フォローアップ研修(専門コース)「知的障害のある人への、一人ひとりに応じた支援とは」
第1日目の講習を実施しました!




 東京都福祉サービス評価推進機構では、現在の評価者のスキルアップを目的としたフォローアップ研修を実施しています。研修内容はその都度さまざまなものを組んでいますが、今年度も昨年度に引き続き障害分野の研修を企画しました。今回は知的障害のある人への支援に焦点をあてるとともに、昨年度の研修結果や受講者の意見を踏まえ、都内の入所更生施設の現場体験(1日)をとりいれた研修を実施することにしました。これは東京都社会福祉協議会知的発達障害部会のご協力のもと実現したもので、この分野の研修としてはじめて行なう現場体験となります。
 10月2日(月)に、第1日目の研修となる講義を行いました。当日は、立教大学コミュニティ福祉学部教授の赤塚光子先生から、10月1日から本格施行された「障害者自立支援法」について、続いて知的障害者入所更生施設 パサージュいなぎ施設長の山本あおひさんから、入所更生施設の現状についてお話いただきました。
 山本施設長の講義では、赤塚先生の講義を受け、現場として同法をどのようにとらえているのかを具体的にお話いただくとともに、評価を受けた事業所の施設長として、第三者評価を受けたことによるメリットや、評価機関、評価者として注意してほしいことなどのお話もありました。
 今後、ご協力いただいた都内14施設での現場体験を行い、そのフィードバックとしてグループワークを12月に行ないます。
 この研修を通して、障害のある人への支援について新たな気づきを得るとともに理解を深め、今後の評価活動に活かしていただきたいと考えています。


●研修日程
 10月 2日(月)          講義
 10月 3日(火)〜11月末日  都内入所更生施設での現場体験(各自1日)
 12月11日(月)、19日(火)   グループワーク(いずれかの日程で1日)



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