
評価機関としての調査結果
調査時に観察したさまざまな場面の中で、調査の視点に基づいて評価機関が選定した場面
昼食の準備をする職員が、食器を作業しやすいように並べながら、Aさんに「いつものオシゴト、お願いします」と声をかけるとAさんは作業を始め、サラダなどを丁寧に盛り付ける場面。職員が盛り付け終わると笑顔で「助かりました」とねぎらうとAさんの顔に変化がみられたところを観察しました。
選定した場面から評価機関が読み取った利用者の気持ちの変化
職員は料理や片付けが得意なAさんに盛り付けなどのお手伝いを依頼し、手はずを整えながら失敗しないようにサポートしています。作業に取り掛かる前、うつむき加減で自分の椅子に腰かけ無表情で手持ち無沙汰にしていたAさんですが、声をかけられ自分の出番が来たことを知り配膳台に向かったAさんは、「いつも三食お手伝いしていただけるから助かるわ」という職員の声に、役割をみとめられてまんざらでもない様子で、いそいそと作業に取り掛かりました。丁寧に盛り付けを始め、作業を終わり職員から労わられると、Aさんは自分の役割を無事成し遂げたことに満足し自然に笑顔になりました。その後は気持ちに張りができ、他の利用者との会話が弾んでいる様子でした。
「評価機関としての調査結果」に対する事業者のコメント
①利用者が日常の生活の中で役割を感じる事ができる事と自然に笑顔になれる事に、職員は個々の嗜好、生活暦や他利用者との人間関係を把握するように努めています。趣味や生活暦が異なる中で職員がそれぞれの利用者の気持を汲取り、環境を作り上げていくかに重点をおいていることから、利用者同士が、一体感を感じながら楽しんでいる様子を評価された事に対し、更なる利用者の心身の変化の観察を深める重要性を再認識しました。
②利用者の日々の表情、言動の小さな変化を職員が発信し情報共有できるように職員間のコミニュケーションを充実させていきます。
1.家族への情報提供はあるか |
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2.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか |
はい 67%
どちらともいえない 17%
無回答・非該当 17%
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3.職員の接遇・態度は適切か |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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4.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか |
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5.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか |
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6.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか |
どちらともいえない:0%
いいえ:0%
無回答・非該当:0%
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7.利用者のプライバシーは守られているか |
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8.個別の計画作成時に、利用者や家族の状況や要望を聞かれているか |
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9.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか |
はい 67%
どちらともいえない 17%
無回答・非該当 17%
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10.利用者の不満や要望は対応されているか |
はい 67%
どちらともいえない 17%
無回答・非該当 17%
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11.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか |
はい 67%
どちらともいえない 17%
無回答・非該当 17%
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