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評価結果 利用者調査とサービス項目を中心とした評価手法

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平成29年度(2017年度) 通所介護【デイサービス】
法人名称
社会福祉法人翠生会
事業所名称
板橋区立西台高齢者在宅サービスセンター
評価機関名称 一般社団法人 アクティブ ケア アンド サポート

第三者評価結果の構成  見たい内容をクリックすると該当部分へジャンプします。

事業者の理念・方針、期待する職員像

理念・方針
事業者が大切にしている考え(事業者の理念・ビジョン・使命など) 1、安心と尊厳のある生活の提供
2、利用者の自己決定による主体性や個別性を重視したサービスの提供
3、残存能力を活かした生活の推進
4、楽しみのある生きがいの支援
5、地域社会とのつながりの重視 
期待する職員像
職員に求めている人材像や役割  いつもどこでも誰にでも「安心」を実感していただける接遇を心がけ、ひとりでも多くの方が笑顔になるサービスを情熱をもってチームで提供していける人材 
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)  人を思いやる心、安心を感じて頂けるコミュニケーション、信頼に応える対応力を身につける。そして、心地よい空間を創出していき利用者の満足につながるサービスを提供していくこと。 

全体の評価講評 詳細はこちらから

特によいと思う点
  • 月1回、昼食つくりのプログラムで利用者の自主性を引き出し、食事を楽しめるように工夫しています
  • 行事時に、地域住民を招いたりして交流・連携を行っています
  • ホームページやブログ、パンフレット、講座開催等で、センターの情報を提供しています
さらなる改善が望まれる点
  • 深まった利用者理解を生かした、個別の思いに寄り添った計画の策定、支援が期待されます
  • 職員個々の能力や希望を反映し、さらなる資質向上を目指した、取り組みが期待されます
  • マニュアル類の整理整頓、見直し、改定を進め、サービス向上につなげる取り組みが期待されます

事業者が特に力を入れている取り組み 詳細はこちらから

 介護支援専門員向けの事業所案内を新たに作成し、利用者増につながりました

 施設の設備を活かしながら季節感を感じられる食事提供を行っています

 利用者のやる気を引き出せるような社会資源の活用に力を入れています

利用者調査結果詳細はこちらから

調査概要

  • 調査対象: 利用者調査は、利用者数(登録者)43人を対象にアンケートを行い、31人から回答を得ました。回答者割合は722%でした。
  • 調査方法:アンケート方式  
     利用者調査票は事業所から利用者へ評価機関作成の説明書とともに配付してもらい、利用者は記入後評価機関へ直接郵送する方式で実施し、12月18日(月)に締切りました。
  • 利用者総数: 43人
  • 共通評価項目による調査対象者数: 43人
  • 共通評価項目による調査の有効回答者数: 31人
  • 利用者総数に対する回答者割合(%): 72.1%
  • 調査項目: 共通評価項目
※読み上げソフトをご利用のかたへ
パーセンテージの読みあげは「はい」「どちらともいえない」「いいえ」「無回答」の順番で読み上げられます。
有効回答者数/利用者総数
31/43
1.利用時の過ごし方は、個人のペースに合っているか
はい
90%
どちらともいえない
6%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:3%
2.食事の献立や食事介助は満足か
はい
90%
 
どちらともいえない:3%  
いいえ:3%  
無回答・非該当:3%
3.利用者が必要と感じた介助が提供されているか
はい
87%
無回答・非該当
10%
 
どちらともいえない:3%  
いいえ:0%
4.利用中の楽しみな行事や活動があるか
はい
84%
どちらともいえない
6%
無回答・非該当
10%
 
いいえ:0%
5.個別プランに基づいた事業所の活動・リハビリは、家での生活に役立つか
はい
81%
どちらともいえない
13%
無回答・非該当
6%
 
いいえ:0%
6.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか
はい
90%
 
どちらともいえない:3%  
いいえ:3%  
無回答・非該当:3%
7.職員の接遇・態度は適切か
はい
94%
 
どちらともいえない:3%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:3%
8.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
はい
87%
無回答・非該当
10%
 
どちらともいえない:3%  
いいえ:0%
9.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
はい
74%
どちらともいえない
10%
無回答・非該当
16%
 
いいえ:0%
10.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか
はい
94%
 
どちらともいえない:3%  
いいえ:0%  
無回答・非該当:3%
11.利用者のプライバシーは守られているか
はい
87%
無回答・非該当
10%
 
どちらともいえない:3%  
いいえ:0%
12.個別の計画作成時に、利用者や家族の状況や要望を聞かれているか
はい
90%
無回答・非該当
6%
 
どちらともいえない:3%  
いいえ:0%
13.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか
はい
90%
どちらともいえない
6%
 
いいえ:0%  
無回答・非該当:3%
14.利用者の不満や要望は対応されているか
はい
87%
無回答・非該当
10%
 
どちらともいえない:3%  
いいえ:0%
15.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
はい
55%
どちらともいえない
16%
無回答・非該当
26%
 
いいえ:3%
評点のレーダーチャートを表示する


サービス分析結果

評価項目の評点

評価項目には、2から6個標準項目が設定され、
その標準項目の内容が実施できている場合は、 実施できていない場合はで表示されます。
  1. サービス情報の提供
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
4/4
  1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】詳細はこちら
  • ホームページやブログでセンター情報を提供しています
  • パンフレットとニュースレターを地域に配布し、センター情報を広めています
  • 施設見学に随時対応し、センターの案内と説明を行っています
評点の内容 詳細はこちらから
  2. サービスの開始・終了時の対応
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
7/7
  1.サービスの開始にあたり利用者等に説明し、同意を得ている
サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を利用者の状況に応じて説明しているサービス内容や利用者負担金等について、利用者の同意を得るようにしているサービスに関する説明の際に、利用者や家族等の意向を確認し、記録化している
  2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
サービス開始時に、利用者の支援に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している利用開始直後には、利用者の不安やストレスが軽減されるように支援を行っているサービス利用前の生活をふまえた支援を行っているサービスの終了時には、利用者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 契約時には、サービス内容を具体的に伝えることを心がけています
  • 利用開始時は、不安解消と併せて孤立しないように声かけ、見守りに努めています
  • 通所困難になった利用者の家族に、回復後優先的に案内することを伝えています
評点の内容 詳細はこちらから
  3. 個別状況に応じた計画策定・記録
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
11/11
  1.定められた手順に従ってアセスメントを行い、利用者の課題を個別のサービス場面ごとに明示している
利用者の心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し、把握している利用者一人ひとりのニーズや課題を明示する手続きを定め、記録しているアセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
  2.利用者等の希望と関係者の意見を取り入れた個別の介護計画を作成している
計画は、利用者の希望を尊重して作成、見直しをしている計画を利用者にわかりやすく説明し、同意を得ている計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している計画を緊急に変更する場合のしくみを整備している
  3.利用者に関する記録が行われ、管理体制を確立している
利用者一人ひとりに関する必要な情報を記載するしくみがある計画に沿った具体的な支援内容と、その結果利用者の状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
  4.利用者の状況等に関する情報を職員間で共有化している
計画の内容や個人の記録を、支援を担当する職員すべてが共有し、活用している申し送り・引継ぎ等により、利用者に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
【講評】詳細はこちら
  • 利用者の状態や状況、ニーズを把握したうえで通所介護計画を作成しています
  • 毎月のモニタリングやサービス担当者会議を通して、利用者の状態を報告しています
  • 毎日のミーティング、申し送りノートや業務日誌を通して利用者情報を共有しています
評点の内容 詳細はこちらから
  4. サービスの実施
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
34/34
  1.介護計画に基づいて自立生活が営めるよう支援している
介護計画に基づいて支援を行っている利用者の特性に応じて、コミュニケーションのとり方を工夫している利用者一人ひとりがその人らしく生活できるよう支援を行っている利用者の支援は家族や関係機関、関係職員が連携をとって行っている
【講評】 詳細はこちら
  • 常勤職員が計画策定者となり個別の通所介護計画書に基づいたサービス実施をしています
  • 利用者の心身の状況に合わせたコミュニケーション方法をとり、個別対応に努めています
  • 家族や関係機関との細やかな情報共有で事故の無い安全なサービス利用がうかがえます
  2.栄養バランスを考慮したうえで、おいしい食事を出している
利用者の状態に応じた食事提供や介助を行っている利用者の状態や嗜好に応じて献立を工夫している食事時間は利用者の希望に応じて、一定の時間内で延長やずらすことができる食事を楽しむ工夫をしている
【講評】 詳細はこちら
  • センターの設備で利用者の状況に合った食事の提供に努めています
  • 食事は、デイルームから食堂に移動し、落ち着いた雰囲気の中で食べています
  • 利用者が食に興味を持ってもらい自主的に活動できるような取り組みを行っています
  3.【入浴介助体制のある事業者のみ】 入浴の支援は、利用者の状態や意思を反映して行っている
入浴前に利用者の健康状態のチェックをしている利用者の状態に応じた入浴方法や介助を行っている入浴時には利用者の皮膚の状態など身体状況に留意し、必要に応じて関係者に連絡を入れるなどの対応をしている浴室や脱衣室は清潔で、快適な状態にしている
  4.排泄の支援は、利用者の状態や意思を反映して行っている
排泄介助が必要な利用者に対して、一人ひとりに応じた誘導や排泄介助の支援をしているトイレ(ポータブルトイレを含む)は使いやすさや安全面を考慮し、それに応じた環境整備をしているトイレ(ポータブルトイレを含む)は衛生面に配慮し、清潔にしている
【講評】 詳細はこちら
  • 利用者の尊厳に配慮した排泄介助を行っています
  • 安全性を考慮した排泄環境を整備しています
  • 業務票を作成して職員が手分けして環境衛生ができるようにしています
  5.利用者の健康を維持するための支援を行っている
利用者の主治医や常用薬等について把握している必要に応じて利用者の状態に応じた健康管理や支援をしている健康に関する利用者からの相談に応じている服薬管理は誤りがないようチェック体制の強化などしくみを整えている利用者の体調変化(発作等の急変を含む)に速やかに対応できる体制を整えている
【講評】 詳細はこちら
  • 利用者の健康に関する情報を把握し、変化にも対応しています
  • 運営法人グループの病院の医師と健康に関する相談ができる機会を作っています
  • 利用者の変化を情報共有できる仕組みを整えて服薬管理や体調変化に対応しています
  6.利用者の負担にならないよう送迎サービスを工夫し、安全を確保するための支援の方策をとっている
利用者の状況に応じて安全に送迎を行っている利用者の負担軽減を考慮し、乗車している時間を少なくするなどの工夫をしている送迎中の緊急時のために連絡がとれるようにしている利用者が帰るまでの待ち時間の過ごし方に工夫をしている
【講評】 詳細はこちら
  • 戸口から戸口までを基本とし、自立度の高い安全な送迎を心がけています
  • 個別事情に配慮し、送迎時間や車内の席順を決め、安全な送迎に努めています
  • 利用者の自発的な活動を支援しながら、送迎の待ち時間も有効に活用しています
  7.利用者の生活機能向上や健康増進を目的とした機能訓練サービスを工夫し実施している
機能訓練が必要な利用者に対しては一人ひとりに応じたプログラムを作成し、評価・見直しをしている機能訓練のプログラムに日常生活の場でいかすことができる視点を入れている機能訓練指導員等の指導のもと、介護職員が活動の場で活かしているレクリエーションや趣味活動に機能訓練の要素を取り入れるなど、楽しんで訓練を行えるような工夫をしている福祉用具は定期的に使用状況の確認をし、必要に応じて対処をしている
【講評】 詳細はこちら
  • 個別と集団の両面から機能訓練ができるように態勢を整えています
  • 多職種の職員が協働し、機能訓練を意識したプログラムを提供しています
  • 新たにマッサージ師による施術を取り入れ、利用者が楽しみにしています
  8.施設で過ごす時間は楽しく快適で、利用者が自立的な生活を送ることができるような工夫(アクティビティ等)を行っている
さまざまな内容のバランスに配慮したプログラムを用意している活動中の利用者の状態に変化がないか確認し、適宜休息ができる配慮をしている利用者が落ち着ける雰囲気づくりをしている食堂やトイレなどの共用スペースは汚れたら随時清掃を行う体制があり、安全性や快適性に留意している
【講評】 詳細はこちら
  • 多彩なプログラムを用意して利用者が豊かな時間を過ごせるように工夫しています
  • 恵まれた環境を心地よい空間として整備し利用者のくつろぎをサポートしています
  • 場所ごとの衛生管理方法を定めて安全性と快適性に留意しています
  9.施設と家族との交流・連携を図っている
利用者の日常の様子や施設の現況を家族や介護支援専門員に知らせている利用者の家族などの見学はいつでも希望に応じている
【講評】 詳細はこちら
  • 介護支援専門員に、センターでの生活の様子が具体的に伝わる書式を取り入れています
  • 家族との連絡方法はそれぞれの事情に合わせて様々な手段を使って連携をとっています
  • 家族の見学にも対応し、行事や家族会で相談に応じるなど、信頼関係を築いています
  10.地域との連携のもとに利用者の生活の幅を広げるための取り組みを行っている
地域の情報を収集し、利用者の状況に応じて提供している利用者が職員以外の人と交流できる機会を確保している利用者が地域のさまざまな資源を利用する機会を設けている
【講評】 詳細はこちら
  • 地域の情報を利用者に伝えて自主的な活動のきっかけを提供しています
  • 行事やボランティアの導入で利用者は地域の方と触れ合いながら活動を楽しんでいます
  • 自主的に行きたい場所ややりたい事を利用者が要望を挙げ、それに職員が応えています
  評点の内容 詳細はこちらから
  5. プライバシーの保護等個人の尊厳の尊重
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
7/7
  1.利用者のプライバシー保護を徹底している
利用者に関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、利用者の同意を得るようにしている個人の所有物や個人宛文書の取り扱い等、日常の支援の中で、利用者のプライバシーに配慮した支援を行っている利用者の羞恥心に配慮した支援を行っている
  2.サービスの実施にあたり、利用者の権利を守り、個人の意思を尊重している
日常の支援にあたっては、個人の意思を尊重している(利用者が「ノー」と言える機会を設けている)利用者の気持ちを傷つけるような職員の言動、虐待が行われることのないよう、職員が相互に日常の言動を振り返り、組織的に防止対策を徹底している虐待被害にあった利用者がいる場合には、関係機関と連携しながら対応する体制を整えている利用者一人ひとりの価値観や生活習慣に配慮した支援を行っている
【講評】詳細はこちら
  • 文書管理や写真撮影等において、個人情報に配慮しています
  • 日々の業務の中でも、言葉遣いや個人の意思の尊重に努めています
  • 利用者の特性、価値観や生活習慣を大切にした支援に努めています
評点の内容 詳細はこちらから
  6. 事業所業務の標準化
サブカテゴリーごとの
標準項目実施状況
11/11
  1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうか定期的に点検・見直しをしている職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
  2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や利用者等からの意見や提案を反映するようにしている職員一人ひとりが工夫・改善したサービス事例などをもとに、基本事項や手順等の改善に取り組んでいる
  3.さまざまな取り組みにより、業務の一定水準を確保している
打ち合わせや会議等の機会を通じて、サービスの基本事項や手順等が職員全体に行き渡るようにしている職員が一定レベルの知識や技術を学べるような機会を提供している職員全員が、利用者の安全性に配慮した支援ができるようにしている職員一人ひとりのサービス提供の方法について、指導者が助言・指導している職員は、わからないことが起きた際に、指導者や先輩等に相談し、助言を受けている
【講評】詳細はこちら
  • 「西台業務表」を作成し、業務の基本事項を定め、手順を明確にしています
  • 運営法人が各サービスの基本と手順について、各種のマニュアルを用意しています
  • 組織レベルの業務水準を向上させるさらなる取り組みが期待されます
評点の内容 詳細はこちらから

事業者のコメント

*以下の項目は事業者によって、自ら更新される情報です。
評価者 修了者No.H0601025   修了者No.H0701103    
評価実施期間 2017年10月10日~2018年3月28日

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