. 個別状況に応じた計画策定・記録
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
10/10
  1.定められた手順に従ってアセスメントを行い、利用者の課題を個別のサービス場面ごとに明示している
利用者の心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し、把握している利用者一人ひとりのニーズや課題を明示する手続きを定め、記録しているアセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
  2.利用者等の希望と関係者の意見を取り入れた個別の支援計画を作成している
計画は、利用者の希望を尊重して作成、見直しをしている計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している計画を緊急に変更する場合のしくみを整備している
  3.利用者に関する記録が行われ、管理体制を確立している
利用者一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある計画に沿った具体的な支援内容と、その結果利用者の状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
  4.利用者の状況等に関する情報を職員間で共有化している
計画の内容や個人の記録を、支援を担当する職員すべてが共有し、活用している申し送り・引継ぎ等により、利用者に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
【講評】詳細はこちら
  • 利用者の状況をタイムリーに把握する仕組みや書類を整えています
  • 安定した通所が最も大切と捉え、個別支援計画を作成しています
  • 記録を整備し、職員間での情報交換を毎日行い、支援体制が明確に機能しています
評点の内容 詳細はこちらから
  4. サービスの実施
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
19/21
  1.個別の支援計画等に基づいて、利用者の望む自立した生活を送れるよう支援を行っている
個別の支援計画に基づいて支援を行っている利用者一人ひとりに合わせて、コミュニケーションのとり方を工夫している自立した生活を送るために、利用者一人ひとりが必要とする情報を、提供している周囲の人との関係づくりについての支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 利用者の意向とともに、特性・能力評価を踏まえた個別支援計画を作成しています
  • 利用者の個別性を尊重し、個々の状況に応じたコミュニケーションに努めています
  • 利用者の自立と就労継続に向けた相談対応と情報提供、連絡調整を図っています
  2.利用者が主体性を持って、充実した時間を過ごせる場になるような取り組みを行っている
利用者一人ひとりの意向をもとに、その人らしさが発揮できる場を用意している事業所内のきまりごとについては、利用者等の意向を反映させて作成・見直しをしている室内は、採光、換気、清潔性等に配慮して、過ごしやすい環境となるようにしている【食事の提供を行っている事業所のみ】<BR>利用者の希望を反映し、食事時間が楽しいひとときになるよう工夫している
【講評】 詳細はこちら
  • 利用者の状況に応じて、就業時間や作業の選択肢を広げ、柔軟に対応しています
  • 利用者の主体性を尊重し、利用者同士が話し合いを通じてルール設定を行っています
  • 快適な作業環境の整備に向け、設備機器の導入と様々な工夫を行っています
  3.利用者が健康を維持できるよう支援を行っている
利用者の健康状態に注意するとともに、利用者の相談に応じている健康状態についての情報を、必要に応じて家族や医療機関等から得ている通院、服薬、バランスの良い食事の摂取等についての助言や支援を行っている利用者の体調変化(発作等の急変を含む)に速やかに対応できる体制を整えている【利用者の薬を預ることのある事業所のみ】<BR>服薬の誤りがないようチェック体制を整えている
【講評】 詳細はこちら
  • 日々のコミュニケーションを通じて、利用者の状態把握に努めています
  • 利用者に対し、生活に関する様々な情報提供と助言を行っています
  • 医療機関など、関係機関との緊密な情報共有・連携に向けた体制構築が期待されます
  4.利用者の意向を尊重しつつ、個別状況に応じて家族等と協力して利用者の支援を行っている
家族等との協力については、利用者本人の意向を尊重した対応をしている必要に応じて、利用者の日常の様子や施設の現況等を、家族等に知らせている必要に応じて家族等から利用者・家族についての情報を得て、利用者への支援に活かしている
【講評】 詳細はこちら
  • 利用者本人の意思を尊重し、確認の上で家族や関係者への連絡と情報提供を行っています
  • 関係機関や家族からの情報を聴取し、利用者の安定的な就労の継続を支援しています
  5.利用者が地域社会の一員として生活するための支援を行っている
利用者が地域の情報を得られるよう支援を行っている利用者が地域の資源を利用し、多様な社会参加ができるよう支援を行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 就労のほか、地域の様々なイベント情報を収集し、随時利用者に通知・伝達しています
  • 生活面の安定と余暇の充実化に向けた情報提供やアドバイスを行っています
  11.【就労継続支援A型】雇用による就労の機会の提供や、知識の習得及び能力向上のための支援を行っている
利用者が働く意欲を持ち続けることができるような取り組みを行っている働くうえで必要な知識の習得及び能力向上のための支援を行っている賃金(工賃)等のしくみについて、利用者に公表し、わかりやすく説明している商品開発、販路拡大、設備投資等、賃金(工賃)アップの取り組みを行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 業務の見通しと進捗状況を視覚化し、利用者の就労意欲の維持・向上に努めています
  • 利用者の望む就労イメージを実現するための様々な支援を実施しています
  • 工賃向上3か年収支計画を策定するとともに、新規事業開拓にも取り組んでいます
  評点の内容 詳細はこちらから
  5. プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.利用者のプライバシー保護を徹底している
利用者に関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、利用者の同意を得るようにしている個人の所有物や個人宛文書の取り扱い等、日常の支援の中で、利用者のプライバシーに配慮した支援を行っている利用者の羞恥心に配慮した支援を行っている
  2.サービスの実施にあたり、利用者の権利を守り、個人の意思を尊重している
日常の支援にあたっては、個人の意思を尊重している(利用者が「ノー」と言える機会を設けている)利用者一人ひとりの価値観や生活習慣に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 個人情報保護やプライバシー保護に対して徹底した取り組みをしています
  • 気分の不調な時は無理に作業を勧めず、本人の意思を尊重しています
  • 本人の価値観や生活習慣は職員間で話し合い、適正な形で支援しています
評点の内容 詳細はこちらから
  6. 事業所業務の標準化
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
5/5
  1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうかを定期的に点検・見直しをしている職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
  2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や利用者等からの意見や提案を反映するようにしている
【講評】詳細はこちら
  • 運営や業務、作業が円滑に行われるよう基準書や手順書を整備しています
  • 業務全てのマニュアル化は困難なため、研修を通して職員の質の向上に努めています
  • 利用者の意見を取り入れながら職員会議で検討し手順書の見直しを図っています
評点の内容 詳細はこちらから

事業者のコメント

*以下の項目は事業者によって、自ら更新される情報です。
評価者 修了者No.H1001044   修了者No.H1601048    
評価実施期間 2018年7月11日~2018年12月20日

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