評価結果
基本情報
事業者の理念・方針・期待する職員像
事業者が大切にしている考え(理念・ビジョン・使命など)
1)視覚障害者の職業を開発し、訓練と指導を行い社会復帰の促進を図る。
2)利用者の意向を尊重し、多様な福祉サービスが総合的に提供されるよう創意工夫をする。
3)利用者の個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことが出来るよう支援する。
職員に求めている人材像や役割
視覚障害の利用者の意向を尊重し、多様な福祉サービスを総合的に提供できる人材とそれを担う
役割
職員に期待すること(職員に持って欲しい使命感)
全国で数少ない視覚障害者の事務系就労を支える施設職員として、就労の場の提供と就労移行支援の
取り組みへの使命感
全体の評価講評
特によいと思う点
視覚障害者の特性を活かして「音声を文字おこし」する新たな職業開発を創案して30年間、利用者を訓練・指導して社会復帰の促進を図ってきました。さらに近年は障害者総合支援法への移行を契機に、一般事務系就労が可能な状況が現実となり、特に若年層や女性に人生への大きな生きる希望を与えています。「視覚障害者の職業を開発し、訓練と指導を行い社会復帰の促進を図る」との30年来の理念の実現を果たしています。その結果、高い就労実績(平成25年新規就職35名・継続2名)が可能となっています。
利用者の中には聴力障害や音域障害などの重複障害を持つ人もあり、利用者にとってより使いやすい技術開発は不可欠です。現在活用中のソフトの機能強化のために関係企業の協力を得て、音域障害や聴力障害者にとっての技術開発・研究に取り組んでいます。また、日商PC検定2級の視覚障害者用システム開発も試みています。「フットコントローラーを利用した音声ファイル再生作業」は「テープ起こし」以外の作業の就労にも利用可能です。就労後の利用者の定着化・能力向上のためのフォロ―アップとして、新規開発技術の情報提供も行っています。
町内会及び近隣の企業等と防災協定を結び町内会の防災訓練に参加しています。駅前地区再開発事業計画が持ち上がり、関係機関と協議を重ね、通所ルートに誘導ブロック敷設が行われました。地域防災コミュニティ強化会議にも参加しています。利用者代表も参加する安全・防災対策委員会を設け、点字ブロックの設置、階段付近の照明の改善、机上にあるパソコンスクリーン等の機器を軽量化し、地震の際に机上からの落下物による危険を著しく減少させたり、歩道への車止めの設置を実現する等、施設内外で計画的に防災対策を講じています。
さらなる改善が望まれる点
体調を崩されたり、訓練での精神不安などが原因で、長期に休職・離脱された利用者には、電話やFAX等で連絡したり、自宅訪問したりしている。しかし、就労を継続支援するにあたって、利用者の就労・健康・生活がより複雑になってきていることから、さらなる情報収集やアセスメント等を積極的に行っていくことが求められる。
就労継続支援B型事業の利用者にとっての最大の関心事は収入の件です。「仕事の配分や工賃格差が生じている」という声もあり、特に工賃の低い人達を中心に情報の開示や今後の状況説明を求めていると思われます。利用年数の長期化・高齢化が進み若い世代には心理的に停滞感を強く感じているものと思われます。今後も全ての利用者が現在の就労形態にやりがいを感じ士気が高まるように、個人の一層の能力向上策の実施と共に、率直な意見交換が望まれます。
巨大災害においては、、密接な連携関係を構築し、それぞれが適切な役割を果たすことの重要性が改めて確認されています。その中で、視覚の一番の理解である当施設の役割が大いに期待されるところです。この点について、今年度から法人および施設の運営会議でも話し合いが重ねられ物理的及び精神的な備えについて利用者と少しずつであるが話題にしています。今後のより具体的な取り組みの検討によって得られる新たな知見を踏まえて継続的な検討を加えたり、グランドデザイン(壮大な図案や設計)を作成しながら、また一歩前進していくことを期待します。
事業者が特に力を入れている取り組み
町内会及び近隣の企業等と防災協定を結び町内会の防災訓練に参加しています。駅前地区再開発事業計画が持ち上がると早々に関係機関と協議を重ね、通所ルートに誘導ブロック敷設の方向で進んでいます。地域防災コミュニティ強化会議にも参加しています。利用者代表も参加する安全・防災対策委員会を設け、点字ブロックの設置、階段付近の照明の改善、机上にあるパソコンスクリーン等の機器を軽量化し、地震の際に机上からの落下物による危険を著しく減少させたり、歩道への車止めの設置を実現する等、施設内外で計画的に防災対策を講じています。
視覚障害者の特性を活かして「音声を文字おこし」する新たな職業開発を創案して30年間、利用者を訓練・指導して社会復帰の促進を図ってきました。さらに近年は障害者総合支援法への移行を契機に、一般事務系就労が可能な状況が現実となり、特に若年層や女性に人生への大きな生きる希望を与えてます。引きつづきこれからもさらなる社会貢献が期待されます。「視覚障害者の職業を開発し、訓練と指導を行い社会復帰の促進を図る」との30年来の理念の実現を果たしています。
当事業では、音声文字化作業を行っており、官公庁、行政区機関、一般民間企業、等、幅広い領域から仕事を受けています。職員は、就労している卒業生や関係する一般就職者から情報を集中し、独自の提携先の拡大に努めています。目標工賃達成指導員を配置し、向上意欲が高い利用者には、より高度なパソコンの技術、ネットワーク操作方法等を個別で指導しています。また、専門領域ごとの単語や用語、グローバル化に備えた外国語の習得などにも力をいれ、日本だけではなく世界にも目を向け、競争力向上に注視しています。
利用者調査結果
調査概要
- 調査対象:利用者調査は、調査員2名で4日間聞き取り調査を行うほか、次官の都合のつかない人や希望する人には、アンケート方式で行いました。原則利用者総数を調査対象とし、利用者全員を調査対象としました。
- 調査方法:アンケート方式
アンケート&聞取り調査 - 有効回答者数/利用者総数:57/102(回答率
55.9%
)
サービス毎の利用者総数
利用者総数 共通評価項目による
調査対象者数共通評価項目による
調査の有効回答者数利用者総数に対する
回答者割合就労移行支援 54人 54人 36人 66.7% 就労継続支援B型 48人 48人 21人 43.8%
総合的な満足度は、【就労移行支援】「大変満足」7、「満足」17、「どちらでもない」4、「不満」2、「大変不満」0 無回答6で、満足度は83%です。この事業の背景として、ハローワークを通じた障害者の就職件数が25年度8万8千件と4年連続で過去最高を更新しています。また、近く精神障害者の雇用義務付けが予定されるなど、就労移行支援体制が全国的に広がっています。当施設においても近年急速に就労移行の利用者数が増加し、一人ひとりから就職への実践的な支援要望が出ています。【就労継続支援B型】「大変満足」4、「満足」12、「どちらでもない」4 「不満」0、大変不満」1で満足度は76 %。「社会的にいい仕事をしているのにもっと高い評価がほしい」という意見に代表されるように、受注してくる仕事の幅をもっと広げて利用者の一人ひとりが、自立して生活していける工賃レベルを目指してほしい、と同時に工賃体系の透明性を高め、利用者間の不公平感を解消してほしいとの意見・要望が見受けられます。
アンケート結果
4~17は選択式の質問のため、該当項目のみ掲載しています。
1.利用者は困ったときに支援を受けているか
【就労移行支援】利用者の生活リズムが激変するため、体調不安を抱える利用者が増加しています。また、検定合格できたこの能力が実践に耐えられるか不安、就活で勝てるもっと密度の濃い講習をうけたい、求人情報が少ない、就労活動は各自で何とかしろという感じに不安を感じる。【就労継続支援B型】仕事の少ない時期に、特定のタイピストにまとまった仕事が渡されているように感じることがあります。仕事の配分にあたり公平性を期していただきたい。工賃の公平性にもつながります。
2.事業所の設備は安心して使えるか
【就労移行支援】「建物が誰でも簡単に入ってこられる構造になっているため、裏口や非常口から施設に関係のない人が入ってこないか不安に感じたことがあり、また、施設周りをうろついたりのぞいたりする人をみたことがあるのでパソコンのセキュリテイを強化する必要があると思います」【就労継続支援B型】周辺の工事では人員を置かない場合があるので、看板や車両なども含めて、歩道の占拠に対する取り締まりを強化してほしい。
3.利用者同士の交流など、仲間との関わりは楽しいか
【就労移行支援】「結構楽しくやっている」「時と場合によるが充実している」「基礎コース時代からの人達と仲が良い」「お互いのプライバシーがあるので難しい事がある」「基礎コースから来た人と、外から応用コースに来た人との人間関係が難しい」 【就労継続支援B型】「食堂のテーブルのグループメンバーによっては楽しい時もあるが、メンバーによっては、ちょっと嫌だなと思うこともある。休憩するところがすくないので、リラックスする場所を作ってほしい。
7.【就労移行支援】
事業所での活動が就労に向けた知識の習得や能力の向上に役立っているか
パソコンのスキルの新たな学びを通して、多くの利用者が知識の習得と能力の向上を実感し検定合格もしており、訓練の満足度は高い。就労に結びつくことを願い未来への希望が大きく膨らんでいます。
8.【就労移行支援】
職場見学・職場実習等の、事業所外での体験は充実しているか
1年目の基礎コースでの訓練利用者が多く、職場実習等の事業所外活動はこれからである。
9.【就労移行支援】
工賃等の支払いのしくみは、わかりやすく説明されているか
就労移行の利用者が、当施設の就労継続支援B型事業で就業するわけではないので詳しい説明は受けていない。
12.【就労継続支援B型】
事業所での活動が働くうえでの知識の習得や能力の向上に役立っているか
「勉強会などで、辞書の引き方など、基本的なこと、まだ知らない事などを覚えることができることが役立っている」「大変役に立っている」
13.【就労継続支援B型】
工賃等の支払いのしくみは、わかりやすく説明されているか
B型のAからEランクの各平均工賃を公表し、施設の透明性を高め、自分の位置を知りたい。総額を聞いても参考にならない。 長年おりますが、この点についての詳細な説明を受けた記憶はございません。
18.事業所内の清掃、整理整頓は行き届いているか
【就労移行支援】生活スペースはとても清潔ですが、作業空間は狭いこともあり少し雑然としたところがあります。
19.職員の接遇・態度は適切か
【就労移行支援】「世間一般に比べれば大変尊重されている」「具合が悪い時に声をかけてもらって嬉しかった」「一人を除きやってくれる」「メールによる文書の書き方が上から目線(片付けろというのを撤去しろというような)」 【就労継続支援B型】「これからいろいろ生活上の問題も出てくると思うが、必要になれば援助や助言をしてくれると思う」
20.病気やけがをした際の職員の対応は信頼できるか
【就労移行支援】職員の一部に不適切な方がいます。サービス従事者としてのマナー(接遇)や緊急時対応の研修をしてもらいたいです。・【就労継続支援B型】わかれば、飛んできてくれるし、誰もよく聞いて対応してくれました。自分が具合が悪くなったとき、保健室のベッドを整えて休ませてくれました。様子も何度も見に来てくれました。一人暮らしだったので、心配してくださる人々がすぐそばにいてくださり、とても心強かったです
21.利用者同士のトラブルに関する対応は信頼できるか
・【就労継続支援B型】問題に正面から取り組まず、事なかれてきににごしてしまい、中途半端になりがちで、利用者としては不満が残る。
22.利用者の気持ちを尊重した対応がされているか
【就労移行支援】「具合が悪い時に声をかけてもらって嬉しかった」「一人を除きやってくれる」 【就労継続支援B型】「これからいろいろ生活上の問題も出てくると思うが、必要になれば援助や助言をしてくれると思う」・【就労継続支援B型】寄り添ってくれるとは思わない。寄り添ってくれていれば、仕事量や収入の不公平は生じさせないはずである。
23.利用者のプライバシーは守られているか
【就労移行支援】・私のことに限らず多くの利用者の個人情報が、他の利用者に伝わらないことが大事と思われるのに、誰もが知っているということがよくありますので、改善したほうがが良いと思います。【就労継続支援B型】・気遣いすぎる職員がいる。とてもみずくさいと思う。
24.個別の計画作成時に、利用者の状況や要望を聞かれているか
【就労移行支援】・支援計画書がどんなものか、作成の順番がまだこないのか、わからないので「非該当」です。 【就労継続支援B型】
25.サービス内容や計画に関する職員の説明はわかりやすいか
【就労移行支援】「実際の見学等でイメージが湧いた」「具体的で分かりやすかった」「いろいろ相談に乗ってもらった。こちらの意向を聴いて考えてくれた」「入口はすごく良かった。それでここを選んだ」 【就労継続支援B型】・大半が納得できたと思います。
26.利用者の不満や要望は対応されているか
【就労移行支援】「個別に時間を取り、個室で面談してくれる」「いろいろとやって頂いている」「対応してくれると思うが、実際には言ったことがない」「対応はしてくれるが、明らかに嫌がっているという態度が出る」「言いたいことがないので分からない」 【就労継続支援B型】・比較的、容易にできることはすぐにやっていただけますが、時間のかかるものについては、待たされた上、回答なしになってしまうことが多いと思います。時間がかかりそうなときは、途中経過を知らせてくれるだけでもありがたいと思います。
27.外部の苦情窓口(行政や第三者委員等)にも相談できることを伝えられているか
【就労移行支援】・名前だけは聞いたことありますが相談したことはありません。 【就労継続支援B型】朝の打ち合わせに出られないことがあるので、どうしてもライムラグがあるが、外に話を聞いてくれる相談員のことは知っている。一応説明は受けているが、今もその説明通りなのか。・何年も前に聞いたような気がするが、最近そういう人がいるかわからない。
サービス分析結果
1.利用希望者等に対してサービスの情報を提供している
- 利用希望者等が入手できる媒体で、事業所の情報を提供している
- 利用希望者等の特性を考慮し、提供する情報の表記や内容をわかりやすいものにしている
- 事業所の情報を、行政や関係機関等に提供している
- 利用希望者等の問い合わせや見学の要望があった場合には、個別の状況に応じて対応している
【講評】
本人が受けてきた教育環境を中心に面談(聞き取り)を行い、記録し把握しております。
面談時には説明に時間を要し、利用者が受けてきた教育、特に点字教育、弱視教育、普通教育、総合教育等を重点的に聞き取りを進め、本人の行動や特性を把握しています。また、その情報を記録用紙のカテゴリーごとに分類・整理し、利用者の思いや意向を引き出すことで、職員、利用者がお互いに状況を理解し合い、スムーズな活動につながるようにしています。
利用者不安やストレスが軽減され、新しい生活に移行できるように工夫しています。
サービス開始時には、前もって音声で伝えるフロッピーを渡し、内容を理解してもらいます。初回の1週間は生活支援を中心に、個々の日課に配慮しながら職員と一緒に取り組みます。その後、就労移行支援および就労継続支援では、各教室を回って各作業を体験し、興味を持った作業に参加してもらいます。その際に、職員全員が意識的に声掛けを行ったり、近くにいた職員が寄り添ったりして、利用者が無理なく、不安なくセンターでの生活に移行できるようにしています。
終了後にも関係職種と連携して継続的な支援を行っています。
一般就労が決まった利用者に対しては、職場にすみやかに定着してもらうための支援が行われています。職場の上司や関係者から情報収集をし、リーダー層(センター長、課長、係長)職員間の共有がなされ、支援会議にて事後の支援方針が決められます。OSバージョンが変更したり、PC機器の不具合等環境が著しく変化する等の問い合わせに応じ、職員が職場に訪問して支援しています。
1.サービスの開始にあたり利用者等に説明し、同意を得ている
- サービスの開始にあたり、基本的ルール、重要事項等を利用者の状況に応じて説明している
- サービス内容や利用者負担金等について、利用者の同意を得るようにしている
- サービスに関する説明の際に、利用者や家族等の意向を確認し、記録化している
2.サービスの開始及び終了の際に、環境変化に対応できるよう支援を行っている
- サービス開始時に、利用者の支援に必要な個別事情や要望を決められた書式に記録し、把握している
- 利用開始直後には、利用者の不安やストレスが軽減されるように支援を行っている
- サービス利用前の生活をふまえた支援を行っている
- サービスの終了時には、利用者の不安を軽減し、支援の継続性に配慮した支援を行っている
【講評】
利用者のニーズに合ったアセスメントシートを活用し、計画に反映させています。
アセスメントは、「健康・身体」「社会生活希望」「就労」の3領域に分けられ、それぞれの項目ごとに状況が記載でき、確認しやすいようにチェック形式にもなっています。さらに、利用者の希望・思い・困っていること、気になること・気付いたこと・支援の必要性等、詳しく記述できます。変化があれば管理者、相談員(精神保健福祉士)も交えて職員会議や支援会議で個々の課題やニーズの分析を行っています。その他にも、毎日の職員会議で利用者の状況を報告し、個別支援計画、各ケース記録に記載し、日々の状況の変化に応じた対応を実践しています。
本人のできることに焦点を合わせ自立支援に向けたサービス計画を心掛けています。
担当スタッフは、利用者の持っている将来の夢を尊重するとともに、アセスメントの際に聞き出した利用者の思い・ニーズをもとに、具体的に就労に結びつく手立てを利用者と一緒に考えながら個別支援計画を作成しています。利用者の状況は、障害状況および就労意向支援ごとに、本人のできること、できないことを明確に記録し、長期・短期目標を定めています。また、支援会議の際に、本人のできる部分をどのように支援計画に反映できるかを検討し、利用者の自立を促しています。
ネットワークシステムを構築し、記録の合理化と迅速な情報共有を目指しています。
記録の合理化を目的として、施設内パソコンネットワーク上に共有フォルダーを立ち上げ、個別支援計画、モニタリング表、ケース記録、訓練記録等を参照・活用できます。朝の朝礼、支援会議、職員の申し送りや引き継ぎ等で情報を共有すると共に、リアルタイムに作業内容を把握することができます。ハッカーや漏えい等の不祥事に備えるため、ネットにつながっていないパソコンに定期的にバックアップを取るようにしたり、複数の職員が記録歴を付け、無断で外部に持ち出すことができないよう工夫しています。
1.定められた手順に従ってアセスメントを行い、利用者の課題を個別のサービス場面ごとに明示している
- 利用者の心身状況や生活状況等を、組織が定めた統一した様式によって記録し、把握している
- 利用者一人ひとりのニーズや課題を明示する手続きを定め、記録している
- アセスメントの定期的見直しの時期と手順を定めている
2.利用者等の希望と関係者の意見を取り入れた個別の支援計画を作成している
- 計画は、利用者の希望を尊重して作成、見直しをしている
- 計画は、見直しの時期・手順等の基準を定めたうえで、必要に応じて見直している
- 計画を緊急に変更する場合のしくみを整備している
3.利用者に関する記録が行われ、管理体制を確立している
- 利用者一人ひとりに関する情報を過不足なく記載するしくみがある
- 計画に沿った具体的な支援内容と、その結果利用者の状態がどのように推移したのかについて具体的に記録している
4.利用者の状況等に関する情報を職員間で共有化している
- 計画の内容や個人の記録を、支援を担当する職員すべてが共有し、活用している
- 申し送り・引継ぎ等により、利用者に変化があった場合の情報を職員間で共有化している
1.個別の支援計画等に基づいて、利用者の望む自立した生活を送れるよう支援を行っている
- 個別の支援計画に基づいて支援を行っている
- 利用者一人ひとりに合わせて、コミュニケーションのとり方を工夫している
- 自立した生活を送るために、利用者一人ひとりが必要とする情報を、提供している
- 周囲の人との関係づくりについての支援を行っている
【講評】
一人ひとりに合わせた個別支援に基づき、生活および就労支援を行っています。
個々の状況や本人の意向に合わせた支援計画を作成し、定期的に支援会議で検討しています。利用者の課題・ニーズから長期・短期目標を導き出し、それぞれの支援内容、留意点を明らかにしながらサービスに結び付けています。【就労移行支援】では、就労する上でも役に立つ技術(文章作成、データ活用)の習得を目指していることから、その状況や特徴を具体的に明示して作成します。【就労継続支援B型】では、テープ起こし作業が中心となっていることから、個々の特性に配慮しながら工賃アップにつながるよう支援に努めています。
文字情報を音声情報に置き換えるなど、利用者に合わせて意志疎通を図っています。
一人ひとりの障害の特性に応じてコミュニケーションの方法を変えています。例えば、弱視・視覚障害など見え方が異なる場合、パソコン画面の拡大や白黒反転などを使って見やすくしたり、文字の情報を音声で伝えるようにしたり、図や画像はテキスト文章だけで理解できるように加工しています。また、難聴者の場合、声のトーン領域を変更したり、聞こえるように座席の位置を変えたり、補聴器が使えない人にはヘッドホンを貸したりしています。
利用者の生活状況を考慮しながら周辺の人々の関係作りを実践しています。
職員は利用者の環境に配慮し、周囲の人との関係作りを円滑に取り組むことができるようさまざまな支援を行っています。地域のお祭り、研修会、福祉機器等の展示会等の情報が入ると翌朝の朝礼の際に周知したり、電子データを使って伝えるようにしています。休憩室で同僚同士が話がしやすいよう机やテーブルの位置を変えるなどしています。その他の行事として、水曜サロン(音声ガイド付き映画上映会、研修会)、地域緑化推進事業への植栽参加などを通じて関係づくりを支援しています。
2.利用者が主体性を持って、充実した時間を過ごせる場になるような取り組みを行っている
- 利用者一人ひとりの意向をもとに、その人らしさが発揮できる場を用意している
- 事業所内のきまりごとについては、利用者等の意向を反映させて作成・見直しをしている
- 室内は、採光、換気、清潔性等に配慮して、過ごしやすい環境となるようにしている
- 【食事の提供を行っている事業所のみ】
利用者の希望を反映し、食事時間が楽しいひとときになるよう工夫している
【講評】
利用者が主体的に個々の力を発揮できる場を提供しています。
本人の取り組み状況や達成レベルを確認し、定期的に達成目標を変更するなどして本人の意欲を失わないよう支援しています。【就労移行支援】では、パソコンを動かしてもらい、どんなものかを体験させています。また、パソコンを使うと作業時間が短くなったり簡単に編集できるなど、その利便性をわかりやすく伝えています。「就労継続支援B型」では、スキルの高い利用者は、職場という位置づけを持ちながら誇りをもって作業をしています。 利用者が責任と自覚をもって、毎日意義ある生活が送れるよう支援しています。
施設内のルールやマナーは利用者の意向を反映させて作成しています。
施設内の決まりごとは、入所時に重要事項を使って詳しく説明をしていますが、必要に応じて利用者の意見を取り入れています。事務職員や担当者は、意見や要望がないか利用者とメールで意見交換をします。また、朝礼や安全・防災対策委員会で意見や案を出してもらったり、、定期的に開催する利用者自治会(ひまわり会)で集約してもらいます。苦情窓口担当者は、集めた意見を上司や管理者に伝え、随時決まり事を見直しています。
利用者が快適な環境で過ごせるように取り組んでいます。
利用者が参加した安全・防災対策委員会で快適な生活環境を維持するための方法を話しあっています。訓練室や作業室は、職員が毎日掃除を行い、業者による週1回の清掃と2ヶ月に1回クリーニングが入ります。利用者によっては、パソコンに光が入らないよう遮光カーテンを設ける場所を確保したり、階段に鈴をつけて注意を促したりしています。さらに、不測の事態に備え、非難誘導灯等の周知も図っています。
3.利用者が健康を維持できるよう支援を行っている
- 利用者の健康状態に注意するとともに、利用者の相談に応じている
- 健康状態についての情報を、必要に応じて家族や医療機関等から得ている
- 通院、服薬、バランスの良い食事の摂取等についての助言や支援を行っている
- 利用者の体調変化(発作等の急変を含む)に速やかに対応できる体制を整えている
- 【利用者の薬を預ることのある事業所のみ】
服薬の誤りがないようチェック体制を整えている
【講評】
不調の様子の時には声をかけ、利用者の健康に常に注意を払っています。
朝礼や休憩等で、利用者の様子や表情に注意して見守りをしています。さらに、様子が気になる場合には声かけを行い、様態を聞いて対応します。毎年、健康診断を実施し、その結果を利用者や必要に応じて家族に伝えています。診断結果で要観察や疾患が出てきた場合には、個別に面談等で情報を伝えるとともに、かかりつけ医に相談するように促します。
家族や医療機関から情報を収集し、利用者の健康状態を把握しています。
ほとんどの利用者は自立した生活を送っており、個々の健康管理も自分で行っています。具体的には緊急時に備え、受け入れ側に有益な情報を家族から聞いて把握しています。また、家族から聞いた利用者の健康状態を医療機関に情報提供できるよう体制を整えています。
利用者の急変時には、迅速な対応を心掛けています。
利用者の中には、視覚障害以外にも、内臓疾患や糖尿病、聴覚障害、心疾患、身体障害、精神障害をもつ人も少なくありません。そのため、利用者の障害特徴を考慮しながら、健康状態に影響を与えるリスクを想定し、嘱託医の助言を受けながら通院や服薬支援を行います。体調に異変があった時は、健康診断個人表、ケース記録をもとに、健康マニュアルに沿って対応しています。
4.利用者の意向を尊重しつつ、個別状況に応じて家族等と協力して利用者の支援を行っている
- 家族等との協力については、利用者本人の意向を尊重した対応をしている
- 必要に応じて、利用者の日常の様子や施設の現況等を、家族等に知らせている
- 必要に応じて家族等から利用者・家族についての情報を得て、利用者への支援に活かしている
【講評】
職員は家族との関係を把握して支援しています。
職員は、家族との関係を把握し個々に沿った支援をしています。体調に変化があったときに、余り喋らない利用者や精神疾患があって本人からの聞き取りが上手く出来ない利用者の場合は、家族からの情報提供を得るようにしています。その場合でもサービスの利用決定はあくまでも利用者自身にある為、主体性を持てるように本人の意向を尊重した上で、提供を受けた情報を支援に生かしています。
利用者の意向を尊重して日常のようすなどを家族に知らせています。
利用者の日常の活動状況や事業所の現況などは「センターだより」に掲載し利用者にも直接渡しています。こうすることにより必要に応じ家族が利用者の様子を把握できるようにしています。家族からの問い合わせがあった場合は、利用者の意向を確認したうえでケース記録の内容を知らせるようにしています。
支援計画のモニタリング報告で家族からの情報を活かしています。
通所事業所では、利用者が安心して長く作業が遂行できるためには利用者自身の生活の場を得ることが必要であると捉えています。家族や関係者との協力関係を重視し、報告・連絡を大切にしています。支援計画(就労移行は3ヶ月、就労継続B型は6ヶ月)のモニタリング報告を行っており、その際は、必ず利用者本人に伝えて承諾をとり、日常の勤怠や人間関係のトラブルなど家族等の情報を共有して改善策を練るようにしています。
5.利用者が地域社会の一員として生活するための支援を行っている
- 利用者が地域の情報を得られるよう支援を行っている
- 利用者が地域の資源を利用し、多様な社会参加ができるよう支援を行っている
【講評】
利用者が必要な地域情報を得られるようにしています。
事業所では、利用者が住んでいる市区町村、福祉事業者、保健医療サービス等、多方面と連携し、利用者に必要な情報を収集しています。具体的には、福祉関係新聞や点字新聞、各種機器展、セミナーなどを参考にし、また、町内会、障害者就労支援連絡会、障害者自立支援ネットワーク事業、日盲社協、全国社会就労センター協議会、進路対策等の諸連絡会などから収集しています。集まったそれらの情報は、職員が必要な情報か吟味し、毎朝行われる利用者朝礼や月1回行われる利用者懇談会で地域情報の案内をしている他、メール等で配信しています。
地域の一員として参加できるよう地域資源の活用に努めています。
事業所では、理念として「地域社会において営むことができるよう支援」することを掲げ、地域資源を活用し、地域社会の一員として過ごせるよう支援しています。具体的に利用者は、地域防災協定を締結し、町内会の防災訓練(防災訓練、防災会議、再開発説明会等)に参加しています。また、中学生のボランティアの受け入れや町内会のお祭りに参加したり、「障害者による地域緑化推進事業」(施設前に四季折々の花を植える)を推進しています。さらに助成事業にもなっているので就労継続支援B型利用者の工賃にも反映されています。
地域と連携を密に図り、安心した歩行ルートが確保できるよう努めています。
地区の地域まちづくり協議会にメンバーと参加して地域と連携し、利用者の安全確保に取り組んでいます。具体的には、視覚障害者の視点から駅前再開発計画へバリアフリーの対策を働きかけたり、信号のない交差点に横断歩道(エスコートゾーンあり)が作られ、一層安全に歩行できるルートが設置されました。また、安全・防災委員会により、利用者の意見や要望を検討しながら施設の意見として活かされています。
9.【就労移行支援】就労に向けて、必要な知識の習得や能力向上のための訓練等の支援を行っている
- 利用者が働く意欲を持てるような取り組みを行っている
- サービス期間内に就労に結びつくことができるよう工夫している
- 生活リズムや社会人としてのマナーの習得等の就労に向けた支援を行っている
- 就労に向けた職場見学や実習等、実際に職場にふれる機会をとりいれた支援を行っている
- 就労支援機関と密接な連携をとり、利用者が力を発揮できる就労先に結びつくよう支援を行っている
- 就労後も利用者一人ひとりに応じて職場定着等の支援を行っている
【講評】
長年の職能開発センターの実績を踏まえて、利用者ニーズに応じた支援を行っています。
平成6年に現在の前進でもある事務処理科がスタートし、利用者のニーズに対応するために、個々のレベルに合わせ3つのコースを設けています。初心者にはタッチタイピングの練習等、基礎から段階的に教える「基礎コース」、日商PC検定受験対策、秘書検定受験対策、英会話学習等や画面読み上げソフトを使用し高度な訓練を行う「応用コース」、フルキー六点漢字入力の習得、聞き書きくんを使用した速記の技術を身につける「速記コース」があり、多様な利用者のニーズに対応できるよう訓練内容の充実を図っています。
就労に結びつくよう実践的な訓練を行っています。
就労移行支援事業では2年間で必要な技術を習得するよう支援しています。企業への就労ケースも多く「日商PC検定(3級)」「秘書検定」の資格取得を目指し試験対策を行ったり、「英会話」などの一般教養についてもカリキュラムに取り入れています。更に「履歴書の書き方」「模擬面接」等就労の際に必要な実戦的支援を行っています。受験も音声読み上げソフト等を使用しパソコンで受験の結果、日商PC検定で文書作成3級、データ活用3級、秘書検定2級・3級などに多数の合格者を出し、2年間で新規就職者が26名という実績を上げています。
各種就労支援機関と交流・連携して成果をあげています。
今までの職能開発センターのノウハウを活かして就労及び職場定着の支援に努めています。ハローワークや地域障害者就労支援センター、人材紹介会社等と密接な連携を取り、就職説明会・面接・就労先の紹介などの協力を得ています。必要に応じ職場見学や実習を行ったり、実際に職場に触れる機会を提供しています。この結果2年間で26名が就職するなどの実績をあげています。また、就職後も職場定着の為に、定期的に職場訪問したり、作業環境の相談を受けたり、最新の情報を提供するなど、個別のニーズに応じた職場の定着支援に取り組んでいます。
11.【就労継続支援B型】就労の機会の提供や、知識の習得及び能力向上のための支援を行っている
- 自発的に働きたいと思えるような取り組みを行っている
- 働くうえで、利用者一人ひとりが十分に力を発揮できるよう支援を行っている
- 工賃等のしくみについて、利用者に公表し、わかりやすく説明している
- 受注先の開拓等を行い、安定した作業の機会を確保できるよう工夫している
- 商品開発、販路拡大、設備投資等、工賃アップの取り組みを行っている
【講評】
難易度による作業区分を設け、自発的にランクアップができる体制を作っています。
当事業所の主たる作業は「テープ起こし」で、録音された音声を文字化したり、テープダビング編集作業などを行っています。その内容は官公庁の審議会や審査会、講演会などで録音した音声記録を議事録として文字化し編集を行うもので、高度な技術と専門用語の知識を要します。そのため作業の難易度に応じ五つの作業区分を設け、作業の正確性・迅速性が上がり高度の作業が可能になれば工賃がアップし働く意欲も向上します。ただ、能力的に多少努力しても最低区分から抜け出せない人と上位区分の人との工賃格差をどう適正に保つかの問題があります。
協力者による個別支援体制があります。
働くうえで、一連の作業の中で文書化された内容を校正し製品の質を高める協力者が配置されており、利用者一人ひとりが安心して十分に力を発揮できるよう配慮されています。作業では、利用者がテープ起こしを授産作業として行っています。その際に、音だけが手がかりとなる利用者の支援(テープ録音)が必要になるため、協力者に会議の現場で収録作業(録音とメモ取り)をお願いしています。多くの人に体験してもらうよう有償ボランティアとして位置づけ、希望者にも一度見学や来訪してもらい納得の上お手伝いをしてもらっています。
積極的に資格受講を支援し、利用者の能力向上とやる気を促しています。
施設では、複雑・巧妙化する作業に対応できる人材育成をするために、サービス管理責任者および目標工賃達成指導員の配置をしています。また、根本的な課題に踏み込んで能力向上をするため、職域の拡大、雇用の促進を図ることを目的に、パソコン検定(3級)、秘書検定(2・3級)、ビジネス電話実務検定試験(知識A・B級)等多様な資格受講を積極的に支援しています。本人の能力に合うよう、個別にカウンセリングを実施したり、実際に取得された人のコメント文を紹介したり、直接話を聞きながらイメージを持ってもらうようにしています。
【講評】
利用者のプライバシー保護を徹底しています。
利用契約書の「秘密の保持等」で個人情報の取り扱いについて明示しており、個人情報を外部に提供する場合は、その範囲、提供先を明確にして、本人の同意を得ています。日常の支援の中で利用者の羞恥心等プライバシーに配慮することは全職員の共通認識であり、個人的な相談などは相談室で行うことを基本としています。利用者からもプライバシーを侵害されたとの声は上がっていません。
個人の意思を尊重し利用者本位を徹底しています。
毎日の支援の中で利用者の権利を擁護する為に、権利擁護規定、障害者虐待防止の手引きを活用しています。利用者本位の支援を徹底し、利用者の気持ちを傷付ける言動、放任、虐待、無視の防止に努めるように全職員を指導しています。何か問題が生じた場合は速やかに関係機関(行政、医師、地域のワーカー等)及び家族に連絡する体制を整え、連携も取っています。虐待防止の研修会に参加し、研修報告書を回覧しかつ共有フォルダー化することで全職員が共有し、利用者への適切な支援に取り組んでいます。
接遇や虐待への対応について、研修や面談を通じて職員に周知徹底しています。
定期的に行われる内部研修では、虐待防止マニュアルを再確認したり、利用者に対する不適切な言動・態度について話し合い、その情報を朝の朝礼で職員に周知しています。また、利用者の気持ちを傷つけるような言動は、気づいた職員が主任相談員や管理者に伝え、主任が面談の上不適切な対応について指導します。現時点で虐待事案は発生していませんが、事故防止委員会の中で最善の処置、対応を行うことができるようシュミレーションを行っています。
1.利用者のプライバシー保護を徹底している
- 利用者に関する情報(事項)を外部とやりとりする必要が生じた場合には、利用者の同意を得るようにしている
- 個人の所有物や個人宛文書の取り扱い等、日常の支援の中で、利用者のプライバシーに配慮した支援を行っている
- 利用者の羞恥心に配慮した支援を行っている
2.サービスの実施にあたり、利用者の権利を守り、個人の意思を尊重している
- 日常の支援にあたっては、個人の意思を尊重している(利用者が「ノー」と言える機会を設けている)
- 利用者の気持ちを傷つけるような職員の言動、放任、虐待、無視等が行われることのないよう、職員が相互に日常の言動を振り返り、組織的に予防・再発防止を徹底している
- 虐待被害にあった利用者がいる場合には、関係機関と連携しながら対応する体制を整えている
- 利用者一人ひとりの価値観や生活習慣に配慮した支援を行っている
【講評】
業務標準化のため各種必要な作業マニュアルが整備、管理されています。
日々の業務では音声パソコンによるテープ起こしの訓練が中心となるため、作業・支援・音声・QC等の各種マニュアルを作成し、業務の標準化を図っています。業務では、速記チームや訓練向上チームなどに分かれているのでマニュアルでは特徴や違い等がわかるようになっています。また、定期的に行われる支援会議および週1回開催する幹部会議では、利用者の意向を尊重しながら、多様な福祉サービスが提供されるように必要な基本事項を定め、職員に周知しながら標準化を図っています。
利用者の意見を反省させ各種マニュアルを整理し、定期的に見直しを実施しています。
マニュアルは、各事務室・フロアに設置して職員がいつでもわからないことがあった場合、手引書を見て支援の技術や知識を確認できるようになっています。利用者の自治会である「ひまわり会」で定期的に話し合いを積み重ね、利用者の提案や意見を聴取しています。さらに、その提案や意見を事例として職員が定期的に開催される支援会で検討し、基本事項や手順改善に取り組んでいます。例えば、パソコンの新ソフトを導入する場合、音域障害や聴力障害等個々の利用者の意見にも耳を傾け、利用者全員が活用できるように見直しをして検討しています。
業務の一定水準を確保するための教育・周知に力を入れています。
改訂されたサービスの基本・手順等は、毎朝の朝礼や夕方のミーティングで職員に行きわたるようにしている。職員の研修につては、年間の研修計画をもと、自主研修等の要望があればいつでも行けるようになっている。また、新たな資格取得に挑戦したい職員は、管理者と相談・面談を実施し、可能と判断されれば日程や費用についても支援を行っている。更に各業務ごとに主・副担当性および協力者である指導者・先輩から相談・助言をしています。利用者および職員による安全や防災対策は自主的な会合で話し合われ、全職員に周知し安全意識を高めています。
1.手引書等を整備し、事業所業務の標準化を図るための取り組みをしている
- 手引書(基準書、手順書、マニュアル)等で、事業所が提供しているサービスの基本事項や手順等を明確にしている
- 提供しているサービスが定められた基本事項や手順等に沿っているかどうかを定期的に点検・見直しをしている
- 職員は、わからないことが起きた際や業務点検の手段として、日常的に手引書等を活用している
2.サービスの向上をめざして、事業所の標準的な業務水準を見直す取り組みをしている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等は改変の時期や見直しの基準が定められている
- 提供しているサービスの基本事項や手順等の見直しにあたり、職員や利用者等からの意見や提案を反映するようにしている
- 職員一人ひとりが工夫・改善したサービス事例などをもとに、基本事項や手順等の改善に取り組んでいる
3.さまざまな取り組みにより、業務の一定水準を確保している
- 打ち合わせや会議等の機会を通じて、サービスの基本事項や手順等が職員全体に行き渡るようにしている
- 職員が一定レベルの知識や技術を学べるような機会を提供している
- 職員全員が、利用者の安全性に配慮した支援ができるようにしている
- 職員一人ひとりのサービス提供の方法について、指導者が助言・指導している
- 職員は、わからないことが起きた際に、指導者や先輩等に相談し、助言を受けている
事業者のコメント
このセクションは事業者によって更新される情報です。
評価情報
【評価実施期間】
2014年10月22日~2015年2月10日
評価結果のダウンロード
本ページの内容をPDFファイル形式でダウンロードできます。
」が混在する場合は、標準項目の順番にかかわらず、左端から「
【講評】
利用者が入手・理解しやすいホームページやパンフレット等で活動を周知しています。
視覚障害者が情報を得やすいよう資料全体の配色やレイアウトに配慮したり、文字の大きさや画面を調整できるソフトをホームページに導入しています。また、パンフレットは、伝えたいことを簡潔にまとめてキャッチコピーにしたり、テキストデータでわかる形に加工し、文字や色で表現しずらい部分には図や写真を使って伝わりやすいよう工夫されています。「詳しい情報は」としてURLの紹介を併記し、支障のない範囲で問い合わせ先の掲載が直ぐにわかるようにしています。
丁寧に分りやすく編集した機関紙が、事業所のさまざまな情報を伝えています。
年1回発行のセンターだよりを作成し、行政関係や相談支援センター、全国の盲学校、視覚障害者団体等に送付したり、知り合いの機関や本センターの窓口に置き、自由に持ち帰ることができるようにしています。色弱者など色を識別しにくい人にも間違えにくい色を選んだり、読みやすくひらがなのルビを振り、SPコード(専用の読取装置による音声で文字情報が聴ける)で読み取りが可能になっています。事業者が目指すことや活動状況の紹介、採用された利用者の声を集めた就職レポート、広く利用者の声を吸収して、親しみやすい広報活動を行っています。
問い合わせや見学希望者には安心感を持ってもらうことを心がけて案内しています。
連絡や訪問をしてくれた人に安心してもらうことで「また連絡したい」と思ってもらえるように接し方や案内に工夫をこらしています。年間で500件以上の相談や問い合わせが来ることから、電話対応専門の職員を配置し、相談記録ノートに詳しく残しています。施設内において、安全に、快適に過ごせるように、階段ごしに鈴を付けたり、連絡表の点字、拡大表示などを設けています。実際に作業活動を見学しながら施設の雰囲気を感じ取ることができたり、直接利用者から話を聴くことができるように調整し、見学者の理解が深まるようにしています。